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ジニーはホグワーツに入学する前からハリーの事が好きでした。でも4年生になるとハリーの事を諦めて他の人と付き合うようになりました。しかしチョウ・チャンと別れたハリーの心は徐々にジニーに傾いて行きました。やがてジニーはハリーの夢にも頻繁に現れるようになり・・・(全3項目)

3-1.6年生になって
ハリーの前に立つと一言も話せなくなってしまう。フローリシュ・アンド・ブロッツ書店でジニーはドラコ・マルフォイに向かって「ほっといてよ。ハリーが望んだ事じゃないわ!」と初めてハリーの前で物申す事ができました。

しかしだからといってこれをきっかけにハリーと会話が交わせるようになったというわけではありませんでした。ところがハリー5年生そしてジニーが4年生になるとジニーはハリーと活発に会話を交わせるようになったのでした。

何故ならばハリーの事を諦めて他の人と付き合うようになったからでした。最初はレイブンクロー生のマイケル・コーナーでその次に付き合うようになったのはハリーの同級生でグリフィンドール生のディーン・トーマスでした。

6年生の新学期初日にホグワーツ特急に乗り込んだハリーは汽車が角を曲がってウィーズリー夫妻が見えなくなるまで手を振っていました。ハリーはトランクを引きずって移動をするとジニーの肩を叩いてこう言ったのでした。

「コンパートメントを探しに行かないか?」

友達と話していたジニーはハリーにこう言われて「駄目ハリー。ディーンと落ち合う約束してるからまた後でね」と明るく答えました。ジニーは長い赤毛を背中で揺らしながら立ち去って行きました。その姿を見てハリーは?

ハリーは「ズキン」と奇妙に心が波立つのを感じました。今年の夏休みハリーは僅か2週間でプリベット通り4番地を離れ夏休みの大半を「隠れ穴」で過しました。そのためにジニーが身近にいる事にすっかり慣れてしまいました。

だから学校ではジニーが自分やロンそれにハーマイオニーと常に一緒にいるわけではないという事を忘れていました。でも何故ハリーはジニーがディーン・トーマスと落ち合う約束をしていると言われ心が奇妙に波立ったのか?

それはジニーの事が好きになり始めたからというわけなんですよね。

3-2.体内の怪物
今年の場合はハリー16才の誕生日の翌日つまりは8月1日に学校から教科書リスト同封の手紙が届きましたがハリーへの封筒には驚くべき内容が含まれていたのでした。クィディッチのキャプテンに就任する事になったんですよね。

グリフィンドール・チームのメンバーは過半数に当たる4人が卒業で抜けてしまい「日刊予言者新聞」が一転してハリーの事を褒めそやした上に「選ばれし者」などと書き立てたために多数の応募者が申し込んで来たのでした。

そのためキャプテンのハリーのシーカーを除く全てのポジションで選抜が行われました。しかしジニーもロンも見事に選抜を勝ち抜いてメンバーに残ったというわけなんですよね。ところがここで1つ問題が起きてしまいました。

メンバーの1人でチェイサーのケイティ・ベルが聖マンゴ魔法疾患障害病院に長期入院する事になってしまったのです。そこで代わりにハリーが補充をしたのがディーン・トーマスでした。ディーンはジニーと付き合っています。

それは練習を終えてハリーとロンがグリフィンドール塔に戻る途中でした。ハリーがいつもの近道を通ろうとタペストリーを開けるとディーンとジニーが固く抱き合って激しくキスをしている現場に遭遇してしまったんですよね。

巨大な鱗だらけの何かがハリーの胃の中で目を覚まし胃壁に爪を立てているような気がしました。頭にカッと血が上り思慮分別が吹き飛びディーンに呪いをかけてゼリーの塊にしてやりたいという野蛮な衝動で一杯になりました。

突然の狂気と戦いながらハリーはロンの声を何故か遠くに聞きました。ロンが「おい!」と言うとジニーとディーンは離れて振り返りました。ジニーが「何なの?」と訊いて来たのでロンはジニーに向かってこう言い放ちました。

「自分の妹が公衆の面前でいちゃいちゃしているのを見たくはないね!」

するとジニーは「あなたたちが邪魔するまではここには誰もいなかったわ!」と反論しました。一方ディーンは気まずそうな顔でした。ディーンはばつが悪そうにハリーに笑いかけましたがハリーのほうは笑い返しませんでした。

新しく生まれた体内の怪物が「ディーンを即刻チームから退団させろ!」と喚いていました。ディーンはジニーに談話室に帰ろうと言いましたがジニーは自分は大好きなお兄様とお話があるので先に帰ってとそう言ったのでした。

ディーンは「その場に未練はない」という顔でいなくなりました。ジニーはロンに自分が誰と付き合おうとその人と何をしようとあなたには関係ないと言いました。それに対してロンはジニーと同じぐらい怒ってこう言いました。

「あるさ!嫌だね。みんなが僕の妹の事を何て呼ぶか」

こう言うロンにジニーは何と呼ぶのと訊いて来ました。それに対してハリーがジニーに「ロンは別に他意はないんだ」と反射的に答えましたがハリーの体内の怪物はロンの言葉を支持して吠え立てていたというわけなんですよね。

要するにハリーもジニーは自分以外の人間といちゃいちゃして欲しくないという気持ちが抑え難いほどに強くなっているというわけなんですよね。

3-3.誰も招きたい人がいない
ハリーが6年生になった今年度「闇の魔術に対する防衛術」の教師はハリーのみならず多くの生徒にとって衝撃でした。それと云うのもスネイプが長年の念願が叶いついにその教職に就く事になったからというわけなんですよね。

この事で「魔法薬学」の教職が空席になり後任の教師になったのはかつてはダンブルドア校長の同僚でこの科目を教えていたホラス・スラグホーンがホグワーツの教壇に復帰をして再び「魔法薬学」を教える事になったのでした。

スラグホーンは自分の部屋で定期的にパーティを開催しお気に入りの生徒を招待しました。ハーマイオニーもその1人でした。当然「選ばれし者」のハリーも招待されていましたがハリーは一度も出席した事がありませんでした。

何故だかクィディッチの練習日といつも重なっていたからです。そこでスラグホーンはクリスマス・パーティには何としてもハリーを必ず出席させると決意しました。そのためハーマイオニーに依頼したというわけなんですよね。

ハリーが「いつなら空いているのか?」を調べて欲しいとスラグホーンはハーマイオニーに頼んだというわけです。それを受けて必死になったのがハリーと一緒にクリスマス・パーティに行きたいと思っていた女子生徒たちでした。

フレッドとジョージがダイアゴン横丁に開店した悪戯専門店「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」では惚れ薬も扱っていました。それを使ってハリーのパートナーの座を何が何でも絶対に自分のものにしようというわけです。

それらの女の子たちを諦めさせるためにはハリーが誰かを招待するのが一番有効的な方法だ。ハーマイオニーはハリーにこう言ってとにかく誰かを誘いなさいとハリーに強く進言しました。けれどもハリーはこう言ったのでした。

「誰も招きたい人がいない」

ハリーは避ける事ができる限りジニーの事は考えないようにしようとしていました。そう思いながらもジニーはハリーの夢に頻繁に現れていました。起きている時には「考えないようにしよう」とそう思っても夢ではできません。

夢では見る内容を選べないからです。

今日の最後に
このようにしてハリーのジニーに対する気持ちは抑え難いほどに強くなって来ました。ジニーと固く抱き合ってキスをしている所を見れば「ディーンを即刻クィディッチのメンバーから外せ!」と体内の怪物が暴れ始めるのです。

考えないようにしようと自分にいくら言い聞かせても内容を選べないので夢には頻繁にジニーが出て来てしまう。好きになった人の事は心底とことん好きになる。そんなハリーの性格を反映させる現象というわけなんですよね。

クリスマス・パーティに呼ぶのならジニーしか考えられない。だから他の女の子など考えられないというわけです。
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