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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

いよいよついにプリベット通り4番地を離れる事になりハリーはトンクスを伴って自分の部屋に荷造りをしに戻って来ました。そこでハリーはトンクスとキングズリー・シャックルボルトの2人が闇祓いだと聞かされました。荷造りを終えて再び台所に戻って来ると・・・(全3項目)

3-1.そんな事よりも荷造り
私七変化なの。何とそれは生まれつきで闇祓いの訓練で全然勉強しなくても「変装・隠遁術」は最高点を取ったのだそうです。他ならぬトンクス本人にそう言われてハリーは「闇祓いなんですか?」と訊きつつ感心したのでした。

闇の魔法使いを捕らえるその仕事はホグワーツ卒業後の進路としてハリーが考えた事のある唯一の職業でした。トンクスは「そうよ」と答えながら得意気でした。実はキングズリーもそうでトンクスより少し地位が高いそうです。

トンクスは1年前に資格を取ったばかりで「隠密追跡術」では落第ぎりぎりだったんだそうです。おっちょこちょいだからでここ4番地に到着した時にトンクスは1階でお皿を割ってしまったのだそうです。確かに聞こえました。

ハリーは荷造りの事をすっかり忘れて姿勢を正すと「勉強で七変化になれるんですか?」と訊きました。するとトンクスはクスクス笑ったかと思うとハリーの額の稲妻形の傷に目を止めてハリーに対してこう言って来たのでした。

「その傷を時々隠したいんでしょ?ン?」

ハリーは顔を背け「うん。そうできれば」とモゴモゴ言いました。常々誰かに額の傷痕をじろじろ見られるのは嫌だったからです。そんなハリーに向かってトンクスはこう言って暗に勉強で七変化になるのは難しいと言いました。

「習得するのは難しいわ。残念ながら。七変化って滅多にいないし生まれつきで習得するものじゃないのよ。魔法使いが姿を変えるにはだいたい杖か魔法薬を使うわ」

七変化についてこう説明した後にトンクスは「でもこうしちゃいられない。ハリー私たち荷造りしなきゃいけないんだった」と言いました。トンクスはごちゃごちゃ散らかった床を見回すと気が咎めるようにこう言ったのでした。

ハリーは「あ。うん」と応えると本を再び数冊拾い上げました。それを見てトンクスは「馬鹿ね。もっと早いやり方があるわ。私が」と言うと杖で床を大きく掃うように振りながら「パック!詰めろ!」とそう叫んだのでした。

すると本も服も望遠鏡も秤も全部が空中に舞い上がってトランクの中に収まりました。トンクスはトランクに近づくと中のごたごたを見下ろして「あんまりすっきりしてないけど」と言いさらにハリーに向かってこう言いました。

「ママならきちんと詰めるコツを知ってるんだけどね。ママがやるとソックスなんかひとりでに畳まれてるの。でも私はママのやり方を絶対マスターできなかった。振り方はこんな風で」

トンクスは最後に「振り方はこんな風で」と言いもしかしたら上手く行くかもしれないと杖を振りました。するとハリーの靴下が1つだけ僅かに動きはしたもののまたもトランクのごたごたの上に落ちて上手く行きませんでした。

でも取りあえずこれで荷造りはあっという間に終わりました。

3-2.荷造りを終え再び台所へ
トンクスは「まあいいか」と言うとトランクの蓋を閉めました。そして「少なくとも全部入ったしあれもちょっとお掃除が必要だわね」と言ってヘドウィグの鳥籠に杖を向けると「スコージファイ!清めよ!」と唱えたのでした。

数枚の羽根が糞と共に消え去りトンクスは「うん。少しはきれいになった。私って家事に関する呪文はどうしてもコツが分らないのよね。さてと。忘れ物はない?鍋は?箒は?」こう言った所でトンクスは驚いたというわけです。

ハリーが右手に握っていたのがファイアボルトだったからです。ハリーの誇りでもあり喜びでもありシリウスから贈られた国際級の箒だからです。トンクスは羨ましそうに自分なんかまだコメット260に乗っていると言いました。

トンクスは杖はまだジーンズの中か?お尻は左右ちゃんとついてる?とハリーに確認すると「ロコモータートランク!トランクよ動け!」と唱えました。するとハリーのトランクが浮いたかと思うと移動を始めたというわけです。

トンクスはヘドウィグの鳥籠を左手に持ち右手に持った杖を指揮棒のように掲げてトランクのほうを先に部屋から出しました。ハリーはファイアボルトを持ってトンクスに続いて階段を下りると2人は台所に戻って来たのでした。

台所ではマッド・アイが魔法の目を元に戻していました。水で洗った目が高速で回転し見ていたハリーは眩暈がして来ました。キングズリー・シャックルボルトとスタージス・ポドモアの2人は電子レンジを調べている所でした。

ヘスチア・ジョーンズは引き出しを引っ掻き回している内に見つけたジャガイモの皮剥き器を見て笑っていました。ルーピンはダーズリー一家に宛てた手紙に封をしていてトンクスとハリーが入って来るのを見るとこう言いました。

「よし。あと約1分だと思う。庭に出て待っていたほうがいいかもしれないな。ハリー叔父さんと叔母さんに心配しないように手紙を書いたから」

こう言って来たルーピンにハリーは「心配しないよ」と言いました。ルーピンが「君は安全だと」と言うとハリーは「みんながっかりするだけだよ」と応えてさらにルーピンが来年の夏休みもハリーが帰って来ると言うと・・・

「そうしなきゃいけない?」

こう言うハリーにルーピンは微笑んだものの何も答えませんでした。するとマッド・アイが杖でハリーを招きながら「おいこっちへ来るんだ。お前に目くらましをかけないといかん」と乱暴に言って来たというわけなんですよね。

3-3.出発直前
「何をしなきゃって?」心配そうにこう訊くハリーにマッド・アイは「目くらまし術だ」と答えて杖を上げました。ルーピンがハリーには「透明マント」があると言ったが飛ぶ時には脱げてしまうので「目くらまし術」だそうです。

マッド・アイが「それ」と言ってハリーの頭のてっぺんをコツンと叩くとハリーはまるでマッド・アイがそこで卵を割ったかのような奇妙な感覚を覚えました。杖で触れた所から体全体に冷たい物が流れて行くような感じでした。

トンクスがハリーの腹のあたりを見つめながら「上手いわマッド・アイ」と言って感心しました。ハリーは自分の体を見下ろしました。というよりも体だった所を見下ろしたという趣でもうとても自分の体には見えませんでした。

透明になったわけではない。ただ自分の後ろにあるユニット・キッチンと同じ色の同じ質感になっていました。人間カメレオンになったかのようでした。マッド・アイは「行こう」と言うと裏庭への扉の鍵を杖で開けたのでした。

「明るい夜だ。もう少し雲で覆われていれば良かったのだが」

裏庭に出るとマッド・アイは魔法の目で空を入念に調べながらこう言いました。そして大声で「よしお前」とハリーを呼ぶと「わしらはきっちり隊列を組んで飛ぶ。トンクスはお前の真ん前だ」などと配置の指示をしたのでした。

何事があっても隊列を崩すな。判ったか?この後マッド・アイが誰か1人が殺害されてもと言い出すのでハリーは思わず「そんな事があるの?」と心配そうに訊きましたがマッド・アイはハリーのその言葉を無視したんですよね。

「他の者は飛び続ける。止まるな。列を崩すな。もし奴らがわしらを全滅させてお前が生き残ったらハリー後発隊が控えている。東に飛び続けるのだ。そうすれば後発隊が来る」

こう言うマッド・アイにトンクスは「そんなに威勢のいいこと言わないでよマッド・アイ。それじゃハリーが私たちが真剣にやってないみたいに思うじゃない」と激しく抗議しました。そしていよいよ出発の時がやって来ました。

今日の最後に
ハリーを迎えに行きたいと名乗りを上げる人がびっくりするほど沢山いた。ハリーが何故こんなに大勢いるのだろうと思ったらその疑問にルーピンがこう答えてくれました。それならこの「9人」はどう選ばれたんでしょうね?

一番公平な方法はもちろん「抽選」つまりくじ引きですよね。私はまず先発護衛隊を率いるリーダーになりたいという人に名乗りを上げさせくじ引きをする。そしてくじ引きで当たりを引いたリーダーに人選を任せたと思います。

リーダーの当たりくじを引いたのはリーマス・ルーピンだった。そこでルーピンが他の8人を選んだ。何故私がそう思うのかと言うとこの「8人」の中には3人の闇祓いが入っているからです。抽選ではこうはならないでしょう。

マッド・アイ・ムーディにキングズリー・シャックルボルトとニンファドーラ・トンクスの3人というわけなんですよね。

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