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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーとロンは新学期初日の9月1日に空飛ぶ車で「暴れ柳」に突っ込むなんて事をしでかしマクゴナガル先生を激怒させました。しかし幸いにも先学期のような大量の減点という事にはならず2人は罰則を受ける事になりました。ところがその内容が問題だったのです。(全3項目)

3-1.グリフィンドールといえば
そしてロンはマクゴナガル先生に「僕の妹が組分けされる所を見たいと思っていたのですが」と言って先生は「組分けの儀式は終わりました。あなたの妹もグリフィンドールです」と応えてロンは「ああ良かった」と言いました。

ここでマクゴナガル先生は声を厳しくして「グリフィンドールといえば」と言いましたがハリーがそれを遮ってこう言ったというわけです。言い終えた後ハリーは心配そうにマクゴナガル先生の顔色を窺ったというわけですよね。

「先生。僕たちが車に乗った時はまだ新学期は始まっていませんでした。ですから。あの。グリフィンドールは減点されないはずですよね。違いますか?」

マクゴナガル先生は射るような目を向けました。しかしハリーは先生が確かに微笑みを漏らしそうになったとそう思いました。少なくとも先生の唇の真一文字が少し緩みました。そしてマクゴナガル先生はこう答えたんですよね。

「グリフィンドールの減点はいたしません。ただし2人とも罰則を受ける事になります」

マクゴナガル先生のこの言葉でハリーの気持ちはずっと楽になりました。ハリーにとってこれは思ったよりもましな結果でした。ダンブルドアがダーズリー家に手紙を書く事などハリーには何の問題にもなりはしないんですよね。

あの人たちにしてみれば「暴れ柳」が自分をペシャンコにしてくれなかった事が残念なんだろうとハリーはそう思ったのでした。ここでマクゴナガル先生は再び杖を振り上げてスネイプの机に向けて振り下ろしました。すると?

大きなサンドイッチの皿とゴブレットが2つに冷たい魔女かぼちゃジュースのボトルがポンと音を立てて現れました。先生はハリーとロンの2人にこう告げると部屋を出て行きました。もう言う事は全て終わったというわけです。

「ここでお食べなさい。終わったらまっすぐに寮にお帰りなさい。私も歓迎会に戻らなければなりません」

3-2.マクゴナガル先生がいなくなって
マクゴナガル先生が扉を閉めて行ってしまうとロンはヒューッと低く長い口笛を吹いて「もう駄目かと思ったよ」とサンドイッチをガバッと掴みながら言いました。ハリーも「僕もだよ」と言うとサンドイッチを1つ掴みました。

するとロンはチキンとハムを一杯詰め込んだ口をモゴモゴさせて「だけど僕たち信じられないぐらいついてないぜ」と言ったその後こうも言ったのでした。それは何故自分たちだけがそういう目に遭うのかという事なんですよね。

「フレッドとジョージなんかあの車を5回も6回も飛ばしてるのにあの2人は一度だってマグルに見られてないんだ」

再びサンドイッチをガバッと食べながらロンは「だけどどうして柵を抜けられなかったんだろう?」と言いハリーは肩を少々すくめて分らないという仕種をしました。ハリーは魔女かぼちゃジュースを飲みながらこう言いました。

「だけどこれからは僕たち慎重に行動しなくっちゃ」

喉を鳴らして魔女かぼちゃジュースを飲みハリーが「歓迎会に行きたかったなぁ」と言うとロンは「マクゴナガル先生は僕たちが目立ってはいけないと考えたんだ」とハリーに言いました。その理由はこういう事なんだそうです。

「車を飛ばせて到着したのが格好いいなんてみんながそう思ったらいけないって」

ロンは神妙にこう言いました。大皿は空になるとまた独りでにサンドイッチが現れました。サンドイッチを食べるだけ食べると2人はスネイプの部屋を出て通い慣れた通路をグリフィンドール塔に向かって歩いて行ったのでした。

城は静まり返っていて歓迎会は終わったようです。ようやく寮への秘密の入口が隠されている廊下に辿り着きました。そこには「太った婦人(レディ)」がいて合言葉を言わないとグリフィンドール寮には入れないというわけです。

2人が近づくとレディが「合言葉は?」と訊いて来ました。しかしハリーもロンもまだ監督生に会っていないので合言葉を知りません。しかしすぐに助け舟がやって来ました。後ろから急ぎ足で誰かが来るとこう言ったのでした。

「やっと見つけた!一体どこに行ってたの?馬鹿馬鹿しい噂が流れて。誰かが言ってたけどあなたたちが空飛ぶ車で墜落して退校処分になったって」

それはハーマイオニーでした。ハリーが「退校処分にはならなかった」と言ってハーマイオニーを安心させました。ハーマイオニーはまるでマクゴナガル先生のような厳しい声でハリーとロンにこう言ったというわけなんですよね。

「まさか本当に空を飛んでここに来たの?」

3-3.週末の土曜日になって
このようにして今後は行動に気をつけないと次に何かをやらかした時には間違いなく退校処分になるという事態になってしまったハリーとロンだったのですがロンにとっては笑えない1週間という事になってしまったんですよね。

まず翌日には母親のウィーズリーおばさんから「吼えメール」が届きました。さらに土曜日にはドラコ・マルフォイに「ナメクジゲップの呪い」をかけようとしたら呪文が逆噴射して自分で自分にその呪いをかけてしまいました。

車で「暴れ柳」に衝突した際に杖が折れてしまったのです。その日はクィディッチのグリフィンドール・チームの初練習の日だったのですがスリザリン・チームが乱入して来て新シーカーになったのがドラコ・マルフォイでした。

マルフォイがハーマイオニーに「穢れた血」と口走ったためロンは激怒しマルフォイに呪いをかけようとしました。ハリーとハーマイオニーはそんなロンをハグリッドの小屋に連れて行きました。そして昼食の時間になりました。

ハリーたちはハグリッドにさらならを言いました。3人が玄関ホールに足を踏み入れるとマクゴナガル先生が厳しい表情で歩いて来てハリーとロンに「そこにいましたか」と言い「2人とも処罰は今夜になります」と告げました。

ロンが何とかゲップを堪えながら「僕たち何をするんでしょうか?」と訊くとマクゴナガル先生はこう答えました。その処罰の内容を聞いてロンは絶句しました。嫌われ者の管理人アーガス・フィルチの名前が出て来たからでした。

「あなたはフィルチさんと一緒にトロフィー・ルームで銀磨きです。ウィーズリー魔法は駄目ですよ。自分の力で磨くのです」

そして何とハリーは違う処罰内容でした。マクゴナガル先生はハリーに「あなたはロックハート先生がファンレターに返事を書くのを手伝いなさい」と告げました。ハリーは絶望的な声でマクゴナガル先生にこう頼み込みました。

「えーっそんな。僕もトロフィー・ルームのほうではいけませんか?」

マクゴナガル先生は眉を吊り上げ「もちろんいけません。ロックハート先生はあなたを特にご指名です」とハリーに言い次にハリーとロンに「2人とも8時きっかりに」と言いました。ハリーとロンの双方ががっかりしていました。

ハーマイオニーは「だって校則を破ったんでしょ」という顔をしてハリーとロンの後ろから従いて来ました。ハリーもロンも両方が「自分のほうが最悪の貧乏くじを引いた」とそう思っていました。ロンはこうボヤいていました。

「フィルチは僕を一晩中放してくれないよ。魔法なしだなんて!あそこには銀杯が百個はあるぜ。僕マグル式の磨き方は苦手なんだよ」

こう言うロンにハリーは「いつでも代わってやるよ。ダーズリーの所で散々訓練されてるから。ロックハートに来たファンレターに返事を書くなんて。最低だよ」と虚ろな声で言ったのでした。でもだからこそ罰則なんですよね。

今日の最後に
スネイプに連れられてハリーとロンの元にやって来た時マクゴナガル先生はハリーが今まで記憶がある限り見た事がないのではと思うほどに激怒していました。昨年度ハリーはマクゴナガル先生を激怒させた事が二度ありました。

一度目はハグリッドが飼っていたドラゴンのノーバートを真夜中にチャーリーの友人に引き渡すため寮を抜け出した時です。この時グリフィンドールは「150点」を減点されハリーは学校中から嫌われる事になってしまいました。

二度目はハリーが「賢者の石」を守ろうとして見張りに立った時でした。マクゴナガル先生はこんな愚かしい事は許さないと言い再びグリフィンドールから「50点」を減点すると言ってハリーとロンをその場から退去させました。

ハリーがこの二度を忘れるはずがないのでマクゴナガル先生の怒りっぷりはそれ以上という事になりますよね。マクゴナガル先生にしてみれば2人のした行為は許し難く可能ならばハリーとロンから各百点は減点したいと思った。

でも残念ながらハリーの言う通りで学期はまだ始まっていなかったので減点する事はできない。だからせめてもという事でマクゴナガル先生はハリーとロンが思いっ切り嫌がる罰則を科し鬱憤を晴らしたというわけなんですよね。

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