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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーがプリベット通り4番地を離れるという問題の土曜日がやって来ました。その日ハリーはホグワーツに入学して以来学校用のトランクを完全に空にするという作業をしていました。そして最後に取り掛かったのが「日刊予言者新聞」の山の整理でした。それは整理というよりも・・・(全3項目)

3-1.トランクから出て来たのは?
問題の土曜日がやって来ました。ハリーは血を流していました。怪我をした右手を反対の手で押さえ小声で悪態をつきながらハリーは2階の寝室の扉を肩で押し開けました。するとそこに紅茶のカップがあり割れてしまいました。

ハリーは「一体何だ?」と言うとあたりを見回しました。2階の階段の踊り場には誰もいません。紅茶のカップはダドリーの仕掛けた罠かもしれないとハリーはそう思いました。怪我をした右手を庇いながら陶器を片付けました。

それから腹立ち紛れに足を踏み鳴らしながらバスルームに行き怪我をした指を蛇口の下に突き出して洗いました。そんな事をしながらハリーは「あと4日も魔法が使えないなんて馬鹿げている」と思わずにはいられませんでした。

何の意味もないしどうしようもないほど苛立たしい。しかし考えてみればこの指の切り傷はどうにもなりません。傷の治し方など習った事がなかったからです。特にこれからやろうとしている計画を考えると問題かもしれません。

これはハリーが受けて来た魔法教育の重大な欠陥のようです。どうやって治すのかをハーマイオニーに訊かなければと自分にそう言い聞かせながらハリーはトイレットペーパーを分厚く巻き取ってこぼれた紅茶を拭き取りました。

この日ハリーは午前中一杯かけて学校用のトランクを完全に空にするという作業をしていました。これまではトランクの4分の3ほどを学期が始まる前に入れ替えただけで底に溜まったガラクタの層には手をつけなかったのでした。

その万年床に右手を突っ込み薬指に鋭い痛みを感じ引っ込めるとひどく出血していました。ハリーは今度はもっと慎重に取り組もうとトランクの脇に膝をつき底のほうに探りを入れました。すると切り傷の犯人が見つかりました。

正体はすぐに判りました。5年生のクリスマス休暇最終日にグリモールド・プレイス12番地から学校に戻る際に名付け親のシリウスがハリーにくれた「両面鏡」でした。それはシリウスからハリーへの最後の贈り物だったのです。

トランクの整理はまだ続きました。

3-2.最後に取り掛かったのは?
ハリーは今朝届いたばかりでまだ読んでいない「日刊予言者新聞」の上に両面鏡を置きました。それから無駄な物を捨て残りを今後必要な物と不要な物とに分けて積み上げトランクを完全に空にするまでまた1時間かかりました。

必要な物として残したのはマグルの洋服に「透明マント」と魔法薬調合キットと本を数冊に1年生の時にハグリッドに貰ったアルバムと「忍びの地図」に「R.A.B」の署名入りメモが入った例の偽物の分霊箱などだったのでした。

ハリーが最後に取り掛かったのは「日刊予言者新聞」の山の整理でした。プリベット通り4番地で過したこの夏休みの日数分だけありました。新聞の山が残り少なくなって来るとハリーはめくる速度を落としました。まもなくだ。

プリベット通り4番地に戻って間もなくの日付の新聞に載っていたはずだ。1面にホグワーツの「マグル学」の教師チャリティ・バーベッジが辞職したという記事が小さく載っていた記憶がある。やっとその新聞が見つかりました。

その「アルバス・ダンブルドアを悼む」という題名の記事は10面に載っていて著者は不死鳥の騎士団のメンバーでハリーが5年生の時には先発護衛隊の1人としてプリベット通り4番地にやって来たエルファイアス・ドージでした。

その記事によればエルファイアス・ドージ氏がアルバス・ダンブルドアと出会ったのは11才の時ホグワーツに入ったその日だったんだそうです。互いにのけ者と感じていた事が2人を惹きつけたに違いないとの事だったそうです。

エルファイアス氏は入学直前に龍痘にかかり他人に感染する恐れはもうなかったものの痘痕が残っていて顔も緑色がかっていたため積極的に近づこうとする者はほとんどいませんでした。一方アルバス・ダンブルドアのほうは?

芳しくない評判を背負ってのホグワーツ入学だったのだそうです。父親のパーシバルが3人のマグルの若者を襲った件で有罪になりその残忍な事件が散々報道されてからまだ1年と経っていないという事情を抱えていたそうです。

父親はその後アズカバンで亡くなりました。アルバスは父親がそのような罪を犯した事を否定しようとはしませんでした。むしろエルファイアス氏が思い切って訊いた時には父親は確かに有罪であるとそう認めたんだそうです。

この悲しむべき出来事については多くの者がどれだけ聞き出そうとしてもダンブルドアはそれ以上話そうとはしなかったのだそうです。実は一部の者がダンブルドアの父親の行為を称讃していてダンブルドアもまたマグル嫌いだ。

そう思う人もいたんだそうです。しかし見当違いも甚だしい。エルファイアス氏はアルバスを知る者なら誰もが彼には反マグル的傾向の片鱗すらなかったと証言をするだろうと書いていました。全く以ってその逆というわけです。

ダンブルドアはその後の長い年月に渡り断固としてマグルの権利を支持して来た事で多くの敵を作ったとエルファイアス氏は書いています。しかしながらアルバス自身の評判は入学してすぐに父親の悪評を凌ぐようになりました。

1年生の終わりにはマグル嫌いの父親の息子という見方は全くなくなってホグワーツが始まって以来の秀才という事だけで知られるようになりました。光栄にも友人であった我々はダンブルドアを模範として見習う事ができた。

アルバスが常に喜んで我々を助けたり激励してくれたりした事で恩恵を受けた事は言うまでもないのだそうです。後年アルバスが私に打ち明けてくれたのは既にこの頃から人を導き教える事が最大の喜びだったと言ったそうです。

3-3.そして3年後には
学校のあらゆる賞を総嘗めにしたばかりでなくアルバスはその時代の有名な魔法使いたちと定期的に手紙のやり取りをするようになったんだそうです。さらには論文の幾つかが学術出版物に取り上げられるようになったそうです。

「変身現代」や「呪文の挑戦」に「実践魔法薬」などだそうです。そのためダンブルドアには華々しい将来が約束されていると思われた。後は「いつ魔法大臣になるのか?」というその時期の問題だけだったというわけですよね。

しかし幾度となく人の口に上ったもののダンブルドアが魔法大臣職を望んだ事は実は一度もなかった。そしてエルファイアス氏が入学して3年後に弟のアバーフォースがホグワーツに入って来たそうです。2人は似てはいなかった。

アバーフォースは決して本の虫ではなかったし揉め事の解決にもアルバスとは違って論理的な話し合いよりも決闘に訴えるほうを好んだのだそうです。それでも兄弟仲が悪かったというのは大きな間違いとの事なんだそうです。

あれだけ性格の違う兄弟にしては上手く付き合っていたとの事でした。エルファイアス氏がアバーフォースのために釈明をすればアルバスの影のような存在であり続ける事は必ずしも楽な事ではなかったに違いないんだそうです。

アルバスの友人である事は「何をやっても敵わない」という職業病を抱えるようなもので弟だからといって他人の場合より楽だったはずはない。これがエルファイアス氏がアバーフォースに抱いていた思いだったというわけです。

今日の最後に
エルファイアス・ドージ氏に言わせれば弟のアバーフォースは兄アルバスがあまりにも優秀なため「何をやっても敵わない」という職業病を抱えるようなもので影のような存在であり続ける事は必ずしも楽ではないのだそうです。

しかしそれはエルファイアス氏の大きな勘違いでアバーフォースは兄アルバスに対して「全てが優れているわけじゃない」という自負を抱いているんですよね。ハリーは後に当の本人からその事を聞かされる事になるんですよね。

私はヴォルデモートもまたハリーに対し「何もかも自分のほうが上だ」とそう思い込んでいると思いますね。ヴォルデモートはこれまで何度もハリーを亡き者にしようとして来ましたが結果はいつも失敗に終わってしまいました。

それについてヴォルデモートはハリーが勝利したというよりも自分の思わぬ誤算によるものだとそう言っていますよね。しかしハリーにヴォルデモートより優れた所があったからこそハリーはヴォルデモートに殺害されなかった。

その事をヴォルデモートは知らないんですよね。

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