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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーの両親ポッター夫妻を裏切っていたのはシリウス・ブラックではなく世間では死んだと思われているピーター・ペティグリューだった!最初に聞いた時にはハリーも全く信じられませんでした。しかし3人が話しているのを聞いていてハリーもようやく信じる事ができました。ところがだったのです。(全3項目)

3-1.スキャバーズの正体
「君の父親も私のためにそうしたに違いない。君は勇敢だ。先生の助けを求めなかった。有り難い。そのほうがずっと事は楽だ」シリウス・ブラックのこの言葉がハリーの心に怒りの炎を激しく燃え上がらせる事になりました。

ハリーの胸は憎しみで煮えくり返り恐れの欠片が入り込む余地もありませんでした。魔法を忘れ果て自分が痩せて背の低い13才である事も忘れて相手のシリウス・ブラックが背の高い大人の男である事も忘れ果てていたのでした。

ハリーがそんな行為に出たのがショックだったのか?シリウス・ブラックは杖を上げ遅れてしまいました。ハリーは奪われた杖を奪い返しシリウス・ブラックに馬乗りになるような位置で止まりましたが杖腕は微動だにしません。

「否定はしない。しかし君が全てを知ったら」

お前は僕の両親を殺害した。そう言うハリーにシリウス・ブラックはこう答えました。全て?お前は僕の両親をヴォルデモートに売った。それだけ知れば沢山だ!そう言い返したハリーにシリウス・ブラックはこう言いました。

「聞かないと君は後悔する。君には分っていないんだ」

するとそこに新しい物音が聞こえて来ました。誰かが階下で動いています。ハーマイオニーが突然「ここよ!私たち上にいるわ。シリウス・ブラックよ。早く!」と叫びました。扉が勢いよく開き入って来たのはルーピンでした。

「シリウスあいつはどこだ?」

ハリーはルーピン先生が何を言っているのか全く理解できませんでした。しかしこの後さらにシリウス・ブラックはハリーたち3人が到底理解できない事を言い出しました。しかも驚く事にはルーピン先生も同じ事を言うのです。

「いやネズミじゃない。こいつは魔法使いだ」

「動物もどきだ。名前はピーター・ペティグリュー」

2人が口を揃えてロンのペットのスキャバーズは「動物もどき」の魔法使いでピーター・ペティグリューだと言い張るのです。この後シリウスとルーピン先生の口から自分たちは何故そう主張するかの事の経緯が語られたのです。

3-2.事の真相
何故ピーター・ペティグリューは未登録の「動物もどき」になったのか?何故ハリーの両親ポッター夫妻はヴォルデモートに殺害される事になったのか?事の発端は狼人間のリーマス・ルーピンがホグワーツに入ったからでした。

今でも狼人間は激しく嫌悪されています。ルーピンはピーター・ペティグリューにハリーのお父さんジェームズ・ポッターとシリウスという友人を得たものの自分が狼人間と知られてしまえば途端に見捨てられてしまうのでは?

それを恐れて告白する事ができませんでした。しかし3人は悟ってしまいました。それでもなお3人はルーピンを見捨てませんでした。そればかりかルーピンのために3人は「動物もどき」になってくれたというわけなんですよね。

人間だと一緒にいられない。だから動物として付き合ってくれた。狼人間は人間にとってのみ危険だからです。3人が「動物もどき」になってくれたお陰でルーピンは月に一度狼に変身した時の苦しみを忘れる事ができたのです。

こうして3人はルーピンのために未登録の「動物もどき」になりました。ところがでした。ホグワーツを卒業しリリーとジェームズは結婚してハリーという子宝に恵まれたと思ったらダンブルドアが悪い知らせを持って来ました。

ヴォルデモートが2人の命を狙っている。ダンブルドアは2人に「忠誠の術」で身を隠すようにと勧めました。そして自分が「秘密の守人」になると申し出ました。何故ダンブルドアは自身が「秘密の守人」になると言ったのか?

ダンブルドアには「ポッター夫妻に近い誰かが2人の情報をヴォルデモートに流している」という確信があったからです。でもそれでもポッター夫妻は「秘密の守人」はシリウスに頼むからと言ってそれを断ったというわけです。

2人に近い誰かがリリーとジェームズの情報をヴォルデモートに流している。ダンブルドアのこの懸念を聞いてシリウスが疑ったのは何とルーピンでした。そこでシリウスはルーピン抜きで事を進めたというわけなんですよね。

ここでシリウスは一計を案じました。それはポッター夫妻の「秘密の守人」をピーター・ペティグリューにするという事です。これこそ完璧な計画だ。目眩ましだ。ヴォルデモートはきっと私を追うとシリウスはそう思いました。

ポッター夫妻が死んだあの夜シリウスはピーター・ペティグリューの所に行く手筈になっていたそうです。無事かどうかを確かめるためでした。ところが隠れ家に行ってみるとピーター・ペティグリューの姿がなかったそうです。

しかも争った形跡がない。どうもおかしい。シリウスは不吉な予感がして即座にポッター夫妻の所に行ったんだそうです。そして家が壊され2人が死んでいるのを見た時にシリウスは自分がしてしまった事を悟ったんだそうです。

3-3.逃げたピーター・ペティグリュー
ハリーとてシリウスにそう熱く語られたからといって即座にシリウスを信じようという気持ちにはなれませんでした。しかし人の姿に戻ったペティグリューとルーピン先生にシリウスが話し合うのを聞いて信じる事ができました。

3人で話せば話すほどペティグリューの言い分は説得力を失って行きました。こいつが私を追って来ると判っていた。こう言うペティグリューにルーピンは「シリウスがアズカバンを脱獄すると判っていたのか?」と言いました。

今だかつて脱獄した者はいないからです。それならば何故ペティグリューは12年間もネズミの姿でいたのか?それは昔の仲間の復讐を恐れていたからだ。ヴォルデモートの仲間は一網打尽でアズカバンに入れられたわけではない。

シリウスは囚人たちが寝言で色々叫ぶのを聞いていたそうです。どうやら裏切り者がまた寝返って自分たちを裏切った。しかも悔い改めたふりをして時を待っているのが沢山いる。その連中が風の便りに生きていると聞いたら?

3年間ハリーに手を出さなかったのもお前は自分のためになる事がなければ誰のためにも何もしない奴だ。ヴォルデモートは12年も隠れたままで半死半生だと言われている。そんなヴォルデモートのために殺人などは犯さない。

そもそも魔法使いの家族に入り込み飼って貰ったのも情報が聞ける状態にしておきたかった。ヴォルデモートが力を取り戻し再びその下に戻っても安全という事態に備えウィーズリー家のペットになったとシリウスは言うのです。

シリウスとルーピンはペティグリューを殺害しようとしました。でもハリーがそれを止めました。それは2人の親友が殺人者になる事を僕の父さんが望まないと思ったからです。ペティグリューは吸魂鬼に引き渡す事にしました。

ところが一同がホグワーツの校庭に出た時です。雲が切れハリーたち一行は月明かりを浴びていました。ルーピンは硬直していました。そして手足が震え出しました。よりにもよってその日は満月だったというわけなんですよね。

このチャンスを逃がしてなるものかと思ったのがペティグリューでした。ルーピンが取り落とした杖でロンとクルックシャンクスに何らかの呪文をかけました。そしてネズミの姿になりペティグリューは逃走したというわけです。

ペティグリューを逃がしてしまったらシリウスの無実を証明できない。ハリーは武装解除の術でペティグリューが拾ったルーピンの杖を奪いましたが既に手遅れでした。さらにそれどころではない事態が勃発してしまったのです。

百体の吸魂鬼が襲いかかって来たのです。ハリーは必死に守護霊を創り出しましたが儚く消え去ってしまいました。しかし3時間後からハーマイオニーが持っていた「逆転時計」で戻って来た自分自身に助けられたというわけです。

こうしてピーター・ペティグリューという召使いが自由の身になりヴォルデモートの下に馳せ参じたというわけなんですよね。

最後に
さて!ご覧のように実は第3巻「アズカバンの囚人」にはヴォルデモートは登場していません。第1巻「賢者の石」ではクィレルに取り憑いて現れていますし第2巻「秘密の部屋」は「リドルの日記」から出て来ているんですよね。

だからこの第3巻を手にしてヴォルデモートの「アズカバンの囚人」編をやろうとした時には一瞬「あっ!」と思ってしまいました。でも「こうすれば記事がちゃんと書ける!」と思い立つ事ができたというわけなんですよね。

ハリーポッター・シリーズではヴォルデモート本人が一切登場しない巻がもう1つあります。それは第6巻「謎のプリンス」です。しかしドラコ・マルフォイがヴォルデモートの命を受けて動くので記事は成り立つというわけです。

次の第4巻「炎のゴブレット」ではピーター・ペティグリューという召使いが馳せ参じていよいよヴォルデモートが復活するというわけですよね。

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