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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

最後に断トツに遅くロンが「何でこいつが来るんだ!」と苛立つ招待客が来たものの列席者が打ち揃ってビルとフラーの結婚式が執り行なわれました。ダンブルドアの葬儀を取り仕切ったのと同じ魔法使いが司会進行役という事でハリーはどきりとしましたがビルとフラーはめでたくも晴れて夫婦になったのでした。(全3項目)

3-1.ハーマイオニーもまた
ハリーが来ないと聞きミュリエルおばさんは「ふむむ。口実を作ったというわけかぇ?それなら新聞の写真で見るほど愚かしい子でもなさそうだ」と言いました。フラーには自分のティアラの最高の被り方を教えたんだそうです。

小鬼製で我が家に何百年も伝わって来た物なんだそうです。花嫁はきれいな子だ。しかしどうひねくってもフランス人だぞぇ。ミュリエルおばさんはビルの花嫁にケチをつけつつロンに連れられて行ったというわけなんですよね。

ロンは通り過ぎる際にハリーに意味ありげな目配せをして行きました。ロンは暫くの間は姿を見せず次に入口で見つけた時にはハリーは12人もの招待客を案内して出て来た所でした。テントは今やほとんど満席になっていました。

ミュリエルは悪夢だぜ。ロンは額の汗を袖で拭いながらこう言いました。何でも以前は毎年クリスマスに来ていたのだそうです。しかし有り難い事にフレッドとジョージが祝宴の時におばさんの椅子の下でクソ爆弾を破裂させた。

それに腹を立てて以来ミュリエルおばさんは来なくなった。父親のアーサー氏はおばさんの遺言書から2人の名前が消されてしまうだろうと言っているそうです。でもロンは2人はそんな事を気にしないだろうとそう言うのです。

最後にはあの2人が親戚の誰より金持ちになるからとの事です。ロンがハリーにそう言っているとハーマイオニーが姿を現わしました。ロンはハーマイオニーを見て目をパチパチさせながら「すっごくきれいだ!」と言いました。

ハーマイオニーは「意外で悪かったわね」と言いながらも笑顔を見せました。ライラック色のふわっとした薄布のドレスに同色のハイヒールを履き髪はまっすぐで艶やかです。やはりミュリエルおばさんの洗礼を受けたそうです。

「あなたのミュリエル大おばさんはそう思っていらっしゃらないみたい。ついさっき2階でフラーにティアラを渡していらっしゃる所をお目にかかったわ」

そしたら「おやまあこれがマグル生まれの子かぇ?」と言いそれから「姿勢が悪い。足首がガリガリだぞぇ」と初対面のハーマイオニーにもミュリエルおばさんはケチをつけたそうです。それを聞いてロンはこう言ったのでした。

「君への個人攻撃だと思うなよ。おばさんは誰にでも無礼なんだから」

ロンがハーマイオニーにこう言っているとフレッドとジョージが現れて追い打ちをかけ始めたというわけなんですよね。

3-2.最後に来た招待客は?
「誰にでも無礼なんだから」というロンの最後の言葉だけが聞こえたのか?ジョージが「ミュリエルの事か?」と訊いて来ました。ジョージもたった今ミュリエルおばさんから「耳が一方に偏っている」と言われたのだそうです。

ジョージもまた「あの老いぼれコウモリめ」と言ってミュリエルおばさんを誹謗中傷する一方で「ビリウスおじさんがまだ生きてたら良かったのになぁ」と言ったのでした。結婚式には打ってつけの面白い人だったんだそうです。

ビリウスおじさんと云えば死神犬のグリムを見て24時間後に死んでしまった人でした。ハーマイオニーがそう訊くとジョージが「最後は少しおかしくなってたな」と認めました。でもそれ以前はパーティを盛り上げる花形だった。

フレッドの説明ではファイア・ウィスキーを1本丸々飲んでダンスフロアに駆け上がりローブをまくり上げて花束を幾つも取り出すんだそうです。下ネタだったのでハリーは大笑いでしたがハーマイオニーは笑いませんでした。

ハーマイオニーは「ええ。ええ。さぞかしパーティの花だったでしょうよ」とつんと言い放ちました。ロンが何故だか一度も結婚しなかったと言うと聞いたハーマイオニーは「それは不思議ね」と言葉を返したというわけです。

5人で話が盛り上がり過ぎたのか?遅れて到着した招待客がロンに招待状を差し出すまで誰も気づきませんでした。その青年は訛りのある英語でハーマイオニーに向かって「君は素晴らしい」と言って来たというわけなんですよね。

ハーマイオニーは金切り声で「ビクトール!」と言い小さなビーズ・バッグを落としました。そのバッグはとっても小さいのに何故だか大きな音を立てました。ハーマイオニーは頬を染め慌ててバッグを拾いつつこう言いました。

「私知らなかったわ。あなたが。まあ。またお会いできて。お元気?」

今度はロンの耳が真っ赤になりました。招待状の中身など信じてなるものかと言わんばかりにロンは不必要に大きな声で「どうしてここに来たんだい?」と訊きました。クラムは眉を吊り上げてフラーに招待されたと答えました。

クラムに何の恨みもないハリーは握手をするとロンのそばから引き離すのが賢明だと感じてクラムを席に案内しました。今や満員のテントに入りながらクラムは君の友達は僕に会ってうれしくないとハリーにそう言ったのでした。

次にクラムはハリーのくるくる巻いた赤毛をちらりと見ながら「友達ではなく親戚か?」と訊いて来ました。その問いにハリーは「いとこだ」と答えました。しかしクラムは別にハリーの答えを聞こうとはしていませんでした。

有名なクィディッチ選手のビクトール・クラムが現れたため列席者がざわめきました。姿をよく見ようとして一同が首を伸ばしている所にロンとハーマイオニーにフレッドとジョージの4人が花道を急ぎ足でやって来たのでした。

そしてフレッドがハリーに「着席する時間だ。座らないと花嫁に轢かれるぞ」と言いました。ハリーたち3人は二列目のフレッドとジョージの後ろに座りました。ハーマイオニーは相当上気していてロンの耳はまだ真っ赤でした。

暫くしてロンがハリーにクラムは間抜けなちょび顎鬚を生やしてやがった。見たかと訊いて来ました。ハリーはどっちつかずに唸りました。そんな中緊迫した期待感がテントを満たし話し声に時々興奮した笑い声が混じりました。

ウィーズリー夫妻が親戚に向かって笑顔で手を振りながら花道を歩いて来ました。その直後にはビルと花婿付添い人のチャーリーがテントの正面に立ちました。2人ともドレスローブを着て衿には大輪の白バラを挿していました。

いよいよ結婚式の始まりというわけです。

3-3.結婚式
ビルとチャーリーが姿を現わすとフレッドが冷やかしの口笛を吹きフラーのいとこのヴィーラたちがクスクス笑いました。金色の風船から聞こえて来るらしい音楽が高らかに響くと会場が静かになりいよいよ花嫁の入場でした。

ハーマイオニーが腰掛けたまま入口を振り返ると「わぁぁぁっ!」と歓声を上げました。ムッシュ・デラクールとフラーがバージンロードを歩き始めると列席者が一斉に溜め息をつきました。フラーは滑るように歩いて来ました。

ムッシュは満面の笑みで弾むように歩いて来ました。白いドレスを着たフラーは銀色の強い光を放っているように見えました。普段はその輝きで他の者の全てが色褪せてしまうのですが今日は当たった者全員が美しく見えました。

金色のドレスを着たジニーとガブリエールはいつにも増して可愛らしく見えビルはフラーが隣に立った途端フェンリール・グレイバックに遭遇した事も嘘のように見えました。そこに髪の毛がふさふさした魔法使いが現れました。

少し抑揚のある声で話すその小柄な魔法使いがダンブルドアの葬儀を取り仕切ったのと同じ魔法使いなのに気づいてハリーは少しどきりとしました。ミュリエルおばさんがかなりよく聞こえる囁き声でこう言うのが聞こえました。

「やっぱり私のティアラのお陰で場が引き立つぞぇ。しかしどう見てもジネブラの胸開きは広過ぎるぞぇ」

こんな時もジニーのドレスの胸開きにケチをつける事は忘れないというわけです。そのジニーはちらりと振り向き悪戯っぽく笑ってハリーにウィンクをしたかと思うとすぐにまた正面を向きました。ハリーは想い出していました。

ジニーと2人きりで過した午後の誰もいない校庭の片隅での光景です。あの日々が遠い昔の事のようだ。素晴らし過ぎて現実とは思えなかったあの時間。ハリーにとっては普通の人の人生から輝かしい時を盗み取ったようでした。

「汝ウィリアム・アーサーはフラー・イザベルを」

一番前の列でウィーズリーおばさんとマダム・デラクールがそっとすすり泣いていました。一方テントの後ろからは鼻をかむトランペットのような音が聞こえハグリッドが感激の涙を流しているのを全員に知らせていたのでした。

「さればここに2人を夫婦と成す」

司会役の魔法使いはビルとフラーの頭上に杖を高く掲げました。すると2人の上に銀の星が降り注ぎ抱き合っている2人を螺旋を描きながら取り巻きフレッドとジョージの音頭で一同が一斉に拍手すると頭上の風船が割れました。

中からは極楽鳥や小さな金の鈴が飛び出して宙に浮かび鳥の歌声や鈴の音が祝福の賑わいを一層華やかにしました。これをもってビルとフラーはめでたくも晴れて夫婦になったというわけなんですよね。そして次はパーティでした。

今日の最後に
ハリーが4年生の時にホグワーツで百年以上ぶりに三大魔法学校対抗試合が復活開催されハリーは「17才以上」という年齢制限が新たに設けられたのにも関わらずこれに4人目の代表選手という異例の形で引きずり込まれました。

その時のダームストラングの代表選手がビクトール・クラムでボーバトンの代表選手が本日ビルの花嫁になったフラーでした。断トツに遅く到着しハリーが席に案内したクラムはフラーに招待され今回結婚式に出席したそうです。

首に何やら三角の目玉のような奇妙な印が光ったペンダントを首からぶら下げたゼノフィリウス・ラブグッド氏に百七歳のミュリエル大おばさんとさらにはダームストラングを卒業したビクトール・クラムが同じテント内にいる。

ここにもう1人が加わってハリーはダンブルドアに関するちょっと意外に思う事や衝撃の事実を知る事になるというわけなんですよね。

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