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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

他人の手柄を横取りして自分のものにしていた。有効策は「忘却術」というわけです。ロックハートはハリーとロンにこの事を告白しました。でもロックハートにはロックハートなりのその行為を正当化する理由があるようです。そしてロックハートがハリーとロンに「忘却術」をかけようとすると・・・(全3項目)

3-1.告白と云うか自白
「本は誤解を招く」ロックハートはこの言葉を微妙な言い方でしました。ハリーが「ご自分が書かれたのに!」と叫ぶとロックハートは「まあまあ坊や」と言って背筋を伸ばすと顔をしかめてハリーを見るとこう言ったのでした。

「ちょっと考えれば判る事だ。私の本があんなに売れるのは中に書かれている事を全部私がやったと思うからでね」

続けてロックハートが言う所によれば「もしアルメニアの醜い魔法戦士の話だったら例え狼人間から村を救ったのがその人でも本は半分も売れなかったはずです」との事でした。それは何故かと云うとこういう事なんだそうです。

「本人が表紙を飾ったらとても見られたものじゃない。ファッション感覚ゼロだ。要するにそんなものですよ」

つまりはロックハートは他の沢山の人たちがやった事を自分の手柄にしていた。ここでロックハートは要するに初めて自分は「他人の手柄を横取りして自分のものしていた」という事をハリーに告白したというわけなんですよね。

「それじゃ先生は他の沢山の人たちのやった仕事を自分の手柄になさったんですか?」

こう言いながらハリーはとても信じる気になどなれませんでした。するとロックハートは焦れったそうに首を振ると「そんなに単純なものではない。仕事はしましたよ」と言った後に自分がした事の手順の説明を始めたのでした。

まずそういう人たちを探し出す。そしてどうやって仕事をやり遂げたのかを聞き出す。それから「忘却術」をかける。するとその人たちは自分がした仕事の事を忘れる。ロックハートが自慢できるのは「忘却術」なんだそうです。

本にサインをしたり広告写真を撮ったりすれば済むわけではなくて大変な仕事なのだそうです。有名になりたければ長く辛い道程を歩む覚悟がいる。こう言うとロックハートはトランクを閉めて鍵を掛けるとこう言ったのでした。

「さてと。これで全部でしょう。いや1つだけ残っている」

ロックハートは杖を取り出して2人に向けると「坊ちゃんたちには気の毒ですがね。忘却術をかけさせて貰いますよ。私の秘密をペラペラそこら中でしゃべったりされたらもう本が1冊も売れなくなりますからね」と言いました。

「エクスペリアームス!武器よ去れ!」

ハリーは自分の杖に手を掛けると間一髪ロックハートが杖を振り上げる直前にこう大声で叫びました。ロックハートは「決闘クラブ」の時と同様に後ろに吹き飛んで自分のトランクに足をすくわれるとその上に倒れたのでした。

「スネイプ先生にこの術を教えさせたのが間違いでしたね」

杖は高々と空中に弧を描きそれをロンが取って窓から外に放り投げてしまいました。ハリーはロックハートのトランクを脇のほうに蹴飛ばしながら激しい口調でこう言いました。ロックハートはまた弱々しい表情に戻りました。

「私に何をしろと言うのかね?秘密の部屋がどこにあるかも知らない。私には何もできない」

力なくこう言うロックハートにハリーは?

3-2.ついに「秘密の部屋」に
ハリーは杖を突きつけてロックハートを立たせ「運のいい人だ。僕たちはその在り処を知っていると思う。中に何がいるのかも。さあ行こう」と言いました。ロックハートを追い立てるようにしてハリーとロンは部屋を出ました。

「嘆きのマートル」の女子トイレに到着をするとまずはロックハートを先に入らせました。ロックハートが震えているのでハリーは「いい気味だ」とそう思いました。マートルは一番奥の小部屋のトイレの水槽に座っていました。

ハリーが「君が死んだ時の様子を聞きたいんだ」と言うとマートルは瞬時に顔つきが変わり「こんなに誇らしくうれしい質問をされた事がない」という感じでたっぷり味わうように話しました。このトイレで死んだのだそうです。

マートルはバジリスクとは気づかず覚えていたのは大きな黄色い目玉を見た瞬間に体全体が金縛りになったようで死んだんだそうです。ハリーがその目玉は正確にはどこで見たのと訊くとマートルは「そのあたり」と答えました。

そう言ってマートルが漠然と指差したのは小部屋の前の手洗い台のあたりでした。ハリーとロンは急いでその手洗い台に近寄りました。一方ロックハートは顔中に恐怖の色を浮かべつつずっと後ろのほうに下がっていたのでした。

隅々まで調べると銅製の蛇口の脇の所に引っ掻いたような小さな蛇の形が彫ってあります。そこでロンが「ハリー何か言ってみろよ。何かを蛇語で」と言いました。1回目は失敗しましたが2回目は見事に成功する事ができました。

ハリーが蛇語で「開け」と言うと蛇口が眩い白い光を放ち回り始めました。次の瞬間には手洗い台が動き出して沈み込み瞬時に消え去った後に大人1人が滑り込めるほどの太いパイプが剥き出しになったというわけなんですよね。

ハリーが「僕はここを降りて行く」と言いロンも「僕も行く」と言いました。一瞬の空白がありロックハートは「さて私はほとんど必要ないようですね」と言い得意のスマイルの残骸のような笑いを浮かべました。しかしでした。

ロンが凄んで「先に降りるんだ」と言いました。顔面蒼白で杖もなくロックハートはパイプの入口に近づきました。ロックハートは弱々しい声で「君たち。ねえ君たち。それが何の役に立つというんだね?」とそう訴えたのでした。

ハリーはロックハートの背中を杖で小突きました。ロックハートは足をパイプに滑り込ませ「本当に何の役にも」と言いましたがロンが押してロックハートは滑り落ちて見えなくなりました。その後にハリーが続いたのでした。

降り切った所はトンネルで立ち上がるのには十分な高さでした。ハリーは杖先に灯りを点すとロンとロックハートに「行こう」と声をかけて3人は歩き出しました。トンネルは真っ暗で目と鼻の先しか見えないという状態でした。

そろそろと前進しながらハリーは低い声で「みんないいかい。何かが動く気配を感じたらすぐ目をつぶるんだ」とそう言いました。しかしトンネルは静まり返っていてバジリスクが現れそうな気配は微塵も感じられませんでした。

「ハリーあそこに何かある」

トンネルを塞ぐように何か大きくて曲線を描いた物がありました。ハリーは「眠っているのかもしれない」と言いましたが杖灯りが照らし出したのは巨大な蛇の抜け殻でした。するとそれを見てロックハートは腰を抜かしました。

ロンはロックハートに杖を向けると「立て」ときつい口調で言いました。ところがここでロックハートは立ち上がるとロンに飛びかかって床に殴り倒しました。ハリーが前に飛び出しましたが時既に遅しで間に合いませんでした。

ロックハートは肩で息をしながら立ち上がりました。ロンの杖を握り輝くような笑顔が戻っていました。

3-3.ロンの杖で
ロックハートは「坊やたちお遊びはこれでお終いだ!私はこの皮を少し学校に持って帰り女の子を救うには遅過ぎたとみんなに言おう。君たち2人はずたずたになった無残な死骸を見て哀れにも気が狂ったと言おう」と言いました。

こうしてロンの杖を奪って元気を取り戻したロックハートは最後に「さあ記憶に別れを告げるがいい!」と言うとスペロテープで張り付けたロンの杖を頭上にかざして「オブリビエイト!忘れよ!」と叫んだというわけですよね。

ロンの杖は小型爆弾並みに爆発しました。ハリーは蛇のどくろを巻いた抜け殻に躓き滑りながら両手でさっと頭を覆って逃げました。トンネルの天井から大きな塊が雷のような轟音をあげて崩れ落ちて来たからだったんですよね。

次の瞬間には岩の塊が固い壁のように立ち塞がっているのを見ながらハリーはたった1人でそこに立っていました。ハリーは岩の塊の固い壁の向こうに向かって「ローン!大丈夫か?ロン!」とそう叫んだというわけなんですよね。

「ここだよ!僕は大丈夫だ。でもこっちの馬鹿は駄目だ。杖で吹っ飛ばされた」と答えるロンの声は崩れ落ちた岩石の影からぼんやりと聞こえました。その後ドンという鈍い音に続いて「アイタッ!」と言う大声が聞こえました。

どうやらロンがロックハートの向こう脛を蹴飛ばしたようでした。ロンは必死に「さあどうする?こっちからは行けないよ。何年もかかってしまう」と言いました。時間が無駄に過ぎて行く。もはや道は1つしかないと思いました。

ジニーが「秘密の部屋」に連れ去られてから何時間も経っている。ハリーはロンに「そこで待ってて。ロックハートと一緒に待っていて。僕が先に進む。1時間経って戻らなかったら」とそう呼びかけたというわけなんですよね。

物言いたげな沈黙の後にロンは「僕は少しでもここの岩石を取り崩してみるよ。そうすれば君が。帰りにここを通れる。だからハリー」と言いました。ロンのその声は懸命に落ち着こうとしているように聞こえたというわけです。

ハリーは震える声に何とか自信を叩き込むように「それじゃ。また後でね」と言うと1人で先に進んで行きました。そして激しい死闘の末に何とかバジリスクを倒してバジリスクを操っていたトム・リドルをやっつけたんですよね。

ダンブルドアのペットの不死鳥のフォークスが助太刀に来てくれフォークスが持って来た「組み分け帽子」から出て来た眩い光を放つ柄には卵ほどもあるルビーが輝いた銀の剣が出て来てハリーはそれでバジリスクを倒しました。

傍らに落ちていたバジリスクの牙をハリーが「リドルの日記」に突き刺すとバジリスクを操っていた襲撃事件の真の首謀者つまりトム・リドル後のヴォルデモートは長い悲鳴を上げながら消え去ってハリーはジニーを助けました。

そしてハリーはジニーを連れロンとロックハートのいる所に戻って来たというわけなんですよね。。

今日の最後に
ロックハートによれば自分の本があんなに売れるのは中に書かれている事を全部自分がやったと読者が思うからだ。もしも表紙を飾ったのがアルメニアの醜い魔法戦士だったらファッション感覚ゼロでとても見られたもんじゃない。

本は半分も売れなかったはずだ。そしてここで「忘却術」を有効活用して他人の手柄を自分のものにする手法をハリーに告白したというわけです。まずそういう人たちを探し出す。その次にどうやってやり遂げたのかを聞き出す。

それから「忘却術」をかける。するとその人は自分がやった仕事の事を忘れる。そんなに単純なものではない。仕事はした。だからロックハートは他人の手柄を自分のものにしても構わないじゃないかとそういう事のようですね。

しかし私は手柄を横取りした相手が醜くてファッション感覚ゼロだからといってそれが手柄を自分のものにしてもいいという事にはならないと思いますね。それはロックハートが後ろめたさを打ち消すためのこじつけでしかない。

そういう事だと私は思いますね。

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