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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

2年生の時は取る行動の全てが迷惑だったドビーでしたがホグワーツで働くようになってからは事故もトラブルも一切起きなくなりハリーを助けてくれました。そしてそれはハリーが5年生になった時も6年生になった時も変わりませんでした。ドビーのお陰でハリーは大助かりでした。(全3項目)

3-1.再び思わぬ形で
そんなドビーは翌年度もハリーの役に立ってくれました。ハリーが5年生になると魔法省から派遣されて来たドローレス・アンブリッジが「闇の魔術に対する防衛術」の教職に就きましたがここで大きな問題が持ち上がりました。

何とアンブリッジは防衛術を教えないと言うのです。魔法省内部からの情報によれば魔法大臣コーネリウス・ファッジはダンブルドアが私設軍団を作って魔法省と抗争する事を恐れハリーたちに魔法を使わせないようにしている。

だからつまらない教科書を読ませるだけというわけです。そこでハーマイオニーが「闇の魔術に対する防衛術」を自習すると言い出しましたがそこで教えるのがハリーと提案されてロンも「そいつはいいや」と賛成したのでした。

ハーマイオニーの呼びかけでハリーに防衛術を習いたいという生徒がロンとハーマイオニー以外に「25人」も集まりました。問題は練習場所でした。ハリーがその事を話したらドビーが「必要の部屋」がいいと教えてくれました。

お陰でハリーたちは練習場所を確保する事ができました。そしてその翌年度つまりハリーが6年生になった時もドビーはハリーの役に立ってくれました。ところがその再会の仕方がとても変わっていて意外な形だったんですよね。

5年生の学期末にシリウスが死んでハリーはシリウスの財産の全てを貰い受ける事になりました。ハリーは屋敷しもべ妖精のクリーチャーの雇い主にもなりクリーチャーはダンブルドアの提案でホグワーツで働く事になりました。

夏休みにダイアゴン横丁に行ってフレッドとジョージが開店した悪戯専門店ウィーズリー・ウィザード・ウィーズで母親のナルシッサを撒いて夜の闇横丁のボージン・アンド・バークスにいるドラコ・マルフォイを見つけました。

それ以来ハリーはマルフォイが一体何を企んでいるのか知りたいと強く願っていました。そしてそれは負傷してハリーがまたも病棟のお世話になった時でした。クリーチャーにマルフォイを尾行させればいいと思いついたのです。

ハリーが低い声で遠慮がちに暗闇に向かって「クリーチャー?」と呼びかけるとパチンと大きな音がしてクリーチャーが姿を現わしました。しかしクリーチャーは1人ではありませんでした。クリーチャー以外に2人が現れました。

ポルターガイストのピーブズとそれにドビーだったのです。

3-2.ハリーに命じられて
ドビーとクリーチャーは取っ組み合いの大喧嘩の真っ最中でした。そこへもう一度大きな音がしてピーブズが現れるとハリーに「ポッティ!俺が見物してたんだぞ!」と言いました。ピーブズは2人の喧嘩を煽っていたのでした。

「クリーチャーはドビーの前でハリー・ポッターを侮辱しないのです。絶対にしないのです。さもないとドビーはクリーチャーめの口を封じてやるのです!」

こう言うドビーにクリーチャーは自分はご主人様つまりハリーの事を何とでも言うのです。何というご主人様だ。汚らわしい「穢れた血」の仲間だ。クリーチャーは哀れな女主人様は何とおっしゃるだろうとボヤいていました。

クリーチャーの女主人様が何とおっしゃったのか?正確には聞けずじまいでした。何しろその途端にドビーが拳骨をクリーチャーの口に深々とお見舞いして歯を半分もぶっ飛ばしてしまったのです。怒りが頂点に達したようです。

ハリーとこれも病棟にいたロンがベッドから飛び出しドビーとクリーチャーを引き離しました。しかし2人ともピーブズに煽られ互いに蹴ったりパンチを噛まそうとしたりし続けていました。ハリーはピーブズに杖を向けました。

「ラングロック!舌縛り!」

ピーブズは喉を押さえ息を詰まらせて病棟から消えて行きました。口蓋に舌が貼りついていて何も言えなくなったからです。喧嘩を扇動していたピーブズがいなくなった所でハリーはドビーとクリチャーにこう言ったんですよね。

「よし。2人とも喧嘩する事を禁じる!さあクリーチャーお前はドビーと戦う事を禁じられている。ドビー。君には命令が出せないって判っているけど」

するとドビーは自分は自由な屋敷しもべ妖精なので誰でも自分の好きな人に従う事ができる。だからドビーはハリーがやって欲しいと言う事は何でもやると応えました。だからもうクリーチャーとは喧嘩をしないというわけです。

「お前に仕事をして貰う」ハリーがこう言うとクリーチャーは「クリーチャーはご主人様がお望みなら何でもいたします」と言いました。選択できないからだそうです。するとドビーもこう言って手伝いたいと申し出て来ました。

「ドビーがやります。ハリー・ポッター!ドビーはハリー・ポッターのお手伝いするのが光栄なのです」

ドビーにこう言われてハリーは「考えてみると2人いたほうがいいだろう」と言いました。そこでハリーはドビーとクリーチャーの2人にドラコ・マルフォイを24時間尾行するようにと命じドビーはこう応えたというわけです。

「はい。ハリー・ポッター!そしてドビーが失敗したらドビーは一番高い塔から身を投げます。ハリー・ポッター!」

興奮に目を輝かせ即座にこう返事したドビーにハリーは「そんな必要はないよ」と慌てて言いました。こうしてドビーはハリーに命じられクリーチャーと一緒にドラコ・マルフォイを尾行する事になったというわけなんですよね。

3-3.報告
ハリーがクリーチャーとドビーにマルフォイの尾行を命じたのはクィディッチのハッフルパフ対グリフィンドール戦が行われた日の夜つまりは土曜日の夜遅くでした。それから約1週間後の日曜日の夜遅くに2人は報告に来ました。

来たのはハリーにロンとそれにハーマイオニーがグリフィンドール寮の談話室にいる時でした。パチンと音がしてクリーチャーが現れ一瞬置いて再びパチンと音がするとドビーが姿を現わしハーマイオニーがこう言ったのでした。

「何事なの?ハリー一体何が起こっているの?」

ハリーはどう答えようか迷いました。実はハーマイオニーにはクリーチャーとドビーにマルフォイを尾行させていた事を話してはいませんでした。屋敷しもべ妖精の事になるとハーマイオニーはいつも非常に敏感になるからです。

「その・・・2人は僕のためにマルフォイを追けていたんだ」

ハリーが躊躇しがちにこう答えるとクリーチャーが「昼も夜もです」と言いドビーはフラフラッとしながら誇らしげに「ドビーは1週間寝ていません。ハリー・ポッター!」と言いハーマイオニーは憤慨した顔でこう言いました。

「ドビー寝てないんですって?でもハリーあなたまさか眠るななんて」

ハリーは慌てて「もちろんそんな事言ってないよ」と言うとドビーに「寝ていいんだ。判った?でもどっちかが何か見つけたのかい?」と言いました。まずはクリーチャーが報告をしましたが極めて的外れな内容に終始しました。

「ドビー。君が話してくれ。マルフォイはどこか行くべきではない所に行かなかったか?」

ハリーはクリーチャーが話すのを遮ってこう言いました。ドビーによればマルフォイは見つけられる範囲では何の規則も破ってはいないのだそうです。でもやっぱり探られないようにとても気を使っているとの事なんだそうです。

「色々な生徒と一緒にしょっちゅう8階に行きます。その生徒たちに見張らせて自分は」

ドビーのこの報告が問題だったのです。ハリーは「必要の部屋だ!」と言うと持っていた「上級魔法薬」の教科書で自分の額をバンと叩きました。ハリーが「忍びの地図」を見ているとマルフォイが忽然と消える事がありました。

「そこに姿をくらましていたんだ!そこでやっているんだ。何かをやってる!きっとそれで地図から消えてしまったんだ。そう言えば地図で必要の部屋を見た事がない!」

ハリーはドビーに「君は素晴らしい仕事をしてくれたよ」と言いました。そしてクリーチャーが姿を消した後ドビーに「君も帰って少し寝たほうがいいよ」と言いました。ドビーはハリーにこう言って姿を消して行ったのでした。

「ありがとうございます。ハリー・ポッター様!」

今回のこの事でハリーはドビーに対して全幅の信頼を寄せる事ができたと私はそのように思いますね。

今日の最後に
2年生の時はハリーはドビーの取った行動のお陰で散々な目に何度も遭いました。しかしドビーがホグワーツで働くようになってからは事故もトラブルも一切なくハリーを危機から救い必要な時に姿を現わしてくれたんですよね。

それはやはりダンブルドアの存在があればこそでしょうね。ハリーが2年生の時はドビーは事実上全ての行動を独断で決めてやっていました。ダンブルドアの保護下に入ったからこそ事故もトラブルも起きなくなったんでしょう。

こうしてドビーはハリーの全幅の信頼を得る事ができたというわけです。でも次に会った時の事を考えると何とも切ない気持ちになってしまいますよね。

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