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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーはとてつもない自責の念に駆られていました。考えまい。しかし考えてしまう。逃れようがない。シリウスが死んだのは自分のせいだ。そんな恐ろしい罪悪感から逃れるためにハリーがしたのはスネイプを責め立てる事だったんですよね。それは残忍な喜びでした。(全3項目)

3-1.事が済んで校長室へ
「そこまで飛ばしたのか?」と言われそうですが全ての事が済みハリーは校長室に戻って来ました。シリウスが死んでしまったのは自分のせいだ。ハリーはとてつもない自責の念に駆られながら校長室に1人佇んでいたのでした。

考えまい。しかし考えてしまう。逃れようがない。ハリーがふくろう試験の「魔法史」の試験中に見た夢は現実に起きた事ではありませんでした。ヴォルデモートがハリーを魔法省の神秘部に来させるために仕掛けた策略でした。

魔法省の神秘部には予言を封印したガラス球が置いてあり97列目にハリーとヴォルデモートに関する予言を封印したガラス球が置いてありました。それがヴォルデモートが欲しがっていた「武器」だったというわけなんですよね。

しかしそのガラス球は封印した予言に関わる者つまりハリーとヴォルデモートしか手にする事ができません。そこでヴォルデモートはハリーに取らせて配下の死喰い人にそのガラス球を奪わせ手に入れようとしたというわけです。

ところがその目論見は上手く行きませんでした。奪い合いのどさくさに紛れてネビルがそのガラス球を足で蹴って破壊してしまい誰も予言を聞けはしませんでした。けれどもそれは実はダンブルドアの計画通りだったんですよね。

予言を聞けなかったヴォルデモートは激高しハリーを殺害しようと魔法省に姿を現わしました。しかしその前に立ち塞がったのがダンブルドアでした。2人が戦っている間に多数の魔法省の職員が駆けつけたというわけですよね。

大勢の魔法省の職員が目撃してヴォルデモートの復活はようやく公になりました。目撃者の中には魔法大臣コーネリウス・ファッジもいました。こうしてハリーとダンブルドアが主張していた事が真実だとやっと証明されました。

ハリーとダンブルドアは名誉と信用を回復しました。でもその一方でハリーは名付け親のシリウスというかけがえのない存在を失ってしまったのでした。シリウスを殺害したのはベラトリックス・レストレンジだったんですよね。

3-2.あの時スネイプ先生は
さらにハリーは校長室に戻って来たダンブルドアから何故自分は魔法省に行く事になったのかの事の顛末を聞かされる事になりました。何と屋敷しもべ妖精のクリーチャーはもう何ヵ月も前から二君に仕えていたのだそうです。

クリーチャーがハリーに言った「ご主人様はお出かけです」は嘘でした。クリーチャーはクリスマスの前にチャンスを掴みました。アーサー氏が負傷してハリーたちがグリモールド・プレイス12番地にやって来た時だったのです。

シリウスはクリーチャーに「出て行け」と言いました。クリーチャーはそれを言葉通りに受け取って屋敷を出て行きました。行った先はシリウスの従姉のベラトリックス・レストレンジと妹のナルシッサ・マルフォイの所でした。

「どうしてそんな事を知っているんですか?」こう訊きながらハリーはクリスマスにクリーチャーがいなくなり不審に思った事や屋根裏に突然現れた事を思い出しました。クリーチャーは昨晩ダンブルドアに話したんだそうです。

「あの人がパッドフットを捕まえた!あれが隠されている場所であの人がパッドフットを捕まえた!」

ハリーがスネイプにこの暗号めいた警告を発した時にスネイプはハリーがシリウスが神秘部の内奥に囚われている光景を見たのだとそう理解したそうです。そこでスネイプはハリーと同様に即座にシリウスと連絡を取ろうとした。

ダンブルドアが言うには不死鳥の騎士団のメンバーはドローレス・アンブリッジの部屋の暖炉より信頼できる連絡方法を持っているとの事です。その方法でスネイプはシリウスがグリモールド・プレイス12番地にいる事を知った。

ところがハリーはアンブリッジと森に出かけたまま帰って来なかった。そこでスネイプはハリーがまだシリウスはヴォルデモートに囚われていると信じているのではないかと心配になり何人かの騎士団のメンバーに警告を発した。

その時12番地の本部にはアラスターことマッド・アイ・ムーディとニンファドーラ・トンクスにキングズリー・シャックルボルトとリーマス・ルーピンがいた。この4人全員がすぐにハリーを助けに行こうと決めたのだそうです。

その際ダンブルドアが間もなく本部に行くはずだからダンブルドアに4人がハリーを助けに行った事を知らせるために誰かが本部に残る必要があった。その伝達役にスネイプが指名したのがシリウスだった。そう頼んだそうです。

その間スネイプ自身はハリーたちを探しに森に行くつもりだったんだそうです。しかしシリウスは他の者がハリーを探しに行くのに自分だけが残りたくないと思った。そこでダンブルドアに知らせる役目をクリーチャーに任せた。

こうしてシリウスは出かけハリーは名付け親を失ったのでした。

3-3.スネイプを責める事で
スネイプはどうなったんです?あの人の事は何も話さないんですね?ヴォルデモートがシリウスを捕らえたと僕が言った時あの人はいつものように僕をせせら笑っただけだった。こう言うハリーにダンブルドアはこう答えました。

「ハリー。スネイプ先生はドローレス・アンブリッジの前で君の言う事を真に受けていないふりをするしかなかったのじゃ。しかしもう話した通りスネイプ先生は君が言った事をできるだけ早く騎士団に通報した」

さらにここでダンブルドアは校長に就任したその日にアンブリッジがシリウスの居場所を吐かせようとしたその時にスネイプが偽の「真実薬」を渡していた事をハリーに打ち明けました。あの真実薬は実は偽物だったんですよね。

しかしハリーは耳を貸しませんでした。スネイプを責めるのは残忍な喜びでした。自分自身の恐ろしい罪悪感を和らげてくれるような気がしたからです。ダンブルドアに自分の言う通りだとハリーはそう言わせたかったのでした。

「シリウスが屋敷の中にいる事をスネイプは。スネイプはちくちく突付いて。苦しめた。シリウスが臆病者だって決め付けた」

こう言うハリーにダンブルドアは「シリウスは十分大人で賢い。そんな軽いからかいで傷つきはしない」と答えたのでした。さらにハリーのスネイプへの言葉の攻撃は続きました。さらにハリーはこうスネイプを責め立てました。

「スネイプは閉心術の訓練を辞めた!スネイプが僕を研究室から放り出した!」

これにダンブルドアは「知っておる。わし自身が教えなかったのは過ちじゃったと既に言うた。ただあの時点ではわしの面前で君の心をヴォルデモートに対してさらに開くのはこの上なく危険だと確信しておった」と答えました。

「スネイプはかえって状況を悪くしたんだ。僕は訓練の後いつも傷痕の痛みがひどくなった。スネイプが僕を弱めてヴォルデモートが入り易くしたかもしれないのに先生にはどうしてそうじゃないって判るんですか?」

ダンブルドアは「わしはセブルス・スネイプを信じておる」と答えました。しかし失念していた。これも自分の過ちだが傷が深過ぎて治らない事もある。スネイプはハリーの父上に対する感情を克服できるだろうとそう考えた。

しかし自分が間違っていた。それがためにハリーが閉心術を習得する事なくスネイプの課外授業は打ち切りになってしまったんだそうです。全ては自分の見込み違いで誤りだった。ダンブルドアはハリーにこう言ったんですよね。

今日の最後に
何故ハリーに閉心術を教えたのはスネイプだったのか?何故ダンブルドアはスネイプに教えさせたのか?何故マクゴナガル先生ではなくスネイプなのか?ハリーに閉心術を教えるのに当たりスネイプはこう言っているんですよね。

「多分あまり喜ばしくない仕事を委譲するのは校長の特権なのだろう」

マクゴナガル先生なら喜ばしくない仕事だなんて文句を言わなかったでしょうね。それに教わるハリーも納得したでしょうしその場に居合わせたシリウスも「何で?」なんて訊いて異議を唱えたりは決してしなかったでしょうね。

マクゴナガル先生は進路指導面談の際にハリーに毎晩手ずから教える事になろうともあなたが闇祓いになれるよう援助するとそう言ってくれました。それに加えてマクゴナガル先生もまた不死鳥の騎士団のメンバーなんですよね。

マクゴナガル先生なら「喜んで!」と引き受けたでしょうね。でもダンブルドアにはダンブルドアなりの考えがあってのこの人選だったのです。それはシリウスがハリーに「両面鏡」を渡した事など思い当たる事がありますよね。

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