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クィディッチ・ワールドカップ終了後にヴォルデモートは動き始めました。最も忠実でアズカバンを逃れていたバーテミウス・クラウチ・ジュニアの元を訪れて自分のためにあらゆる危険を冒す覚悟があるかと訊いたのです。クラウチ・ジュニアは「もちろんだ」と即答するとホグワーツに乗り込んで・・・(全3項目)

3-1.計画の遂行に向けて
ホグワーツに潜入しハリー・ポッターを三大魔法学校対抗試合の代表選手になるよう取り計らう。そしてハリーが必ず優勝して最初に優勝杯に触れるようにしてその優勝杯を「移動キー」にする。これが計画の全容だったのです。

そのためには今学期「闇の魔術に対する防衛術」の教職に就くアラスターことマッド・アイ・ムーディが必要でした。クラウチ・ジュニアがポリジュース薬で成り済まし潜入するためにムーディが必要だったというわけですよね。

事前にポリジュース薬を準備しワームテールとクラウチ・ジュニアがムーディの家に出かけました。ムーディが抵抗して騒ぎが起こりました。何とか間に合ってムーディをおとなしくさせ自身のトランクの一室に押し込みました。

ムーディの髪を少し取ってポリジュース薬に入れクラウチ・ジュニアが飲んでムーディに成り済ましました。準備を整えて騒ぎを聞きつけてマグルの処理に駆け付けたアーサー・ウィーズリー氏に会ったというわけなんですよね。

アーサー氏には「何者かが庭に忍び込んだのでゴミバケツが警報を発した」と言いました。それからクラウチ・ジュニアはムーディの服や闇の検知器などをムーディと一緒にトランクに詰めホグワーツに向かったというわけです。

ムーディは「服従の呪文」をかけて生かしておきました。質問したい事があったからです。ダンブルドアでさえ騙す事ができるようムーディの過去も癖も学ばなくてはならなかったからです。ムーディの毛も必要だったからです。

ポリジュース薬を作るためです。他の材料は簡単でした。毒ツルヘビの皮は地下牢から盗みました。研究室で「魔法薬学」の教師つまりセブルス・スネイプに見つかった時には「捜索命令を執行しているのだ」と説明をしました。

こうしてクラウチ・ジュニアはポリジュース薬でマッド・アイ・ムーディに成り済ましてホグワーツに乗り込んだというわけですよね。

3-2.ハリーを代表選手にして優勝させるため
こうしてクラウチ・ジュニアはマッド・アイ・ムーディに成り済ましてホグワーツに乗り込みました。三大魔法学校対抗試合が百年以上ぶりに復活開催される事がダンブルドアの口から発表されたのは新学期初日の9月1日でした。

代表選手を決めるのは公正なる選者「炎のゴブレット」でした。クラウチ・ジュニアが本格的に動き始めたのはボーバトンとダームストラング両校の代表団がホグワーツ入りをした10月30日の事でした。ここで策を講じたのです。

「炎のゴブレット」に強力な「錯乱の呪文」をかけて代表選手が3人だという事を忘れさせる。そしてハリーの名前を4校目の候補として入れてハリーを4人目の代表選手にしたというわけですよね。この計画は上手く行きました。

関係者の間で激しい議論になったものの結局は「炎のゴブレット」から名前が出て来た以上は試合で競う義務があるという事でハリーも競技に参加する事になりました。そして最初に迎えたのが「第1の課題」だったんですよね。

クラウチ・ジュニアがまずやったのはハグリッドをそそのかしハリーに事前に課題の内容を教える事でした。ホグズミードのパブ「三本の箒」にいたハリーに声をかけさせ今夜の真夜中に小屋に来いとハグリッドに言わせました。

さらに自分の部屋に呼びつけハリーにアドバイスをしました。第1に自分の強みを生かす試合をしろ。第2に効果的で簡単な呪文を使い自分に必要な物を手に入れる。2つを結びつけろ。そんなに難しい事ではないと言ったのです。

ハリーが得意なのは飛ぶ事だ。そして事前に教えた「第1の課題」の内容はドラゴンを出し抜く事でそれにはファイアボルトが必要になる。そのファイアボルトを手に入れるためには「呼び寄せ呪文」を習得しなければならない。

それからハリーは既に習得済みのハーマイオニーに立ち会って貰って「呼び寄せ呪文」の猛練習を始めました。そして何とか習得して「第1の課題」をクリアする事ができました。ところが「第2の課題」が問題だったんですよね。

「第1の課題」で代表選手はヒントを与えられました。獲得した金の卵を開くと謎の音が出て来てその謎を解くと「第2の課題」の内容が判るというものでした。実はこの謎の音は水中人の歌で水の中で開くと判る仕組みでした。

ここでもクラウチ・ジュニアは動きました。ホグワーツのもう1人の代表選手セドリック・ディゴリーに水の中で開けと教えたのです。セドリックはハリーから「第1の課題」の内容はドラゴンを出し抜く事だと教えられました。

その礼をするに違いないとクラウチ・ジュニアは推測しました。そしてその推測通りにセドリックはハリーに金の卵を持って風呂に入れとアドバイスしました。お陰でハリーは金の卵の謎を解く事ができました。ところがでした。

「第2の課題」は湖の水中人の住処まで行って人質になっている人を連れて戻って来るという内容でした。それには水の中で呼吸をする必要がありました。しかしハリーはその方法を見つける事ができていなかったんですよね。

二度も続けてハリーに直接アドバイスすればダンブルドアに怪しまれてしまう。そこでクラウチ・ジュニアは職員室で一芝居打ってマクゴナガル先生と大声で話し屋敷しもべ妖精のドビーにハリーには鰓昆布が必要と教えました。

クリスマス・ダンスパーティの時にハリーがドビーから贈られた左右ちぐはぐな靴下を履いていたのを見てドビーに教えればドビーはハリーを助けるため鰓昆布を手に入れて渡すに違いないとクラウチ・ジュニアは思ったのです。

こうしてやっとの事でハリーは「第2の課題」をクリアしました。しかし実はクラウチ・ジュニアは随分前から仕組んでいたのです。ネビルに「地中海の魔法水生植物」という本を持たせておいていたというわけなんですよね。

でもハリーはネビルに聞こうなどとは全く思いませんでした。

3-3.第3の課題では
最後の「第3の課題」はクラウチ・ジュニアにとっての予定外の事態も起きず順調に進みました。課題の内容は1カ月前に知らされクィディッチ競技場に迷路を作って中心にある優勝杯に最初に触れた選手が優勝というものでした。

最後の課題は本来ならハリーはもっと苦労するはずでした。楽だったのはクラウチ・ジュニアが迷路の外を巡回してムーディの「魔法の目」で中を見透かしハリーの行く手の障害物を呪文で取り除いていたからだったんですよね。

さらにボーバトン代表のフラー・デラクールは通り過ぎた時に呪文で失神させました。そしてダームストラング代表のビクトール・クラムには「服従の呪文」をかけてセドリック・ディゴリーをやっつけさせようとそうしました。

セドリック・ディゴリーにはビクトール・クラムに「磔の呪文」をかけさせました。そしてこれが最後の仕上げというわけです。クラウチ・ジュニアは夕食前に優勝杯を迷路に運び込む仕事を自ら買って出たというわけですよね。

クラウチ・ジュニアはその優勝杯を「移動キー」に変えました。加えてハリーの練習をロンとハーマイオニーに手伝わせました。こうしてヴォルデモートの計画は上手く行きハリーはヴォルデモートの元へと送られて行きました。

ヴォルデモートは復活し権力の座に戻りました。これで自分は他の魔法使いが夢見る事も叶わないような栄誉をヴォルデモートから受ける事になる。使命を果たしクラウチ・ジュニアはそのように思ったというわけなんですよね。

ところが1つだけ大きな問題が発生したのです。

今日の最後に
自分も忠実な下僕だと言うワームテールにヴォルデモートは自分には忠実であると同時に頭のある人物が必要なのだ。さらに揺らぐ事のない忠誠心を持った者が必要とそう言っています。ワームテールはどらちも満たしていない。

ワームテールの忠誠心は臆病であるが故のものなので揺らぐ事がしばしばというわけです。それに対しクラウチ・ジュニアは決して臆病者ではないので決して揺らぐ事もない。さらにはクラウチ・ジュニアは頭もいいんですよね。

ホグワーツに忽然と姿を現した際に父親のクラウチ氏は「息子は最近ふくろう試験で12科目もパスしてね。満足だよ。全く鼻が高い」とそう言っているんですよね。つまりビルやパーシー並に優秀な魔法使いというわけですよね。

ワームテールは知っての通りに到底優秀とは言い難い魔法使いでした。そこがワームテールとクラウチ・ジュニアと大きく違う所というわけなんですよね。
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