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「秘密の部屋」は永久に閉ざされた。こう宣言して2月14日のバレンタインデーには大イベントを挙行したロックハートでしたが襲撃事件はまたしても起きてしまいました。それでガッカリしていると思ったらそうではありませんでした。生徒たちは驚き呆れたというわけなんですよね。(全3項目)

3-1.長い沈黙を破って
このようにロックハートは自分が襲撃事件を辞めさせたと言って2月14日に配達キューピットにバレンタイン・カードを配らせるという一大イベントを開催しました。ところがそれはクィディッチの試合が行なわれる日でした。

前日に何者かがハリーのトランクを粗探しして「リドルの日記」を持ち去って行ったのです。そしてロンとハーマイオニーと一緒にハリーが大広間を出て箒を取りに行こうとしていたその時でした。またあの声が聞こえたのです。

「あの声だ!また聞こえた。君たちは?」

ハリーが2人にこう訊くとロンは目を見開いたまま首を横に振りました。一方ハーマイオニーのほうは「たった今思いついた事があるの!図書室に行かなくっちゃ!」と言うと大急ぎで階段を駆け上がって図書室に向かいました。

その日の試合はグリフィンドール対ハッフルパフ戦でした。両チームの選手がピッチに出てハリーは箒に跨り今まさに試合が始まろうかというその時でした。マクゴナガル先生が巨大な紫色のメガホンを持って姿を現わしました。

「この試合は中止です」

マクゴナガル先生は満員の観客席に向かってメガホンでこうアナウンスしました。野次や怒号が乱れ飛びオリバー・ウッドは地上に降り立つと箒に跨ったままで駆け寄るとマクゴナガル先生に抗議しましたが先生は無視しました。

何故グリフィンドール対ハッフルパフ戦は突然中止になったのか?マクゴナガル先生はハリーに「私と一緒にいらっしゃい」と言ってさらに驚く事にはロンが一緒でも構わないとそう言うのです。3人が行ったのは医務室でした。

石になってベッドに横たわっていたのは6年生のレイブンクロー生で監督生のペネロピー・クリアウォーターと何ともう1人はハーマイオニーでした。長い沈黙を破って第4の襲撃事件が起きてしまったというわけなんですよね。

ロックハートの予想はものの見事に外れたというわけです。

3-2.陽気そのものの表情で
襲撃事件が起きたという事で疑われるかもしれないとハリーとロンは「透明マント」を被ってハグリッドの小屋に行きました。ところがそこにダンブルドア校長と魔法大臣コーネリウス・ファッジも来て思わぬ展開になりました。

プレッシャーをかけられている。何か手を打ったという印象を与えないといけないと言ってファッジはハグリッドをアズカバンに送ってしまいました。ほんの短い間で罰ではなくむしろ念のためだとファッジはそう言うのです。

他の誰かが捕まればハグリッドは十分な謝罪の上で釈放されるのだそうです。するとそこに今度はルシウス・マルフォイ氏がやって来て12人の理事全員が署名した「停職命令」がここにあるとそう告げたというわけなんですよね。

ルシウス氏が言うには理事たちはダンブルドアが退く時が来たと感じたようだとの事でした。ダンブルドアは現状を把握できていない。この調子ではホグワーツにはマグル出身者は1人もいなくなる。だから停職なのだそうです。

ダンブルドア校長がいなくなった事で恐怖感がこれまでになく広がりました。誰も彼もが心配そうな緊張した顔をしていました。笑い声は廊下に不自然に甲高く響き渡るのであっという間に立ち消えになってしまう有り様でした。

ところが「闇の魔術に対する防衛術」の授業ではロックハートが浮き浮きと教室に入って来たので生徒たちは唖然として見つめました。他の先生方は誰もが普段より深刻な表情をしているのにロックハートは陽気そのものでした。

「さあさあ何故そんなに湿っぽい顔ばかり揃ってるのですか?」

ロックハートはにっこり笑いかけながらこう叫びました。誰もが呆れ返って顔を見合わせ答えようとしませんでした。するとロックハートは生徒全員が物分かりが悪いとでもいうかのようにゆっくりとこう話したというわけです。

「皆さんまだ気がつかないのですか?危険は去ったのです!犯人は連行されました!」

これを聞いてディーン・トーマスが「一体誰がそう言ったんですか?」と大声で訊くとロックハートは「なかなか元気があってよろしい」と言い続けてまるで「1+1は2」の説明をするかのような調子でこう答えたというわけです。

「魔法大臣は百パーセント有罪の確信なくしてハグリッドを連行したりしませんよ」

これを聞いて今度はロンがディーンより大きな声で「しますとも」と言いました。これにロックハートは引き続き自信たっぷりこう言いました。ロックハートはハグリッド犯人説については揺るぎない自信を持っているようです。

「自慢するつもりはありませんがハグリッドの逮捕については私はウィーズリー君よりいささか詳しいですよ」

これにロンは「何故かそうは思いません」と言いかけましたが机の下でハリーに蹴りを入れられて言葉が途切れました。ハリーはロンに「僕たちあの場にはいなかったんだ。いいね?」と言って聞かせたというわけなんですよね。

ハリーもロンにそうは言ってみたもののロックハートの浮かれぶりにはむかつきました。その後もロックハートはハグリッドは良くない奴だといつも思っていたとかごたごたは一切解決したとか自信たっぷり話していたのでした。

ハリーもロックハートの話しぶりには苛立ち「グールお化けとのクールな散策」をロックハートの間抜け顔に思いっ切り投げつけてやりたいとそう思ったのでした。何せハグリッドが逮捕された本当の理由を知っているからです。

3-3.次の授業の準備に
小屋を出る際ハグリッドは何かを見つけたかったら蜘蛛の跡を追え。そうすれば糸口が判るというヒントを残して行きました。そこでハリーとロンは蜘蛛を追いかけて「禁じられた森」の奥深くへと入って行ったというわけです。

その結果ハリーとロンはハグリッドが育てた巨大蜘蛛のアラゴグから50年前に「秘密の部屋」が開かれた時に死んだ女の子はトイレで死んだと聞かされハリーはそれは「嘆きのマートル」ではとそう推測したというわけですよね。

マクゴナガル先生が6月1日から学期末試験を行うと発表して生徒たちを驚かせましたが試験の3日前には良い知らせがあるとマクゴナガル先生が言いました。マンドレイクが収穫されるので犠牲者たちを蘇生できるのだそうです。

明日になれば自分たちが何もしなくても全ての謎が解けるだろうとハリーは思いました。しかしマートルと話す機会があれば逃すつもりはありませんでした。そしてうれしい事に午前中の授業が半ば終わった時それが訪れました。

2月にロックハートは「秘密の部屋」は永久に閉ざされたと宣言して2月14日には配達キューピットにバレンタイン・カードを配らせるという一大イベントを挙行しましたが何と長い空白期間を置いて第4の襲撃事件が起きました。

しかし今回は自信満々で第4の襲撃事件が起きた以降に実施をしている先生による生徒の引率は全くの無駄だと考えているようでした。髪もいつものような輝きがなく5階の見廻りで一晩中起きていたようでこう言ったのでした。

「私の言う事をよく聞いておきなさい。哀れにも石にされた人たちが最初に口にする言葉はハグリッドだったです。全くマクゴナガル先生がまだこんな警戒措置が必要だと考えていらっしゃるのには驚きますね」

これにハリーが「その通りです。先生」と言うのでロンは驚いて教科書を取り落としました。ロックハートはハリーに同意して貰ってやはりうれしいようで「どうもハリー」と優雅に礼を言うと続けてこう言って来たんですよね。

「つまり私たち先生というものは色々やらなければならない事がありましてね。生徒を送ってクラスに連れて行ったり一晩中見張りに立ったりしなくたって手一杯ですよ」

ハリーがロックハートに同意した意味を理解したロンがピンと来て「その通りです」と言って上手く繋ぎました。さらにロンがロックハートに引率はここまでにしてはいかがですかと言うとロックハートはこう言葉を返しました。

「実はウィーズリー君。私もそうしようかと思う。戻って次の授業の準備をしないといけないんでね」

そしてロックハートは足早に行ってしまいました。ロンは「授業の準備が聞いて呆れる。髪をカールしに。どうせそんなとこだ」と言い放ったのでした。そしてハリーとロンは他のグリフィンドール生を行かせたというわけです。

「ポッター!ウィーズリー!何をしているのですか?」

ところがマクゴナガル先生に見つかってしまいました。しかしでした。ハリーがとっさに医務室にハーマイオニーに会いに行こうとしていたんですと嘘をつくとマクゴナガル先生の目が涙で光ってハリーの嘘を信じたんですよね。

マクゴナガル先生はマダム・ポンフリーには私から許可が出たと言いなさいと言って2人がハーマイオニーの見舞いに行く事を許してくれました。でもマクゴナガル先生にそう言われたからには医務室に行かなければなりません。

しかしここで思わぬ収穫がありました。ハーマイオニーが右手に握っていた紙切れを取り出して見たら「秘密の部屋」の怪物が毒蛇の王バジリスクだと判ったのです。ハリーが聞いていたあの謎の声は実は蛇語だったんですよね。

だからハリーには聞こえても他の人には聞こえなかったというわけなんですよね。

今日の最後に
ロックハートは今度はハリーとロンを助けてくれました。次の授業の教室の前まで引率せず途中で辞めてしまいましたよね。マートルのトイレには行けませんでしたがハリーとロンは「秘密の部屋」の怪物を知る事ができました。

そしてロックハートは「ハグリッド犯人説」については揺るぎない自信を持っているようですね。まるで「1+!は2」の説明をするように魔法大臣は百パーセント有罪の確信なくしてハグリッドを連行したりしないと言いました。

さらに自慢するつもりはないがハグリッドの逮捕については自分はロンよりいささか詳しいと言っています。そしてハリーたちの引率を途中で辞めた時にも犯人のハグリッドが捕まったのだから引率の必要などないと言いました。

ロックハートにはロックハートなりの根拠があるようですが魔法省に対しては絶対的な信頼を寄せているようですね。
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