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前の晩つまり10月31日のハロウィンの夜にフレッドは老け薬でごまかせると言っていましたが翌朝にそれを実行しました。その一方で先週が17才の誕生日だったので老け薬を飲まなくても立候補できたグリフィンドール生がいました。そしてハリーとロンが見守る中ボーバトン生が「炎のゴブレット」に名前を入れました。(全3項目)

3-1.老け薬を飲んで
ハリーの背後で笑い声がしたので振り返るとひどく興奮した様子のフレッドにジョージとリー・ジョーダンでした。フレッドが勝ち誇ったようにハリーとロンとハーマイオニーに「やったぜ。今飲んで来た」と耳打ちしたのでした。

ロンが「何を?」と訊くとフレッドは「老け薬だよ。鈍いぞ」と答えました。有頂天で両手をこすり合わせながらジョージが「1人1滴だ。俺たちはほんの数ヵ月分歳を取ればいいだけだからな」と言いリーはこう言ったのでした。

「3人の内誰かが優勝したら一千ガリオンは山分けにするんだ」

笑顔を浮かべながらこう言うリーにハーマイオニーが警告するように「でもそんなに上手く行くとは思えないけど。ダンブルドアはきっとそんなこと考えてあるはずよ」と言いました。フレッドにジョージとリーは聞き流しました。

武者震いしつつフレッドがジョージとリーに「いいか?それじゃ行くぞ。俺が一番乗りだ」と言いました。フレッドは「フレッド・ウィーズリー。ホグワーツ」と書いた羊皮紙をポケットから取り出しました。いよいよ挑戦です。

ハリーは胸を激しく鼓動させながら見守りました。フレッドはまっすぐに年齢線の際まで行ってそこで一旦立ち止まると15メートルの高みから飛び込みをするダイバーのように爪先立って前後に体を揺らしました。そしてでした。

玄関ホールにいる全ての生徒が見守る中フレッドは大きく息を吸い込んで線の中に足を踏み入れました。一瞬ハリーは上手く行ったとそう思いました。

3-2.上手く行ったと思ったら?
ジョージもどうやらハリーと同様に上手く行ったと思ったようです。ジョージは「やった!」と叫びながらフレッドの後を追って飛び込みましたが次の瞬間に「ジュッ」という大きな音と共に2人とも円の外に放り出されました。

見えない砲丸投げ選手がフレッドとジョージを押し出したかのようでした。2人は3メートルほども吹っ飛び冷たい石の床に叩きつけられてしまいました。泣きっ面に蜂ならぬ恥。ポンと大きな音がして2人に同じ事が起きました。

白くて長い顎鬚が生えて来たのです。玄関ホールが大爆笑に沸いて当のフレッドとジョージでさえも立ち上がって互いの顎鬚を眺めた途端に笑い出したというわけです。そこに深みがあって面白がっている声が聞こえて来ました。

「忠告したはずじゃ」

生徒たちが振り向くと大広間からダンブルドア校長が出て来ました。目を輝かせてフレッドとジョージを鑑賞しながらダンブルドアはこう言いました。老け薬を飲んで年齢線を越えようとしたのは2人だけではありませんでした。

「2人ともマダム・ポンフリーの所へ行くがよい。既にレイブンクローのミス・フォーセット。ハッフルパフのミスター・サマーズもお世話になっておる。2人とも少しばかり歳を取る決心をしたのでな」

そして最後にダンブルドア校長は「もっともあの2人の鬚は君たちのほど見事ではないがの」とフレッドとジョージに言ったのでした。フレッドとジョージは大爆笑しているリーに付き添われて医務室へと向かったんですよね。

そしてハリーたち3人もまた笑いながら朝食に向かったのでした。大広間に入ると飾りつけがすっかり変わっていました。ハロウィンなので生きたコウモリが群がり魔法のかかった天井の周りを飛び回っていたというわけです。

さらに何百というくり抜きかぼちゃがあちらこちらの隅で笑っていました。ハリーが先に立ってディーンとシェーマスのそばに行くと2人は17才以上の生徒で誰がホグワーツから立候補したのだろうかと話し合っている所でした。

「噂だけどさワリントンが早起きして名前を入れたって。あのスリザリンのでっかいナマケモノみたいな奴がさ」

ディーンがハリーにこう言いました。クィディッチでワリントンと対戦していたハリーはむかついて首を振ると「スリザリンから代表選手を出すわけにはいかないよ!」と言いシェーマスが軽蔑したような口調でこう言いました。

「ハッフルパフじゃみんなディゴリーの事を話してる。だけどあいつハンサムなお顔を危険にさらしたくないんじゃないでしょうかね」

するとここで突然ハーマイオニーが「ちょっとほら見て!」と口を挟みました。玄関ホールのほうで歓声が上がり椅子に座ったままで振り向くとアンジェリーナ・ジョンソンが若干はにかんだように笑いながら入って来ました。

「炎のゴブレット」に名前を入れたようです。

3-3.アンジェリーナ・ジョンソンにボーバトン生が
クィディッチのグリフィンドール・チームのチェイサーの1人で背の高い黒人のアンジェリーナはハリーたちの所にやって来て椅子に座るとすぐに「そう私やったわ!今名前を入れて来た!」とハリーたちに言ったんですよね。

ロンは感心したように「本当かよ!」と言いハリーは「それじゃ君17才なの?」と訊きました。するとロンが「そりゃもちそうさ。鬚がないだろ?」とハリーの問いに冗談で答えてアンジェリーナはこう答えたというわけです。

「先週が誕生日だったの」

それを聞いてハーマイオニーがグリフィンドールから誰かが立候補してくれてうれしい。アンジェリーナが選ばれるといいなと言いました。そう言われてアンジェリーナはありがとうと礼を言うと微笑みかけたというわけです。

シェーマスも「ああかわいこちゃんのディゴリーより君のほうがいい」と言いました。しかしその時テーブルのそばを偶然通りかかった数人のハッフルパフ生が聞きつけてシェーマスを恐い顔で睨むという事もあったんですよね。

そして朝食も終わりハリーたち3人は大広間を出ましたがロンがハリーとハーマイオニーに「じゃ今日は何して遊ぼうか?」と訊いて来てハリーが「まだハグリッドの所に行ってないね」と答えロンがこう言ったというわけです。

「オッケー。スクリュートに僕たちの指を2~3本寄付しろって言わないんなら行こう」

するとハーマイオニーの顔が興奮で輝きました。今気づいたけどハグリッドに「しもべ妖精福祉振興協会」に入るよう頼んでいなかったと言うのです。ハーマイオニーは声を弾ませてバッジを取って来ると2人に言ったのでした。

ハーマイオニーを待っている間にマダム・マクシームと共にボーバトン生が玄関ホールに入って来ました。ボーバトン生はマダム・マクシームが一列に並ばせ1人ずつ「年齢線」を越えて「炎のゴブレット」に名前を入れました。

名前が入る毎に「炎のゴブレット」の炎は一瞬赤くなり火花を散らしたのでした。

今日の最後に
こうしてクィディッチのグリフィンドール・チームのチームメイトでチェイサーの1人のアンジェリーナ・ジョンソンが三大魔法学校対抗試合の代表選手に名乗りを上げたというわけです。フレッドはきっと悔しいんでしょうね。

何故なら同じ学年なのに何でアンジェリーナは立候補できで俺はできないんだという事だからです。魔法に関する知識なら同学年なんですからフレッドにジョージそしてリー・ジョーダンと同じだからというわけなんですよね。

でもアンジェリーナは17才だったので「年齢線」を跨ぎ「炎のゴブレット」に名前に入れる事ができました。それならフレッドにジョージそれとリーはアンジェリーナに「俺たちのも一緒に入れてくれ」と頼めば良かったのです。

そうすればフレッドにジョージとリーも三校対抗試合の代表選手に名乗りを上げる事ができました。でも私は結局この3人は代表選手にはなれなかったとそう思いますね。
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