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1日に10科目もの授業を受けたり3つの授業に同時に出席したり、また学期末には同時に2科目の試験に臨んだり1日に4科目の試験と・・・ロンとハリーが常々疑問に思っていたハーマイオニーの不可解な時間割の謎が最後の最後になって解き明かされることになったのでした。(全4項目)

4-1.目覚めた所は?・・・医務室
100人余りの吸魂鬼に周りを囲まれて気を失ったハリーでしたが気がついた所は医務室でした。目を開けると何もかもぼんやりとしていました。誰かがハリーのメガネを外したのでした。

ハリーは上半身を起こしメガネを掛け杖を取り上げました。マダム・ポンフリーが「ポッター、何をしてるんですか?」と訊ねると「校長先生にお目にかかるんです」と言うハリーでしたが・・・

マダム・ポンフリーが「吸魂鬼が間もなく(ブラックに)キスを施します」などと言うものだから「えーっ!」と叫びながらハリーとハーマイオニーはベッドから飛び降りました。

ハリーの叫び声を聞きつけて医務室に入って来た魔法大臣コーネリウス・ファッジにシリウスが無実であることや捕まえる人を間違えていることを必死に訴える2人でしたが・・・

マダム・ポンフリーは突然大きなチョコレートの塊をハリーの口に押し込み、むせ込んでいる間に間髪を入れずハリーをベッドに押し込みました。

「この子たちは手当てが必要です」と大臣をも医務室から追い出そうとしたマダム・ポンフリーでしたが再びドアが開いて入って来たのはダンブルドアでした。

4-2.ダンブルドアの説得
医務室に入って来たダンブルドアはマダム・ポンフリー、魔法大臣、スネイプの3人にハリーとハーマイオニーと3人だけで話したいと言うのでした。

最後まで粘ったスネイプがようやく出て行くと同時に2人のほうを向いたダンブルドアに堰を切ったように話すハリーとハーマイオニーでしたが・・・

手を上げて2人の洪水のような説明を制止すると・・・

「今度は君たちが聞く番じゃ。頼むから、わしの言うことを途中で遮らんでくれ。なにしろ時間がないのじゃ」静かな口調だった。(513ページ携帯版577ページ)

必死に2人を説得した後にダンブルドアはハーマイオニーに「必要なのは、時間じゃ」と言った後にシリウスは8階のフリットウィック先生の事務所に閉じ込められていることを教えて・・・

首尾よく運べば2人は1つといわずもっと罪なきものの命を救うことができるじゃろう。3回引っくり返せばよいじゃろう。幸運を祈ると告げて医務室を出て行ったのでした。
4-3.3時間前に・・・
そんなわけでハリーもハーマイオニーも100%状況を把握しないまま事を進めることになったわけです。まずハリーはハーマイオニーが逆転時計を持っていることを知りませんでした。

一方ハーマイオニーもダンブルドアに言われて3時間前に戻ったものの「私たちに何をさせたいのか、私わからないわ」といった状態でした。

そして「ダンブルドアが変えたい何かが、この時間帯に起こったに違いない」と考えて、ようやくシリウスがバックビークに乗って両方を救うんだということが判ったのでした。

そしてハリーはシリウスとバックビークはもちろんのこと100人余りの吸魂鬼を追い払うほどの強力な守護霊を創り出して自分自身を含めた人々の命を救うことになったんですね。

4-4.この場面でのダンブルドア
「ここ」でのダンブルドアはハリーとハーマイオニーがバックビークとシリウスを助けて逃亡させる手助けをしつつ、その成り行きを楽しんでいるといった感じですよね。

城からハグリッドの小屋の裏口に回り込んだハリーとハーマイオニーがバックビークを連れ出すのに手間取っている際にはマクネアを呼び止めて「君も署名せねば」と引き止めています。

そして魔法省の委員会ご一行様が小屋の裏庭に出て来てバックビークがいなくなって怒るマクネアを横目に見ながら「これは異なこと」とおもしろそうに言っていますね。(笑)

さらに「誰かが綱を解いて逃がした!」「探さなければ。校庭や森や」と言うマクネアに対して「バックビークが盗まれたのなら、盗人はバックビークを歩かせて連れていくと思うかね?」とも言っています。

そして探すなら空を探せと言っています。盗人(ハリー)はバックビークを歩かせて盗んで行ったのに「そのものスバリ!」を言った上で「それ」を否定していますね。

つくづくダンブルドアという人は「大した役者だわ」と思いますね。

本日の最後に
そんなわけでダンブルドアのさりげないフォローのお陰もあってバックビークの救助に成功した2人は引き続きシリウスの救助にも成功したのでした。

あとは最後の仕上げを残すのみとなりました。

本日の記事で取り上げたのは・・・
第3巻「アズカバンの囚人」より第21章「ハーマイオニーの秘密」でした。
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