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ヘドウィグにクルックシャンクスにピッグウィジョン(5)(6回シリーズ)

先週の後半から6回に渡ってハリーにハーマイオニーとロンのペットを取り上げています。今日と明日の2日間はロンのペットのふくろうのピッグウィジョンをやります。3年生の学期最終日にロンがシリウスから譲り受けて飼う事になりました。(全3項目)

3-1.ロンがピッグウィジョンを飼い始めたきっかけ
何故ロンはピッグウィジョンを飼う事になったのか?その理由は今週の前半に取り上げたハーマイオニーのペットのクルックシャンクスと密接に関係しています。ロンは元々はネズミのスキャバーズをペットにしていました。

ところがスキャバーズは実はネズミではなく未登録の「動物もどき」でした。その正体は世間では死んだと思われていたピーター・ペティグリューだったんですよね。シリウスはそれがためにアズカバンを脱獄したのでした。

アズカバンに魔法大臣コーネリウス・ファッジがやって来て持っていた「日刊予言者新聞」の一面にロンの肩に乗ったスキャバーズつまりピーター・ペティグリューを発見しシリウスはアズカバンを脱獄したというわけです。

ペティグリューが生きている事を知っているのはシリウスだけだったからです。そしてシリウスがロンと一緒にペティグリューを連れ去りクルックシャンクスがハリーとハーマイオニーを「叫びの屋敷」に招き入れました。

しかしペティグリューは逃げました。無実を証明できる生き証人がいなくなってしまったためシリウスは再び逃亡する事を余儀なくされたというわけです。そしてそれは帰りのホグワーツ特急内での事だったというわけです。

「そっちの窓の外にいるもの何かしら?」

ハリーの肩越しに何かを見つめながらハーマイオニーが突然こう言いました。ハリーが振り向いて窓の外を見ると何か小さくて灰色のものが窓ガラスの向こうで見え隠れしていました。ハリーは立ち上がってよく見ました。

それは本当に小さなふくろうで小柄な体に大き過ぎる手紙を運んでいました。ハリーは急いで窓を開け腕を伸ばしてその小さなふくろうを捕まえました。その豆ふくろうが持っていたのはシリウスからの手紙だったのでした。

そしてそのシリウスの手紙の最後に「よかったら君の友人のロンがこのふくろうを飼ってくれたまえ。ネズミがいなくなったのは私のせいだし」とそう綴られていたのです。こうして豆ふくろうはロンのペットになりました。

そういう事だったんですよね。

3-2.初めてプリベット通り4番地に
こんな経緯でロンのペットになった豆ふくろうでしたがプリベット通り4番地にはハリーが最高の気分の時にロンの手紙を運んで来る事となりました。ハリーが「隠れ穴」に行く事をバーノン叔父さんが許可をした直後でした。

ハリーが自分の部屋に戻ると最初に目に入ったのは帰宅していたヘドウィグでした。籠の中からハリーを見つめ何か気に入らない事があると言いたげに嘴を鳴らしました。一体何が気に入らないのかは即座に判ったのでした。

小さな灰色のふかふかしたテニスボールのようなものがハリーの頭の横に痛いほどにぶつかりました。ハリーが頭を揉みながらぶつかったものを探すと片方の手の平に収まるぐらい小さいふくろうが飛び回っていたのでした。

迷子の花火のように興奮して部屋中を飛び回っていました。気がつくと豆ふくろうはハリーの足下に手紙を落としていました。屈んで見るとロンの文字で封筒を破ると走り書きの手紙が入っていたというわけなんですよね。

その手紙の文面の中には「ピッグにこの手紙を持たせるよ」と書かれていました。ピッグという英語はどうやら直訳すると「豚」という意味になるらしくハリーは「ピッグ」という文字を眺めてそれからピッグを眺めました。

今度はピッグは天井のランプの傘の周りを飛び回っていました。こんなに豚らしくないふくろうは見た事がない。ロンの文字を読み間違えたのかもしれないとそう思いハリーはもう一度ロンからの手紙を読んだというわけです。

手紙にはロンの父親のアーサー氏がクィディッチ・ワールドカップのアイルランド対ブルガリア戦の切符を手に入れた事や母親のウィーズリーおばさんがダーズリー夫妻にマグルの郵便で手紙を出した事が書かれていました。

さらにマグルつまりダーズリー夫妻が何と言おうとハリーを迎えに行くとも書かれていました。最後にハーマイオニーは今日の午後に来る事とパーシーが魔法省の「国際魔法協力部」に配属された事が書かれていたのでした。

「落ち着けよ!ここへおいで。返事を出すのに君が必要なんだから!」

ピッグに向かってハリーはこう言いました。ピッグは今度はハリーの頭の所で低空飛行して狂ったように鳴いていました。受取人つまりハリーの元にちゃんと手紙を届ける事ができたのが誇らしくてしかたないようなのです。

ピッグはヘドウィグの籠の上に舞い降りました。ヘドウィグはそれ以上近づけるものなら近づいてご覧と言いたげに冷たい目で見上げました。ハリーはロンへの返事の手紙を書くとピッグの脚に括りつけようとしたのでした。

しかし興奮して何度も飛び上がるので結ぶのが一苦労でした。ハリーのロン宛の手紙がこうして何とか括りつけられるとピッグは出発して行きました。

3-3.嫌い嫌いも好きの内?
そんなピッグとハリーは翌日ハリーが2年ぶりに「隠れ穴」に入りロンの部屋に行った際に再会する事となりました。ピッグは小さい鳥籠の中で飛び上がったり飛び下がったりして興奮してさえずっていたというわけですよね。

部屋に入るや否やロンは「静かにしろピッグ」と言いました。そこでハリーは「ねえどうしてこのふくろうの事ピッグって呼ぶの?」とロンの手紙を読んで抱いた疑問をぶつけました。するとジニーがこう答えてくれました。

「この子が馬鹿なんですもの。本当はピッグウィジョンていう名前なの」

するとロンが「ウン名前はちっとも馬鹿じゃないんだけどね」と皮肉っぽく言った後「ジニーがつけた名なんだ。可愛い名前だと思って」とハリーに説明しました。さらにロンはピッグウィジョンについてこう説明しました。

「それで僕は名前を変えようとしたんだけどもう手遅れでこいつ他の名前だと応えないんだ。それでピッグになったわけさ。ここに置いとかないとエロールやヘルメスがうるさがるんだ」

そして最後にロンは「それを言うなら僕だってうるさいんだけど」と言いました。ピッグウィジョンは籠の中で甲高く鳴きうれしそうに飛び回っていました。自分だってここにピッグウィジョンを置いておくとうるさいんだ。

ロンはこう言いましたがハリーはその言葉を真に受けはしませんでした。ロンが真意とは裏腹の言葉を言う事はよく知っていたからです。スキャバーズの事も頻繁にボロクソに言っていましたしハーマイオニーもそうでした。

つまりは嫌い嫌いも好きの内というわけなんですよね。

今日の最後に
ハリーも真意とは裏腹の言葉を言うロンの事をよく知っていてうるさいとか馬鹿だと言いながら実はピッグウィジョンの事がとても大好きで可愛いと思っていると考えています。私も別の角度からそう思っているんですよね。

ロンは何と上に兄が5人もいてそれに加えてウィーズリー家はとても貧乏なのでロンの持ち物は兄たちのお下がりばかりでした。そもそもネズミのスキャバーズもまたかつてはパーシーのペットでこれもお下がりなんですよね。

そんなロンは3年生の夏休みに初めてお下がりではない自分専用の杖を持つ事となりました。そしてその次がこのふくろうのピッグウィジョンというわけですよね。ロンの持ち物でお下がりではなく新品なのは2つだけなのです。

それが杖とピッグウィジョンというわけです。うれしくないわけがありませんよね。

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