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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーにシリウスとマンダンガスの3人はテーブルに残り夕食が出来上がるのを待っていました。そしてようやく夕食という事になったのですがハリーはシリウスから「何故マンダンガスは騎士団に入ったのか?」の理由を聞く事になったのでした。(全3項目)

3-1.食事ができたと思ったら
「大掃除は進んでいるかなんて奴に訊かれて」シリウスがこう言うのを受けてハリーが「大掃除って?」と訊くとシリウスは「ここを人間が住むのにふさわしい場所にしている」と答え手を振るようにして厨房全体を指しました。

ここにはシリウスの親愛なる母上が死んでからは10年間誰も住んではいないそうです。棲んでいたのは屋敷しもべ妖精のクリーチャーだけなんだそうですがクリーチャーはひねくれていて何年も全く掃除していないんだそうです。

するとここで唐突にマンダンガスがハリーとシリウスの話に割って入って来ました。2人の会話を全く聞いていなかったのです。マンダンガスは手に持ったゴブレットをしげしげと眺めながらシリウスに向かってこう訊きました。

「こりゃ純銀かね。おい?」

シリウスはいまいましげにゴブレットを調べながら「そうだ。15世紀に小鬼が鍛えた最高級の銀だ。ブラック家の家紋が型押ししてある」とそう答えました。するとマンダンガスは袖口でコブレットを磨きながらこう呟きました。

「どっこいそいつは消せるはずだ」

そして今度はウィーズリーおばさんが「フレッド。ジョージ。おやめっ普通に運びなさい!」と言ったその後に悲鳴を上げました。ハリーにシリウスとマンダンガスは振り返り間髪入れずに3人ともテーブルから飛び退きました。

フレッドとジョージがシチューの大鍋にバタービールの大きな鉄製の広口ジャーと重い木製のパン切り板しかもナイフ付きを全て同時にテーブルめがけて飛ばしたのです。シチューの大鍋はテーブルの端から端まで滑りました。

長い焦げ跡を残して落ちる寸前で止まりました。バタービールの広口ジャーはガシャンと音を立てて落ち中身があたり一面に飛び散りました。パン切りナイフは切り板から滑り落ち切っ先を下に着地して振動していたんですよね。

今しがたちょうどシリウスの右手があった場所でした。フレッドとジョージのした事は危うく大惨事になる所でした。そんな2人のした行為の有り様を見てウィーズリーおばさんは声を限りにこう叫んだというわけなんですよね。

「全くもう!そんな必要ないでしょ。もう沢山。お前たちもう魔法を使ってもいいからって何でもかんでもいちいち杖を振る必要はないのっ!」

3-2.ようやく夕食という事になり
「僕たちちょいと時間を節約しようとしたんだよ」こう言うとフレッドが急いで進み出てテーブルからパンナイフを抜き取ると「ごめんよシリウス。わざとじゃないぜ」と言いハリーもシリウスも笑っていたというわけですよね。

マンダンガスは椅子から仰向けに転げ落ちていましたが悪態をつきながら立ち上がりました。クルックシャンクスはシャーッと怒り声を出して食器棚の下に飛び込むと真っ暗な所で大きな黄色い目をギラつかせていたんですよね。

シチューの鍋をテーブルの真ん中に戻しながらアーサー氏が「お前たち母さんが正しい。お前たちも成人したんだから責任感というものを見せないと」と言いました。さらに再びおばさんが2人をこう叱りつけたというわけです。

「兄さんたちはこんな問題を起こした事がなかったわ!ビルは1メートル毎に姿現わしする必要なぞ感じなかったわ!チャーリーは何にでも見境なしに呪文をかけたりしなかった!パーシーは」

突然おばさんの言葉が途切れ恐々夫のアーサー氏の顔を見ました。アーサー氏は急に無表情になりビルは急いで「さあ食べよう」と言って「モリーおいしそうだよ」と言うとルーピンはおばさんのためにシチューをよそいました。

そしてテーブル越しに差し出しました。こうして夕食となり暫くは皿やナイフにフォークがカチャカチャ音を立てたり一同がテーブルに椅子を引き寄せる音がするだけで誰も話しませんでした。沈黙を破ったのはおばさんでした。

「ずっと話そうと思ってたんだけどねシリウス客間の文机に何か閉じ込められているの。しょっちゅうガタガタ揺れているわ」

続けておばさんは「もちろん単なるまね妖怪かもしれないけど出してやる前にアラスターに頼んで見て貰わないといけないと思うの」と言いました。シリウスはどうでもいいという口調で「お好きなように」と応えたのでした。

「客間のカーテンは噛みつき妖精のドクシーが一杯だし。明日あたりみんなで退治したいと思ってるんだけど」

さらにこう言うおばさんにシリウスは「楽しみだね」と答えました。ハリーはシリウスのその声に皮肉な響きを聞き取りましたが他の人もそう聞こえたのかどうかは分りませんでした。ハリーの向かい側にはトンクスがいました。

トンクスは食事の合間に鼻の形を変えてハーマイオニーとジニーを楽しませていました、ハリーの部屋でやったように「痛いっ」という表情で目を強くつぶると鼻が膨れ上がって様々な形に変幻自在といった感じで変化をします。

食事の時の毎度お馴染みの余興になっているようでまもなくハーマイオニーとジニーがお気に入りの鼻をせがみ「豚の鼻見たいの」というリクエストにトンクスが応えました。まるで女性のダドリーが笑いかけているかのようだ。

一瞬ハリーはそう思いました。一方アーサー氏にビルとルーピンは小鬼について話し込んでいました。ビルが言うには連中はまだ何も漏らしてはいない。ヴォルデモートが戻って来た事を信じているのかどうかの判断もつかない。

むろん連中にしてみれば何にも関わらずどちらにも味方しないでいるほうがいい。それに対しアーサー氏は連中は前回ノッティンガムの近くで小鬼の一家が殺害されるという痛手を蒙っているのでヴォルデモート側にはつかない。

そういう見解でした。片やルーピンは「私の考えでは見返りが何かによるでしょう。金の事じゃないんですよ。我々魔法使いが連中に対して何世紀も拒んで来た自由を提供すれば連中も気持ちが動くでしょう」という意見でした。

次にルーピンはビルに「ラグノックの件はまだ上手く行かないのかね?」と訊きました。するとビルからは今の所は魔法使いへの反感が相当強いという答えが返って来ました。バグマンの件で未だに罵り続けているんだそうです。

ラグノックは魔法省が隠蔽工作をしたと考えている。例の小鬼たちは結局バグマンから金をせしめる事ができなかったのだそうです。ところがビルが「それで」と言った時です。ハリーは続きの言葉を聞く事ができませんでした。

3-3.何故あの人が騎士団に?
テーブルの真ん中から大爆笑が上がってビルの言葉を掻き消してしまいました。フレッドにジョージとロンそれにマンダンガスが椅子の上で笑い転げていました。マンダンガスは涙を流し息を詰まらせながらしゃべっていました。

何でもマンダンガスによれば信じられない事にウィルという男が「ヒキガエルをそんなにどっから手に入れたね?」と訊いて来て何せどっかのならず者が俺のヒキガエルを全部盗みやがったとマンダンガスに言って来たそうです。

そこでマンダンガスは次は何が起こるか判ったもんじゃない。そしてウィルに「ヒキガエルを何匹か欲しいってわけだな?」と訊いたとの事でした。何とウィルは自分が持っていた奴のヒキガエルをそっくり買い戻したそうです。

それも最初に奴が払った値段よりもかなり高い金だったんだそうです。ロンはテーブルに突っ伏して大笑いしていました。その一方でお世辞にもまっとうな金の儲け方とは到底言えない話を聞いておばさんはこう言ったのでした。

「マンダンガスあなたの商売の話はもうこれ以上聞きたくありません。もう結構」

厳しい声でこう言うおばさんにマンダンガスは涙を拭いハリーにウィンクしながら「ごめんよモリー」と謝りました。だけどそのヒキガエルは元々ウィルがウォーティ・ハリスから盗んだ物だから自分は何も悪い事はしていない。

マンダンガスはそう言うのです。でもそんなマンダンガスにおばさんは「あなたが一体どこで善悪を学んだかは存じませんがねマンダンガスでも大切な授業を幾つか受け損なったようね」と冷たく言ったというわけなんですよね。

フレッドとジョージはバタービールのゴブレットに顔を隠しジョージはしゃっくりしていました。おばさんは立ち上がってデザートのルバーブ・クランブルを取りに行く前に何故か嫌な顔をしてシリウスをちりと睨みつけました。

「モリーはマンダンガスを認めていないんだ」

ハリーが振り返って見るとシリウスが低い声でこう言いました。ハリーもこっそりと「どうしてあの人が騎士団に入ってるの?」と訊くとシリウスからは「あいつは役に立つ」という答えが返って来てさらにはこうも言いました。

「ならず者を全部知っている。そりゃ知っているだろう。あいつもその1人だしな。しかしあいつはダンブルドアに忠実だ。一度危ない所を救われたから。ダングのようなのが1人いるとそれなりに価値がある」

何故ならマンダンガスは自分たちの耳には入って来ないような事を聞き込んで来るからだそうです。しかしおばさんはマンダンガスを夕食に招待するのはやり過ぎだと思っているそうです。あいつはハリーの護衛任務を放棄した。

ハリーを見張るべき時に任務を放ったらかしにして消えた事でおばさんはまだマンダンガスを許していないとの事なんだそうです。

今日の最後に
シリウスはずっと苛立っていた。それと言うのもロンとハーマイオニーの2人は夏休みに入って早々にここ12番地にやって来たのにハリーはちっとも来ない。そんな事だったのでシリウスはずっと苛立っていたと私は思いますね。

でもいざハリーが来てみるとシリウスはハリーが期待していたような温かい歓迎をしてくれませんでした。ハリーもシリウスの口調が何故か苦渋に満ちている事に気づきました。さらにハリーとシリウスには共通点がありました。

それはダンブルドアに対して不満を抱いている事です。自分は自宅を本部に提供するぐらいしか役に立つ事がない。シリウスはだから落ち込んでいたんでしょうね。やっとハリーが来たうれしさを持ってしても凌駕できなかった。

シリウスの今の気持ちはそんな所なんでしょうね。

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