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シリウスの「ハリーにちゃんと説明すべきだ!」という意見にアーサー氏とルーピンが賛成し他に異論を挟む者も出なかったのでウィーズリーおばさんも負けを認めハリーに不死鳥の騎士団の活動内容を含めた現在の状況を説明する事になりました。説明の主役はやはりシリウスでした。(全3項目)

3-1.ようやく結論が出て
「このテーブルに着いている者でハリーの事を気遣っているのは君だけじゃない」ウィーズリーおばさんにこう厳しく言った後ルーピンは暗に「ハリーを子供扱いするべきじゃない」という意味を滲ませてこう言ったんですよね。

「ハリーもこの事で意見を言うのを許されるべきだろう。もう自分で判断できる年齢だ」

これを聞いてハリーは「僕知りたい。何が起こっているのか」と即座に答えました。こう言いながらハリーはおばさんのほうを見ませんでした。おばさんが自分を息子同然だと言ってくれた事に胸を打たれているのは事実でした。

しかしその一方でおばさんに子供扱いされる事に我慢できなかったのも確かな事でした。それはシリウスの言う通りだ。自分は子供じゃない。自分の意見が却下された事を受けておばさんは次の行動に打って出たというわけです。

それはジニーにロンとハーマイオニーそれにフレッドとジョージの5人にすぐさま厨房から出て行くように命じる事でした。たちまちどよめきが上がりフレッドとジョージが同時に「俺たち成人だ!」と喚いたというわけです。

ロンも「ハリーがよくてどうして僕は駄目なんだ!」と叫びました。ジニーも鼻声で母親に「あたしも聞きたい!」と訴えました。しかしおばさんは目をらんらんと光らせて「駄目!」と叫ぶと立ち上がり続けてこう言いました。

「絶対に許しません」

でもそんなおばさんに夫のアーサー氏が「フレッドとジョージを止める事はできないよ」と疲れたように言いました。何故なら2人とも確かに成人だからだとの事でした。それにおばさんは「まだ学生だわ」と言葉を返しました。

「しかし法律ではもう大人だ」アーサー氏は再び疲れた声でこう言いました。おばさんは真っ赤な顔で「しかたないでしょう」と言うとフレッドとジョージが残る事は認めました。でもロンはやはり駄目だとそう言ったのでした。

「どうせハリーが僕とハーマイオニーにみんなの言う事を全部教えてくれるよ!」

ロンは熱くなってこう言いました。そしてハリーの目を見ながら「そうだよね?ね?」と不安げに言いました。ハリーは一瞬「一言も教えてやらない」と言ってやろうかと思いました。何も知らされないのはどういう気持ちか?

「味わってみればいい」と言おうかと思いました。しかしそんな意地悪な衝動は互いの目が合った時に消え去りハリーは「もちろんさ」と答えました。ハリーのこの返事を聞いてロンもハーマイオニーも笑顔を見せたのでした。

結局出て行くのはジニーだけになりました。

3-2.ハリーの問いに答える騎士団の面々
母親に「寝なさい!」と言われて部屋から連れ出されたもののジニーはおとなしく引かれては行きませんでした。階段を上がる間ずっと喚き散らし暴れているのが聞こえて来ました。そのためにブラック夫人が叫び始めました。

ルーピンは静寂を取り戻すため玄関ホールに向かって急ぎました。ルーピンが戻って厨房の扉を閉めてテーブルに着くとシリウスがそっと口を開いて「オーケーハリー何が知りたい?」と言いハリーは深く息を吸い込むと・・・

「ヴォルデモートはどこにいるの?あいつは何をしているの?マグルのニュースをずっと見てたけどそれらしいものはまだ何もないんだ。不審な死とか」

この1ヵ月間ずっとハリーを悩ませていた疑問でした。ハリーがまたも「ヴォルデモート」の名前を口にしたので一同はぎくりとし身震いをしましたがハリーは無視しました。ハリーのこの問いにシリウスがこう答えたのでした。

「それは不審な死がまだないからだ。我々が知る限りではという事だが。そう我々は相当色々知っている」

そこでハリーはヴォルデモートは何故人を殺害するのを辞めたのかと訊きました。昨年度1年間だけでもヴォルデモートが一度ならず人を殺戮した事を知っていたからです。ハリーもまた危うくその1人になりかけたんですよね。

「それは自分に注意を向けたくないからだ。あいつにとってそれが危険だからだ。あいつの復活は自分の思い通りには行かなかった。判るね。しくじったんだ」

シリウスがこう説明してルーピンが「というより君がしくじらせた」と言って満足気に微笑みました。しかしハリーは意味が分らず当惑して「どうやって?」と訊きました。するとシリウスがその意味をこう説明してくれました。

「君は生き残るはずじゃなかった!死喰い人以外は誰もあいつの復活を知るはずじゃなかった。ところが君は証人として生き残った」

さらにこの説明を補足するようにルーピンが「しかも蘇った時にそれを一番知られなくない人物がダンブルドアだった。ところが君がすぐさま確実にダンブルドアに知らせた」と言ってハリーはそれを聞いてこう訊いたのでした。

「それがどういう役に立ったの?」

すると今度はビルが信じられないという声で「役に立ったどころじゃない。ダンブルドアは例のあの人が恐れた唯一の人物だよ!」と言いました。ビルのこの言葉を受けてシリウスはハリーにその理由をこう説明したんですよね。

「君のお陰でダンブルドアはヴォルデモートの復活から1時間後には不死鳥の騎士団を呼び集める事ができた」

これを聞いてハリーは全員の顔をぐるりと見渡しながら「それで騎士団は何をしているの?」と訊きました。この問いにはシリウスが「ヴォルデモートが計画を実行できないように出来る限りの事をしている」とそう答えました。

3-3.不死鳥の騎士団がしている事とは?
シリウスの答えを聞いてハリーはすぐに「あいつの計画がどうして判るの?」と訊きました。この問いにはルーピンが「ダンブルドアは洞察力が鋭い。しかもその洞察は結果的に正しい事が多い」と答えハリーはこう訊きました。

「じゃダンブルドアはあいつの計画がどんなものだと考えてるの?」

この問いにはシリウスが「そうまず自分の軍団を再構築すること。かつてあいつは膨大な数を指揮下に収めた」と答えました。それは脅したり魔法をかけたりして従わせた魔法使いや魔女の他にも多岐に渡るとの事だそうです。

忠実な死喰い人にありとあらゆる闇の生き物たち。奴が巨人を招集しようと計画していた事は聞いたはずだとシリウスはハリーに言いました。でも巨人はヴォルデモートが目をつけているグループの1つに過ぎないんだそうです。

奴つまりはヴォルデモートがほんの一握りの死喰い人だけで魔法省を相手に戦うはずがない。シリウスがこう言うのを受けてハリーは「それじゃみんなはあいつが手下を集めるのを阻止しているわけ?」と訊いたというわけです。

ハリーのこの問いにはルーピンが「できるだけね」と答えました。ハリーが「どうやって?」と訊くとビルが答えてくれました。一番重要なのはなるべく多くの人にヴォルデモートが本当に戻って来たと信じさせ警戒させる事だ。

だけどこれがなかなか厄介だ。ハリーが「どうして?」と訊くとトンクスが「魔法省の態度のせいよ」と答えました。学校の病棟でハリーは魔法大臣コーネリウス・ファッジがヴォルデモート復活を頑なに否定するのを見ました。

トンクスはそれを指摘した上で魔法大臣は未だに全く立場を変えていない。そんな事は起こらなかったと頭から否定していると言いました。それを聞いてハリーは「でもどうして?」と訊きながら必死の思いでこうも訊きました。

「どうしてファッジはそんなに間抜けなんだ?だってダンブルドアが」

ここでアーサー氏が「ああそうだ。君はまさに問題の核心を突いた。ダンブルドアだ」と言いました。一体全体どうしてダンブルドアが問題なのか?ハリーと不死鳥の騎士団の面々との質疑応答はまだまだ続くというわけです。

今日の最後に
こうしてハリーに対する不死鳥の騎士団の活動内容を含めた現在の状況説明が始まりましたがもっぱらメインになって説明をしているのはシリウスで後は時折ルーピンが補足説明を挟むといった感じで事は進められていますよね。

それは当然シリウスがハリーはあのマグルの家つまりプリベット通り4番地に1ヵ月も閉じ込められていたしハリーがヴォルデモートの復活を目撃したからこそ不死鳥の騎士団は再結成されたんだと強く思っているからでしょうね。

ビルにトンクスとアーサー氏も説明に加わっていますが「ハリーは今本部にいるのだからある程度の説明をするのはしかたがない」というぐらいであまり積極的ではないんでしょう。だからシリウスが主に説明してるんでしょう。

シリウスは名付け親としての責任を果たしたいと強く思っているのでしょう。だから積極的なんでしょうね。
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