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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。


セブルス・スネイプ語録集「謎のプリンス」編(10)(28回シリーズ)

ダンブルドアの右手が死んだように黒くなっているのを見て大広間内には囁き声が駆け巡りました。しかしこの後ダンブルドアの口からは生徒たちが驚愕し衝撃で騒然となる発表がされたのでした。まず最初に生徒たちが驚かされたのは新任のスラグホーン先生が教える科目でした。(全3項目)

3-1.駆け巡る囁き声
ダンブルドアの右手はプリベット通り4番地にハリーを迎えに来た時と同様に死んだような黒い手でした。気づいたのはハーマイオニーだけではなく囁き声が大広間中を駆け巡りました。ダンブルドアは予想していたようです。

そのため生徒たちの反応を正確に受け止めましたが単に微笑んだだけで袖を振り降ろして傷を隠し「何も心配には及ばぬ」と気軽に言ったその後に通常通りの挨拶を始めたというわけです。そこでこう言ったというわけです。

「さて新入生よ歓迎いたしますぞ。上級生にはお帰りなさいじゃ!今年もまた魔法教育がびっしりと待ち受けておる」

ハリーはハーマイオニーに「夏休みにダンブルドアに会った時もああいう手だった」と囁いた後にさらにダンブルドアかマダム・ポンフリーがもう治していると思ったのにとも言いました。ハーマイオニーはこう言いました。

「あの手はもう死んでるみたいに見えるわ。治らない傷というものもあるわ。昔受けた呪いとか。それに解毒剤の効かない毒薬もあるし」

ハーマイオニーは吐き気を催したように言いました。そんな中でもダンブルドアの話は続き管理人のフィルチからの伝言でウィーズリー・ウィザード・ウィーズとかいう店で購入した悪戯用品は全て完全禁止なんだそうです。

「各寮のクィディッチ・チームに入団したい者は例によって寮監に名前を提出する事。試合の解説者も新人を募集しておるので同じく応募する事」

そしてこの後ダンブルドアは今学期の新しい先生を紹介したのですが事実上ハリーが説得したダンブルドアのかつての同僚のホラス・スラグホーンが就任する教職が問題だったのでした。多くの生徒が聞き違いと思いました。

その教職というのが・・・

3-2.驚きの発表に騒然となる大広間
「今学年は新しい先生をお迎えしておる。スラグホーン先生じゃ」ダンブルドアがこう言うとホラス・スラグホーンが立ち上がりました。ところがこの後のダンブルドアの言葉で生徒の間には驚きと衝撃が静かに走りました。

「先生はかつてわしの同輩だった方じゃが昔教えておられた魔法薬学の教師として復帰なさる事にご同意いただいた」

大広間中のあちらこちらで「魔法薬?」と「聞き違えたのでは?」いう言葉が響きました。ロンとハーマイオニーもまた「魔法薬?」とハリーを振り向いて同時に言いました。6年目にして初めての出来事だったからでした。

「ところでスネイプ先生は闇の魔術に対する防衛術の後任の教師となられる」

ダンブルドアはこの言葉を不審そうなガヤガヤ声に掻き消されないよう声を上げて言いました。これを聞いてハリーは「そんな!」と大きな声で言いました。多くの生徒がハリーを見ましたがハリーは意に介しませんでした。

ハリーは怒りを露にして教職員テーブルを見つめました。どうして今になってスネイプが「闇の魔術に対する防衛術」に着任をするんだ?ダンブルドアが信用していないからスネイプはその職に就けないという事なのでは?

それが周知の事なのでは?これまではいずれの年度も新任の先生が「闇の魔術に対する防衛術」の教師になって来ました。前からいる教師が横滑りして着任するなど例がありませんでした。ハーマイオニーはこう言いました。

「だってハリーあなたはスラグホーンが闇の魔術に対する防衛術を教えるって言ったじゃない!」

これにハリーは「そうだと思ったんだ!」と応えました。そしてダンブルドアがいつそう言ったのかを必死で思い出そうとしました。ところが考えてみるとスラグホーンが何を教えるのかをダンブルドアが話した記憶がない。

ダンブルドアの右側に座っているスネイプは名前を言われても立ち上がりもせずスリザリンのテーブルからの拍手に大儀そうに応えて片手を挙げただけでした。しかしハリーはその顔に勝ち誇った表情が浮かぶのを見ました。

「まあ1つだけいい事がある。この学年の終わりまでにはスネイプはいなくなるだろう」

憎んでも余りあるスネイプがついに念願の教職に就きましたがハリーは残酷にもこう言いました。ハリーがそう言うのを聞きロンが「どういう意味だ?」と訊きました。ハリーはそのロンの問いにこう答えたというわけです。

「あの職は呪われている。1年より長く続いたためしがない。クィレルは途中で死んだくらいだ。僕個人としてはもう1人死ぬように願をかけるよ」

3-3.衝撃のニュースを聞いた事を受けて
ハリーのこの言葉にハーマイオニーはショックを受け責めるように「ハリー!」と言いました。その一方でロンのほうはこう反論して来ました。ロンが言った意見のほうは極めて常識的で妥当だったというわけなんですよね。

「今学年が終わったらスネイプは元の魔法薬学に戻るだけの話かもしれない。あのスラグホーンて奴長く教えたがらないかもしれない。ムーディもそうだった」

ダンブルドアは咳払いをしました。スネイプがついに念願を成就したという事で私語をしていたのはハリーたち3人だけではありませんでした。大広間のそこいらじゅうで個々に生徒たちが意見を交わして騒然としていました。

たった今どんなに衝撃的なニュースを発表したかなどまるで気づいていないかのようにダンブルドアは教職員の任命についてはそれ以上何も言いませんでした。しかし若干の間を置いて完全に静かになるのを待ったのでした。

さてこの大広間にいる者は誰もが知っての通りヴォルデモートとその従者たちが再び跋扈して力を強めている。ダンブルドアはこう口火を切ってヴォルデモートと死喰い人の話を始めました。大広間は再び静まり返りました。

内容が内容なだけにダンブルドアが話すにつれて沈黙が張りつめて研ぎ澄まされて行くようでした。ハリーはドラコ・マルフォイを見ました。マルフォイはダンブルドアには目もくれず杖でフォークを宙に浮かせていました。

まるで校長の言葉など傾聴に値しないと態度で示しているようです。現在の状況がどんなに危険で我々が安全に過ごす事ができるようホグワーツにいる全員が十分注意すべきかはどれほど強調しても過ぎる事はないそうです。

この夏には城の魔法の防衛が一層強力な新しい方法で強化されたんだそうです。我々は保護されている。しかしやはり生徒や教職員が軽率な事をしないよう慎重を期さねばならないのだそうです。油断は禁物というわけです。

だからどんなにうんざりするような事であろうとも先生方が生徒の皆に課す安全上の制約事項を遵守する。特に決められた時間以降夜間ベッドを抜け出してはならぬという規則は守らなくてはならないとの事なんだそうです。

そして城の内外で何か不審な物や怪しげな物に気づいたら教職員にすぐに報告するようにとこれはダンブルドアからのたっての願いなのだそうです。生徒諸君が常に自分自身と互いの安全とに最大の注意を払って行動をする。

それを信じていると最後にダンブルドアは言ったのでした。

今日の最後に
ついにスネイプが長年の念願だった「闇の魔術に対する防衛術」の教職に就いたという事で生徒たちは驚愕し衝撃を受け騒然としたのですがスネイプは立ちもせずスリザリン生の拍手に大儀そうに応え手を挙げただけでした。

それはやはり手放しでは喜べないという事情を抱えていたからだと私はそう思いますね。まず第1にはヴォルデモートから課された任務を背負ってドラコ・マルフォイがホグワーツに戻って来たというこの問題というわけです。

この事を巡ってスネイプは母親のナルシッサと「破れぬ誓い」を結びました。そして第2にはようやく憎んでも余りあるハリーとやっと縁が切れるとそう思ったら担当をする科目がここで「闇の魔術に対する防衛術」になった。

この科目を教えられる事になったのはうれしいが今年度もハリーと向き合わなくてはならない。スネイプにとってこれはジレンマでしょうね。しかしスネイプは更なる最大のジレンマを抱えて今学期を迎えていたんですよね。

それがハリーの知る所となるのは何と再来年の事だったんですよね。

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