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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ロンドンのグリモールド・プレイス12番地の不死鳥の騎士団の本部はアルバス・ダンブルドアが「秘密の守人」という事でまさにこれ以上はないというぐらいの磐石の守りでした。しかしそのダンブルドアが死んでしまったため騎士団は12番地を使う事はもはやできなくなってしまいました。その理由は?(全3項目)

3-1.ハリーたち3人が
ハリーが17才になる直前にペチュニア叔母さんが「秘密の守人」を務めるプリベット通り4番地はその役目を終える事になりました。ハリーは二度とここに戻らずダーズリー一家は騎士団の保護下に入る事になったからでした。

次にロンドンのグリモールド・プレイス12番地は騎士団の本部としての使用を事実上終える事になりました。それは「秘密の守人」だったダンブルドアがスネイプに殺害されてしまった事が最大の要因だったというわけですよね。

ダンブルドアの死後は騎士団の本部の場所を打ち明けられていた騎士団員がダンブルドアに代わって「秘密の守人」を務める事になったんだそうです。しかしそのために「秘密の守人」は何と20人の大人数になってしまいました。

死喰い人が騎士団員の誰かから秘密を聞き出す危険性は20倍なので「忠誠の術」は相当弱まっているのだそうです。秘密が今後どれだけ長く保たれるかあまり期待できない。さらに大きな問題があるので12番地は使えないそうです。

その理由はダンブルドアを殺害したセブルス・スネイプも「秘密の守人」なんだそうです。スネイプが現われた時に備えて12番地にはマッド・アイ・ムーディが2種類の呪文をかけたんだそうです。それはいかなる魔法なのか?

それはスネイプを12番地に寄せつけない魔法と12番地の事を話そうとするとスネイプの舌を縛る魔法なのだそうです。しかし守りが危うくなった以上は12番地を騎士団の本部として使い続けるのはまともな神経ではないそうです。

スネイプが絶対に話さないという確信はも持てないので使用するわけにはいかない。そのため今ではグリモールド・プレイス12番地に代わり「隠れ穴」が本部の役目を果たしていて夕食に騎士団員が来る事が多くなっていました。

ところが今度は死喰い人集団に急襲されたビルとフラーの結婚式の会場を脱出したハリーたち3人が12番地を隠れ家として使用する事になりました。当初はスネイプが入る事ができるから駄目だとハーマイオニーは反対しました。

しかしハリーは12番地でスネイプに会えたらむしろそれが百年目だと啖呵を切って他にこれといった隠れ場所がないという事もあって結局は3人はグリモールド・プレイス12番地に身を寄せる事になったというわけなんですよね。

そして何と幸運な事に3人がいる間はスネイプは12番地に姿を現わしませんでした。さらに思わぬ収穫もあったんですよね。

3-2.破られた「忠誠の術」
3人が12番地に入った事でヴォルデモートの分霊箱を持ち去り偽物と取り換えていた「R.A.B」なる人物がシリウスの弟のレギュラス・ブラックだと判りました。しかも持ち去ったその時レギュラスにはクリーチャーが一緒だった。

何とハリーたちはそれとは知らずにヴォルデモートの分霊箱を手にしていたのです。しかし分霊箱は既にもう12番地にはなくマンダンガス・フレッチャーからドローレス・アンブリッジの手へと渡ってしまっていたんですよね。

そこで3人は分霊箱を奪いに魔法省に潜入する事にしました。レギュラスの偽物のロケットをハリーから授与されたクリーチャーが手の平を返したようにハリーを慕うようになり3度の食事の支度をしてくれるようになりました。

そして9月1日にハリーが失敬して来た「日刊予言者新聞」にはアルバス・ダンブルドアをハリーの目の前で殺害したセブルス・スネイプがホグワーツの校長になったという記事が掲載されていました。ハリーは決意したのでした。

「明日決行すべきだと思うな」

ハリーにこう告げられてロンもハーマイオニーも驚きを隠せませんでした。ハーマイオニーが「明日?本気じゃないでしょうね?」と訊くのに対してハリーは「本気だ」と答えました。大事な事は全部判ったからからだそうです。

あと1ヵ月出向いて情報収集をしたからといって今以上に準備が整うとは思えない。先延ばしにすればするほどロケットは遠ざかるかもしれない。何しろ開かないロケットなのでアンブリッジが捨ててしまった可能性だってある。

こうしてハリーたち3人は9月2日に魔法省潜入の計画を実行しました。魔法省に入り込む所までは上手く行きました。ポリジュース薬で魔法省の職員に成り済まし3人が思い描き計画していた通りに魔法省に入る事ができました。

ところがそこから全く想定していない事態になってしまいました。ロンとハーマイオニーは仕事を言いつけられてしまい魔法省に入ってから3人はバラバラになってしまったのでした。こんな事になるとは全く考えていなかった。

1人になったハリーがアンブリッジの部屋に行くと扉にはマッド・アイ・ムーディの魔法の目がありました。ハリーはムーディの魔法の目をアンブリッジの部屋から持ち去りました。実はそのムーディの目こそが罠だったのです。

魔法省を出たハリーたち3人はグリモールド・プレイス12番地に帰るため「姿くらまし」しました。しかしその時ヤックスリーがハーマイオニーを掴んだのです。ヤックスリーは12番地の扉を見たに違いない。つまりそれは?

グリモールド・プレイス12番地にかけられた「忠誠の術」は破られてしまった。つまりもう二度と12番地には戻れないという事を意味するのです。

3-3.ウィーズリー家の人々が
こうしてハリーたちはグリモールド・プレイス12番地に戻る事ができなくなり各地を転々と放浪する事になりました。でもそうなる事も想定してハーマイオニーがテントを用意していたのでそれは大丈夫だったというわけです。

こういう状況になってハリーとロンが痛感したのは「やはりハーマイオニーは頼りになる」という事でしょうね。ビルとフラーの結婚式場を脱出した直後に3人はトテナム・コート通りで2人の死喰い人と出くわしてしまいました。

この時ハーマイオニーはその2人の死喰い人に「忘却呪文」をかけました。ハーマイオニーがこの魔法を使うのはこの時が初めてでした。3人は数々の危機に見舞われましたがハーマイオニーの機転で乗り越える事ができました。

しかし狼人間のフェンリール・グレイバック率いる人さらい一味に連れられてマルフォイの館に行った時にはハーマイオニーが機転を利かせて危機を逃れる事はできませんでした。ハーマイオニーが気を失っていたからでした。

ハーマイオニーはベラトリックス・レストレンジに「磔の呪い」をかけられ気絶してしまいました。ハリーたちは幸い屋敷しもべ妖精のドビーが助けに駆けつけてくれたので何とかマルフォイの館を脱出する事ができたのでした。

ロンはハリーの分霊箱を探す旅に同行するのに当って自分は黒斑病で学校に行けないという事にしました。そして「隠れ穴」に棲んでいる屋根裏お化けの1人にロンのパジャマを着せてロンの部屋に住ませたというわけですよね。

しかしマルフォイの館を脱出する時には前述のようにハーマイオニーは気を失っていたので実はロンは黒斑病ではなくハリーと一緒に旅をしていたという事をヴォルデモートと死喰い人たち闇の陣営に知られてしまったのでした。

そのためにウィーズリー家の人たちは全ての人が身を隠す事を余儀なくされました。ビルもアーサー氏も仕事に行けなくなってフレッドとジョージもダイアゴン横丁に開店させていた悪戯専門店を閉じる事となってしまいました。

ジニーはイースター休暇で「隠れ穴」に帰って来ていましたがもはや学校には戻れなくなってしまいました。これらのウィーズリー一家の人たちが身を隠すのに使った魔法というのが「忠誠の術」だったというわけなんですよね。

最後に
こうして改めて振り返ってみるとハリーは両親のポッター夫妻を「忠誠の術」が破られた事によって失っているものの折り目折り目でこの「忠誠の術」によって守られた建物に住み生き延びて来たという事になっていましたよね。

最初はペチュニア叔母さんが「秘密の守人」のプリベット通り4番地で次がダンブルドアが「秘密の守人」のグリモールド・プレイス12番地で最後はビル・ウィーズリーが「秘密の守人」の「貝殻の家」というわけなんですよね。

ダンブルドアも言っていましたがハリーが生き延びる事ができたのは「忠誠の術」のお陰というわけです。

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