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果敢にもハリーとロンの2人は「秘密の部屋」に飛び込んで行きました。そしてハリーは不死鳥フォークスの助太刀もあり「組分け帽子」から出て来た剣でバジリスクを退治しバジリスクを操っていたトム・リドルも倒してホグワーツ廃校の危機を救ったのでした。そして2人を迎えたマクゴナガル先生は?(全3項目)

3-1.全ての事が解決して
こうしてハリーとロンは談話室を飛び出して行きましたが2人は「嘆きのマートル」がいるトイレでハリーが蛇語で「開け」と言って「秘密の部屋」を開ける事に成功しハリーはバジリスクを倒してジニーを助け出したのでした。

ジニーとバジリスクを操っていた真の首謀者は日記の中から出て来たトム・リドル後のヴォルデモートでした。ハリーは不死鳥のフォークスの助太刀と組分け帽子から出て来た剣を使い死闘の末にバジリスクを退治したのでした。

「フォークスは普通の鳥じゃない。みんなで手を繋がなきゃ」

ハリーにロンとジニーにロンの杖でハリーとロンの記憶を「忘却術」で消し去ろうとして自分の記憶を消してしまったロックハートは4人が手を繋ぎハリーがフォークスの尾羽を掴み浮かんでマートルのトイレに戻って来ました。

「さあどこへ行く?」

ジニーを心配そうに見ながらロンがこう訊きました。ハリーは指で示しました。フォークスが金色の光を放ち廊下を先導していました。4人は急ぎ足でフォークスに従いて行きました。着いたのはマクゴナガル先生の部屋でした。

ハリーはノックをすると扉を押し開きました。すると一瞬の沈黙の後に叫び声が上がりました。声の主はウィーズリーおばさんで飛び上がってジニーに駆け寄りアーサー氏もその後に続きました。しかしハリーが見ていたのは?

ウィーズリー夫妻とジニーの向こうに並んでいたのはダンブルドアとマクゴナガル先生でした。マクゴナガル先生は胸を押さえて大きく深呼吸をすると落ち着こうとしていました。フォークスはダンブルドアの肩に止まりました。

「あなたたちがあの子を助けてくれた!あの子の命を!どうやって助けたの?」

ハリーもロンもおばさんにきつく抱き締められていました。そしてこう言うとマクゴナガル先生が「私たち全員がそれを知りたいと思っていますよ」と言ったのでした。そう言われておばさんはハリーから腕を離したんですよね。

ハリーは少し躊躇しましたが歩いて行き机の上に「組分け帽子」とバジリスクを倒した剣に「リドルの日記」を置きました。ハリーは一部始終を語り始めました。聞き手は魅せられたようにハリーの話に聞き入っていたのでした。

3-2.事の次第と経緯を語るハリー
まずハリーが話したのは姿なき声を聞いた事でした。それが水道パイプを通るバジリスクだとハーマイオニーがついに気づいた。ロンと2人で蜘蛛を追って「禁じられた森」に入って巨大蜘蛛のアラゴグに会った事を話しました。

アラゴグがバジリスクの最後の犠牲者がトイレで死んだと教えてくれた。それならその最後の犠牲者は「嘆きのマートル」でトイレのどこかに「秘密の部屋」の入口があるのではと考えたという所でハリーは話を一息つきました。

「そうでしたか。それで入口を見つけたわけですね。その間約百の校則を粉々に破ったと言っておきましょう。でもポッター一体全体どうやって全員生きてその部屋を出られたというのですか?」

ハリーが一息ついた所でマクゴナガル先生が先を促すようにしてこう言いました。散々話して声が擦れて来ましたがハリーはなおも話を続けました。ちょうどよい時にフォークスが現れてくれた事に組み分け帽子が剣をくれた事。

しかしここでハリーは言葉に詰まりました。ここまでは「リドルの日記」の事とジニーの事には触れないようにして来ました。この事を話してしまったらジニーはホグワーツを退校処分になるのではとハリーは考えたからでした。

ジニーがやった事はトム・リドルがやらせていたのだと一体どうすれば証明できるだろう?ハリーはそれを考えて次の言葉を話すのに逡巡し本能的にダンブルドアを見ました。ダンブルドアは微笑むと優しくこう言ったのでした。

自分が一番興味があるのはヴォルデモートがどうやってジニーに魔法をかけたかという事だ。何でもダンブルドアの個人的情報によればヴォルデモートは現在はアルバニアの森に隠れているそうです。ハリーは安堵したのでした。

ダンブルドアのその言葉を受けてハリーは「この日記だったんです」と急いで言って「リドルの日記」を取り上げてダンブルドアに見せました。そして「リドルは16才の時にこれを書きました」とそう言ったというわけですよね。

ダンブルドアはハリーの手から日記を取りそれを見下ろしてページを熱心に眺め回しました。そしてダンブルドアは「見事じゃ」と静かに言いました。さらにはダンブルドアはトム・リドルをこう評したというわけなんですよね。

「確かに彼はホグワーツ始まって以来最高の秀才だったと言えるじゃろう」

こう言うとダンブルドアは全く分らないという顔をしているウィーズリー一家のほうに向き直り説明を始めました。それはヴォルデモートがかつては「トム・リドル」と呼ばれていた事を知る者はほとんどいないという事でした。

ダンブルドアも50年前にここホグワーツでトム・リドルを教えたのだそうです。卒業後トムは消えてしまった。そしてあちらこちらへ旅をし闇の魔術にどっぷり沈み込み魔法界で最も好ましくない者たちと交わったんだそうです。

ヴォルデモートとして再び姿を現わした時にはあの聡明でハンサムな面影は全くなかったそうです。でもジニーがそのトム・リドルと何の関係があるのと訊くおばさんにジニーが「その人の日記なの」と答えたというわけです。

それを聞いてアーサー氏はジニーにいつも言っていただろう。脳みそがどこにあるか見えないのに勝手に考える事ができる物は信用してはいけないんだと叱責しました。そんな物は闇の魔術が詰まっているのがはっきりしている。

父親にそう叱られてジニーは「知らなかった」と言うとまたしゃくり上げたというわけなんですよね。

3-3.処置は任せるってどういう事?
ジニーが言うには母親のウィーズリーおばさんが準備してくれた本の中にこの「リドルの日記」があって誰かがそこに置いて行ってすっかり忘れてしまったんだろうと思ったそうです。ジニーがここまで話したその時の事でした。

「ミス・ウィーズリーはすぐに医務室に行きなさい」

ダンブルドアがきっぱりとしたした口調でこう言うとジニーの話を中断しました。苛酷な試練だっただろう。処罰はなし。何故ならもっと年上のもっと賢い魔法使いでさえもヴォルデモートにたぶらかされて来たからだそうです。

「安静にしてそれに熱い湯気の出るようなココアをマグカップ一杯飲むがよい。わしはいつもそれで元気が出る」

ダンブルドアは出口まで歩いて行き扉を開けるとこう言いました。ダンブルドアは輝く目で優しくジニーを見下ろしていました。マダム・ポンフリーは犠牲者たちにマンドレイクのジュースを飲ませるために起きているそうです。

バジリスクの犠牲者たちが今にも目を覚ますだろう。ダンブルドアがこう言うとロンが「じゃハーマイオニーは大丈夫なんだ!」とうれしそうに言ってダンブルドアがそれに「回復不能の障害は何もなかった」と答えたのでした。

ウィーズリーおばさんがジニーを連れて部屋を出て行きアーサー氏もまだ動揺が収まらない様子でしたがその後に続いて出て行きました。するとダンブルドアが考え深げにマクゴナガル先生に向かってこう話しかけたんですよね。

「のうミネルバこれは1つ盛大に祝宴を催す価値があると思うんじゃが。厨房にその事を知らせに行ってはくれまいか?」

マクゴナガル先生は「判りました」ときびきび答えて扉のほうに向かいました。そして「ポッターとウィーズリーの処置は先生にお任せしてよろしいですね?」と言いダンブルドアはそれに「もちろんじゃ」と答えたんですよね。

マクゴナガル先生が部屋を出て行くとハリーとロンは不安げにダンブルドアを見つめました。マクゴナガル先生が「処置は任せる」と言った。一体どういう意味なんだろう?まさか自分たちが処罰されるなんて事はないだろう?

「わしの記憶では君たちがこれ以上校則を破ったら2人を退校処分にせざる負えないと言いましたな」

ロンは恐怖で口が大きく開きました。何せハリーとロンは「禁じられた森」の奥深くに巨大蜘蛛のアラゴグに会ったのを筆頭に半端ないほどの規則破りをして来たんですよね。しかしダンブルドアはこう言うと微笑んだのでした。

「どうやら誰にでも過ちはあるものじゃな。わしも前言撤回じゃ。2人ともホグワーツ特別功労賞が授与される。それに。そうじゃな。ウム1人につき200点ずつグリフィンドールに与えよう」

1人につき「200点」ずつのボーナス点と聞いてロンの顔は明るいピンク色に染まり口も閉じたというわけなんですよね。

最後に
「そうでしたか。それで入口を見つけたわけですね。その間約百の校則を粉々に破ったと言っておきましょう」ホグワーツ廃校の危機を救ったハリーとロンが約百の校則を粉々に破っていた。凄まじいほどの校則破りですよね。

マクゴナガル先生は一体どういう思いだったんでしょうね?もちろんマクゴナガル先生の心中は「許すべきか?許さないべきか?」で激しく揺れ動いていた。だからこそその判断をダンブルドアに委ねたという事なんでしょうね。

そして今回第2巻「秘密の部屋」を振り返ってみて思ったのは「マクゴナガル先生の登場シーンが意外に少なかった」という事でした。もっと多いと思っていました。それもマクゴナガル先生の存在感が成せる技なんでしょうね。
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