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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

3人が一緒になるのを阻止すれば出発するのを遅らせる事ができる。そう考えたウィーズリーおばさんでしたが3日目の夜になるとほころびが見えて来ました。そのためハリーたち3人はロンの屋根裏部屋で話す機会ができました。そこでハリーはロンとハーマイオニーに・・・(全3項目)

3-1.アーサー氏と鳥小屋に行ってみると
ハリーはウィーズリーおばさんにアーサー氏の手伝いをして鶏の糞を掃除して欲しいと頼まれたものの結局こちらのほうはほとんどする事がありませんでした。何と鳥小屋にはシリウスのバイクの残骸が隠されていたんですよね。

アーサー氏の説明によれば妻のモリーには言う必要がない。テッド・トンクスがシリウスのバイクの残骸をほとんど送ってくれた。そこで保管と称し鳥小屋に隠してある。確か排気ガス抜きとかそんな名前の素晴らしい物がある。

それにブレーキがどう作動するかが判る素晴らしい機会だ。妻のモリーが見ていない。つまり時間がある時にもう一度組み立ててみるつもりなんだそうです。アーサー氏と2人で家の中に戻るとおばさんの姿は見えませんでした。

そこでハリーはこっそり屋根裏のロンの部屋に行きました。ロンはおばさんに言われた部屋の片付けを全くしていませんでした。ハリーが部屋に入って行くと今の今までベッドに寝転がっていたのが見え見えという有り様でした。

「ちゃんとやってるったらやってる!あっ何だ君か」

ハリーが部屋に入るとロンはこう言い再びベッドに横になりました。散らかった部屋はそのままで違うと言えば部屋の隅にハーマイオニーが座り込んで本を選り分けている事でした。その足下にはクルックシャンクスがいました。

「ハーマイオニー君はどうやって抜け出したの?」

ハリーが自分のベッドに座るとハーマイオニーが「あらハリー」と声をかけて来たのでハリーはこう尋ねました。するとハーマイオニーからはこんな答えが返って来ました。どうやらハリーと同様の事のようだったんですよね。

「ああロンのママったら昨日もジニーと私にシーツを代える仕事を言いつけた事を忘れているのよ」

それならばロンとハーマイオニーはここで一体何をしていたのか?何と2人はマッド・アイ・ムーディの事を話していたのだそうです。ロンがハリーに言うには「生き延びたんじゃないかと思うんだ」との事だったんですよね。

3-2.ロンの意見にハリーとハーマイオニーの意見
マッド・アイは生き延びたのでは?こう主張するロンにハリーは「だけど死の呪文に撃たれた所をビルが見ている」と言いました。これにロンは「ああ」と認めつつも「だけどビルも襲われてたんだぞ」と言葉を返したのでした。

そんな時に何を見たなんてはっきり言えるのかとロンは言うのです。するとハーマイオニーが「例え死の呪文が逸れていたにしてもマッド・アイは地上300メートルあたりから落ちたのよ」と言ってハリーの意見を補強しました。

「盾の呪文」を使ったかもしれない。ロンがこう言うとハリーは「杖が手から吹き飛ばされたってフラーが言ったよ」と言いました。ハリーのこの指摘を聞いてロンは枕を叩いて楽な形にしながら不機嫌にこう言ったんですよね。

「そんならいいさ。君たちどうしてもマッド・アイを死なせたいんなら」

そんなロンにハーマイオニーは「もちろん死なせたくないわ!」と衝撃を受けたような顔で言いました。マッド・アイが死ぬなんてあんまりだとハーマイオニーはそう言いました。でもその一方で現実的にならなくてはいけない。

ハーマイオニーも本当はマッド・アイが死んだと認めたくはないというわけです。ここでハリーは初めてマッド・アイの亡骸を想像しました。魔法の目がぐるぐると回っているのを想像すると何故か笑いが込み上げて来るのです。

「多分死喰い人の奴らが自分たちの後始末をしたんだよ。だからマッド・アイは見つからないのさ」

こう言うロンにハリーは「そうだな」と同意をした上でバーティ・クラウチ氏みたいに骨にして埋めたとか「変身呪文」で姿を変えて無理やりどこかに押し込んだのかもとマッド・アイの亡骸の処理方法を挙げてみせたのでした。

するとハーマイオニーが「辞めて!」と金切り声を上げました。ハリーが驚いて見るとハーマイオニーは持っていた教科書の上に泣き伏す所でした。ハリーはハーマイオニーに嫌な思いをさせるつもりはなかったと謝りました。

しかしその時でした。ベッドから飛び起きたロンがハリーより早く駆け寄っていました。ロンは片腕をハーマイオニーに回しながらジーンズのポケットから汚らしいハンカチを引っ張り出して「テルジオ!拭え!」と唱えました。

杖が油汚れを大部分吸い取りました。さも得意気な顔でロンはそのハンカチをハーマイオニーに渡しました。ハーマイオニーは言葉を途切れがちにしつつそんなロンにお礼を言いました。マッド・アイが死ぬなんて考えなかった。

ひどい事だわ。ダンブルドアのすぐ後に。私一度も考えなかったわ。何故だかあの人は不死身みたいだった!こう言うハーマイオニーにロンはハーマイオニーを片腕で力強く抱き締めながら「うん。そうだね」と言ったのでした。

でもその一方でマッド・アイが今ここにいたら何て言うか判るだろう?こう訊くロンにハーマイオニーは涙を拭いながら「油断大敵」と答えました。するとロンは「そうだよ」と言って頷くとハーマイオニーにこう言いました。

「自分の身に起こった事を教訓にしろってそう言うさ。そして僕は学んだよ。あの腰抜けで役立たずのチビのマンダンガスを信用するなってね」

ここまでは良かったのです。

3-3.聞いてくれ。聞いてくれよ!
ロンの言葉を聞いてハーマイオニーは泣き笑いをし前屈みになって本をまた2冊拾い上げました。次の瞬間ロンはハーマイオニーの肩に回していた腕を急に引っ込めました。ロンの足に「怪物的な怪物の本」が落ちて来たのです。

本を縛っていたベルトが外れ解き放たれた本がロンのかかとに荒々しく噛みつきました。本を落としたハーマイオニーは「ごめんなさい。ごめんなさい!」と叫ぶとロンのかかとから本をもぎ取って元通りに縛り上げたのでした。

「一体全体そんなに沢山の本をどうするつもりなんだ?」

こう訊くロンにハーマイオニーは「どの本を持って行くか決めているだけよ。分霊箱を探す時にね」と答えました。そう言われてロンは「ああそうだった」と言うと額をピシャリと叩きました。そしてこう冗談を飛ばしたのでした。

「移動図書館の車に乗ってヴォルデモートを探し出すって事をすっかり忘れていたよ」

それからハーマイオニーは少し迷った末に万が一のため持っていったほうがいいと言って「スペルマンのすっきり音節」を2つの山の高いほうに置き今度は「ホグワーツの歴史」を取り上げました。その時の事だったんですよね。

「聞いてくれ。ダンブルドアの葬儀の後で君たちは僕と一緒に来たいと言ってくれたね。それは判っているんだ」

ハリーはベッドに座り直してロンとハーマイオニーにこう言いました。2人は揃って諦めと挑戦の入り交じった目でハリーを見ました。ロンは目をぎょろぎょろさせながらハーマイオニーに「ほら来た」と言ったというわけです。

一方ハーマイオニーは「そう来ると思ってたわよね」と言うと溜め息をつき再び本の選り分けに取り掛かりました。ハーマイオニーは持っていた「ホグワーツの歴史」を選り分けるのに当たってこう言ったというわけなんですよね。

「あのねホグワーツの歴史は持って行くわ。もう学校には戻らないけどやっぱり安心できないのよ。これを持っていないと」

ハリーは再び「聞いてくれよ!」と言いました。

するとロンとハーマイオニーは?

今日の最後に
1年前の夏休みダンブルドアは「隠れ穴」の箒小屋でハリーに「君は予言の内容を誰にも話しておらんじゃろうな?」と訊きハリーが「はい」と答えると「それは概ね賢明な判断じゃ」とそう言った上でハリーにこう言いました。

「ただし君の友人に関しては緩めるべきじゃろう。そうミスター・ロナルド・ウィーズリーとミス・ハーマイオニー・グレンジャーの事じゃ」

驚くハリーにダンブルドアは「この2人は知っておくべきじゃと思う。これほど大切な事を2人に打ち明けぬというのは2人とってかえって仇になる」とさらにはハリーに「君にはあの2人の友人が必要じゃ」とも言ったんですよね。

そしてダンブルドアがハリーに行なった個人教授の内容を教える事をロンとハーマイオニーのみに許可しました。この時にハリーのヴォルデモートの分霊箱を探す旅にロンとハーマイオニーが同行するのは運命付けられたのです。

だからこそ2人は「ハリーと一緒に行く」とそう決心したというわけなんですよね。

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