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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ヴォルデモートが探しているグレゴロビッチはブルガリアの杖職人でビクトール・クラムの杖を作った人だった!その事が判明してハリーはそれをロンに伝えたかったのですがロンはダンスフロアでハーマイオニーと踊っていてできませんでした。そしてハリーは1人の騎士団員と話す事になったのですが・・・(全3項目)

3-1.グレゴロビッチの謎が解けて
グレゴロビッチはビクトール・クラムの杖を作った人だった!だから自分はクィディッチと関係がある人だと思ってしまった。ハリーは前日の17才の誕生日に夢でヴォルデモートがそのグレゴロビッチを探していると知りました。

しかし興奮のあまりハリーはその事を口に出して話してしまい当然それを知らないクラムに訝しげな顔をされてしまいました。そこでクラムはハリーに自分の杖を作ったのがグレゴロビッチだと何故知っていると訊いて来ました。

ハリーはとっさにファンの雑誌で読んだと思うと答えてクラムはそれで納得したようでした。そこでハリーが「グレゴロビッチは最近どこにいるの?」と訊くとクラムからは「何年か前に引退した」という答えが返って来ました。

クラムはグレゴロビッチの最後の杖を買った1人なんだそうです。最高の杖なのだそうです。でももちろんクラムはハリーたちイギリス人がオリバンダーを信頼している事を知っているそうです。そこでハリーは考えたのでした。

するとヴォルデモートは有名な杖職人を探しているのか。それほど深く考えなくともハリーにはその理由が判りました。あの晩ヴォルデモートが自分を追跡した際自分の杖がした事に原因があるに違いないとハリーは思いました。

柊と不死鳥の尾羽根の杖が借り物の杖を打ち負かしたのです。そんな事はオリバンダー翁には予測もできず理解もできなかった。ではグレゴロビッチなら判ったのだろうか?オリバンダー翁よりも本当に優れているのだろうか?

オリバンダー翁の知らない杖の秘密をグレゴロビッチは知っているのだろうか?ハリーが必死にそんな事を考えているとクラムの「あの娘(こ)はとてもきれいだ」の一言でハリーは自分が今どこにいるのかを思い出したのでした。

クラムが指差していたのはたった今ルーナと踊り始めたジニーでした。クラムはハリーに「あの娘(こ)も君の親戚か?」と訊いて来ました。今度はロンではなくてハリーが苛立つ番でした。ハリーはクラムにこう答えたのでした。

「ああそうだ。それにもう付き合ってる人がいる。嫉妬深いタイプだ。でかい奴だ。対抗しないほうがいいよ」

するとクラムは?

3-2.1人の老魔法使いに目が止まり
クラムはゴブレットをあおり立ち上がりながらこう言いました。僕は国際的なクィディッチ選手だ。しかし可愛い娘(こ)がみんなもう誰かのものならそんな事に何の意味がある?そしてクラムは鼻息も荒く立ち去って行きました。

残されたハリーは通りがかったウェイターからサンドイッチを取って混み合ったダンスフロアの縁を回って移動しました。ロンを見つけてグレゴロビッチの事を話したかったのですがロンはまだハーマイオニーと踊っていました。

ハリーは金色の柱の1本に寄り掛かってジニーを眺めました。今ジニーはフレッドとジョージの親友のリー・ジョーダンと踊っていました。ハリーはロンと約束を交わした事を恨みに思うまいとそう努力するよう務めたのでした。

ハリーは今まで結婚式に出席した事がないので魔法界の祝い事がマグルの場合とどう違うのか判断できませんでした。でもケーキのてっぺんに止まった2羽の作り物の不死鳥がケーキカットの際に飛び立つのは魔法界だけだろう。

他にはシャンパンボトルが客の中をふわふわ浮いているというのはマグルの祝い事では絶対ないだろうとハリーは思いました。夜になり金色の提灯が浮かべられテントの中に蛾が飛び込んで来る頃には宴は一層盛り上がりました。

自分を息子だと勘違いするほど酔っ払ったロンの親戚の1人から逃げようと混雑の中をあちらこちら動き回っていたハリーは1人ぽつんと座っている老魔法使いに目を止めました。何だか見た事のある人だとハリーは思いました。

その魔法使いはふわふわと顔を縁取る白髪のせいで年老いたタンポポの綿毛のようでした。散々頭を絞った挙句にハリーは突然思い出しました。騎士団のメンバーでダンブルドアの追悼文を書いたエルファイアス・ドージでした。

ハリーはドージに近づくと「座ってもいいですか?」と訊きドージは「どうぞどうぞ」と快諾しました。ハリーは顔を近づけて「ドージさん。僕はハリー・ポッターです」と言いました。ドージは息を呑むとこう言ったのでした。

「何と!アーサーが君は変装して参加していると教えてくれたが。やれうれしや。光栄じゃ!」

ドージ氏は喜びに胸を躍らせそわそわしながらハリーにシャンパンを注ぎました。ドージ氏はダンブルドアの事でハリーに手紙を書こうと思っていたと告白し目には涙を浮かべました。そんなドージ氏にハリーはこう言いました。

「あなたが日刊予言者にお書きになった追悼文を読みました。あなたがダンブルドア教授をあんなによくご存知だとは知りませんでした」

ハリーはこうして暫くの間エルファイアス・ドージ氏と語り合う事になったのでした。

3-3.2人の会話に割って入って来たのは?
「誰よりもよく知っておった。もちろん誰よりも長い付き合いじゃった。アバーフォースを除けばじゃがな。ただ何故かアバーフォースは一度として勘定に入れられた事がないのじゃよ」ドージ氏はハリーにこう答えたのでした。

ここでドージ氏はハリーに「ああどうかエルファイアスと呼んでおくれ」と言ってまともに会話を交わすのは初めてなのにハリーに親密の証としてファーストネームで呼ぶように言いました。ここでハリーが持ち出した話とは?

それは「日刊予言者新聞」に掲載されたダンブルドアに関するリータ・スキーターのインタビュー記事の事でした。ハリーが「お読みになりましたか?」と訊くとエルファイアス氏の顔には怒りで血が上り読んだとの事だそうです。

エルファイアス氏はスキーターの事を「ハゲタカと呼ぶほうが正確かもしれんが」と評した上で自分から話を聞き出そうとそれはもうしつこくつきまとったとハリーに話しました。恥ずかしい事にかなり無作法になったそうです。

そのためスキーターの事を出しゃばり婆あ呼ばわりしてしまったためハリーも読んだ通りで自分が正気ではないと中傷した。こう言うエルファイアス氏に対しハリーはそのインタビュー記事の中で気になった所をこう言いました。

「ええそのインタビューでリータ・スキーターはダンブルドア校長が若い時。闇の魔術に関わったと仄めかしました」

これに対してエルファイアス氏は即座に「一言も信じるでない!ハリー一言もじゃ!君のアルバス・ダンブルドアの想い出を何物にも汚させるでないぞ!」と真剣で苦痛に満ちた表情で言ったのでした。それを聞いてハリーは?

ハリーは確信が持てないばかりかかえってやり切れない思いに駆られました。単にスキーターを信じないという選択で済むほどに簡単な事だとエルファイアス氏は本気でそう思っているのだろうか?自分の思いが分らないのか?

確信を持ちたい。何もかも知りたいという自分の気持ちが分らないのか?エルファイアス氏はハリーの気持ちを察したのかもしれません。心配そうな顔になりハリーに「リータ・スキーターは何とも恐ろしい」と言って来ました。

「リータ・スキーター?ああわたしゃ好きだぇ。いつも記事を読んどるぇ!」

そこにこう言ってエルファイアス氏とハリーの会話に割り込んで来たのはミュリエルおばさんだったというわけなんですよね。

今日の最後に
一言も信じるでない!エルファイアス・ドージ氏に真剣で苦痛に満ちた表情でこう言われてハリーは確信が持てないばかりかかえってやり切れない思いに駆られました。何故ハリーはかえってやり切れない思いに駆られたのか?

ハリーとて「スキーターの書く事は100%全て嘘だ!」と思いたいのは山々なのですがそうは言い切れないのです。かつてハリーはスキーターに蛇語を話す事ができて「占い学」の授業中に額の傷痕に痛みが走ったと書かれました。

その記事は三大魔法学校対抗試合の「第3の課題」当日の「日刊予言者新聞」に掲載されました。スキーターだって真実を掴めばそれを書いて記事にする。ハリーはその事でそれを既にもう学習しているというわけなんですよね。

しかしダンブルドアは三校対抗試合の杖調べの儀式の時には阻止しようと思えばできたのにリータ・スキーターにハリーをインタビューする事を許しました。それはもちろんスキーターとて時には真実を記事にする事があるのだ。

それをハリーに学習させるためだったんですよね。

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