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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

突然バーノン叔父さんに呼びつけられてハリーは台所の隣にある居間に入りました。何やら今にもハリーを逮捕しそうな剣幕で「それで」と言って来るので何事が起きたのかと思ったら届いた郵便が問題だった。それで叔父さんは苛立っていたというわけなんですよね。その手紙の主は?(全3項目)

3-1.突然居間に呼びつけられて
突然わけも分らず呼びつけられた挙句に今にも逮捕しそうな剣幕で二度も「それで」とバーノン叔父さんが言うのでハリーは「それで何だっていうんだ?」と言えたらどんなにかいいだろうとそう思わずにはいられませんでした。

しかしこんな朝早くから叔父さんの虫の居所を試すのは良くないとハリーは思いました。それでなくとも欠食状態で相当苛立っているからというわけです。そこでハリーはおとなしく驚いた風をするだけで我慢する事にしました。

「こいつが今届いた」

叔父さんはハリーの鼻先で紫色の紙切れを振りながらこう言いました。さらに「お前に関する手紙だ」と言うのでハリーはますますこんがらがりました。一体誰が自分についての手紙を叔父さん宛に送ったのだろうと思いました。

郵便配達を使って手紙をよこすような知り合いがいたかな?ハリーが何故そう思ったのかと云えばダドリー軍団のお陰でハリーは郵便配達を使って手紙をくれるような友人も知り合いの心当たりも全くなかったからなんですよね。

ハリーがそう考えていると叔父さんはハリーを睨んだかと思うと手紙を見下ろし読み上げました。それは何とウィーズリーおばさんからの手紙でハリーをクィディッチ・ワールドカップに招待するという内容の手紙だったのです。

手紙の冒頭には「親愛なるダーズリー様、御奥様」と書かれてあり自分たちはまだ面識がございませんがハリーから息子のロンの事は色々お聞き及びでございましょうと書かれていました。それから文面は本題に入っていました。

ハリーがお話ししたかと思いますがクィディッチ・ワールドカップの決勝戦が次の月曜日の夜に行なわれます。夫のアーサー氏が魔法省の「魔法ゲーム・スポーツ部」に伝があり大変良い席を手に入れる事ができたんだそうです。

この後ウィーズリーおばさんが持ちかけた話とは?

3-2.許しを請うウィーズリーおばさん
そこでおばさんは「つきましてはハリーを試合に連れて行く事をお許しいただけませんでしょうか」と持ちかけて来ました。これは一生に一度のチャンスでイギリスが開催地になるのは30年ぶりで切符はとても手に入りにくい。

もちろんそれ以後の夏休みの間はずっと喜んでハリーを我が家にお預かりいたしますし学校に戻る汽車に無事乗せるようにいたしますと書いていました。そして返事はなるべく早くハリーから普通の方法で私どもに送って欲しい。

何しろマグルの郵便配達は自分たちの家に配達に来た事がございませんし家がどこにあるのかを知っているのかどうかも確かじゃございませんのでそうして欲しいとの事でした。ハリーにまもなく会える事を楽しみにしています。

そして最後に追伸として「切手は不足していないでしょうね」と綴られていました。叔父さんは読み終えると胸ポケットから何か別の物を引っ張り出し「これを見ろ」と唸りました。ハリーは吹き出したいのを何とか堪えました。

それはウィーズリーおばさんの手紙が入っていた封筒でした。封筒一杯に一分の隙もなく切手が貼り込んであり真ん中に小さく残った空間に詰め込むようにダーズリー家の住所が細々とした文字で書き込まれていたんですよね。

「切手は不足していなかったね」

こう言う時にハリーはウィーズリーおばさんが至極当たり前の間違いを犯しただけというような調子を取り繕いました。叔父さんは目を一瞬光らせ「郵便配達は感づいたぞ」と言うと歯噛みをしたその後にこうも言ったのでした。

「手紙がどこから来たのかやけに知りたがっていたぞ奴は。だから玄関のベルを鳴らしたのだ。奇妙だと思ったらしい」

ハリーは何も言いませんでした。他の人なら切手を貼り過ぎたぐらいで何故叔父さんが目くじらを立てるのかなんて分らないだろう。しかしずっと一緒に暮らして来たハリーには嫌と言うほどにその理由が判っていたんですよね。

ほんの僅かでもまともな範囲から外れるとダーズリー一家は緊張するのです。ウィーズリーおばさんのような連中つまり魔法界の人間と関係があると誰かに気づかれる事を例えどんなに遠くてもそれを一番恐れているんですよね。

3-3.続く沈黙
叔父さんも何も言わずただただハリーを睨んでいました。ハリーは極力感情を顔に出さないよう努力しました。何も馬鹿な事を言わなければクィディッチ・ワールドカップという人生最高の楽しみが手に入るかもしれないのです。

叔父さんが何かを言うのをハリーは黙って待っていました。しかし叔父さんは睨み続けるだけなのでハリーは自分のほうから沈黙を破って「それじゃ。僕行ってもいいですか?」と訊きました。叔父さんの顔は微かに震えました。

口髭が逆立ちました。叔父さんの脳裏で何が起こっているのかハリーには判るようなそんな気がしました。叔父さんの最も根深い2種類の感情が対立して激しく闘っているのです。ハリーを行かせる事はハリーを幸せにする事だ。

この13年間叔父さんはそれを躍起になって阻止して来ました。しかし夏休みの残りをハリーがウィーズリー家で過ごす事を許せば2週間も早く厄介払いができる。ハリーが我が家にいる事は叔父さんにとっておぞましい事でした。

考える時間を稼ぐためにという感じで叔父さんはウィーズリーおばさんの手紙にもう一度視線を落としました。そして名前の所を汚らわしそうに眺めながら「この女は誰だ?」と訊いてハリーはその問いにこう答えたんですよね。

「叔父さんはこの人に会った事があるよ。僕の友達のロンのお母さんでホグー学校から学期末に汽車で帰って来た時迎えに出てた人」

ハリーはうっかり「ホグワーツ特急」と言いそうになってしまいました。そんな事を言ったら確実に叔父さんを怒らせてしまうと思って出しかけた所で止めました。ホグワーツという学校の名前は一度も口にした事はありません。

居間でのハリーとバーノン叔父さんの話はまだ続きます。

今日の最後に
ウィーズリーおばさんはプリベット通り4番地のダーズリー夫妻にマグルの郵便を出すのに当たって必要な金額の切手を1枚貼って出せばいいのに大量の切手を貼ってしまったためバーノン叔父さんを苛立たせる事となりました。

郵便配達人が「奇妙だ」と思いわざわざ玄関のベルを押して叔父さんにその理由を訊いたというわけです。私が思うに郵便局に切手を買いに行ったのはアーサー氏だった。おそらく機会があれば行きたいと思っていたんでしょう。

何でもウィーズリー一家が住むオッタリー・セント・キャッチポール村にはマグルの郵便局があるんだそうです。ところがおばさんがアーサー氏の買って来た切手を貼りその郵便局に行ったら金額が足りないと言われてしまった。

そのため何度も切手を買い足す事になった。こんな事態はビルかパーシー又はハーマイオニーに訊けば避けられたと私は思いますね。何故ならビルとパーシーの2人はホグワーツで「マグル学」を履修しているからなんですよね。

だからおそらく2人なら切手の金額は知っていたでしょう。ハーマイオニーはマグル生まれなので当然知っているというわけです。ウィーズリー夫妻がこの3人にマグルの郵便の出し方を訊かなかったからこういう事態になった。

そういう事なんでしょうね。ちなみにビルはクィディッチ・ワールドカップ観戦のため「隠れ穴」に帰省しています。

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