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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーはマッド・アイことアラスター・ムーディを皮切りに自分を迎えに来たメンバーの紹介をルーピンにして貰いました。しかしまさにハリーの一挙手一投足を逐一見ているのでハリーは煩わしくなって来ました。そして自分の部屋に戻って荷造りする事になったのですが・・・(全3項目)

3-1.メンバー紹介
「ハリーこの方はアラスター・ムーディだ」この一言を皮切りにルーピンは今回ハリーを迎えに来たメンバーの紹介を始めました。次に「そしてこちらがニンファドーラ」と紹介しかけると紫の髪の魔女がこう言ったんですよね。

「リーマス、私のことニンファドーラって呼んじゃ駄目。トンクスよ」

身震いしてこう言ったもののルーピンは「ニンファドーラ・トンクスだ」とフルネームを言った後に続けて「苗字のほうだけを覚えて欲しいそうだ」と言いました。それを受けてトンクスはその理由をこう言ったというわけです。

「母親が可愛い水の精ニンファドーラなんて馬鹿げた名前をつけたらあなただってそう思うわよ」

その次にルーピンは背の高い黒人の魔法使いを指して「それからこちらはキングズリー・シャックルボルト」と言って紹介しました。先程深いゆったりとした声でハリーの事を「ジェームズに生き写しだ」と言った魔法使いです。

4番目はゼイゼイ声で目だけがリリーだと言ったエルファイアス・ドージでした。5番目は紹介されると「以前にお目にかかりましたな」と言うと興奮しやすい性格で紫色のシルクハットを落としたディーダラス・ディグルでした。

6番目にルーピンが紹介したのはエメラルド・グリーンのショールを巻いた堂々とした魔女のエメリーン・バンスでした。7番目に紹介されたのは顎の角張った麦わら色の豊かな髪をした魔法使いでスタージス・ポドモアでした。

そして8番目さらには最後に紹介されたのがピンクの頬で黒髪の魔女のヘスチア・ジョーンズという人でした。紹介されたメンバーはそれぞれ各々が頷いたり頭を下げたりウィンクしたり手を振ったりしてハリーに挨拶しました。

一方ハリーのほうはルーピンに紹介されるたびに各人にぎこちなく頭を下げました。一同全員が何か自分以外を見てくれればいいのにと思いました。突然舞台に引っ張り出されたようで何故こんな大勢いるのだろうと思いました。

「君を迎えに行きたいと名乗りを上げる人がびっくりするほど沢山いてね」

ルーピンがハリーの心を読んだかのようにこう言いました。それを受けてマッド・アイが暗い顔で「うむまあ多いに越した事はない。ポッターわしらはお前の護衛だ」と言った後ルーピンが窓に目を走らせながらこう言いました。

「私たちは今出発しても安全だという合図を待っている所なんだが。あと15分ほどある」

3-2.ここは危険過ぎる
それと同時にトンクスは興味深げに台所を見回してここつまりプリベット通り4番地のマグルたちは凄く清潔なのねと感心していました。トンクスの父親もまたマグル生まれなんだそうですがとってもだらしないのだそうです。

魔法使いも同じだけど人によるのね?こう訊くトンクスにハリーは「あ。うん」と答えルーピンのほうを見ると「あの一体何が起こってるんですか?誰からも何にも知らされない。一体ヴォルデモートは?」と訊こうとしました。

すると何人かが「シーッ」と奇妙な音を出しました。ディーダラス・ディグルはまた帽子を落としマッド・アイは「黙れ!」と唸りました。一同の思ってもみなかった反応にハリーは驚いて「えっ?」と戸惑いの声を出しました。

「ここでは何も話す事ができん。危険過ぎる」

マッド・アイが普通の目をハリーに向けるとこう言いました。一方魔法の目は天井を向いていました。マッド・アイは魔法の目に手をやりながら怒ったように「くそっ」と言ったかと思うとこうぼやいたというわけなんですよね。

「動きが悪くなった。あの碌でなしがこの目を使ってからずっとだ」

ブチュッという嫌な音を立てて魔法の目を取り出すとトンクスが「それって気持ち悪いわよ。判ってるの?」と何気ない口調で言いました。マッド・アイはハリーに「コップに水を入れてくれんか?」とそう頼んで来たのでした。

ハリーは食器洗浄器まで歩いて行ってきれいなコップを取り出しました。それから流しで水を入れました。その際も魔法使い集団はまだハリーに見入っていました。あまりにもしつこく見るのでハリーは煩わしくなって来ました。

ハリーがコップを渡すとマッド・アイは「や。どうも」と言い魔法の目を水に浸け突いて浮き沈みさせました。魔法の目はくるくる回り全員を次々に見据えました。魔法の目を水に浸けた理由をマッド・アイはこう説明しました。

「帰路には360度の視野が必要なのでな」

「どうやって行くんですか?どこへ行くのか知らないけど」とハリーが訊くとルーピンが「箒だ。それしかない。君は姿現わしには若過ぎるし煙突ネットワークは見張られている」と答えたその後にこうも言ったというわけです。

「未承認の移動キーを作れば我々の命が幾つあっても足りない事になる」

キングズリー・シャックルボルトが「リーマスが君はいい飛び手だと言うのでね」と言うとルーピンが自分の時計で時間をチェックしながら「素晴らしいよ」と賞讃してハリーに向かってこう言って来たというわけなんですよね。

「とにかくハリー部屋に戻って荷造りしたほうがいい。合図が来た時に出発できるようにしておきたいから」

するとトンクスが明るい声で「私、手伝いに行くわ」と言いました。そこでハリーは一旦台所を出て自分の部屋に戻り荷造りをする事になりました。

3-3.自分の部屋に戻って来て
トンクスは興味津々でホールから階段へと周りを見回しながらハリーに従いて来ました。おかしな所ね。あんまり清潔過ぎるわ。言ってること判る?ちょっと不自然と言っていたトンクスはハリーの部屋に入るとこう言いました。

「ああここはまだましだわ」

ハリーの部屋は確かに家の中のどこよりずっと散らかっていました。最悪の気分で4日間も閉じこもっていたので後片付けなどする気にならなかったのです。本はほとんど全部床に散らばりヘドウィグの鳥籠も掃除していません。

本は気を紛らわそうと次々引っ張り出して放り出していたのです。ヘドウィグの鳥籠は悪臭を放ち始めていました。トランクは開けっ放しでマグルの服や魔法使いのローブなどがごちゃ混ぜになって周囲の床にはみ出していました。

ハリーは本を拾い急いでトランクに投げ込み始めました。トンクスはこれも開きっ放しの洋箪笥の前で立ち止まると扉の内側の鏡に映った自分の姿を眺めていました。つんつん突っ立った髪を引っ張りながら突然こう言いました。

「ねえ私。紫が似合わないわね。やつれて見えると思わない?」

ハリーは手にした「イギリスとアイルランドのクィディッチ・チーム」の本の上からトンクスを見て「あー」と曖昧に返事しました。トンクスはこれで決まりとばかりに「うん。そう見えるわ」と言い放ちました。そして・・・

目を強くつぶって顔をしかめました。すると次の瞬間トンクスの髪は紫から風船ガムのピンク色に変りました。ハリーは呆気に取られて再び目を開けたトンクスに向かって「どうやったの?」と訊いてトンクスはこう答えました。

「私七変化なの」

鏡に映った自分の背後のハリーが怪訝そうな表情をしているのを見てトンクスは「つまり外見を好きなように変えられるのよ」と説明を加えました。そしてハリーは思わぬ話をこのトンクスから聞かされる事になったんですよね。

今日の最後に
今回ハリーを迎えに来たのは総勢9人でした。その中でハリーが顔を知っていたのは3年生時に「闇の魔術に対する防衛術」の先生だったリーマス・ルーピンと4年生時のマッド・アイことアラスター・ムーディだったんですよね。

それとディーダラス・ディグルの3人です。ディーダラス・ディグルはハリーがホグワーツに入る前と11才の誕生日の時に「漏れ鍋」で会っていますよね。つまりそれ以外の「6人」はハリーを直に見るのは初めてなんですよね。

ハリーにしてみれば「あまりしつこく見るので煩わしい」という思いでした。しかしこの6人にとっては感激のそして待望の初対面だったので見ずにはいられなかったんでしょうね。私はその気持ちはとっても理解できますね。

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