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仲が良くなったり悪くなったりとハリーとチョウの関係は激しく変化しました。しかし最後の最後にはハリーの気持ちはチョウから離れる事になったというわけです。一方ハリーと別れたチョウは別の人と付き合い始めましたがハリーと目が合うと・・・(全3項目)

3-1.裏切り
ハーマイオニーが場合によっては「三本の箒」にチョウを連れて来るようにと言った用件はリータ・スキーターを呼び出してハリーのインタビュー記事を書かせるためでした。見慣れぬモリフクロウの飼い主はスキーターでした。

ハリーがヴォルデモートの復活を語ったインタビュー記事は「ザ・クィブラー」3月号に掲載されました。チョウもその記事を読んで大感動したようです。発売日の2日後にチョウはハリーを追いかけて来てこう言ったのでした。

「本当に本当にごめんなさい。あのインタビューとっても勇敢だったわね。私泣いちゃった」

何が何だか分らない内にチョウの手がハリーの手の中にあり耳元でチョウがこう囁きました。またもや涙を流したと聞きハリーは申し訳ない気持ちになりましたが再び口を利いて貰えるようになってうれしいとも思ったのでした。

もっとうれしい事にチョウは立ち去る前にハリーの頬にキスをしました。しかしそんな2人の良好な関係は長くは続きませんでした。ついに「ダンブルドア軍団」の活動がアンブリッジに知られる所となってしまったのでした。

ハリーに「必要の部屋」の存在を教えてくれた屋敷しもべ妖精のドビーが知らせてくれました。捕まって校長室に連れて来られたのはハリーだけでした。そしてアンブリッジに密告したのはマリエッタ・エッジコムだったのです。

マリエッタをダンブルドア軍団に入れたのはチョウでした。しかしメンバーが名前を署名した羊皮紙にハーマイオニーが呪いをかけておいたのでマリエッタはそのショックで口を利く事ができなくなり最悪の事態は免れました。

他のメンバーの名前は言わなかったのです。マリエッタの顔には頬から鼻を横切って膿んだ紫色の出来物が広がり「密告者」と文字を描いていました。ハリーはハーマイオニーの呪いをかける能力に誇らしさを感じたのでした。

さらにダンブルドアがハリーの身代わりになって校長職を投げ出してまでしてハリーの退学の危機を救ってくれました。しかし当然の如く「ダンブルドア軍団」は活動の継続が不可能となってしまったというわけなんですよね。

3-2.マリエッタを庇うチョウ
一夜明けると城中がダンブルドア逃亡の話で持ち切りでした。学校中にアンブリッジが校長になったとの掲示が貼り出されましたが誰もが知っている話が「どのようにして広まったのか?」については全くの謎だったんですよね。

話が広まると2年生の女子生徒が同級生に魔法大臣コーネリウス・ファッジは頭がかぼちゃになって聖マンゴ魔法疾患障害病院に入院していると真顔で話しているのをハリーは聞きました。しかしそれ以外の情報は正確でした。

例えば校長室で現場を目撃した生徒がハリーとマリエッタの2人だけだったという事はみんなが知っていました。マリエッタは今は医務室にいるので唯一語る事のできる生徒のハリーはみんなに取り囲まれる事となったのでした。

そして直体験の話をせがまれる羽目になりました。一方チョウのほうは自分の友達のマリエッタがした事でとてつもない大騒動に発展してしまったという事で当然心中は穏やかでいられるはずなどないといった所なんでしょうね。

それはハリーがクリスマス休暇明けから受けていたスネイプの課外授業に向かう途中でした。玄関ホールを半分ほど横切った所でチョウが急いで迫って来ました。スネイプと会う時間を先延ばしにできるのでむしろ大歓迎でした。

「大丈夫かい?アンブリッジが君にDAの事を訊いたりしなかった?」

ハリーはチョウに合図をすると玄関ホールの各寮の得点を示す巨大な砂時計の置いてある片隅に呼んでこう言いました。チョウは急いで「ううん」と答え訊かれなかったと答えました。そしてその後にこう言ったというわけです。

「そうじゃないの。ただ・・・あの。私。あなたに言いたくて・・・ハリー。マリエッタが告げ口するなんて。私。夢にも・・・」

ハリーは塞ぎ込んで「ああ。まあ」と言いました。チョウが友達選びはもう少し慎重であるべきだと思ったのは確かなようでした。最新情報ではマリエッタはまだ医務室に入院中でマダム・ポンフリーは出来物を治せないらしい。

全くどうする事もできないとの事なんだそうです。しかしそんなマリエッタの惨状を聞いてもなおハリーの腹の虫は収まりませんでした。しかしチョウがその次に言った言葉を聞いてハリーは我が耳を疑う事になったんですよね。

「マリエッタはとってもいい人よ。過ちを犯しただけなの」

ハリーは信じられないという顔でチョウを見ると「過ちを犯したけどいい人?あの子は君も含めて僕たち全員を売ったんだ!」と言いました。ハリーの怒りの言葉に対してチョウはすがるようにしてこう言葉を返したのでした。

「でも。全員逃げたでしょう?あのねマリエッタのママは魔法省に勤めているの。あの人にとっては本当に難しいこと」

こう言うチョウにハリーはロンの父親だって魔法省に勤めていると反論しました。激しい口調でハーマイオニーは本当にひどいやり方をする。あの名簿に呪いをかけたと私たちに教えるべきだったとチョウが言うのに対し・・・

「僕は素晴らしい考えだったと思う」

ハリーがこう言うとチョウは顔を紅潮させ目を光らせて「ああそうだった。忘れていたわ。もちろんあれはハーマイオニーのお考えだったわね」と言いました。これを聞いてハリーは警戒するようにチョウにこう言ったのでした。

「また泣き出すのはご免だよ」

するとチョウは「そんなつもりはなかったわ!」と叫びました。これに対してハリーが「そう。まあ。良かった」と言い今はやる事が色々としかも一杯で大変なんだと言うとチョウはこう言って背を向けると行ってしまいました。

「じゃさっさとやればいいでしょう!」

ハリーは憤慨しながらスネイプの研究室に向かいました。

3-3.結局は
そしてそれは帰りのホグワーツ特急でした。ロンがガラス越しに通路を見て頷きながらそっと「おいハリー」と呼ぶのでハリーが振り返るとチョウが目出し頭巾を被っているマリエッタ・エッジコムと一緒に通り過ぎる所でした。

一瞬チョウとハリーの目が合いました。チョウは頬を赤くしましたがそのまま歩き去りました。ロンがひっそりとそれも相当遠慮がちにハリーとチョウは一体どうなっているんだと訊くとハリーはこう答えたというわけですよね。

「どうもなってないよ」

するとこれもまた相当遠慮がちにハーマイオニーがチョウは今は別の人と付き合ってると聞いたと言いました。しかしそう言われても自分が全く傷つかない事にハリーは気づきました。そんなハリーを見てロンがこう言いました。

「抜け出して良かったな。おい。つまりだ。チョウはなかなか可愛いし。まあ色々。だけど君にはもう少し朗らかなのがいい」

こう言うロンにハリーは肩をすくめて「チョウだって他の誰かだったらきっと明るいんだろ」と言ったのでした。するとロンはハーマイオニーに「ところでチョウは今誰と付き合ってるんだい?」と訊きました。ところがでした。

「マイケル・コーナーよ」

こう答えたのはハーマイオニーではなくてジニーでした。マイケル・コーナーはジニーと付き合っていました。ロンがその事を言うとジニーは断固とした口調で「もう辞めたわ」と言いました。もう別れてしまったんだそうです。

クィディッチの最終戦でグリフィンドールがレイブンクローを破ったのが原因なんだそうです。そのためジニーが棄てたらマイケル・コーナーは代わりにチョウを慰めに行ったそうです。でもハリーと目が合うと顔を紅潮させる。

まだまだハリーに未練たっぷりというわけなんですよね。

最後に
「日刊予言者新聞」にヴォルデモート復活の記事が載ってハリーとダンブルドアの主張が真実だという事がようやく世間に認められる事になりました。それはまた同時にチョウも私の考えは間違っていなかったと思う事ができた。

これはチョウにとっても勝利したという事になるわけです。だから何とかハリーと仲直りをして再び付き合いたいとチョウは思ったというわけです。でも残念ながらハリーのチョウに対する気持ちはすっかり冷めてしまいました。

やはり決定打になったのはチョウがマリエッタ・エッジコムを庇った事だと私はそう思いますね。こうしてハリーの初恋は思春期の終了と共に終焉を迎えてしまったというわけです。ハリーが次に思いを寄せたのはジニーでした。
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