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ハリーがエルファイアス・ドージ氏の追悼文を読み返した当日その追悼文を載せていた「日刊予言者新聞」にはリータ・スキーターのインタビュー記事が掲載されていました。スキーターによれば自分が書いたダンブルドアの伝記本には衝撃の事実が書かれているのだそうです。(全3項目)

3-1.たったの4週間で
スキーターは間違いなく一番乗りでした。それと言うのも900ページもの著書をダンブルドアが謎の死を遂げた6月から僅か4週間で上梓しているのです。スキーターは一体全体どうやってこの超スピード出版を成し遂げたのか?

当のスキーター本人が言うには自分のように長期間に渡ってジャーナリストをやっていると締め切りに間に合わせるのが習い性になっている。魔法界が完全な伝記を待ち望んでいる事は判っていたのでそのニーズに応えたかった。

何でもアルバス・ダンブルドアの長年の友人でウィゼンガモットの特別顧問でもあるエルファイアス・ドージは「スキーターの本に書いてある事実は蛙チョコの付録のカード以下でしかない」とそう批判をしているのだそうです。

このコメントについてインタビュアー兼筆者が訊いてみた所スキーターはのけぞって笑い「ドジのドージ!」と言うと数年前に水中人の権利についてインタビューした事があるが可哀想な事に完全にボケているとそう答えました。

2人でウィンダミア湖の湖底に座っていると勘違いしたらしくスキーターに「鱒に気をつけろ」と何度も注意していたんだそうです。しかしながらエルファイアス・ドージと同様に事実無根と非難する声は他にも多く聞かれる。

スキーターはたった4週間でダンブルドアの傑出した長い生涯を完全に把握できると本気でそう思っているのだろうか?この疑問をぶつけるとスキーターはインタビュアーに向かって「まああなた」とそう言ったんだそうです。

そしてペンを握ったインタビュアーの手の節を親しげに軽く叩いて笑顔を見せたのだそうです。スキーターはあなただってよくご存知でしょう。ガリオン金貨のぎっしり詰まった袋に「ノー」という否定の言葉には耳を貸さない。

スキーターの話はまだまだ続きました。

3-2.衝撃の事実?
それに素敵な鋭い「自動速記羽根ペンQQQ」があれば情報はいくらでも出て来るのだそうです。いずれにせよダンブルドアの私生活を何だかんだと取り沙汰したい連中はいくらでもいる。全ての人が好意を寄せていたのではない。

他人のしかも重要人物の領域に手を出して相当な大勢に煙たがられていたのだとスキーターはそう言うのです。だからとにかくエルファイアス・ドージ氏には偉そうに知ったかぶりをするのは辞めて欲しいとの事なんだそうです。

何しろ自分には大方のジャーナリストが杖を差し出して手に入れたいと思うような情報源が1つあるのだそうです。その人物というのはこれまで公に一度も話さなかった。ダンブルドアが若い頃に最も荒れ狂った時期に親しかった。

スキーターの伝記の前宣伝によればダンブルドアの完全無欠な人生を信じていた人たちには衝撃が待ち受けていると明らかにそう匂わせているんだそうです。スキーターの見つけた中で一番衝撃的な事実とは一体全体何なのか?

それについては「そうは問屋が卸さない」との事でした。まだ誰も本を買わない内においしい所を全部差し上げるわけにはいかない。しかしダンブルドアが純粋無垢の真っ白だとそう思っている人には衝撃の発見があるそうです。

これは約束する。これだけは言えるのだそうです。ダンブルドアが「例のあの人」つまりヴォルデモートに対して激怒するのを聞いた人は夢にも思わない事だそうです。ダンブルドアもまた若い頃には闇の魔術に手を出していた。

後年寛容を説く事に生涯を費やした魔法使いだったダンブルドアもまた若い頃は必ずしも心が広かったとは言えなかった。アルバス・ダンブルドアは非常に薄暗い過去を持っていた。もちろん胡散臭い家族の事は言うに及ばない。

ダンブルドアは躍起になってその事を葬ろうとしていた。その胡散臭い家族とは15年前に魔法不正使用によりウィゼンガモットで有罪判決を受けちょっとしたスキャンダルの元になった弟のアバーフォースの事なのではないか?

この問いにスキーターは「ああアバーフォースなんか糞山の一角ざんすよ」と答えて笑い飛ばしました。その程度の事じゃない。山羊と戯れるのが好きな弟やマグル襲撃事件を起こした父親よりもさらに悪質だとの事だそうです。

実はそれは母親と妹の事なのだそうです。胸の悪くなるような巣窟があるんだそうです。ダンブルドアは何故自分の鼻が折れたのかを決して話そうとはしなかったのか?それは無理はないという話がその本には出て来るそうです。

それならばスキーターは多くの魔法を発見したダンブルドアの卓越した能力をも否定するのだろうか?この件については「頭は良かったざんすね」と認めました。でも何もかも全てがダンブルドア1人の業績というわけではない。

今では疑う人も多いとスキーターは言うのです。アイバー・ディロンスビーは自分が既に発見済みのドラゴンの血液8つの使用法をダンブルドアが論文に借用したと主張している。しかし功績の幾つかが重要なのは否定できない。

ならばグリンデルバルドを打ち負かしたという有名な一件はどうだろう?この問いにスキーターは持ち出してくださってうれしいとそう言うのです。そして焦らすように微笑むのです。心の準備が必要だ。これは爆弾だそうです。

ダンブルドアの胸のすくような勝利に目を潤ませる皆様には悪いが伝説の決闘と言えるものが本当にあったのかどうか?グリンデルバルドは単に杖の先から白いハンカチを出して神妙に降参しただけだとスキーターは言うのです。

3-3.そしてハリーの事も
スキーターはこのダンブルドアとグリンデルバルドの話題についてはこれ以上明かそうとはしなかった。そこで読者にとっては間違いなく興味をそそられるであろう人間関係に水を向けてみた。ダンブルドアとハリーの関係です。

するとスキーターは「ええ。ええ」と言うと勢いよく頷いたんだそうです。丸々1章割いたのだそうです。不健全でむしろ忌まわしい関係だと言われていたそうです。ダンブルドアは当初からハリーに不自然な関心を持っていた。

それがハリーにとって最善だったかどうかはその内に判る。ハリーが問題のある青春時代を過ごした事は公然の秘密ともスキーターは言いました。スキーターは2年前にハリー・ポッターとの有名な独占インタビューを果たした。

今でもハリーとの接触はあるのか?この問いにスキーターは自分たち2人は親しい絆で結ばれるようになったとそう答えました。スキーターが言うには可哀想な事にハリーには真の友と呼べる人間がほとんどいないのだそうです。

あたくしたちが出会ったのはハリーの人生で最も厳しい三大魔法学校対抗試合の時だった。多分自分はハリー・ポッターの実像を知る数少ない生き証人の1人だろう。ここで話はダンブルドアが最期を迎えた時の事になりました。

しゃべり過ぎないようにしたい。全ては本の中にある。そう言いながらスキーターはダンブルドアが死んだ時ハリーがその場にいたという噂についてホグワーツ城内の目撃者が現場から走り去る所を見ているとそれを認めました。

ハリーはその後セブルス・スネイプに不利な証言をしている。しかしハリーがこの人物に恨みを抱いている事は有名だ。だから果たしてハリーの言葉通りに受け取れるかどうか?つまりハリーのこの言葉は疑わしいとの事でした。

リータ・スキーターのインタビュー記事はこの「アルバス・ダンブルドアの真っ白な人生と真っ赤な嘘」は瞬時にベストセラーになるのは間違いない。一方でダンブルドアを崇拝する多くの人々は戦々恐々の日々かもしれない。

そう書いて締め括られていたのでした。

今日の最後に
このインタビューの中でリータ・スキーターは色々と言っていますよね。素敵な鋭い「自動速記羽根ペンQQQ」があれば情報はいくらでも出て来るとか全ての人がダンブルドアに好意を寄せているわけではないとも言っています。

さらにダンブルドアとハリーについても不健全でむしろ忌まわしい関係だった。ダンブルドアはハリーに不自然な関心を持っていたとも言っていますよね。一体ダンブルドアとハリーはどんな関係だと言っているんでしょうね?

しかしその一方でスキーターは「大方のジャーナリストが杖を差し出して手に入れたいと思うような情報源が1つある」とも言っています。スキーターが自信を持ち胸を張っていられるのは「この情報源」のお陰なんですよね。

これは後にハリーも「確かに事実だ」と認めなくてはならないという事になるというわけなんですよね。
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