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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

チョウ・チャンと別れたハリーがその次に思いを寄せるようになったのはジニーでした。しかしその時ジニーはディーン・トーマスと付き合っていました。でも紆余曲折を経てハリーとジニーはようやく付き合うようになりました。しかしそんな幸せな期間は長くは続きませんでした。(全3項目)

3-1.愛するが故に
ジニーがハリーの事を好きな時にはハリーは別の女性に好意を抱いていた。ハリーがジニーの事を好きな時にはジニーは別の男性と付き合っていた。こうして4年あまりに渡りハリーとジニーは気持ちがすれ違っていたのでした。

しかしハリー6年生そしてジニー5年生の学期末にようやく2人は愛を実らせる事ができたというわけです。ところがそんな幸せな時間は短期間で終了する事になりました。ダンブルドア校長が死んでしまったからというわけです。

「ジニー話があるんだ。君とはもう付き合う事ができない。もう会わないようにしないといけない。一緒にはいられないんだ」

こう言うハリーに対してジニーは「何か馬鹿げた気高い理由のせいね。そうでしょう?」と奇妙に歪んだ笑顔を浮かべながら言ったのでした。そんなジニーに向かってハリーはこのように言葉を返したというわけなんですよね。

「君と一緒だったこの数週間はまるで他の人の人生を生きていたような気がする」

でも自分は1人でやらなければならない事があるんだ。こう言って別れを切り出したハリーでしたがジニーは泣きませんでした。ただハリーを見つめていました。何故ハリーはジニーに別れを告げなくてはならないというのか?

「ヴォルデモートは敵の親しい人たちを利用する。既に君を囮にした事がある。しかもその時は僕の親友の妹というだけで。僕たちの関係がこのまま続けば君がどんなに危険な目に遭うか考えてみてくれ」

さらにハリーはこう言いました。ヴォルデモートは嗅ぎつけるだろう。判ってしまうだろう。ヴォルデモートはジニーを使って自分を挫こうとするだろう。だからもうジニーとは付き合えない。するとジニーはこう言いました。

「私が気にしないって言ったら?」

ハリーは「僕が気にする」と答えました。それほどまでにジニーの事が好きというわけなんですよね。

3-2.それほどまでにジニーの事が好き
こうしてジニーの事を愛するが故にハリーはジニーに付き合う事を辞めようと言いました。そんなハリーとジニーだったのですがそれからおよそ1ヵ月の月日が経ってハリーとジニーは「隠れ穴」で再会する事になったのでした。

プリベット通り4番地の玄関先にハリーを置き去りにする際ダンブルドアがかけた守りの魔法はハリー17才の誕生日つまり7月31日に破れる。そのためハリーはその日までにプリベット通り4番地を離れなくてはなりませんでした。

新たなハリーの滞在先には魔法省が幾重も守りの魔法をかけているのでヴォルデモートがハリーを亡き者にするためには移動中を狙うしかありません。そこで「ハリーはいつ移動するのか?」が焦点になって来るというわけです。

そこで不死鳥の騎士団は魔法省内には「ハリーは期限ギリギリの7月31日まで動かない」という偽情報を流した上でその前に移動を済ませてしまうという事にしたのでした。ところが何とハリーの移動日は漏れていたんですよね。

それでも6人がポリジュース薬を飲んでハリーの姿になる「7人のハリー・ポッター作戦」のお陰でハリーは一旦は何とか逃げ遂せる事ができました。ところが追跡していた死喰い人が本物のハリーを見抜いてしまったんですよね。

そのためハリーはヴォルデモートに追いつかれてしまいました。ハリーは一度は「もう駄目だ!」と思いました。しかしそこでヴォルデモートはもちろんハリー自身でさえも思ってもいなかった出来事が起きたというわけです。

ハリーの柊と不死鳥の尾羽根の杖が黄金の炎を噴いてヴォルデモートが持っていたルシウス・マルフォイ氏の杖を破壊したのです。ヴォルデモートはセルウィンという死喰い人の杖を借りようとしましたが間に合いませんでした。

こうしてハリーは無事ニンファドーラ・トンクスの父テッド氏の家に入る事ができました。ハリーはそこから「移動キー」でハグリッドと共に「隠れ穴」にやって来ました。そこでジニーと再会する事になったというわけです。

「ハリー?あなたが本物のハリー?何があったの?他のみんなは?」

ハリーとハグリッドが「隠れ穴」に到着をすると勝手口からウィーズリーおばさんとジニーが階段を駆け下りて来ました。そしておばさんが矢継ぎ早にこう訊いて来ました。そこでハリーはおばさんにこう訊いたというわけです。

「どうしたの?他には誰も戻っていないの?」

おばさんの青い顔に答えがはっきり刻まれていました。おばさんはハグリッドに気つけ薬用のブランデーを頼まれて家に戻って行きました。するとジニーは様子を知りたいというハリーの無言の願いを汲み取ってくれたのでした。

「ロンとトンクスが一番に戻るはずだったけど移動キーの時間に間に合わなかったの。キーだけが戻って来たわ。それからあれはパパとフレッドのキーのはずだったの。二番目に着く予定だった」

ジニーはそれぞれの「移動キー」を示しながらハリーにこう説明してくれました。ハリーとハグリッドはこの2組の次で3番目に到着する予定だったんだそうです。そのため当初の予定とは全く違う順番で各組が戻って来ました。

それはハリーとジニーが台所にいる時でした。2人は互いに見つめ合いました。ハリーはジニーを抱き締めたいとそう思いました。すがりつきたいとさえ思いました。傍らにはウィーズリーおばさんがいました。しかしでした。

そんな事はあまり気にはなりませんでしたがハリーが衝動に身を任せるその前にアーサー氏がハリーが今まで聞いた事のない凄まじいほどの大きな声を上げながら台所に入って来たので中止という事になってしまったんですよね。

3-3.ずたずただったんだ
それから何日かが過ぎてハリー17才の誕生日がやって来ました。ハリーとロンが台所に降りて行くとそこにはプレゼントの山が待っていました。するとそこにジニーが姿を現わしハリーに「ちょっと来てくれる?」と言いました。

ハーマイオニーが気を利かせてロンを連れて行ってくれました。ハリーは落ち着かない気持ちで初めてジニーの部屋に足を踏み入れました。ジニーはハリーの顔を見上げると深く息を吸ってから「17才おめでとう」と言いました。

ハリーは「うん。ありがとう」とお礼を言いました。するとジニーは「あなたに何をあげたらいいか考えつかなかったの」と言い出しました。それに対してハリーは「何にも要らないよ」と言いましたがジニーはこう言いました。

「何が役に立つのか分らないの。大きな物は駄目だわ。だって持って行けないでしょうから」

ハリーがジニーを盗み見てみると泣いてはいませんでした。ジニーは素晴らしいものを沢山持っている。その1つが滅多にめそめそしない事です。6人の兄たちに鍛えられたに違いないとハリーは時々そう思ったというわけです。

「それで私考えついたの。私を思い出す何かをあなたに持っていて欲しいって。あなたが何をしに行くにしても出先でほらヴィーラなんかに出会った時に」

こう言うジニーにハリーが「デートの機会は正直言ってとても少ないと思う」と言うとジニーは「私そういう希望の光を求めていたわ」と言葉を返しました。そしてこれまでとはまるで違うキスをしてハリーもキスを返しました。

何もかも忘れさせてくれる幸せな瞬間でした。ジニーはこの世界で唯一の真実だ。ところがそこにロンが扉を開けて入って来ました。ジニーの部屋を出て裏庭に出るとロンはハリーに向かってこう言ったというわけなんですよね。

「君はジニーを捨てたんだ。もてあそぶなんて今になってどういうつもりだ?」

ハリーは「ジニーをもてあそんでなんかいない」と答えました。これにロンは「君のほうから終わりにした時ジニーはずたずただったんだ」と反論しました。これは確かにロンの言う通りだと誰もが思うのは間違いないでしょう。

ハリーは僅か1ヵ月前のダンブルドアの葬儀が終わった後にジニーに別れを告げているからというわけなんですよね。

今日の最後に
ハリーはダンブルドアの葬儀終了後にジニーに「君とはもう付き合う事ができない。もう会わないようにしないといけない。一緒にはいられないんだ」と別れを告げました。その理由はヴォルデモートに利用されるからでしたね。

ヴォルデモートは過去にも同じ手法でハリーを「秘密の部屋」にジニーをさらに魔法省の「神秘部」にシリウスを助けに来させたりしました。だからハリーはこのまま付き合っていたらジニーにも危害が及ぶとそう思ったのです。

だから「抱き締めたい」とか「すがりつきたい」などと思ってもいけませんしジニーの部屋に行ってキスをするなんて言語道断で絶対してはいけないというわけです。ロンがそんなハリーの行為を責めるのは当然というわけです。

でもハリーのジニーを思う気持ちはそれほどまでに抑え難いほど強くなっているという事なんですよね。

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