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ミュリエルおばさんの言う事とリータ・スキーターが出すダンブルドアの伝記本は果たして信憑性があるのか?ハーマイオニーはどうやらエルファイアス・ドージ氏と同意見のようです。でもそれではハリーは納得も承服もできません。ところがシリウスの部屋を出て下に行く途中でハリーは・・・(全3項目)

3-1.ハーマイオニーもまた
手紙の続きを探していた。でもここにはない。ハリーがこう言うとハーマイオニーは部屋の中をざっと見回してハリーにこう訊いて来たのでした。どうやらハーマイオニーも気づいていた。そういう事のようだったんですよね。

「あなたがこんなに散らかしたの?それともあなたがここに来た時はもうある程度こうなっていたの?」

この問いにハリーが「誰かが僕より前に家捜しした」と答えるとそれを聞いてハーマイオニーは「そうだと思ったわ。ここに上がって来るまでに覗いた部屋は全部荒らされていたの。一体何を探していたのかしら」と言いました。

ハリーが「騎士団の情報。スネイプならね」と意見を述べるとハーマイオニーはスネイプなら必要な情報は全部持っているのでは?何故ならスネイプなら騎士団の中にいたのだからとハリーの意見に否定的な考えを言いました。

それならダンブルドアに関する情報というのは?例えばこの手紙の2枚目とか母さんの手紙に書いてあるバチルダの事なのでは?ハリーは自分の考えを検討してみたくてうずうずしていたのでした。次にはこう訊いたのでした。

「誰だか知ってる?」

ハーマイオニーが「誰なの?」と訊き返して来たのでハリーは「バチルダ・バグショット。教科書の」と答えました。ハーマイオニーはどうやら興味をそそられたようで「魔法史の著者ね」と言ってこうも言ったというわけです。

「それじゃあなたのご両親はバチルダを知っていたのね?魔法史家として凄い人だったわ」

こう言われてハリーは?

3-2.ハーマイオニーはそう言うが
ハリーは「それに彼女はまだ生きている」と応えるとさらに「その上ゴドリックの谷に住んでいる」と言って結婚式の際にミュリエルおばさんがバチルダの事を話したんだと言うとハーマイオニーに最後にはこう言ったのでした。

「バチルダはダンブルドアの家族の事もよく知っていたんだよ。話をしたらかなり面白い人じゃないかな?」

するとハーマイオニーはハリーに向かって全てお見通しという微笑み方をしました。ハリーは気に入りませんでした。ハリーは手紙と写真を取り戻すと本心を見透かされないようハーマイオニーの目を避けるためうつむきました。

「あなたが何故バチルダと話したいか判るわよ。ご両親の事やダンブルドアについてもね。でもそれは私たちの分霊箱探しにはあまり役に立たないんじゃないかしら?」

ハリーは答えませんでした。そしてハーマイオニーは畳みかけるように話し続けました。ハリーがゴドリックの谷に行きたがる気持ちは判る。でも私は怖い。昨日死喰い人たちにあんなに簡単に見つかった事が怖いのだそうです。

だからハーマイオニーはハリーのご両親が眠っていらっしゃる所は避けるべきだという気持ちが前より強くなっていると言うのです。何故ならハリーがお墓を訪ねるだろうと連中はそう読んでいるとハーマイオニーは言うのです。

「それだけじゃないんだ。結婚式でミュリエルがダンブルドアについてあれこれ言った。僕は本当の事が知りたい」

ハリーは相変わらずハーマイオニーの目を避けながらこう言いました。そしてミュリエルおばさんに聞いた事の全てをハーマイオニーに話しました。ハリーが話し終えるとそれに対してハーマイオニーはこう言って来たのでした。

「もちろん何故あなたがそんなに気にするかは判るわ。ハリー」

ハリーは「別に気にしちゃいない」と嘘をつきそして「ただ知りたいだけだ。本当の事なのかどうか」と言いました。しかしハーマイオニーは意地悪な年寄りのミュリエルやリータ・スキーターなんか信用できないと言うのです。

本当の事が書けるなんて本気でそう思っているの?どうしてあんな人たちが信用できる?あなたはダンブルドアを知っているでしょう!こう反論して来たハーマイオニーにハリーは「知ってると思っていた」と呟いたのでした。

ハーマイオニーとは違って完全否定する気持ちにはなれなかったんですよね。

3-3.意外な所で意外な発見
そんなハリーにハーマイオニーは「でもリータがあなたについて色々書いた中にどのくらい本当の事があったかあなたには判っているでしょう!」と言ってハリーの自信なさげな態度を激しく責め立て最後にこう言ったのでした。

「ドージの言う通りよ。そんな連中にダンブルドアの思い出を汚されていいはずがないでしょう?」

ハリーは顔を背け腹立たしい気持ちを悟られまいとしました。またかと思ったからです。どちらを信じるのか決めろという意味の言葉をハーマイオニーが言ったからです。それなら当然エルファイアス・ドージ氏というわけです。

ハリーは真実が欲しいとそう願っているのです。どうして誰もが頑なに「ハリーは真実を知るべきではない」と言うのだろう。ハリーがそういう気持ちだったために暫く双方が黙っていましたがハーマイオニーがこう言いました。

「厨房に下りましょうか?何か朝食を探さない?」

ハリーは渋々同意しました。ハーマイオニーに従いて踊り場に出てハリーは階段の手前にあるもう1つの部屋の前を通り過ぎました。暗い中では気づきませんでしたが扉に小さな字で何かが書いてありハリーは立ち止まりました。

文字を読んでみるとパーシー・ウィーズリーが自分の部屋の扉に貼り付けそうな感じの気取った手書きの文字できちんと書かれた小さな掲示でした。ハリーの体にゆっくりと興奮が広がりました。何故なのか即座には分りません。

許可なき者の入室禁止
レギュラス・アークタルス・ブラック


ハリーはもう一度掲示を読みました。ハーマイオニーは既にもう1つ下の階にいました。ハリーは「ハーマイオニー」と名前を呼びながら自分の声が落ち着いているのに驚きました。そして「ここまで戻って来て」と言いました。

「どうしたの?」

「R.A.Bだ。僕見つけたと思う」

今日の最後に
ハーマイオニーもミュリエルおばさんが言う事もリータ・スキーターが書く記事も100%全部嘘だから一切信じる必要などない。だからスキーターが出版するダンブルドアの伝記本も全てでっち上げの内容なので信憑性などはない。

ハリーにとっては極めて残念な事にハーマイオニーもまたエルファイアス・ドージ氏と同意見というわけです。三大魔法学校対抗試合の「第3の課題」当日スキーターは「日刊予言者新聞」にハリーの真実の記事を掲載しました。

それは以前にも言ったようにハリーが蛇語を話せるという事と「占い学」の授業中に額の傷痕に痛みが走ったという事でした。ハーマイオニーも読んだのにも関わらずスキーターのその記事の事をすっかり忘れているんですよね。

さらにハーマイオニーはハリーがバチルダ・バグショットの話をすると全てお見通しという微笑み方をしました。何故ならハーマイオニーはハリーがそれを口実にまたも自分の故郷を訪ねようとしているとそう考えたからです。

ハリーはただ「真実が知りたい!」と思っただけなのです。この事でもハリーとハーマイオニーの気持ちは微妙にすれ違っていたと私はそう思いますね。
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