FC2ブログ
ハリーがパーバティにクリスマス・ダンスパーティに一緒に行こうと誘ったのは代表選手は冒頭で踊らなくてはならないため必要に迫られての事だったんですよね。つまり1曲目が終わってしまえばパーバティは用済みというわけです。そんなハリーに対してパーバティは?そしてハリーとロンの周囲からは・・・(全3項目)

3-1.務めを終えると
そもそもハリーがクリスマス・ダンスパーティにパーバティ・パチルと一緒に来たのは三校対抗試合の代表選手は冒頭で踊らなくてはならないとマクゴナガル先生に言われたからでつまりは必要に迫られての事だったんですよね。

その務めも果たしたのでハリーは1曲目が終わると即座に踊るのを辞めてしまいました。ロンもまた同じ気持ちだったようでした。しかしパドマ・パチルは当然「1曲ぐらいでは踊り足りない」とそう思っていたみたいですよね。

パドマは腕と足を組んで座っていましたが片方の足が音楽に合わせ拍子を取っていました。パドマは「踊りたくてしかたない」と思っているのです。時々ふて腐れてロンを見ましたがロンはパドマの事を完全に無視していました。

パーバティもハリーの隣に座りましたがこっちも腕と足を組みました。しかしまもなくボーバトンの男子生徒がダンスを申し込んで来たのでパーバティはハリーに「構わないかしら?ハリー?」とそう訊いて来たというわけです。

「え?」と答えたちょうどその時ハリーはチョウとセドリックを見ていました。パーバティはぷいと「何でもないわ」と言いボーバトンの男子生徒と行ってしまいました。曲が終わってもパーバティはもう戻って来ませんでした。

するとそこにハーマイオニーがやって来てパーバティが座っていた席に座りました。ダンスのせいで仄かに紅潮しています。ハリーは「やあ」と言いましたがロンは何も言いません。ハーマイオニーは手で顔を扇ぎながら・・・

「暑くない?ビクトールが何か飲み物を取りに行った所よ」

ハーマイオニーがクラムの事を「ビクトール」とファーストネームで呼んだ事が気に入らなかったようです。ロンはハーマイオニーを睨みつけるとハーマイオニーに向かってこう言い放ったのでした。相当に怒っているようです。

「ビクトール?ビッキーって呼んでくれってまだ言わないのか?」

ロンにこう言われてハーマイオニーは驚いてロンを見ました。そしてロンに「どうしたの?」と訊いたのでした。一体全体ロンは何をそんなに怒っているんだとハーマイオニーはそのロンの反応が皆目見当がつかないんでしょう。

「そっちが分らないって言うんならこっちが教えるつもりはないね」

辛辣な口調でこう言われてハーマイオニーは?

3-2.ビクトール・クラムを巡っての激しい口論
ハーマイオニーはロンをまじまじと見てそれからハリーを見ました。ハリーも「分らない」と言いたげに肩をすくめました。ハーマイオニーがロンに向かって「何が?」と訊くとロンは吐き捨てるようにこう言ったんですよね。

「あいつはダームストラングだ!ハリーと張り合ってる!ホグワーツの敵だ!君。君は」

言い淀んだロンは明らかにハーマイオニーの罪の重さを十分言い表す言葉を探していました。そして「敵とベタベタしている。君のやってる事はそれだ!」と言い放ったのでした。ハーマイオニーは口をぽかんと開けたのでした。

「馬鹿言わないで!敵ですって!全く。あの人が到着した時あんなに大騒ぎしてたのはどこのどなたさん?サインを欲しがったのは誰なの?寮にあの人のミニチュア人形を持ってる人は誰?」

暫くしてハーマイオニーがこう反論しました。ロンは無視を決め込みました。そして「2人で図書室にいる時にでもお誘いがあったんだろうね?」と詰問したのでした。ハーマイオニーはピンクの頬を一層紅くしこう答えました。

「ええ誘われたわ。それがどうしたって言うの?」

何があったんだ?あいつを「しもべ妖精福祉振興協会」に入れようとしたのか?こう訊くロンにハーマイオニーは「そんな事しないわ!」と答えると「本気で知りたいなら言うけど」と前置きをした上でこう説明したのでした。

「あの人。あの人毎日図書室に来ていたのは私と話がしたいからだったと言ったの。だけどそうする勇気がなかったって!」

ハーマイオニーはこれだけを一気に言い終えるとさらに真っ赤になりました。これを聞いてロンはねちっこく「へーそうかい。それが奴の言い方ってわけだ」と言ってハーマイオニーは「それってどういう意味?」と訊きました。

「見え見えだろ?あいつはカルカロフの生徒じゃないか?君が誰といつも一緒か知ってる。あいつはハリーに近づこうとしてるだけだ。ハリーの内部情報を掴もうとしてるか。それともハリーに十分近づいて呪いをかけようと」

ロンにこう言われたハーマイオニーはまるでロンに平手打ちを食らったような顔をしました。そして次に口を開いた時にはハーマイオニーの声は怒りで震えていました。ハーマイオニーはロンにこう言い返したというわけです。

「言っとくけどあの人は私にただの一言もハリーの事を訊いたりしなかったわ。一言も」

ロンは電光石火で矛先を変えると「それじゃあいつはあの卵の謎を解くのに君の助けを借りたいと思ってるんだ!図書室でイチャイチャしてる時。君たち知恵を出し合ってたんだろ」と言いましたがそれも外れだったんですよね。

「私あの人が卵の謎を考える手助けなんか絶対にしないわ!絶対によ!よくそんな事が言えるわね。私ハリーに試合に勝って欲しいのよ。その事はハリーが知ってるわ。そうでしょうハリー?」

ハーマイオニーは烈火の如く怒りこう言いました。それでもロンは負けてはおらず「それにしちゃおかしなやり方で応援してるじゃないか」とハーマイオニーを嘲りました。それにハーマイオニーは激しい口調でこう言いました。

「そもそもこの試合は外国の魔法使いと知り合いになって友達になる事が目的のはずよ」

これにロンは「違うね!勝つ事が目的さ!」と叫びました。周囲の目が集まり始めたのでハリーは2人を何とかして諌めようとロンに「ハーマイオニーがクラムと一緒に来たこと僕何とも思っちゃいないよ」と静かに言いました。

しかしロンはハリーの言う事も無視しました。

3-3.パーバティもハーマイオニーもそしてパドマも
「行けよ。ビッキーを探しにさ。君がどこにいるかあいつ探してるぜ」とロンが情け容赦なく言うとハーマイオニーは「あの人をビッキーなんて呼ばないで!」と言って立ち上がり憤然とダンスフロアを横切って姿を消しました。

ロンはハーマイオニーの後ろ姿を怒りと満足の入り交じった顔で見つめていました。すると今度はパドマがロンに「私とダンスする気があるの?」と訊いて来ました。ロンはハーマイオニーの消えたあたりを睨みつけていました。

そしてパドマに「ない」と答えました。するとパドマは「そう」とバシッと言うと立ち上がってパーバティの所に行きました。パーバティと一緒にいたボーバトンの男子生徒はあっという間の早業で友達をもう1人調達しました。

それを見てハリーは「これは間違いなく呼び寄せ呪文で現れたに違いない」と思いました。するとそこに「ハーム・オウン・ニニーはどこ?」と声がしました。クラムがバタービールを2つ掴んでやって来たというわけですよね。

ロンがクラムを見上げながら「さあね。見失ったのかい?」と取りつく島もない言い方をしました。クラムはハリーとロンにハーマイオニーを見かけたら自分が飲み物を持っていると言ってくださいと言い立ち去って行きました。

「ビクトール・クラムと友達になったのか?ロン?」

そこにパーシーが揉み手をしながらいかにももったいぶった様子でせかせかとやって来てこう言いました。ロンとクラムがどんな会話を交わしていたのかを全く聞いていなかったパーシーはロンに向かってこう言ったんですよね。

「結構!そう。それが大事なんだよ。国際魔法協力が!」

ハリーは来られて迷惑だと思っているのに相変わらず独り善がりのパーシーはパドマの空いた席に座りました。審査員テーブルは今や誰もおらずダンブルドアはスプラウト先生とバグマン氏はマクゴナガル先生と踊っていました。

マダム・マクシームはハグリッドと踊りダンスフロアに幅広く通り道を刻んでいました。カルカロフ校長はどこにも見当たりません。曲が終わるとみんながまた拍手をしバグマン氏はマクゴナガル先生の手にキスをしていました。

バグマン氏は人混みを掻き分けて審査員テーブルに戻ろうとしていました。その時フレッドとジョージがバグマン氏に近づいて声をかけるのが見えました。ふと気がついてみるとハリーとロンのそばにはパーシー1人だけでした。

つまり女の子が1人もいなくなっていたのです。

今日の最後に
当サイトでは折りある毎に言っていますがヨーロッパではクリスマス・パーティに一緒に行こうと誘うという事はすなわち彼氏又は彼女になって欲しい。付き合って欲しいという事なんですよね。でもハリーは知りませんでした。

当然パーバティは知っていたので言って見ればこのクリスマス・ダンスパーティは「ハリー・ポッターの彼女は私なのよ!」と披露あるいは宣言する場だった。だからパーバティは大広間に入場した時はうれしそうだったのです。

クリスマス・パーティに一緒に行こうと誘う事は一体どういう意味なのか?パーバティはそれを知っていた。一方ハリーはそれを知らなかった。その意識及び知識の違いがこういう不幸を招いてしまったというわけなんですよね。
Secret

TrackBackURL
→http://tokimekiboy.blog43.fc2.com/tb.php/2321-eecb6ff5