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「年明け直後の記事はどうしよう。何をやろうか?」と毎年いつも悩むのですが今年は干支が酉(とり)という事でハリーポッター・シリーズに登場する飛ぶ事ができる魔法生物3種類を改めて取り上げてみる事にしました。初日の今日はダンブルドア校長が飼っている不死鳥のフォークスです。(全3項目)

3-1.不死鳥フォークス
ハリーポッター・シリーズでは何と云ってもハリーが主役ですから多くの登場人物や動物が初登場するのはハリーが見たり会った時という事になります。そしてこの不死鳥のフォークスもまたやはり例に漏れないというわけです。

当然フォークスはダンブルドア校長が飼っているので普段は校長室にいます。ハリーは2年生の時に初めてマクゴナガル先生に連れられて校長室に足を踏み入れました。そこでフォークスとの初対面を果たしたというわけです。

奇妙な音がしたのでハリーは振り返りました。すると校長室の扉の裏側に金色の止まり木があり羽を半分むしられた七面鳥のような鳥が止まっていました。ハリーがじっと見ると鳥は再び声を上げながら邪悪な目で見返しました。

ハリーは鳥が重い病気ではないかとそう思いました。目はどんよりとしているしハリーが見ている間にも尾羽が数本抜け落ちたからでした。ところが次の瞬間には鳥が炎に包まれたかと思うと跡形もなく消え去ってしまいました。

ハリーは驚いて叫び声を上げ後退りして机にぶつかってしまいました。どこかにコップ一杯の水でもないかとハリーは夢中で周りを見回しました。でもどこにも見当たりません。鳥は火の玉となり一声鋭く鳴いて消え去りました。

その後は一握りの灰が床の上で煙を上げているだけでした。するとそこにダンブルドア校長が陰鬱な顔をして入って来ました。ハリーが喘ぎながら今起きた事の次第を説明すると何と意外な事にダンブルドアは微笑んだのでした。

「そろそろだったのじゃ。あれはこの頃惨めな様子だったのでな。早く済ませてしまうようにと何度も言い聞かせておったんじゃ」

ダンブルドアがこう言うとハリーはわけが分らず茫然自失といった面持ちでした。それを見てダンブルドアは今度はクスクス笑いました。そしてフォークスは不死鳥じゃよ。だから死ぬ時は炎となり燃え上がるが灰の中から蘇る。

ダンブルドアに「見ててご覧」と言われてハリーが見下ろすと小さなくしゃくしゃの雛が灰の中から頭を突き出している所でした。雛もまた今しがた見た老鳥と同じくらい醜い姿をしていました。ダンブルドアはこう言いました。

「あれはいつもは実に美しい鳥なんじゃ。羽は見事な赤と金色でな。うっとりするような生き物じゃよ不死鳥というのは。驚くほどの重い荷を運び涙には癒しの力がありペットとして忠実なことこの上ない」

ちょうど「燃焼日」にフォークスの姿を見る事になって残念だった。ダンブルドアはハリーにこう言ったのでした。

3-2.バジリスクと対決!
そもそもハリーは何故マクゴナガル先生に連れられて校長室に行く事になったのか?当サイトでは飽きるほど何度も説明していますがそれはハリーが2年生になった時にマグル生まれの生徒が次々と襲われる事件が発生しました。

ハリーはその犠牲者が石にされるという現場に連続して居合わせた上に蛇語を解する事が明らかになったために「スリザリンの継承者なのでは?」と学校中から嫌疑の目を向けられる事になってしまったというわけなんですよね。

しかし真犯人はルシウス・マルフォイ氏がジニーに持ち込ませたヴォルデモートの分霊箱から出て来たトム・リドルでした。そのトム・リドルが「秘密の部屋」の怪物の毒蛇の王バジリスクを操って一連の事件を起していました。

ハリーは「秘密の部屋」でバジリスクと対決する事になりました。そこに助太刀にやって来てくれたのが組分け帽子をくわえたフォークスでした。当初はハリーもトム・リドルもフォークスが役に立つとは思わなかったのでした。

ところがフォークスは大いに役に立ってくれました。バジリスクは非常に殺傷力の強い毒牙の他にその一睨みで相手を即死させてしまうという最大にして極めて強力な武器を持っています。それで1人が死亡しているんですよね。

その人物こそが50年前にトム・リドル後のヴォルデモートが「秘密の部屋」を開けた際に死んだゴーストの「嘆きのマートル」だったのです。駆けつけたフォークスはバジリスクのその最大の武器をつぶしてくれたんですよね。

バジリスクのつぶされたその目からは夥しい量の血が流れバジリスクは苦痛にのた打ち回っていました。しかしトム・リドルにけしかけられてバジリスクはハリーに襲いかかって来ました。そこで組分け帽子の出番になりました。

組分け帽子から眩しい光を放つ銀の剣が出て来ました。それはゴドリック・グリフィンドールの剣だという事をハリーは後に知る事となりました。真のグリフィンドール生のみが組分け帽子から取り出す事ができるのだそうです。

最後は相討ちになりバジリスクの毒牙がハリーの腕を捕らえたのでした。トム・リドルはハリーに「君は死んだ」とそう告げました。でもその時にハリーの命を救ったのがフォークスの癒しの涙だったというわけなんですよね。

そして最後の最後にトム・リドルを滅ぼしたのはバジリスクの毒牙でした。フォークスがハリーの膝の上にリドルの日記を落としました。その日記にハリーがバジリスクの牙を刺してトム・リドルは滅びハリーは勝利しました。

3-3.それ以降も
こうして初登場した第2巻「秘密の部屋」ではハリーを助けに駆けつけて毒蛇の王バジリスクを倒す助太刀をしてくれた不死鳥のフォークスだったのですがそれ以降も要所要所で役に立ってくれていたというわけなんですよね。

ハリー3年生の学期末に一旦は捕まったもののハリーとハーマイオニーが手助けをして再び逃亡したシリウスなんですがハリーのみならずダンブルドアも連絡を取り合っていた。当然フォークスが手紙を届けていたんでしょうね。

そのハリー4年生のやはり学期末にはヴォルデモートがハリーの血を使って蘇るためにピーター・ペティグリューがハリーの腕から血を取りました。その際の腕の傷をフォークスは再び癒しの涙で治してくれたというわけです。

翌年度のクリスマス直前には不死鳥の騎士団の任務で魔法省の神秘部の入口の見張り当番をしていたアーサー氏がヴォルデモートの蛇のナギニに襲われ瀕死の重傷を負い聖マンゴ魔法疾患障害病院に担ぎ込まれる事となりました。

夢でアーサー氏が襲われる現場を見たハリーはネビルに連れて来られたマクゴナガル先生とロンと共に急遽校長室に行く事になりました。その時フォークスはダンブルドアに頼まれてアンブリッジの見張り役を務めたんですよね。

さらにはアーサー氏が襲われた事を知らせるダンブルドアの手紙をウィーズリーおばさんに届けたのもハリーたちにグリモールド・プレイス12番地で待つようにとのおばさんの手紙を届けたのもフォークスだったというわけです。

おそらくフォークスは長男のビルにもアーサー氏が襲われたというおばさんの手紙を届けていると私はそう思います。何せ緊急事態を知らせる内容の手紙なので迅速につまり一刻も早く手紙を届ける必要があるからなんですよね。

このようにしてハリーが2年生の時にバジリスクを倒す助太刀をしたその後もフォークスは活躍していたというわけなんですよね。

今日の最後に
こうして改めて振り返ってみると不死鳥って相当に頭が良さそうですしふくろうと比べると手紙を届けるのもかなり迅速に早く相手に届ける事ができるみたいですよね。でもそういえばダンブルドアしか飼っていないようですね。

他の魔法使いが飼っているという話を聞いた事が全くありませんよね。それはやはり不死鳥は飼い主を選ぶという事なのでしょうか?ダンブルドアぐらいの魔法力の極めて強い魔法使いでなければ到底飼い馴らす事などできない。

そういう事なのかもしれませんね。
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