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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。


災い転じて福と成す、その3(8)(シリーズ最終回)

何とやっとこさレイブンクロー戦の僅か2日前にファイアボルトはハリーの手元に返って来ました。グリフィンドールはレイブンクロー戦に見事勝利して優勝杯を賭けた最終戦を迎えスリザリンと対戦しました。しかしここで大きな問題があったのです。(全3項目)

3-1.スリザリン戦を迎えるに当たって
ハリーがファイアボルトを持ってグリフィンドールの談話室に戻ると生徒のほぼ全員が一斉にハリーのほうを振り向きました。そして突然興奮したざわめきが起こって次の瞬間ハリーは歓声を上げる寮生に取り囲まれました。

それから10分ほどファイアボルトは手から手へと渡されてあらゆる角度から誉めそやされました。唯一ファイアボルトに振り向きもせず歓声も上げず駆け寄らなかったグリフィンドール生はハーマイオニーだったんですよね。

ハリーの元にファイアボルトが戻って来た事でグリフィンドール・チーム全体の士気が上がってレイブンクロー戦前最後の練習はキャプテンのオリバー・ウッドが文句をつけられないという程の最高の出来だったんですよね。

そのため対レイブンクロー戦はグリフィンドールが「230対30」で勝ちました。そしていよいよクィディッチ優勝杯を賭けた今シーズンの最終戦グリフィンドール対スリザリン戦という事になりましたが問題が1つあったのです。

スリザリンはこれまでの試合できっちり「200点」をリードしていました。ウッドはもう何度も繰り返し選手に言い聞かせて来ましたが優勝杯を手にするためには「200点」以上の点差をつけて勝たなければならないんですよね。

そのために特に何度も繰り返し口を酸っぱくしてウッドから50点以上の点差をつけてからだと言われたのがシーカーのハリーでした。何故ならばシーカーがスニッチを掴むと一気に「150点」という大量点が入るからでした。

まさにグリフィンドールが優勝杯を取れるか取れないかはハリーの双肩にかかっていました。グリフィンドール寮全体が来るべき試合に取り憑かれて試合前夜グリフィンドールの談話室では普段の活動が一切放棄されました。

ハーマイオニーでさえ本を手放すほどだったのです。

3-2.グリフィンドール対スリザリン戦
そして試合当日となり選手は怒涛の歓声に迎えられピッチに入りました。観衆の4分の3はグリフィンドールを応援し残りの4分の1がスリザリンでした。フーチ先生が「箒に乗って!」と言い3つ数えてホイッスルを吹きました。

その音は歓声で掻き消されました。ハリーはあたりに目を配ってスニッチを探しながらリー・ジョーダンの解説を一言も聞き漏らさないように注意しました。50点リードするまでマルフォイをスニッチに近づけてはならない。

それが肝心だったからです。試合はグリフィンドールが2つのペナルティ・スローを決めるなどして「30対0」とリードしました。ここでハリーは興奮でドキッとしました。スニッチを見つけたのです。まだ掴む事はできない。

スニッチはグリフィンドールの3本のゴール・ポストの1本の根元で微かに光っています。ハリーは急に何かに気を取られたふりをしてファイアボルトの向きを変えスピードを上げてスリザリンのゴールに向かって飛びました。

上手く行きました。マルフォイはハリーがそっちにスニッチを見つけたと思ったようで後を追って来ました。その後マーカス・フリントが得点し「30対10」になりましたが再びペナルティ・スローで「40対10」になりました。

スニッチはまた見えなくなりました。ケイティ・ベルが得点して「50対10」となりスリザリンがまたもペナルティを取られてアンジェリーナ・ジョンソンが得点し「60対10」にさらに追加点が入って「70対10」になりました。

観客席ではグリフィンドール応援団が声を嗄らして叫んでいました。グリフィンドールが60点リードしたのでここでハリーがスニッチを掴めば優勝杯はいただきだからです。何百という数の目がハリーを追っていたのでした。

ハリーはその視線を感じました。そしてスニッチが自分の6~7メートル上で輝いているのを見つけてスパートをかけました。ハリーは手を伸ばしました。ところが突然ファイアボルトのスピードが落ちてしまったんですよね。

ハリーは愕然としてあたりを見回しました。何とマルフォイが前に身を乗り出しファイアボルトの尾を握り締めて引っ張っているのです。マルフォイの狙い通りになりまたしてもスニッチは姿をくらましてしまったのでした。

「ペナルティー!グリフィンドールにペナルティ・ゴール!こんな手口は見た事がない!」

フーチ先生がこう金切り声を上げながら飛んで来ました。リーも「このゲス野郎!このカス。卑怯者」などとマクゴナガル先生の手の届かない所に躍り出ながら叫んでいます。マクゴナガル先生もそれどころではありません。

自分もマルフォイに向かって拳を振り帽子は頭から落ちて怒り狂って叫んでいたからです。怒りの余りハリーもマルフォイを殴りたいとそう思いました。誰もがマルフォイに対しては最高潮の怒りだったというわけですよね。

3-3.雌雄を決したのは?
アリシアがペナルティ・ゴールを狙いましたが怒りで手元が狂い外してしまいました。グリフィンドールは乱れて集中力を失いました。逆にスリザリンはマルフォイがハリーに仕掛けた事で活気づき有頂天になっていました。

スリザリンが久々に得点し「170対20」になりました。今度はハリーがマルフォイをマークしてぴったり張りついたので互いの膝が触れるほどです。マルフォイなんかを絶対スニッチに近づかせてなるものかと思ったからです。

「アンジェリーナ・ジョンソンがグリフィンドールにクアッフルを奪いました。行けアンジェリーナ。行けーっ!」

リーがこう言うのが聞こえてハリーはあたりを見回しました。マルフォイ以外のスリザリン全員がアンジェリーナを追って疾走していました。全員でアンジェリーナをブロックする気なのです。ハリーは向きを変えました。

ハリーが弾丸のように突っ込みスリザリンは散り散りになりました。アンジェリーナはノー・マーク状態になって得点したので「80対20」と再び60点差になりました。その時ハリーは心臓が止まりそうになる光景を見ました。

マルフォイが勝ち誇った顔で急降下しています。あそこだ。芝生の1~2メートル上に小さな金色に煌く物つまりスニッチがありました。ハリーはファイアボルトを駆って降下しましたがマルフォイが遙かにリードしています。

「行け!行け!行け!」

ハリーは箒を鞭打ちました。マルフォイに近づいて行く。ハリーめがけてブラッジャーが打ち込まれハリーは箒の柄にぴったりと身を伏せました。そしてマルフォイの踵まで追いつきました。さらについには並んだのでした。

ハリーは両手を箒から放し思いっ切り身を乗り出してマルフォイの手を払い除けました。そしてスニッチを握りました。ハリーは「やった!」と叫ぶと急降下から反転し空中高く手を突き出しました。競技場は爆発しました。

ニンバス2001にファイアボルト。ハリーとマルフォイの箒の違いが雌雄を決したというわけなんですよね。

最後に
クリスマスにハリーの所にファイアボルトが届きましたがマクゴナガル先生が談話室に来て持ち去って行きました。呪いがかけられているかもしれないから調べなくてはならないからだそうです。ハリーは命を狙われている。

その命を狙っているシリウス・ブラックがファイアボルトを送ったのかもしれない。なかなか返って来ないのに業を煮やしてキャプテンのオリバー・ウッドはハリーにマルフォイと同じニンバス2001を買えとそう言いました。

しかしハリーはその申し入れを固辞しました。そしてファイアボルトはレイブンクロー戦の2日前に戻って来てグリフィンドールは勝利し最終戦の対スリザリン戦もハリーとマルフォイの箒が違った事が雌雄を決したのでした。

ハリーは初戦のハッフルパフ戦でニンバス2000を失いましたが代わりにシリウスからファイアボルトを貰いました。そしてルーピン先生に「守護霊の呪文」を教わって習得して自身にシリウスを含めた多くの命を救いました。

こうして著しい成長を遂げたというわけなんですよね。

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