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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ザ・クィブラー3月号の件ではハーマイオニーにしてやられてしまったアンブリッジだったのですが何と学期末にも再びハーマイオニーに翻弄される事となってしまいました。ハーマイオニーがとっさに考えた策略で城の外に出て来たアンブリッジに襲いかかって来たのは?(全3項目)

3-1.まんまと騙されて
考え方や行動パターンがあまりにも単純明快で判りやす過ぎる。そんな有り様なのでアンブリッジは学期末にも再びハーマイオニーにそこをつけ込まれてしまいまたも翻弄されてしまう。そんな結果になってしまったんですよね。

ハリーがふくろう試験の最終日に行なわれた「魔法史」の最中に眠り込んで何とシリウスがヴォルデモートに捕まって何故か魔法省の神秘部で拷問を受けているという夢を見てしまいロンとハーマイオニーにこう訴えたのでした。

「シリウスがヴォルデモートに捕まった」

しかしハーマイオニーはハリーを魔法省の神秘部に行かせるためのヴォルデモートの罠かもしれない。だからグリモールド・プレイス12番地にシリウスがいるのかどうかを確かめなくてはならないとハリーを必死で説得しました。

そこで唯一監視されていないアンブリッジの部屋の暖炉を再び使う事にしたのですがアンブリッジも当然対策を施していました。そのためハリーたち3人は手伝って貰ったルーナにジニーと共に捕まってしまったというわけです。

アンブリッジはハリーに暖炉で行った先を自白させるためにスネイプを呼んで真実薬をもう1瓶欲しいとそう言ったのでした。ところがスネイプは真実薬の在庫はもう既になく新たに調合するのには1ヵ月を要すると言うのです。

アンブリッジは「磔の呪いなら舌も緩むでしょう」と言い出しました。ハーマイオニーは悲鳴を上げアンブリッジに「それは違法です」と訴えました。でもアンブリッジは意に介さずハリーに「磔の呪い」をかけようとしました。

ハーマイオニーはハリーに「磔の呪い」をかけさせてなるものかと一芝居打って出ました。泣いたふりをしてハリーが連絡を取ろうとしたのはダンブルドアでとても大切な事を知らせたかったんですと真っ赤な嘘をつきました。

「なるほど?何を知らせたかったの?」

こう言いながらアンブリッジは急に興奮が蘇った様子でした。こうしてハーマイオニーは言葉巧みにアンブリッジを城から連れ出したというわけです。ハーマイオニーはアンブリッジを「禁じられた森」に連れて行ったのでした。

一緒に行ったハリーが見たものとは?

3-2.森で出くわしたのは?
空を切って1本の矢が飛んで来ました。そして「ドスッ!」と恐ろしげな音を立ててハーマイオニーの頭上の木に突き刺さりました。あたりの空気が蹄の音で満ち満ちて森の底が揺れているのをハリーは感じたというわけです。

アンブリッジは小さく悲鳴を上げハリーを盾にするようにして自分の前に押し出しました。ハリーはそれを振り解き周りを見ました。四方八方から50頭あまりのケンタウルスが現れ矢を番え弓を構えて3人を狙っていたのでした。

ハリーにハーマイオニーとアンブリッジはじりじりと平地の中央に後退りしました。アンブリッジは恐怖でヒーヒーと小さく奇妙な声を上げていました。ハリーがハーマイオニーを見ると勝ち誇った笑顔を浮かべていたのでした。

包囲網の中からマゴリアンと呼ばれていた栗毛のケンタウルスが進み出て来て「誰だ?」と訊いて来ました。アンブリッジはそのマゴリアンに向かってわなわな震える杖を向けていました。マゴリアンが荒々しくこう言いました。

「誰だと訊いているのだぞ。人間」

するとアンブリッジが恐怖で上ずった声で「わたくしはドローレス・アンブリッジ!魔法大臣上級次官。ホグワーツ校長。並びにホグワーツ高等尋問官です!」と答えました。マゴリアンは「魔法省の者だと?」と言いました。

周囲を囲む多くのケンタウルスが落ち着かない様子で動きました。それを見てケンタウルスがたじろいだと思ったのか?アンブリッジは前にも増して高い声でケンタウルスに向かってこのように言ったというわけなんですよね。

「そうです!だから気をつけなさい!魔法生物規制管理部の法令によりお前たちのような半獣が人を攻撃すれば」

黒毛のケンタウルスのベインがアンブリッジのこの言葉を聞いて「我々の事を何と呼んだ?」と叫びました。ハーマイオニーは憤慨し「この人たちをそんな風に呼ばないで!」と言いましたがアンブリッジには聞こえていません。

さらにケンタウルスたちの怒りの炎に油を注いだのはアンブリッジの「人に近い知能」という言葉でした。ベインや他の数頭が激怒して唸り蹄で地を掻いていました。マゴリアンが「人に近い知能?」と繰り返したその後でした。

「人間!我々はそれが非常な屈辱だと考える!我々の知能は有り難い事にお前たちのそれを遥かに凌駕している」

アンブリッジはさらにケンタウルスが言った「我々の森で何をしている?」という言葉に噛みつきました。憤慨して今度は怒りに声を震わせながら魔法省が許しているからこそここに棲めるのですとそう口走ってしまったのです。

アンブリッジは「汚らわしい半獣!獣!手に負えない動物め!」と言うと「黙って!」と叫ぶハーマイオニーを無視してマゴリアンに杖を向けると「インカーセラス!縛れ!」と金切り声で唱えて杖からロープが飛び出しました。

マゴリアンは激怒し後脚で立ち上がって縄を振り解こうとしました。他のケンタウルスたちが襲いかかって来ました。この後アンブリッジは悲鳴を上げながらケンタウルスに連れ去られて行ってしまったというわけなんですよね。

3-3.病棟にて
ヴォルデモートが魔法省に姿を現し魔法大臣コーネリウス・ファッジを含む魔法省の職員がそれを目撃した事で「ヴォルデモートは復活した」というハリーとダンブルドアが1年間主張し続けていた事が真実だと証明されました。

ダンブルドアはホグワーツ魔法魔術学校の校長職に復帰しました。アンブリッジはホグワーツに於ける全ての役職を剥奪されました。その後は学校の医務室のベッドにひたすら黙り込んで横になっているだけの状態になりました。

ダンブルドアが単身で「禁じられた森」に乗り込んでアンブリッジをケンタウルスから救い出しました。一体どうやって救出したのか?何分にも助け出された当の本人のアンブリッジが何も語らないので不明のままなんですよね。

城に戻ったアンブリッジはみんなが知る限り一言もしゃべっていません。何故病棟のベッドに横になっているのかの理由も不明なのです。薄茶色の髪は乱れていて小枝や木の葉がついているものの負傷している様子はありません。

「マダム・ポンフリーは単にショックを受けただけだって言うの」

ハーマイオニーが声を潜ませてこう言いました。すると今度はジニーが「むしろ拗ねてるのよ」と言いました。その次にはロンが「うん。こうやると生きてる証拠を見せるぜ」と言って軽くパカッパカッと舌を鳴らしたのでした。

するとアンブリッジはガバッと起き上がりキョロキョロあたりを見回しました。マダム・ポンフリーが事務室から顔を出してアンブリッジに「先生。どうかなさいましたか?」と訊きました。アンブリッジは枕に倒れ込みました。

「いえ。いえ。いえ。きっと夢を見ていたのだわ」

そしてアンブリッジはこう言ったのでした。それを見てハーマイオニーとジニーはベッドカバーで口を塞ぎ笑い声を堪えたのでした。

最後に
こうして今週は私の好きなドローレス・アンブリッジの登場シーンを紹介して来ました。しかしその全てがアンブリッジの望む方向とは逆に進んで行ったりハーマイオニーにしてやられた場面ばかりという構成になっています。

しかし何度読み返しても面白くて溜飲が下がると思うその一方で同時に「何でそんなにケンタウルスの事が怖いの?」とも思うんですよね。まあ確かにアンブリッジが会った時は殺気立っていましたが普段は物静かなんですよね。

私はアンブリッジのケンタウルスに対する恐怖心は何か間違った知識や思いに基づく根拠のないものだと思います。そういえばこの世で一番怖いものに変身するまね妖怪はアンブリッジの前ではケンタウルスになるんでしょうね。

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