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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

「君たち本当に真剣に考え抜いたのか?」ハリーはロンとハーマイオニーにこう言いました。それはおそらく分霊箱を探す事はとてつもない困難と危険が伴う事が予想されるからという事なんでしょうね。しかしロンもハーマイオニーもハリーの予想を覆す計画を立てていたというわけなんですよね。(全3項目)

3-1.いつでも出発できる
「聞いてくれ。聞いてくれよ!」と言うハリーにハーマイオニーは「いいえ」と言ったその上で「あなたのほうこそ聞いて。私たちはあなたと一緒に行くわ。もう何ヵ月も前に決めた事よ。実は何年も前にね」と言ったのでした。

「でも」と言うハリーにロンが「黙れよ」と意見しました。一緒に行くと言ったんだからこれ以上何も言うなというわけです。それでもハリーは「君たち本当に真剣に考え抜いたのか?」と食い下がったというわけなんですよね。

ハーマイオニーはもう随分前から荷造りをして来たのだそうです。だから自分たちはいつでも出発できるんだそうです。参考までに申し上げるとハーマイオニーは準備をするに当たってかなり難しい魔法も使ったとの事でした。

特にウィーズリーおばさんの目と鼻の先でマッド・アイのポリジュース薬を全部頂戴するという事までやってのけたそうです。それに両親の記憶を変えてウェンデルとモニカ・ウィルキンズという名前だと信じ込ませたそうです。

そしてオーストラリアに移住する事が人生の夢だと思わせた。2人はもう移住したんだそうです。それはヴォルデモートが2人を追跡してハリーの事で尋問する事が一層難しくなるようにしたのだそうです。それは何故なのか?

残念ながらハリーの事を両親に随分話してしまったからだそうです。もし自分が分霊箱探しから生きて戻ったら両親を探して呪文を解く。そうでなければ自分のかけた呪文が十分に効いているから安全に幸せに暮らせる事だろう。

ウェンデルとモニカ・ウィルキンズ夫妻は娘がいた事も知らないのだそうです。こう言うとハーマイオニーの目は再び涙で潤み始めました。それを見てロンはベッドから降りて再びハーマイオニーに片腕を回したというわけです。

そして繊細さに欠けると非難をするようにハリーにしかめっ面を向けたのでした。ハリーは言うべき言葉を思いつきませんでした。ハーマイオニーがそこまでして悲愴な覚悟を固めた上でハリーに同行する事を知ったからでした。

3-2.一方ロンのした準備は?
言葉を途切れがちにして謝るハリーにハーマイオニーは「気づかなかったの?」と言いました。ロンも私もハリーと一緒に行けばどういう事が起こるかはっきり判っている。そしてロンも一緒に行くための準備を進めていました。

ハーマイオニーが「ハリーにあなたのした事を見せてあげて」と言うとロンは「うえぇハリーは今食事したばかりだぜ」と言いました。しかしハーマイオニーは「見せるのよ。ハリーは知っておく必要があるわ!」と言いました。

そう言われてロンは「ああ判ったよ」と応えるとハリーに「こっちに来いよ」と言って部屋の外の狭い踊り場に出て行ったのでした。そして杖を低い天井に向け「ディセンド降りよ」と小声で唱えると天井の撥ね戸を開きました。

2人の足元に梯子が滑り降りて来ました。すると上から半分息を吸い込むような半分呻くような恐ろしい音が聞こえて同時に下水を開けたような悪臭が漂って来ました。時々夜の静寂を破るあの生き物がそこにいたんですよね。

「君の家の屋根裏お化けだろう?」

ハリーがこう訊くとロンが梯子を上りながら「ああそうさ。さあこっちに来て奴を見ろよ」と答えました。ハリーが実物にお目にかかるのはこれが初めてでした。その屋根裏お化けは薄暗い部屋で大口を開けて熟睡していました。

ハリーが初めて見た屋根裏お化けは摩訶不思議な格好をしていました。そのため初めて見たハリーでさえ「おかしい」と思いました。何とその屋根裏お化けはパジャマを着ているのです。さらにはそれだけではありませんでした。

ロンが説明してくれました。普通は赤毛でもないしこんな出来物も噴き出しちゃいない。ハリーは少し吐き気を催しながら屋根裏お化けを繁々と眺めました。暗闇に目が慣れて来ると着ているパジャマがロンのお古と判りました。

何故この屋根裏お化けはこんなに髪の毛が多いのか?何故全身に赤紫の炎症があるのか?普通の屋根裏お化けは確か禿げていてヌルヌルした生き物だったはず。この屋根裏お化けがこうなっている理由をロンが一言で言いました。

「こいつが僕さ。判るか?」

ロンにこう訊かれてハリーが「いや。僕にはさっぱり」と答えるとロンは「部屋に戻ってから説明するよ。この臭いには閉口だ」と言い2人は下に降りて来て本を選り分けているハーマイオニーの所に戻って来たというわけです。

3-3.ロンの計画
「僕たちが出発したら屋根裏お化けがここに来て僕の部屋に住む」これこそがロンが分霊箱を探す旅にハリーと一緒に行くための計画というわけです。ロンが言うにはあの屋根裏お化けはそれを楽しみにしているのだそうです。

何せ話す事ができないのではっきりとは分らないそうですがロンがその事を言うとあの屋根裏お化けは何度も頷くんだそうです。すなわちあの屋根裏お化けは黒斑病にかかったロンなのだそうです。ところがだったんですよね。

ロンが「冴えてるだろう。なっ?」と言ってもハリーは混乱そのものの顔でした。ロンは再び「冴えてるさ!」と言いながらハリーがこの計画の素晴らしさを理解していないのが歯痒そうでした。そこで補足説明を始めました。

自分たち3人がホグワーツに戻らないとみんなはハーマイオニーと自分が君と一緒だと考える。つまりは死喰い人たちがハリーの行方を知ろうとしてまっすぐ自分たちの家族の所に来る。ここでハーマイオニーがこう言いました。

「でも上手く行けば私はパパやママと一緒に遠くに行ってしまったように見えるわけ。マグル生まれの魔法使いたちは今どこかに隠れる話をしている人が多いから」

ハーマイオニーはそれでいい。しかしロンの家族つまりはウィーズリー家全員を隠すわけにはいかない。それではあまりにも怪し過ぎるし全員が仕事を辞めるわけにはいかない。そこで自分は病気という事にするというわけです。

黒斑病で重体だ。だから学校にも戻れないという話をでっち上げる。誰かが調査に来たらウィーズリー夫妻はあの屋根裏お化けを見せる。黒斑病は凄く伝染し易いので連中はそばに寄りたがらない。話せなくても全く問題はない。

何故ならば菌が喉元まで広がったら話せなくなるのだそうです。そこでハリーが両親のウィーズリー夫妻はこの計画に乗っているのと訊くとロンからは父親のアーサー氏のほうは乗ってくれているとの答えが返って来たのでした。

フレッドとジョージは屋根裏お化けを変身させるのを手伝ってくれたそうです。一方母親のウィーズリーおばさんはこんな事は受け入れてくれないんだそうです。何せ3人の出発を何とか阻止しようと躍起になっていますからね。

ハリーは何も言えずにロンとハーマイオニーを交互に見ました。2人は本当に自分と一緒に来るつもりなのだ。2人が家族を守るためにそこまで準備していたという事が何にも増してはっきりと自分にその事を気づかせてくれた。

それに分霊箱を探す事がどんなに危険な事か2人はよく判っているのだ。ハリーは2人の決意が自分にとってどんなに重みを持つ事なのかを伝えたいと思いました。しかしその重みに見合う言葉を見つける事ができませんでした。

今日の最後に
ハリーのヴォルデモートの分霊箱を探す旅に同行するのに当ってロンとハーマイオニーはいずれも入念な下準備を施していました。その内容の言語道断の凄まじさを聞いてハリーは言葉を失ってしまったというわけなんですよね。

ロンは自分の家に棲む屋根裏お化けに自分のパジャマを着せさらに魔法をも駆使して自分の身代わりにして黒斑病で学校に行けないという話をでっち上げました。ハーマイオニーに至っては悲壮感がひしひしと迫って来ますよね。

両親のグレンジャー夫妻の記憶を修正しウェンデルとモニカ・ウィルキンズという名前だと思い込ませオーストラリアに移住する事が人生の夢だと思わせたそうです。ウェンデルとモニカ・ウィルキンズは娘がいた事も知らない。

自分にもしもの事があっても両親は無事に暮らせるし幸せに過す事ができる。ハーマイオニーが自分の両親にこうしたのはやはり分霊箱を獲得するのに当たりダンブルドアが払った犠牲の大きさを目の当たりにしたからでしょう。

1つ目を獲得する時に片方の手を失い2つ目を獲得した際には何と命を失ってしまった。ハーマイオニーも何せダンブルドアがああなったのだから自分だってハリーに同行すればどんな事になるのか分らないと思ったんでしょうね。

だからこそハーマイオニーはここまで悲壮感がひしひしと伝わって来る措置を施したんだと私はそう思いますね。

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