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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

12月の31日つまり大晦日が誕生日という事で2年前から12月には巻毎のヴォルデモートを取り上げています。13才の誕生日にハリーはテレビで脱獄囚のニュースを見ました。ところが実はその脱獄囚は魔法使いだった!およそ1週間後にハリーはそれを知らされて驚く事になりました。しかもその男は・・・(全3項目)

3-1.実はあの脱獄犯が!
その日はハリー13才の誕生日でした。夜中の2時過ぎにはロンとハーマイオニーそれにハグリッドからのプレゼントが届きハリーは生まれて初めて誕生日がうれしいと思う事ができました。その一方でダーズリー一家たちは?

翌朝ハリーが朝食を取りにキッチンに下りて行くとダーズリー一家は既にもう全員が席に着いていました。3人とも「誕生日おめでとう」と言わないのはもちろんの事でハリーが入って行っても気づいた素振りさえありません。

ハリーはもう慣れていて気にもしませんでした。3人は最近買ったばかりのテレビを見ていました。ダドリーが居間にあるテレビとキッチンの冷蔵庫の間が遠くて歩くのが大変だと文句たらたらだったので購入したんですよね。

そのテレビではアナウンサーが脱獄囚のニュースを読んでいる最中でした。バーノン叔父さんは新聞を読みながら上目使いにテレビに映った脱獄囚の顔を見てフンと鼻を鳴らしこう文句を言うとじろりと横目でハリーを見ました。

「奴が悪人だとは聞くまでもない。一目見れば判る。汚らしい怠け者め!あの髪の毛を見てみろ!」

父親譲りのハリーのくしゃくしゃ頭はいつもバーノン叔父さんを苛立たせました。テレビの脱獄囚はやつれた顔にまといつくようにもつれた髪が何と肘のあたりまで伸びていました。それに比べれば自分は随分身だしなみがいい。

ハリーはそう思いました。ところがそこで画面がアナウンサーの顔に戻り次のニュースに移ってしまったのでバーノン叔父さんはアナウンサーに向かって吼えかかりました。その男がどこから脱獄したか言わなかったからでした。

でもそれには理由がありました。実はこの脱獄囚は魔法使いで魔法界の監獄アズカバンを脱走したのです。だからどこの監獄から逃げたと言ってもテレビを見ているマグルには場所の見当が全くつかないというわけなんですよね。

そして今年度はこの男がハリーの周りに荒波を起こす事になるのです。

3-2.夜の騎士(ナイト)バスに乗って
ロンとハーマイオニーからプレゼントを貰い初めて誕生日が来たのをうれしいと思う事ができた。ハリーのそんな高揚した気持ちは朝食を取りにキッチンに来た次の瞬間にバーノン叔父さんのこの一言で消え去ってしまいました。

「ペチュニア。わしはそろそろ出かけるぞ。マージの汽車は10時着だ」

マージ叔母さんがここに来る?マージ叔母さんはバーノン叔父さんの妹で田舎にある大きな庭付きの家に住んでブルドックのブリーダーをしていました。生き物を扱う仕事をしているのでプリベット通りにはたまにしか来ません。

しかしその1回1回の恐ろしさがありありとハリーの脳裏に焼きついていました。そして今回もまた凄まじくハリーはついに堪忍袋の緒が切れてマージ叔母さんは風船のように膨れ上がってしまい空中に舞い上がる事となりました。

ハリーは怒りで前後の見境がなくなっていました。部屋に戻ってマージ叔母さんを元通りにしろと怒鳴るバーノン叔父さんにハリーは杖を突きつけ「当然の報いだ。身から出た錆だ。僕に近寄るな」と言って家を飛び出しました。

ところが暗い通りに10分ほど座っていると別の感情がハリーを襲いました。全くどこに行くあてもなく1人で取り残されている。さらに悪い事に今まさに本当に魔法を使ってしまった。自分はホグワーツから追放されてしまう。

さらに「このままここにじっとしているわけにはいかない」と思いハリーがトランクから「透明マント」を取り出そうとすると後方から視線を感じるのです。杖先に灯りを点すと何やら図体の大きなものの輪郭が見えたのでした。

ハリーは後退りしました。トランクにぶつかって足を取られました。倒れる体を支えようと片腕を伸ばした弾みに杖が手を離れて飛びハリーは道路脇の排水溝に落ちました。その時耳を劈くような「バーン」という音がしました。

一瞬ハリーは自分は打ち所が悪くておかしくなったのかとそう思ってしまいました。突然目の前に3階建ての派手な紫色のバスが出現したからです。フロントガラスの上には金文字で「夜の騎士(ナイト)バス」と書かれています。

「ナイト・バスがお迎えに来ました。迷子の魔法使い魔女たちの緊急お助けバスです。杖腕を差し出せば参じます。ご乗車ください。そうすればどこなりとお望みの場所までお連れします。私はスタン・シャンパイク」

バスから降りて来た男が大声でこう呼びかけました。ところが「車掌として今夜」と言った所で黙ってしまいました。地面に座り込んでいるハリーを見つけたからです。ハリーは落とした杖を拾うと急いで立ち上がったのでした。

「そんなとこですっころがっていってぇなにしてた?」

スタンは職業口調を忘れてこう訊きました。ハリーは「転んじゃって」と答えました。転んだ弾みにハリーが杖腕を上げたので参上したのでした。ハリーはこの「夜の騎士(ナイト)バス」でロンドンに向かう事になったのでした。

3-3.たった1つの呪いで
こうしてハリーは「夜の騎士(ナイト)バス」でロンドンを目指す事になりましたがプリベット通り4番地ではマージ叔母さんを無事下ろす事ができただろうかとそれが心配でハリーは到底眠る事などできなかったというわけです。

するとスタンが「日刊予言者新聞」を広げて読み始めました。一面記事に大きな写真が載っていてそれがほぼ1週間前にテレビのニュースで見た脱獄囚だったためハリーはひどく驚かされる事になったというわけなんですよね。

「この人!マグルのニュースで見たよ!」

驚くあまりハリーはこう言って一瞬だけ自分の悩みを忘れました。あの脱獄囚シリウス・ブラックは魔法使いだった!ハリーが呆気に取られているとスタンは「もっと新聞を読まねぇといけねぇよ」と言って一面を渡しました。

記事には魔法大臣コーネリウス・ファッジがシリウス・ブラックの脱獄をマグルの首相に知らせて国際魔法戦士連盟の一部から批判されている事やシリウス・ブラックがたった一度の呪いで13人も殺害した事が書かれていました。

この人たった1つの呪いで13人も殺害したの?新聞を返しながらハリーがこう訊くとスタンからは目撃者もいるし真っ昼間だったので大した騒ぎだったとの答えが返って来ました。さらにスタンはハリーにこうも言ったのでした。

シリウス・ブラックは「例のあの人」の一の子分だった。ハリーが何気なく「え?ヴォルデモートの?」と言ってスタンと運転手のアーニー・プラングをパニック状態に陥れてしまいましたがスタンがさらに説明してくれました。

「例のあの人」つまりヴォルデモートに物凄く近かったんだそうです。ハリー・ポッターがしっぺ返しをした時にはヴォルデモートの手下は一網打尽だった。ヴォルデモートがいなくなってしまってはお終いだと誰もが観念した。

おとなしく捕まった。だがシリウス・ブラックは違った。スタンが聞いた話によるとヴォルデモートが魔法界を支配する事になったらシリウス・ブラックはナンバー・ツーになると思っていたんだそうです。だけど駄目になった。

駄目にしたのはハリーというわけです。ハリーは額の傷痕を前髪で隠してスタンには自分の名前は「ネビル・ロングボトム」だと言っていました。とにかくシリウス・ブラックはマグルで混み合う道の真ん中で追い詰められた。

それでシリウス・ブラックが杖を取り出して道の半分ほどを吹き飛ばしてしまった。巻き添えを食らったのは魔法使いが1人とちょうどそこに居合わせた12人のマグルだった。この事件はガス爆発事故という事になったそうです。

今日の最後に
シリウス・ブラックはヴォルデモートの一の子分だった。しかしそれはとんでもない誤解だった。実際にそうだったのは12人のマグルと共に殺害されたとそう思われていた魔法使いのピーター・ペティグリューだったんですよね。

しかし脱獄してからのシリウスの行動が「どう見てもハリーの命を狙っているとしか思えない」という有り様だったためにハリーはまたしても騒動の渦中に巻き込まれる事になってしまいました。さらに追い打ちをかけたのは?

何故ハリーの両親は殺害されたのか?

その事の経緯だったんですよね。

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