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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーがトレローニー先生の本当の予言を聞いた翌日ダンブルドアにその事を告げると何とダンブルドアはトレローニー先生の本当の予言はこれで2つになったとそう言うのです。そしてハリーはその自分に大きく関わる予言を5年生の学期末に聞かされて知る事になったのでした。(全3項目)

3-1.本物の予言は2つになった
ハリーはルーピン先生がいなくなった部屋に残り意気消沈して床を見つめていました。扉を閉める音が聞こえたので見上げてみるとダンブルドア校長がまだそこにいました。ダンブルドアはハリーに向かってこう言ったのでした。

「どうしたね?そんなに浮かない顔をして。昨夜の後じゃ。自分を誇りに思って良いのではないかの」

ハリーは昨夜ハーマイオニーの持っていた「逆転時計」で3時間前に戻りヒッポグリフのバックビークにシリウスとさらには自分自身の命を救いました。守護霊を創り出して押し寄せて来た百体もの吸魂鬼を追い払ったのでした。

ダンブルドアはだからハリーに「自分を誇りに思って良いのでは?」とそう言ったのです。しかしハリーは苦い物を噛み締めるような口調で「何にもできませんでした。ペティグリューは逃げてしまいました」と言ったのでした。

「何にもできなかったとな?ハリーそれどころか大きな変化をもたらしたのじゃよ。君は真実を明らかにするのを手伝った。1人の無実の男を恐ろしい運命から救ったのじゃ」

「恐ろしい」ダンブルドアの言ったこの言葉がハリーの記憶を刺激しました。ハリーが思い出したのは昨日「占い学」の学期末試験でトレローニー先生が言った予言の事です。そこでハリーはダンブルドアにこう言ったのでした。

「ダンブルドア先生。昨日占い学の試験を受けていた時にトレローニー先生がとってもとっても変になったんです」

いつもよりもっと変になったという事かな?こう訊くダンブルドアにハリーは声が太くなって目が白目になってこう言ったんですと「占い学」の学期末試験の際にトレローニー先生が言った予言の事をダンブルドアに話しました。

「これはハリー。トレローニー先生はもしかしたらもしかしたのかも知れんのう」

ダンブルドアは考え深げにこう言うと「こんな事が起ころうとはのう。これでトレローニー先生の本当の予言は全部で2つになった。給料を上げてやるべきかの」とも言いました。トレローニー先生の本当の予言は2つあるのか?

ところがだったのです。

3-2.ハリー5年生の学期末に
実はトレローニー先生はハリーが生まれる直前に1つ目の本当の予言をしていた。しかもその予言はハリーに深く関わりハリーの人生を激変させる事になったしハリーはそれに関連する質問を1年生の時ダンブルドアにしていた。

それは学期末にハリーが病棟のベッドで訊いた何でそもそもヴォルデモートは僕を殺害したかったんでしょうかという質問でした。その時ダンブルドアはハリーに今は答える事ができないとそう言ったというわけなんですよね。

15年前に君の額の傷痕を見た時に自分はそれが何を意味するのかを推測した。そしてそれがハリーとヴォルデモートとの間に結ばれた絆の印なのではと推量した。そこから始める必要があるとダンブルドアはハリーに言いました。

「その時が来たようじゃ。5年前に話すべきだった事を君に話す時が。ハリーお掛け。全てを話して聞かせよう。少しだけ忍耐しておくれ」

こう言った後ダンブルドアは続けて「わしが話し終わった時にわしに対して怒りをぶつけようがどうにでも君の好きなようにするがよい。わしは止めはせぬ」とも言いました。何故5年前にはダンブルドアは話さなかったのか?

その理由は「11才で知るにはまだ早過ぎる」からだったんだそうです。そんな幼い時に知ってしまうのは荷が重過ぎる。さらには翌年の2年生の時もハリーはバジリスクとの死闘という大人の魔法使いをも凌ぐ挑戦を受けました。

しかしダンブルドアは「12才の年齢は結局11才とあまり変わらぬ」と思い話さなかったのだそうです。ただダンブルドアは額に傷痕をつけた事でヴォルデモートは意図せずして自分の能力をハリーに移してしまったと話しました。

だからハリーは蛇語を解し話す事ができる。話の核心に限りなく近い所まで行ったとの事でした。そして3年目に入りハリーは13才になった。ダンブルドアはもはやハリーに話さない口実が尽きて来ていた。でも話さなかった。

そのためダンブルドアの良心は穏やかではなかったそうです。そして去年ハリーはセドリック・ディゴリーの死を目撃しハリー自身も辛くも死を逃れて学校に戻って来た。ヴォルデモートが戻って来た以上は話さなければならぬ。

しかしそれでもダンブルドアはハリーに話しませんでした。そして今夜ダンブルドアはハリーに既に知る準備ができていたのだと思い知る事になったと言うのです。もっと前にこの重荷を負わせる事ができたと証明をしてくれた。

ダンブルドアは戸棚から「憂いの篩」を取り出して来ると机の上に置きました。そして杖をこめかみに当てて銀色の細い糸を取り出してそれを「憂いの篩」に落としました。その中から立ち上がったのはトレローニー先生でした。

「闇の帝王を打ち破る力を持った者が近づいている。7つ目の月が死ぬ時帝王に三度抗った者たちに生まれる。そして闇の帝王はその者を自分に比肩する者として印すであろう。しかし彼は闇の帝王の知らぬ力を持つであろう」

「一方が他方の手にかかって死なねばならぬ。何となれば一方が生きる限り他方は生きられぬ。闇の帝王を打ち破る力を持った者が7つ目の月が死ぬ時に生まれるであろう」


これがトレローニー先生の1つ目の本当の予言というわけです。

3-3.候補は2人いた?
絶対的な静寂が流れました。ダンブルドアもハリーも歴代校長の肖像画さらには不死鳥のフォークスでさえ沈黙しました。そんな沈黙を破ったのはハリーでした。ハリーはダンブルドアに向かってこう問いかけたというわけです。

「ダンブルドア先生?これは。その意味は。どういう意味ですか?」

この問いにダンブルドアはヴォルデモートを永遠に克服する唯一の可能性を持った人物がほぼ16年前の7月の末に生まれたという事だと説明したのでした。この男の子はヴォルデモートに三度抗った両親の許に生まれるはずだ。

「それは。僕ですか?」

ハリーがこう訊くのに対しダンブルドアは「奇妙な事じゃが」と前置きをした上でハリーの事ではなかったのかもしれないと言い始めました。トレローニー先生の予言は実を云うと2人の男の子に当て嵌まっていたんだそうです。

2人ともその年の7月の末に生まれた。2人とも両親が「不死鳥の騎士団」に属していた。その両親はいずれも辛くもヴォルデモートから三度逃れているんだそうです。2人の内の1人はもちろん7月31日生まれのハリーだそうです。

そして何ともう1人はネビル・ロングボトム。しかしここで1つ疑問が持ち上がって来ます。それは魔法省の神秘部に保管されていた予言球にはヴォルデモートとハリーの名前が記載されていました。それは一体どうしてなのか?

「公式の記録はヴォルデモートが赤子の君を襲った後に書き直されたのじゃ」

だから予言球にはハリーの名前が記載されていたとダンブルドアは言うのです。それじゃ僕じゃないかもしれない。ヴォルデモートは間違えたのかもしれない。こう言うハリーにダンブルドアはハリーに間違いないと言うのです。

それは予言の中で「その者を自分に比肩する者として印すであろう」と言っているからなのだそうです。さらに幸運だったのはトレローニー先生の予言を盗み聞きした者が途中までしか聞いていなかった。放り出されてしまった。

そのためヴォルデモートが知っていたのは予言の最初の部分だけでハリーが「闇の帝王の知らぬ力を持つであろう」という事も知らなかった。そのためハリーを襲ったヴォルデモートは凋落する事になってしまったんだそうです。

そういう事だったのだそうです。

今日の最後に
トレローニー先生の予言に該当するヴォルデモートに三度抗い難を逃れた夫婦は2組で1組はハリーの両親ポッター夫妻でもう1組はネビルの両親ロングボトム夫妻だった。そしてヴォルデモートが選んだのはポッター夫妻だった。

ダンブルドアにこう言われてハリーはヴォルデモートは間違って選んだのかもしれないとそう言っていますが私は決して間違ってはいないと思いますね。ハリーは選ばれるべくして選ばれたんだとそう考えるのが妥当でしょうね。

ハリーの父親ジェームズ・ポッターは「透明マント」を持っていました。さらに当サイトでは折ある毎にハリーは極めて優秀な開心術士だと指摘して来ました。この能力を駆使しハリーは何度も数々の危機を乗り越えて来ました。

だからそういう意味に於いてもヴォルデモートの選択は正しかったと私はそう思いますね。

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