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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ダンブルドアの葬儀を取り仕切った魔法使いの司会進行でビルとフラーはめでたくも夫婦になりました。そしてパーティという事になったのですが何せミュリエルおばさんとビクトール・クラムがいるのでロンにとっては2人にお祝いを言うよりも席の確保のほうが大事というわけです。ところがでした。(全3項目)

3-1.パーティが始まって
司会進行役の魔法使いが「お集まりの紳士・淑女の皆様!ではご起立願います」と呼びかけると全員が起立しました。ミュリエルおばさんは聞こえよがしに不平を言いながら立ちました。司会進行役の魔法使いは杖を振りました。

すると今まで座っていた椅子が優雅に宙に舞い上がったと思うとテントの壁の部分が消えて一同は金色の支柱に支えられた天蓋の下にいました。太陽を浴びた果樹園とその周囲に広がる素晴らしい田園が見えるようになりました。

次にテントの中心から溶けた金が流れ出して輝くダンスフロアができました。浮かんでいた椅子が白いテーブルクロスを掛けた幾つもの小さなテーブルを囲んで何脚か集まり一緒に優雅に地上に戻りフロアの周りに集まりました。

椅子とテーブルがダンスフロアの周りに収まると金色の上着姿のバンドマンがぞろぞろと舞台に上がりました。あっという間にパーティ会場ができたのを見てロンが感心したように「上手いもんだ」とそう言ったというわけです。

ウェイターが銀の盆を掲げて四方八方から現れました。かぼちゃジュースやバタービールにファイア・ウィスキーなどの飲み物が載った盆もあれば山盛りのタルトやサンドイッチなど食べ物がぐらぐら揺れている盆もありました。

ビルとフラーが祝い客に取り囲まれて姿が見えなくなったあたりを爪先立ちして見ながらハーマイオニーが「お祝いを言いに行かなきゃ!」と言いました。するとロンは「後で時間があるだろ」と言いながら肩をすくめました。

通り過ぎる盆から素早くバタービールを3本取り1本をハリーに渡してハーマイオニーに「取れよ。テーブルを確保しようぜ。そこじゃない!ミュリエルに近づくな」と言いました。お祝いよりテーブルの確保が先というわけです。

ロンは先に立ち左右をちらちら見つつ誰もいないダンスフロアを横切りました。クラムに目を光らせているに違いないとハリーは思いました。既に大部分は埋まっていてルーナが1人で座っているテーブルが一番空いていました。

ロンが「ここ座ってもいいか?」と訊くとルーナはうれしそうに「うん。いいよ」と答えました。父親のゼノフィリウス氏はビルとフラーにプレゼントを渡しに行ったんだそうです。それを聞いてロンがこう冗談を飛ばしました。

「何だい?一生分のガーディルートか?」

3-2.再びクラムがやって来て
ロンの飛ばした冗談に怒ってハーマイオニーがテーブルの下で今度は足を飛ばして来ました。ところがロンではなくてハリーを蹴ってしまいました。ハリーは痛くて涙が滲むほとで暫くの間は話の流れを忘れてしまうほどでした。

バンド演奏が始まり当然本日の主役のビルとフラーが拍手に迎えられて最初にフロアに出ました。ルーナは「この歌好きだもン」と言ってそのワルツのような調べに合わせ体を揺らしていましたが1人でフロアに出て行きました。

「あいつ凄い奴だぜ。いつでも希少価値だ」

1人で踊るルーナを感心したように見ながらロンはこう言いました。しかしロンの笑顔はすぐに消えました。ルーナが立って空いた席にビクトール・クラムがやって来てしまったからです。ハーマイオニーはうれしそうでした。

しかしクラムは今度はハーマイオニーを誉めに来たわけではありませんでした。険しい表情で「あの黄色い服の男は誰だ?」と訊いて来てロンが「ゼノフィリウス・ラブグッド。僕らの友達の父さんだ」とそう答えたのでした。

ロンは喧嘩腰の口調で答えました。どうやらクラムがハーマイオニーと話すきっかけを作るのにゼノフィリウス氏を利用したと考えたようです。ロンのその口調は「そうはさせないぞ」と意思表示しているようだったんですよね。

そしてロンは唐突にハーマイオニーに「来いよ。踊ろう」と言いました。ハーマイオニーは驚いたような顔をしましたが同時にうれしそうに立ち上りました。そんな2人を見てクラムは一瞬気が散ったようにハリーに訊きました。

あの2人は今付き合っているのか?こう訊くクラムにハリーは「んー」と一瞬考えてから「そんなような」と答えました。次にクラムは「君は誰だ?」と訊いてハリーは「バーニー・ウィーズリー」と答え2人は握手をしました。

「あのラブグッドって男をよく知っているか?」と訊くクラムにハリーは「いや今日会ったばかり」と答え「何故?」と訊き返しました。するとクラムはゼノフィリウス氏をグラスの上から恐い顔で睨みつつ理由を説明しました。

クラムはあいつつまりゼノフィリウス氏がフラーの結婚式の招待客じゃなかったら今ここで決闘を申し込むとそう言うのです。何故かと云うとゼノフィリウス氏は胸に「あの」汚らわしい印をぶら下げているからなんだそうです。

クラムに「汚らわしい印」と言われてハリーは「印?」と言ってゼノフィリウス氏のほうを見ました。テントの入口でもゼノフィリウス氏が来た際に見た印を見てハリーはクラムに「何故?あれがどうかしたの?」と訊きました。

クラムはあれはグリンデルバルドの印だと言うのです。ハリーが「ダンブルドアが打ち負かした闇の魔法使い?」と訊くとクラムは「そうだ」と答えました。クラムによればグリンデルバルドは沢山の人を殺害したのだそうです。

何とクラムの祖父も殺害されたんだそうです。もちろんあいつはこの国つまりはイギリスでは一度も力を振るわなかった。その理由はやはりグリンデルバルドはダンブルドアを恐れているとそう言われて来たからとの事でした。

それはグリンデルバルドがどんな風に滅びたのかを見れば判るというわけです。グリンデルバルドは生徒だった時ダームストラングの壁に「あの印」を彫り馬鹿な奴らが驚かすためとか自分を偉く見せたくて本や服にコピーした。

自分たちのようにグリンデルバルドのせいで家族を失った者たちがそういう連中を懲らしめるまではそれが続いたんだそうです。そんな忌まわしい印なのでクラムはゼノフィリウス氏を睨みつけずにはいられないというわけです。

3-3.グレゴロビッチ!
クラムにしてみれば「あの男は一体全体どういうつもりなんだ?」という所なんでしょうが一方ハリーはこんがらがった気持ちでした。ルーナの父親が闇の魔術の支持者などとは到底考えられない事だとそう思ったからでした。

その上このテントにいる他の誰もルーン文字のようなあの三角形を見咎めているようには見えません。ハリーが改めて「絶対にグリンデルバルドの印だと思うのか?」と確認してみるとクラムは「間違いない」とそう答えました。

クラムは何年も「あの印」のそばを通り過ぎて来たのだそうです。それだから自分には判るんだそうです。そこでハリーはこう言ってみました。でももしかしたらゼノフィリウス氏は実はあの印の意味を知らないかもしいれない。

ラブグッド家の人はかなり変わっているし十分有り得る事だと思うけどたまたまどこかであれを見つけて魔法生物のしわしわ角スノーカックの頭の断面図か何かだと思ったのかもしれない。ハリーはクラムにこう言ってみました。

何の断面図だってと訊くクラムにハリーは「いや僕もそれがどういうものか知らないけどどうやらあの父娘は休暇中にそれを探しに行くらしい」と答えました。こう言いながらハリーはあの父娘の事を上手く説明できていない。

そんな気がしました。ハリーはまだ1人で踊っているルーナを指差しあれが娘だよとクラムに言いました。その時ルーナはユスリカを追い払うような手つきで両腕を頭の周りで振り回していました。クラムはこう訊いて来ました。

「何故あんな事をしている?」

この問いにハリーは「ラックスパートを追い払おうとしているんじゃないかな」と答えました。ハリーはラックスパートの症状がどういうものかを知っているのでそう答えましたがどうもクラムには理解不能の言葉のようでした。

クラムは「こいつは自分の事をからかっているのでは?」と疑っているようでした。クラムはローブから杖を取り出し脅すように自分の太ももをトントンと叩きました。杖先から火花が飛び散るのを見てハリーは思い出しました。

「グレゴロビッチ!」

興奮のあまりハリーは大声でこう言いました。クラムはびくっとしましたがハリーは気にはしませんでした。ヴォルデモートが外国で探していた魔法使いがクラムの杖を作ったグレゴロビッチだという事を思い出せたからでした。

三大魔法学校対抗試合の「杖調べ」の儀式の時に杖職人のオリバンダー翁がクラムの杖を調べる際に口にした名前だったのです。するとクラムが訝しげに「グレゴロビッチがどうかしたか?」とハリーに質問して来たのでした。

ハリーが「杖作りだ!」と言うとクラムは「そんな事は知っている」と言いました。グレゴロビッチが君の杖を作った。だから自分はクィディッチと連想したんだ。ハリーがこう言うとクラムはますます訝しげな顔をしました。

そしてグレゴロビッチが自分の杖を作ったとどうして知っているとハリーに訊いて来ました。何せクラムは今自分の目の前にいるのがポリジュース薬で別人に成り済ましているハリー・ポッターだとは全く知らないんですよね。

そこでハリーは?

今日の最後に
クラムによればゼノフィリウス氏が首からぶら下げている「あの」三角の目玉のような印は「グリンデルバルドの印」といってクラムにとってはその闇の魔法使いグリンデルバルドを思い起こさせる忌まわしい印なんだそうです。

しかしハリーたちは後に自宅を訪れた際にこれは「死の秘宝」の印で闇の魔術などではないとゼノフィリウス氏から説明を受ける事になります。さらに実はダンブルドアも夢中になった時期があった事を知る事になるんですよね。

それを踏まえて今回この場面を読み返してみると果たしてこのビルとフラーの結婚式が執り行われた会場内には「死の秘宝」の事を知っていた人がゼノフィリウス氏以外にいたんだろうか?という事が私はとても気になりますね。

例えばテントの入口でゼノフィリウス氏が夢中で話していた知人の魔法使いとかパーティが始まってから話していた数人の魔法戦士はひょっとしたら「死の秘宝」の事を知っていたかもしれないとついつい勘ぐってしまいますね。

ハリーが見た範囲ではいなかったようですね。

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