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さて!いよいよ本日より待望の(?)「炎のゴブレット編」に突入します。ピーター・ペティグリューことワームテールが馳せ参じて、ついに「あの人」が活動を再開しました。まず最初に現れたのはかつて「あの人」の父親が住んでいたあの館(やかた)でした。(全4項目)

4-1.リトル・ハングルトン殺人事件
第4巻「炎のゴブレット」の第1章はヴォルデモート卿ことT.M.リドルが最初に起した殺人事件の話で幕を開けます。いきなり最初に殺したのが自分の父親とその祖父母だったんですね。

その当時唯一館(やかた)の合鍵を持っていたフランク・ブライスが疑われて逮捕されましたが、リドル一家の死因を特定することができなかったためフランクは釈放されました。

今もその館の脇の小屋に住んでいたフランク・ブライスが夜中に館に侵入者がいるのを偶然見つけて館の中に入りヴォルデモート卿とワームテールの会話を漏れ聞くことになるんですね。

4-2.「あの人」とワームテールの会話
そんなわけでフランク・ブライスがドアの手前でヴォルデモート卿とワームテールの会話を盗み聞きするという形でローリングさんは先のストーリーの伏線を幾つか引くということになっているわけです。

ヴォルデモート卿があくまでもハリー・ポッターにこだわった理由は「以前の記事」でも説明したように自身が肉体を取り戻す時にはハリーの血が必要だと思ったからなんですね。

ワームテールがハリーにこだわらなくとも他の魔法使いの血でもいいのでは?と言ったのは、やはり心の底には命を助けてくれたハリーを巻き込みたくないという気持ちもあったんでしょうね。

一方ヴォルデモート卿も自分を見るたびに身震いしたりたじろいだりするワームテールに対して「こんなヤツを頼りにしなければならないとは!」といった気持ちだったのでしょうが・・・

とりあえず今のところは他に頼る人物がいないし、まもなく揺らぐことのない忠誠心を持った人物が配下に加わるということで今は我慢の時といったところのようです。
4-3.復活後最初の殺人
第6巻で分霊箱の1つであることが明らかにされているヴォルデモートのペットのナギニですが、やはり「ここ」でも自分の目の届く所にいないので「どこだ?」とワームテールに訊ねていますね。

そのナギニが部屋に戻って来て部屋のすぐ外にマグル(フランク)が1人立っていて2人の話を全部聞いていたことを伝えるとヴォルデモート卿はワームテールに命じてフランクを部屋の中に招き入れたのでした。

まあたとえフランクが生きて自分の小屋に戻って2人の会話の内容を話したとしても絶対に警察は信用しなかったでしょうが・・・

フランクはヴォルデモート卿がホグワーツの学生時代に父親と祖父母を殺した時の唯一の目撃者でもあるわけですから口を封じた(殺した)のは当然のことでしょうね。

しかし!それが思わぬ形でダンブルドアに伝わることとなったわけです。

4-4.この場面でのダンブルドア
ダンブルドアは学期末ハリーにペティグリューを助けてよかったと思う日が必ず来るだろうと言っていますが、ここでの2人の会話は早くも「その予感」を感じさせるものとなっていますね。

もはや退路を断たれて闇の帝王を自らの手で復活させる以外に自分の進む道はないとヴォルデモート卿が仮の肉体を取り戻す手伝いをしたワームテールでしたが・・・

その姿とペットのナギニの恐ろしさに早くも「できることなら、この場を立ち去りたい」と思うようになりヴォルデモート卿にたしなめられていますよね。

ヴォルデモート卿が「ここに来て、この椅子を回すのだ」と命じられた時もヒーッ!と声を上げてご主人様と蛇のいる所へ行く以外のことなら何だってやるといった感じです。

ヴォルデモート卿の姿の恐ろしさに「やっぱりやらなければよかった」とワームテールが後悔していることは火を見るより明らかでしょう。

本日の最後に
ヴォルデモート卿が極めて優秀な開心術士だということは読者の間では、もはや常識中の常識となっていますが改めて「このシーン」を読み返すと・・・

ワームテールが何を?考え、何を恐れているのか?全て何もかも分っているといった感じで、おそらくハリーに対してどのような感情を抱いているのか?も判っているんでしょうね。

フランク・ブライスとは視線すら合わせていないのに瞬時に全てを見通していて、その恐ろしさがひしひしと迫って来るといった感じですよね。

本日の記事で取り上げたのは・・・
第4巻「炎のゴブレット」より第1章「リドルの館」でした。
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