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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

日曜日の午後5時にウィーズリー一家がハリーを迎えに来るという事でダーズリー一家の緊張と苛立ちは極限に達していました。ところがハリーが魔法省から車を借りて来ると思っていたらウィーズリー一家は極めて意外な方法でプリベット通り4番地にやって来たのでした。その方法とは?(全3項目)

3-1.ウィーズリー一家の来訪を告げると
こうして今回ハリーはウィーズリー夫妻の正式な招待を受けてクィディッチ・ワールドカップの決勝戦を観戦するために「隠れ穴」に行く事になりました。交渉を終えハリーが自分の部屋に戻るとそこには豆ふくろうがいました。

先学期末にシリウスがスキャバーズの代わりとしてロンに贈ったピッグウィジョンで持って来たロンの手紙にはダーズリー一家が何と言おうがハリーを迎えに行くと書かれてありハリーはバーノン叔父さんにその事を告げました。

「きちんとした身なりで来るように言ってやったろうな。連中に。お前の仲間の服装をわしは見た事がある。まともな服を着て来るぐらいの礼儀は持ち合わせたほうがいいぞ。それだけだ」

ウィーズリー一家が日曜日の午後5時に迎えに来るとハリーが告げると叔父さんは間違いなく度肝を抜かれました。そしてすぐさま歯を剥き出しこう怒鳴りました。叔父さんの物言いを聞きハリーはちらりと不吉な予感がしました。

それと言うのもウィーズリー夫妻はよれよれの度合いこそ違えいつも長いローブを着ていて叔父さんが言う所の「まともな格好」をしていたのを見た事がなかったからです。隣近所が何と言おうとハリーは気になりませんでした。

ただもしウィーズリー一家がダーズリー一家が持つ魔法使いの最悪のイメージそのものの姿で現れたらダーズリー一家がどんなに失礼な態度を取るのかと心配でした。その日プリベット通り4番地の空気は極度な緊張状態でした。

魔法使い一行が午後5時に我が家にやって来るという事でダーズリー一家の緊張と苛立ちは極限に達していました。叔父さんは一張羅の背広を着込んでいました。他人が見たらこれは歓迎の気持ちの表れだと思うかもしれません。

しかしハリーは開心術で叔父さんの意図を見抜きました。叔父さんは威風堂々又は威嚇的に見えるようにしたかったのです。一方ダドリーは何故か縮んだように見えましたが恐怖のせいでした。先回ダドリーは被害に遭いました。

ハグリッドに魔法をかけられ尻に尻尾が生えてしまいダーズリー夫妻はロンドンの私立病院で尻尾を取って貰うのに高いお金を払いました。そのためダドリーは敵に同じ的を見せまいと尻を頻繁に撫でつつ蟹歩きをしていました。

昼食の間はほとんど沈黙が続きました。ペチュニア叔母さんは何にも食べません。腕を組み唇を固く結びハリーに向かって散々投げつけたい悪口雑言を我慢するかのように舌をうごめかしていました。叔父さんがこう吼えました。

「当然車で来るんだろうな」

ハリーは叔父さんにこう言われて初めて「ウィーズリー一家は一体どうやって迎えに来るんだろう?」と思いました。持っていた中古のフォード・アングリアは2年生の時ハリーとロンが学校に乗って行き行方不明になりました。

ところがウィーズリー一家はハリーが思ってもみなかった極めて意外な方法でハリーを迎えに来たんですよね。

3-2.それはもう意外な方法で
車で来るんだろうなと叔父さんに言われハリーは「そうだと思うけど」と答えました。去年アーサー氏は新学期初日に子供たちとハーマイオニーにハリーを「漏れ鍋」からキングズ・クロス駅に送る際魔法省から車を借りました。

だから今回もそうすると思ったというわけです。そしてついに当日になりましたがハリーはその日の午後もほとんど自分の部屋にいました。午前中は荷造りをするため否が応でも自分の部屋にいなければならなかったんですよね。

何せペチュニア叔母さんが数秒毎にレース編みのカーテンから外を覗くのでそれを見るに耐えられなかったからです。ようやく5時15分前にハリーは自分の部屋を出て2階から下りると居間に入ってウィーズリー一家を待ちました。

ペチュニア叔母さんは強迫観念にとらわれたようにクッションの皺を伸ばしていました。叔父さんは新聞を読むふりをしていました。目が止まったままで本当は全神経を集中して車の近づく音を聞き取ろうとしているんですよね。

これもハリーは開心術で見破ったというわけです。ダドリーは肘掛け椅子に体を押し込み両手を尻に敷いて両脇から尻をがっちり固めていました。ハリーはこの緊張感に耐えられず居間を出ると玄関の階段に腰掛けたんですよね。

ところが5時になり5時を過ぎました。叔父さんは居間を出ると玄関の扉を開けて通りを端から端まで眺めるとハリーに「連中は遅れとる!」と怒鳴りました。それが5時を10分過ぎても15分過ぎてもウィーズリー一家は来ません。

ハリーも不安になり始めました。5時半になるとダーズリー夫妻が居間でブツブツと言葉を交わしているのが聞こえて来ました。失礼だとか自分たちに他の約束があったらどうしてくれるんだなどと文句を言っていたのでした。

遅れて来れば夕食に招待されるとでも思っているのではとか絶対にそうはならんぞと言う声も聞こえて来ました。そんな数々の文句を言っていると突然叔父さんが「ああああああああーーーーーっ!」と長い悲鳴を上げました。

ハリーは飛び上がりました。居間の扉の向こう側でダーズリー一家がパニックして部屋の隅に逃げ込む音が聞こえました。次の瞬間ダドリーが恐怖で引きつった顔をして居間から出て来てハリーはダドリーにこう訊いたのでした。

「どうした?何が起こったんだ?」

しかしダドリーは口も利けない様子です。両手で尻をガードしたまま台所に駆け込んで行きました。ハリーが急いで居間に入ると板を打ちつけて塞いだ暖炉から叩いたり擦ったりする大きな音が聞こえ叔母さんがこう訊きました。

「あれは何なの?」

その疑問は1秒も経たない内に解けました。塞がれた暖炉の中から声が聞こえて来ました。ウィーズリー一家は煙突飛行粉でプリベット通り4番地に来たんですよね。ハリーは吹き出しそうになるのを堪えつつこう説明しました。

「みんなが。煙突飛行粉でここに来ようとしたんだ。みんなは暖炉の火を使って移動できるんだ」

3-3.アーサー氏が関心を示したのは?
続けてハリーは「でもこの暖炉は塞がれてるから。ちょっと待って」とダーズリー夫妻に言うと暖炉に近づき「ウィーズリーおじさん?聞こえますか?」と呼びかけました。叩く音が止んで誰かが「シーッ!」と言ったのでした。

「ウィーズリーおじさん。ハリーです。この暖炉は塞がれているんです。ここからは出られません」

ハリーがこう言うとアーサー氏は「馬鹿な!暖炉を塞ぐとは全くどういうつもりだ!」と言葉を返して来ました。しかしハリーが「電気の暖炉なんです」と説明すると機嫌を直したようで「是非見ないと」とも言ったんですよね。

するとやがてアーサー氏は「これしかない」と言ったかと思うとハリーに「下がっていなさい」と言いました。言われてハリーはソファーの所まで下がりました。ところが叔父さんは逆に前に出るとこう声を張り上げたのでした。

「ちょっと待った!一体全体何をやらかそうと?」

「バーン」という音と共に暖炉の板張りが破裂し電気ストーブが部屋を横切って吹き飛びました。瓦礫や木っ端と一緒くたになってアーサー氏にフレッドとジョージとロンが吐き出されて来ました。叔母さんは悲鳴を上げました。

叔母さんはコーヒーテーブルにぶつかって仰向けに倒れましたが床に倒れ込む寸前に叔父さんが辛うじて支え大口を開け物も言えずにウィーズリー一家を見つめました。アーサー氏は息を切らして「これでよしと」と言いました。

「ああ。ハリーの叔父さんと叔母さんでしょうな!」

アーサー氏はローブの埃を払い曲がったメガネを直すとダーズリー夫妻に向かってこう声をかけました。そして握手をしようと手を差し出して叔父さんに近づきました。しかし叔父さんは叔母さんを引きずって数歩下がりました。

口を利くどころではありませんでした。一張羅の背広は埃で真っ白で髪も口髭も埃まみれで叔父さんは急に30才も老けて見える有り様でした。手を下ろし吹き飛んだ暖炉を振り返るとアーサー氏はこう言ったというわけですよね。

「あぁ。いや。申し訳ない。全て私のせいです。まさか到着地点で出られなくなるとは思いませんでしたよ」

続けてアーサー氏はプリベット通り4番地の暖炉を「煙突飛行ネットワーク」に組み込んだと事の次第を説明しました。何でもハリーを迎えに来るための今日の午後に限っていてマグルの暖炉は厳密には結んでいけないそうです。

しかし「煙突飛行規制委員会」にちょっとしたコネがあってその人が細工してくれたんだそうです。それからアーサー氏は「あっという間に元通りにできますのでご心配なく」と言ってこの後の段取りを説明したというわけです。

子供たちを送り返す火を熾して暖炉を直し自分は「姿くらまし」する。でもハリーは「賭けてもいい。ダーズリー夫妻には一言も分らなかったに違いない」と思いました。当然ハリーはダーズリー夫妻の心を見通したんですよね。

フレッドとジョージがハリーのトランクを取りに居間を出て行くとアーサー氏はダーズリー夫妻に「なかなかいいお住まいですな」と声をかけました。しかし普段はシミ1つない居間が今は埃とレンガの欠片で埋まっていました。

叔母さんはまたも口の中で舌をうごめかせているようでした。それでも怖くて何も言えないようです。一方アーサー氏はあたりを見回しました。マグルに関する物は何でも好きなのです。そこでアーサー氏が関心を寄せたのは?

テレビとビデオのそばに行って調べてみたくてむずむずしているのがハリーには判りました。これもやはり当然ハリーは開心術で見抜いたというわけなんですよね。

今日の最後に
プリベット通り4番地の居間の暖炉は塞がれていた。実はこれはハリーがホグワーツに入学する直前に起きた出来事がきっかけでバーノン叔父さんが塞いだんだと私はそう思いますね。この暖炉から手紙が配達されたんですよね。

ハリーの元にホグワーツの入学許可証が配達されたのを皮切りにハリー宛ての手紙が続々と届いて叔父さんは何とかハリーに手紙が届くのを阻止しようと躍起になりました。そのためふくろうは居間の暖炉から手紙を届けました。

そこで叔父さんは「二度とこの暖炉から手紙を届けさせてなるものか!」と暖炉を塞いだのです。そういう事だったんですよね。

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