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ハリーは1年生の時に初めての飛行訓練授業での飛びっぷりをマクゴナガル先生に認められグリフィンドール・チームのシーカーに抜擢され出場した試合は全て勝ちでした。ところが3年生になって最初の試合で初めての敗北を期する事となってしまいました。そこでフレッドとジョージがある事をしてくれたのですが・・・(全3項目)

3-1.再び吸魂鬼が
夏休み最終日にハリーが心ならずも盗み聞きしてしまったウィーズリー夫妻の話の中では吸魂鬼の事も話題になりました。ダンブルドア校長は学校の入口付近に吸魂鬼を配備する事を不満ではあったものの同意したんだそうです。

シリウス・ブラックを捕まえるために配備されるのに何故不満なのか?ウィーズリーおばさんがこう訊くのに対してアーサー氏は「ダンブルドアはアズカバンの看守たちがお嫌いなんだ」とそう答えたというわけなんですよね。

そしてアーサー氏もまた嫌いだと言うのです。しかしシリウス・ブラックのような魔法使いが相手では嫌な連中とも手を組まなければならない事もある。アーサー氏のほうも苦渋の思いを抱いているとそういうわけなんですよね。

この時のハリーはアズカバンの看守すなわち吸魂鬼の事をほとんど知らなかったのでその恐ろしさもまた知りませんでした。でもホグワーツ特急が吸魂鬼の捜索を受け遭遇した事でハリーもその恐ろしさを知ったというわけです。

ところが新学期初日のホグワーツ特急で出くわしたのに続いてハリーはまた吸魂鬼に遭遇してしまい再び気を失う事となってしまいました。今年度のクィディッチの初戦の際に競技場に吸魂鬼が入って来てしまったんですよね。

今シーズンの初戦の相手はスリザリンではなくハッフルパフでした。シーカーのドラコ・マルフォイの腕の怪我がまだ治っていないという理由でした。しかし本当の理由は悪天候の中でプレイをしたくないという事のようでした。

気がついた時ハリーは病棟のベッドの上でした。そこでハリーは自分が20メートルも上から落ちた事やハッフルパフ・チームのキャプテンでシーカーのセドリック・ディゴリーがスニッチを取って負けた事を聞かされたのでした。

そしてニンバス2000が「暴れ柳」にぶつかって粉々になってしまった事も知らされたのでした。ハリーは1年生の時にマクゴナガル先生に初めての飛行訓練授業での見事な飛びっぷりを認められシーカーに抜擢されたんですよね。

それ以来ハリーにとっては初めての敗北でした。

3-2.クリスマス休暇の前日に
ハリーがメンバーに加わってからグリフィンドール・チームは「4試合」を戦いました。今回のハッフルパフ戦は5試合目でした。過去の4試合は「3勝1敗」でしたが唯一負けた時にはハリーは意識不明で病棟のベッドにいました。

そして昨年度グリフィンドール・チームは1試合しかやりませんでした。例の「秘密の部屋」事件の余波でクィディッチはもちろん全てのクラブ活動が禁止されてしまいハッフルパフ戦が開始直前に中止になってしまったのです。

こうして初めての敗北を味わった上にニンバス2000をも失ってしまったハリーの事を気の毒に思ったのか?クリスマス休暇に入る前の日にフレッドとジョージが一足早いクリスマス・プレゼントをくれたというわけなんですよね。

2人はハリーを人のいない教室に招き入れると机の上に相当くたびれた大きくて四角い羊皮紙を出して来ました。ジョージが言うには「俺たちの成功の秘訣さ」との事です。ハリーに譲るのは実に惜しいとフレッドは言いました。

でもこれが必要なのは俺たちよりハリーのほうだ。2人は昨日の夜にそう決めたんだそうです。その理由は俺たちは既にもう暗記しているからだそうです。2人の説明によればこの羊皮紙はフィルチの部屋で手に入れたそうです。

古い羊皮紙の切れっ端の何がハリーに必要なのか?ジョージは杖を取り出すとその羊皮紙に軽く触れて「我ここに誓う。我良からぬ事を企む者なり」と唱えました。するとたちまちジョージの杖先が触れた所から線が現れました。

細かいインクの線が蜘蛛の巣のように広がり始めてその線があちらこちらで繋がり交差して羊皮紙の隅から隅まで伸びて行きました。それはホグワーツ城と学校の敷地全体の詳しい地図でした。しかもただの地図ではありません。

その地図には「誰が今どこにいるのか?」が小さな点で示されているのです。それだけではありません。その地図にはハリーが今まで一度も入った事のない抜け道が幾つか示されていました。フレッドがハリーにこう言いました。

「ホグズミードに直行さ」

フレッドは指でその内の1つを辿りながら「全部で7つの道がある。ところがフィルチはその内4つを知っている」と言って指でその4つを示しました。しかし残りの3つを知っているのは絶対に自分たちだけだとそう言うのです。

5階の鏡の裏からの道は2人が去年の冬までは使っていたそうです。でも崩れてしまって完全に塞がっているので今は使えないんだそうです。そしてもう1本の道は真上に「暴れ柳」が植わっているので誰も使った事がないだろう。

しかし残ったもう1本つまり今いる教室のすぐ外にある「隻眼の魔女婆さん」のコブからの抜け道はハニーデュースク菓子店の地下室に出る事ができるとの事でした。2人はこの抜け道はもう何度も使った事があるのだそうです。

使った後は誰かに読まれないよう地図を軽く叩いて「悪戯完了!」と言うと地図は消えるんだそうです。脳みそがどこにあるのか見えないのに独りでに勝手に考える事ができる物は信用してはいけないとアーサー氏は言っていた。

ハリーはこの事を思い出して一瞬「この地図を使っても大丈夫なんだろうか?」と逡巡をしました。でもフレッドとジョージが何年もこの「忍びの地図」を使っていたのに恐ろしい事は何も起らなかったと自分を納得させました。

ハリーはホグズミードに向かったのでした。

ところがだったのです。

3-3.ホグズミード村にて
果てしない時間でした。しかし「ハニーデュークスに行くんだ!」という思いが支えになっていました。そこでハリーは自分への土産物を選んでいる真っ最中のロンとハーマイオニーに会って早速合流する事ができたんですよね。

ロンはハリーが「姿現わし」ができるようになったんだと驚き感嘆の声を漏らしましたがハリーは「まさか。違うよ」と言いフレッドとジョージが「忍びの地図」を譲り渡してくれた事の次第を説明したというわけなんですよね。

すると今度はロンは「フレッドもジョージも何でこれまで僕にくれなかったんだ!弟じゃないか!」と憤慨しました。そして「マクゴナガル先生にお渡しするわよね?」と言うハーマイオニーに対してもロンは憤慨したのでした。

気は確かか?こんないい物が渡せるかとロンは言うのです。ハーマイオニーが先生に渡せと言ったのはシリウス・ブラックがこの地図にある抜け道で学校に入っているかもしれないから先生方はそれを知るべきだからだそうです。

ハリーも一瞬シリウス・ブラックがこの抜け道の存在を知っていたらと心配になりました。しかしロンが店の人が真上に住んでいるのだからシリウス・ブラックが侵入したりしたら気づくはずだときっぱり否定してくれたのです。

ハリーは突然ホグズミードに来る事になってしまったので身支度ができておらず外に出ると寒さで激しく震えていました。そこで3人はロンの提案で「三本の箒」でバタービールを飲む事にしました。ところがだったんですよね。

急に冷たい風がハリーの髪を逆立てました。客が入って来たからです。その顔ぶれこそがハリーにとっては大問題でした。魔法大臣コーネリウス・ファッジにハグリッドとマクゴナガル先生にフリットウィック先生の4人でした。

ロンとハーマイオニーは同時にハリーの頭に手を置きテーブルの下に押し込み隠しました。さらに近くにあったクリスマス・ツリーを移動させロンとハーマイオニーの2人も隠れました。当然4人はそれぞれ飲み物を注文しました。

という事は「三本の箒」の店主のマダム・ロスメルタが4人の所に行ったというわけです。この5人で例の話を始めてしまったというわけですよね。マダム・ロスメルタが言うには「あの2人」は頻繁にこの店に来ていたそうです。

いつでも一緒で影と形のようだった。あの2人にはよく笑わされた。まるで漫才だった。それがジェームズ・ポッターとシリウス・ブラックだったと聞かされハリーは持っていたジョッキを大きな音を立て落としてしまいました。

シリウス・ブラックはハリーのお父さんのジェームズ・ポッターの無二の親友で結婚する時には新郎の付添役を務めたしハリーの名付け親にもなった。それほどまでにハリーのお父さんはシリウス・ブラックの事を信用していた。

そしてある日ダンブルドアがハリーの両親ポッター夫妻にヴォルデモートが2人の命を狙っていると知らせて来たのだそうです。そこでダンブルドアは2人に対して「忠誠の術」が一番助かる可能性があると言ったんだそうです。

そこで2人は当然の如くシリウス・ブラックを「秘密の守人」にした。ところがそれから1週間も経たない内に2人はヴォルデモートに殺害されてしまった。実はハリーの両親は父親の無二の親友の裏切りで死ぬ事になったんだ。

ついにこの事をハリーが知ってしまったんですよね。

今日の最後に
ハリーの両親ポッター夫妻はヴォルデモートに殺害された。しかしハリーは「死の呪文」が放った当の本人のヴォルデモートに撥ね返りヴォルデモートは凋落した。その事でハリーは魔法界では知らぬ者のいない有名人になった。

では何故そもそもハリーの両親ポッター夫妻はヴォルデモートに殺害される事になったのか?ハリーはこのような形で「自分の両親は何故ヴォルデモートに殺害されたのか?」の詳細な経緯を知る事になったというわけですよね。

フレッドとジョージの親切心がこんな結果を招く事になってしまった。とてつもなく皮肉な顛末になってしまいましたね。
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