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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハーマイオニーがロンの屋根裏部屋にこっそりやって来て3人はダンブルドアから遺贈された物品について語り合いました。しかし「ダンブルドアは何故これらの物を自分たちに遺贈したのか?」の理由を考えても皆目見当がつきません。むしろ謎は深まるばかりだったのでした。(全3項目)

3-1.何故ハリーに古いスニッチを?
遺言書では自分たちにこういう物を遺す理由を教える事ができなかった。こう言うハーマイオニーに対し「でもまだ説明がつかないのは何故生きている内にヒントを教えてくれなかったのかという事だ」と言ったのはロンでした。

ハーマイオニーも同意見のようで「ええ。その通り」と言いました。さらにハーマイオニーは魔法省の目が光っている。その鼻先で渡さなくてはならないほど重要な物なら自分たちにその理由を知らせておくばすとも言いました。

ダンブルドアが言う必要もないほど明らかだと考えたら別だけど。こう言うハーマイオニーにロンはそれなら「間違った考えだな」だと言うのです。ロンはダンブルドアはどこかずれているといつも言っていたとそう言うのです。

物凄い秀才だがちょっとおかしい。ハリーに古いスニッチを遺すなんてロンに言わせれば「一体どういうつもりだ?」と訊きたいのだそうです。こう言ったロンに対しハーマイオニーはこう言葉を返したというわけなんですよね。

「分らないわ。スクリムジョールがあなたにそれを渡した時ハリー。私てっきり何かが起きると思ったわ!」

何かが起きると思った。最後にハーマイオニーがこう言ったのを聞いてハリーは「うん。まあね」と言葉を濁しました。その古いスニッチを握って差し上げながらハリーの鼓動は再び早くなりハリーは2人にこう言ったのでした。

「スクリムジョールの前じゃ僕。あんまり真剣に試すつもりがなかったんだ。判る?」

ハリーのこの言葉を聞いてハーマイオニーは「どういうこと?」と訊きました。その問いにハリーは「生まれて初めてのクィディッチ試合で僕が捕まえたスニッチとは?」と問い返しさらには「覚えてないか?」とも訊きました。

ハーマイオニーは全く困惑した様子でしたがロンは思い出したようでした。ハッと息を呑み声も出ないほどに興奮してハリーとその古いスニッチを指差して暫くは声も出ないほどでした。やがてロンはこう言ったというわけです。

「それ君が危うく飲み込みかけた奴だ!」

3-2.私は終わる時に開く
ハリーは「正解」と言うと心臓をドキドキさせながらスニッチを口に押し込みました。しかし開きません。焦燥感と苦い失望感が込み上げて来ました。ところがハリーがスニッチを口から取り出すとハーマイオニーが叫びました。

「文字よ!何か書いてある。早く見て!」

ハリーは驚きと興奮で危うくスニッチを落とす所でした。ハーマイオニーの言う通りで滑らかな金色の球面の先程までは何もなかった所に短い言葉が刻まれていました。ハリーにはそれと判るダンブルドアの細い斜め文字でした。

私は 終わる 時 に 開く

ハリーが読むか読まない内つまり次の瞬間には文字は消えてなくなってしまいました。ハリーが球面に浮かんだ「私は終わる時に開く」という文字を復唱して「どういう意味だ?」と訊いてもロンもハーマイオニーも答えません。

2人ともぽかんとして頭を振っただけでした。私は終わる時に開く。3人で何度もこの言葉を繰り返しても色んな抑揚をつけてみても何の意味も捻り出す事はできませんでした。3人はその言葉の意味の解読を諦める事にしました。

「それに剣だ。ダンブルドアはどうしてハリーに剣を持たせたかったんだろう?」

ロンのこの問いにハリーは「それにどうして僕にちょっと話してくれなかったんだろう?」と疑問を追加しました。剣はあそこにあったんだ!自分とダンブルドアが話している1年間も剣は校長室の壁にずっと掛かっていたんだ。

剣を自分にくれるつもりだったのならどうしてその時にくれなかったんだろう?こう言いながらハリーは試験を受けているような気がしました。答えられるはずの問題を前にしているのに脳みそは鈍く反応をしようとはしません。

昨年度1年間何度も長い話をした中で何か聞き落とした事があったのだろうか?この謎の全ての意味を自分は判っているべきなのだろうか?ダンブルドアは自分が理解する事を期待していたのだろうかとハリーはそう思いました。

「それにこの本だけど。吟遊詩人ビードルの物語。こんな本。私聞いた事がないわ!」

ハーマイオニーのこの言葉を聞いてロンは信じられないという調子で「聞いた事がないって?吟遊詩人ビードルの物語を?冗談のつもりか?」と言いました。ロンに冗談のつもりかとまで言われハーマイオニーはこう言いました。

「違うわ!それじゃロン。あなたは知ってるの?」

3-3.吟遊詩人ビードルの物語
ロンが「ああもちろんさ!」と答えたのでハリーは急に興味を引かれて顔を上げました。ロンがハーマイオニーの読んでいない本を読んでいるなんて前代未聞だと思ったからです。一方ロンは2人に驚かれて当惑した様子でした。

「なに驚いてるんだよ!子供の昔話はみんなビードルの物語のはずだろ?」

こう言うとロンは「たくさんの宝の泉」に「魔法使いとポンポン飛ぶポット」と「ぺちゃくちゃウサちゃんとぺちゃくちゃ切り株」と3つのビードルの物語を挙げました。ハーマイオニーはクスクス笑ってロンにこう訊きました。

「何ですって?最後のは何ですって?」

するとロンはやはり信じられないという顔でハリーとハーマイオニーを見ると「いい加減にしろよ!聞いた事あるはずだぞ。ぺちゃくちゃウサちゃんのこと」と言いました。そんな事は知っていて当たり前と言いたげな口調です。

そこでハーマイオニーはロンに「ハリーも私もマグルに育てられたって事よく知ってるじゃない!私たちが小さい時はそういうお話は聞かなかったわ」と言うと「白雪姫と7人の小人」や「シンデレラ」を挙げたというわけです。

それを聞いてロンは「何だそりゃ?病気の名前か?」とそう言うのです。ロンのその言葉を聞いてハーマイオニーは「それじゃこれは童話なのね?」と訊いてロンは「ああ」と自信がなさそうに答えた後にこう言ったんですよね。

「つまりそう聞かされて来たのさ。そういう昔話は全部ビードルから来てるって。元々の話がどんなものだったのかは僕知らない」

つまり「吟遊詩人ビードルの物語」は魔法界の童話である。それを知ってハーマイオニーは「でもダンブルドアはどうして私にそういう話を読ませたかったのかしら?」という疑問を口にしました。その時の事だったんですよね。

「多分チャーリーだ。ママが寝ちゃったから髪の毛を伸ばしにこっそり出て行くとこだろ」

下の階で何かが軋む音がしたのでロンがおどおどしながらこう解説しました。それを聞いてハーマイオニーが「いずれにしても私たちも寝なくっちゃ。明日は寝坊したら困るでしょ」と言い3人の密談はお開きになったのでした。

ハーマイオニーが部屋を出て行くのを待ってロンが「灯消しライター」をカチッと鳴らしたというわけなんですよね。

今日の最後に
魔法大臣ルーファス・スクリムジョールが言っていたようにダンブルドアが物品を遺贈したのは極めて例外的でハリーたち3人だけでした。ここで3人がダンブルドアから遺贈された物品を改めて振り返ってみる事にしましょう。

●ロンには「灯消しライター」
これを見てハーマイオニーは同じ事が「ペルー産インスタント煙幕」でもできる。ダンブルドアが遺言であなたをこの「灯消しライター」の遺贈者に選んだのは単に灯りを消すのを手伝うためじゃないとそう指摘したんですよね。

つまり灯りを消したり点けたりするためだけに譲ったんじゃない。何か別の目的があっての事なんだというわけです。ハーマイオニーのこの見解は当たっていました。この「灯消しライター」には別の機能もついていたのでした。

●ハリーには「古いスニッチ」と「ゴドリック・グリフィンドールの剣」
ハリーは最初のクィディッチ試合でスニッチを手ではなく口で捕まえました。そこでハリーがこのスニッチを口に押し込むと球面に「私は終わる時に開く」という文字が浮かびましたが3人がその謎を解く事はできませんでした。

そして「ゴドリック・グリフィンドールの剣」は魔法大臣ルーファス・スクリムジョールが重要な歴史的財産でダンブルドアが譲るとそう決めてもハリーだけの専有財産ではないと言って受け渡す事を拒否してしまったのでした。

●ハーマイオニーには「吟遊詩人ビードルの物語」の蔵書
ハーマイオニーが読んだ事がないと言ったこの本をロンが知っていると聞いてハリーは「前代未聞だ!」と驚いて興味を引かれ顔を上げました。一方そのロンはハリーとハーマイオニーが知らないとそう知って困惑していました。

要するにこの「吟遊詩人ビードルの物語」は魔法界の昔話にして童話なのです。本来は子供が読む本なのでハーマイオニーは知らなかった。ダンブルドアは何故この本をハーマイオニーに遺贈したのかの理由も分りませんでした。

でもロンとハーマイオニーに遺贈されたいずれの物品もまた謎が解明されてみれば結局はハリーのためだったんですよね。

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