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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

これもこの時期に毎年恒例という事になっています。この夏休みイギリスでは30年ぶりにクィディッチ・ワールドカップが開催される事になりハリーは「隠れ穴」に行く許可を貰うためバーノン叔父さんと交渉する事になりました。その場でもやはりハリーは・・・(全3項目)

3-1.シリウスのお陰で
先頃の3年生の学期末にはハリーはあの輝かしい1時間の間だけついにダーズリー一家と別れる事ができると思いました。シリウスが汚名を払拭できたら一緒に暮らそうと言ってくれたからです。しかしその夢は叶いませんでした。

シリウスの無実を証明するピーター・ペティグリューが逃げハリーたちは百体もの吸魂鬼に襲われました。ハーマイオニーが持っていた逆転時計で3時間先から戻ったハリー自身が助けたもののシリウスは捕まってしまいました。

そんなシリウスをハリーとハーマイオニーはヒッポグリフのバックビークに乗らせて逃亡させました。シリウスは逃げなければ吸魂鬼に魂を吸い取られ生きた屍になる所でした。だからシリウスは逃げるしかなかったんですよね。

それ以来ずっとシリウスは逃亡生活を続けています。ペティグリューさえ逃がさなかったらシリウスと暮らせたという思いが夏休みに入ってからハリーの頭を離れずプリベット通り4番地に戻って来るのは2倍も辛かったのでした。

一緒には暮らせませんがシリウスはハリーの役に立っていました。全ての学用品を自分の部屋に持ち込む事ができたのもシリウスのお陰です。あの危険な殺人犯がハリーの名付け親と判るとダーズリー一家の態度が一変しました。

シリウスは実は無実で実際に12人のマグルを殺害したのはペティグリューなのですがハリーはダーズリー一家にそれを告げるのを忘れる事にしました。そんなシリウスからは夏休みに入ってから2通の手紙が届けられたのでした。

シリウスは手紙が途中で他人の手に渡る事も考えられるので居場所を明かしませんでした。元気で暮らして欲しいとハリーは願いました。2通とも元気そうでシリウスの手紙はベッド下の床板の緩くなった所に隠してありました。

そんなシリウスの存在はハリーがあの交渉事をバーノン叔父さんとする際にも大いに役に立ったというわけなんですよね。(笑)

3-2.ハリーに関する手紙
それはハリーが初めてシリウス宛ての手紙を書いた日の朝食の席での事でした。玄関のベルが鳴りバーノン叔父さんが廊下へ出て行きました。すると玄関で誰かが話をし叔父さんが短く答えているのがハリーに聞こえて来ました。

それから玄関の扉が閉まり廊下から紙を破る音が聞こえました。約1分後に戻って来ると何やら激怒した様子で叔父さんはハリーに向かって「来い。居間に。すぐにだ」と吼えました。ハリーは何が何やら全く分りませんでした。

一体今度は自分が何をやったんだろうと考えながらハリーは立ち上がり叔父さんに従いて居間に入りました。入ると叔父さんは暖炉のほうに突進してくるりとハリーに向き直り今にも逮捕しそうな剣幕で「それで」と言いました。

「それで何だっていうんだ?」と言い返せたらどんなにいいだろうとハリーは思いました。しかしこんな朝早くから叔父さんの虫の居所を試すのは良くないと思ったのでハリーはおとなしく驚いたふりをするだけで我慢しました。

叔父さんは「こいつが今届いた」と言うとハリーの鼻先で紫色の紙切れを振りました。ところが叔父さんが「お前に関する手紙だ」と言うのでますますこんがらがりました。一体誰が叔父さんに自分に関する手紙を書いたのか?

郵便配達を使って手紙をよこすような知り合いがいたかな?ハリーがそう考えていると叔父さんはハリーを睨んだその後に手紙を見下ろして読み始めました。それは何とウィーズリーおばさんから届いた手紙だったんですよね。

この夏イギリスでは30年ぶりにクィディッチ・ワールドカップが行なわれる事になりアーサー氏が魔法省のゲーム・スポーツ部を通じてとても良い席を手に入れる事ができたのだそうです。そこでお願いがあるとの内容でした。

それは次の月曜日の夜に行なわれる決勝戦にハリーを連れて行く事をお許しいただきたいとの事なんだそうです。もちろんそれ以後夏休みの間はずっと喜んでハリーを我が家にお預かりするので是非許して欲しいという事でした。

お返事はなるべく早くハリーから普通の方法で自分たちに送って欲しい。何しろマグルの郵便配達は来た事がないし我が家の場所を知っているのかどうかも確かではないのでそうして欲しいと手紙の最後には綴られていました。

さらには追伸として「切手は不足していないでしょうね」と書かれていました。叔父さんは読み終えると胸ポケットから何やら取り出して「これを見ろ」と唸りました。それはおばさんが出した手紙の封筒だったというわけです。

封筒一杯に一分の隙もなく切手が貼り込んであり真ん中に小さく残った空間に詰め込むように住所が細々とした文字で書き込まれていました。ハリーは笑いそうになるのを堪えつつ「切手は不足していなかったね」と言いました。

叔父さんは目を一瞬光らせ「郵便配達は感づいたぞ。手紙がどこから来たのかやけに知りたがっていたぞ奴は。だから玄関のベルを鳴らしたのだ。奇妙だと思ったらしい」と言いました。でもハリーは何も言いはしませんでした。

ダーズリー一家は自分たちが魔法界と関わりがあると知られる事を一番恐れ嫌っているのです。ダーズリー一家とずっと一緒に暮らして来たハリーはその事を嫌と言うほどに判っていました。だから今更という感じなんですよね。

3-3.最後の切り札
さーてやっとこさという感じなんですがここいら辺からハリーが開心術を駆使してバーノン叔父さんの心を見抜き交渉を優位に進めて行くというわけですよね。ハリーはなるべく感情を顔に表さないよう努力して待ったのでした。

何も馬鹿な事を言わなければ人生最高の楽しみが手に入るかもしれないからです。ハリーは黙っていました。しかし叔父さんは睨み続けるばかりでした。叔父さんを見ていると到底沈黙を破りそうにはないとハリーは思いました。

それを開心術で見抜いたハリーは自分のほうから沈黙を破り「それじゃ僕行ってもいいですか?」と訊きました。すると叔父さんの顔が微かに震え口髭が逆立ちました。叔父さんの顔を見てハリーはその思いを見抜いたのでした。

叔父さんの最も根深い2種類の感情が対立して激しく闘っている。ハリーを行かせる事はハリーを幸福にする事だ。この13年間叔父さんはそれを躍起になって阻止して来た。だから行かせたくはない。行ったらハリーは幸せになる。

しかし夏休みの残りをハリーがウィーズリー家で過ごす事を許せば2週間も早く厄介払いができる。ハリーが我が家にいる事は叔父さんにとってはおぞましい事なのです。叔父さんは「考える時間が欲しい」と思ったようです。

そこでおばさんの手紙にもう一度視線を落としました。ハリーは叔父さんのその気持ちをも開心術で見抜いたというわけです。叔父さんは名前の所を汚らわしそうに眺めながら「この女は誰だ?」とハリーに訊いて来たのでした。

ハリーは叔父さんに「この人に会った事があるよ」と答えました。自分の友達のロンのお母さんで学期末に汽車で学校から帰って来た時に迎えに出てた人だと説明しました。さらに叔父さんはクィディッチの事も訊いて来ました。

それが何も知らないくせに「このくだらんものは何だ?」と訊いて来たのでハリーは苛立ち「スポーツです」と手短に答えました。でもそのお返しに「競技は箒に」と言ってやり叔父さんは「もういい!」と声を張り上げました。

微かにうろたえたのを見て取ってハリーは少し満足しました。我が家の居間で「箒」という言葉を聞くなんて叔父さんには我慢できないようでした。ハリーはここでも叔父さんの心を見抜いて次の質問には素早く答えたのでした。

「どういう意味だ。この普通の方法っていうのは?」

この問いにハリーは叔父さんが止める間も与えず「僕たちにとって普通の方法つまりふくろう便のこと。それが魔法使いの普通の方法だよ」と答えました。しかしいくら叔父さんと話していても埒が明きそうにありませんでした。

そこでハリーは最後の切り札を使う事にしました。これを言えばバーノン叔父さんは行ってもいいと言うだろう。ハリーは深く息を吸って気持ちを落ち着けました。そしてバーノン叔父さんにこう言ったというわけなんですよね。

「じゃ僕ワールドカップを見に行けないんだ。もう行ってもいいですか?シリウスに書いてる手紙を書き終えなきゃ。ほら僕の名付け親」

叔父さんの「お前。お前は奴に手紙を書いているのか?」と言う声は平静を装っていました。しかしハリーは元々小さい叔父さんの瞳が恐怖でさらに縮むのを見ました。そんな叔父さんに対しハリーはさりげなくこう言いました。

「ウン。まあね。もう随分長いこと手紙を出してなかったから。それに僕からの便りがないとほら何か悪い事が起こったんじゃないかって心配するかもしれないし」

ハリーはここで言葉を切り言葉の効果を楽しみました。ハリーは開心術で叔父さんの頭の中を見通していました。もしハリーにシリウスに手紙を書くのを辞めさせたりしたらシリウスはハリーが虐待されているとそう思うだろう。

クィディッチ・ワールドカップに行ってはならんと言えばハリーはそれを手紙に書いてハリーが虐待されている事をシリウスが知ってしまう。つまりは自分が取るべき道はただ1つしかないとバーノン叔父さんはそう考えている。

叔父さんはハリーが期待していた通りの事を言いました。ワールドカップに行ってもよい。手紙を書いてウィーズリー一家に迎えに来るように言え。それから名付け親のシリウスに行く事になったと言えと叔父さんは言いました。

こうしてハリーはクィディッチ・ワールドカップにめでたくも行ける事になったというわけなんですよね。

今日の最後に
一緒に暮らせはしないもののシリウスはハリーの役に立っているのだそうです。それと言うのもあの危険な殺人犯がハリーの名付け親だと判るとダーズリー一家の態度が一変してハリーの待遇は劇的に改善されたんだそうですね。

シリウスのお陰で学用品の全てを自分の部屋に持ち込む事ができました。これで堂々と昼日中から宿題もできるようになりましたよね。さらにはバーノン叔父さんとのクィディッチ・ワールドカップの交渉も上手く行きましたね。

私はハリーはダーズリー一家の面々はシリウスの事を半端ないぐらいにとてもとても恐れていると開心術で見抜いているとそう思いますね。ダーズリー一家がどのくらいの恐怖心をシリウスに対して抱いているかを見通している。

だからこそクィディッチ・ワールドカップを巡るバーノン叔父さんとの交渉も「これ以上ない!」というぐらい上手に絶妙にできたんだとそう思いますね。(笑)

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