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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

シリウスはついにピーター・ペティグリューを捕えてロンと一緒に「叫びの屋敷」に連れて来ました。そこにルーピン先生が駆け付けた事で驚愕の事実が次々と明らかになりました。そして一行がホグワーツの校庭に戻って来た所でまたしても思わぬ展開が待ち受けていました。(全3項目)

3-1.驚くべき真実が次々と明らかに
「シリウスあいつはどこだ?」この言葉を聞いてハリーは一瞬ルーピン先生を見ました。何を言っているのか理解できませんでした。誰の事を話しているのだろうか?ハリーは再びシリウスのほうを見たというわけですよね。

シリウスは無表情で全く動きませんでした。それからゆっくりと手を上げましたがシリウスのその手はまっすぐロンを指していました。一体何だろうと訝りながらハリーはロンをちらりと見ました。ロンも当惑していました。

ここで驚くべき真実が次々と明らかになりました。実はルーピン先生は狼人間でハリーがフレッドとジョージから譲り受けた「忍びの地図」の製作者の1人だったのもルーピン先生だと自らが認めたというわけなんですよね。

ここでハリーたち3人は知る事となりました。シリウスにハリーのお父さんのジェームズ・ポッターとピーター・ペティグリューの3人は未登録の「動物もどき」だった。始まりはルーピン先生がホグワーツに入ったからでした。

3人の友人が月に一度姿を消す事に気づかないはずがない。当初ルーピン先生は色々と言い訳をしていたんだそうです。正体を知られたら途端に見捨てられてしまうのではとそれが怖かった。しかし3人はついに知ってしまった。

それでもなお3人はルーピン先生を見捨てはしなかった。そんな3人がルーピン先生のためにしてくれたのが「動物もどき」になる事だったのです。人間だと一緒にはいられない。だから動物としてルーピン先生と付き合った。

この1年ルーピン先生はシリウスが「動物もどき」だとダンブルドアに告げるべきか迷い心の中で躊躇する自分と闘って来たのだそうです。それを告げれば学生時代にダンブルドアの信頼を裏切っていたとそう認める事になる。

だからある意味ではスネイプの言う事が正しかった。スネイプはルーピン先生が「闇の魔術に対する防衛術」の教職に就く事に強硬に反対した。ルーピンは信用できないとスネイプはこの1年間言い続けていたんだそうです。

それはシリウスがスネイプに悪戯を仕掛けて満月の日に狼に変身したルーピンがいたここ「叫びの屋敷」への行き方を教えたのだそうです。それがためにスネイプはルーピンの事が大嫌いなんだそうです。その時の事でした。

「透明マント」を脱いでスネイプが姿を現したのでした。

3-2.ついにピーター・ペティグリューが正体を現して
スネイプは例のルーピン先生が飲んでいる満月の1週間前から服用すれば自分の心を見失わない薬を持って来てルーピン先生が消し忘れた「忍びの地図」を見て「暴れ柳」の脇にあった「透明マント」を被り追って来たのです。

スネイプが現れた事でその場は一気に一触即発の緊迫した雰囲気になりました。スネイプの目にはハリーが今まで見た事のない狂気の光がありました。もはや理性を失っています。ハリーは瞬時に意を決して杖を構えました。

「エクスペリアームス!」

ハリーがこう叫ぶとスネイプは足下から吹き飛んで壁に激突して床に滑り落ちると気絶しました。ロンとハーマイオニーも全く同時に同じ呪文を唱えていたのです。3倍の呪文が降り懸かったのでスネイプは吹き飛んだのです。

「こんなこと君がしてはいけなかった。私に任せておくべきだった」

シリウスがハリーを見ながらこう言いました。ハリーはシリウスの目を避けました。果たしてやって良かったのかどうかが分からなかったからです。ルーピンは「ありがとう」と礼を言いましたがハリーはこう反論しました。

「僕まだあなたを信じるとは言ってません」

ハーマイオニーも泣きそうな声で「先生を攻撃してしまった。先生を攻撃して。ああ私たち物凄い規則破りになるわ」と言いました。でもこの出来事がシリウスの心に火を点け決意させたようでハリーにこう言ったのでした。

「それでは君に証拠を見せる時が来たようだ」

そしてロンにピーター・ペティグリューを渡してくれと言ったのでした。しかしロンは「冗談は止めてくれ」と弱々しく言いました。そして何故スキャバーズがピーター・ペティグリューだと判ったのかと訊いたんですよね。

「そうだともシリウス。まともな疑問だよ。あいつの居場所をどうやって見つけ出したんだい?」

ここでハリーたち3人とルーピンは魔法大臣コーネリウス・ファッジが持っていたウィーズリー一家が載っている「日刊予言者新聞」という何故シリウスがそもそもアズカバンを脱獄する事になったのかの理由を知ったのです。

実はハリーの両親ポッター夫妻の「秘密の守人」はシリウスではなくピーター・ペティグリューだった。最後の最後になって変更するようにそう勧めたのはシリウスだったんだそうです。そしてついにその時は来たのでした。

スキャバーズは正体を現わしてピーター・ペティグリューに戻りシリウスにルーピンとのやり取りを聞いてハリーはようやくシリウスを信じる事ができました。そしてピーター・ペティグリューにはアズカバンがふさわしい。

ハリーがそう言って一同は「叫びの屋敷」を出たのでした。

3-3.逆転時計で
こうしてクルックシャンクスを先頭にその後をルーピンにピーター・ペティグリューとロンが続いてシリウスに気を失ったスネイプが行って最後尾がハリーとハーマイオニーという奇妙な群れが学校へと戻る事となりました。

さらにシリウスの口からダーズリー一家と別れて一緒に暮らさないかなんて話が出てハリーは最高の気分でした。ところがそんな喜ばしい気持ちは一行が校庭に出て雲が切れて月明かりを浴びた所で雲散霧消してしまいました。

何とよりによってその日は満月だったのです。ルーピンはふいに立ち止まりシリウスは立ちすくみました。シリウスは片手をさっと上げハリーとハーマイオニーを制しました。ルーピンは硬直しそして手足が震え出しました。

ピーター・ペティグリューがルーピンの落とした杖に飛びついていました。ハリーはピーター・ペティグリューに杖を向けると「エクスペリアームス!」と叫びました。ルーピンの杖は空中に高々と舞い上がって消えました。

しかし時既に遅しでクルックシャンクスとロンはやられていました。ピーター・ペティグリューはネズミに変身して逃げました。さらにはピーター・ペティグリューを追跡する事などできない重大な事態が勃発したのでした。

少なくとも百体の吸魂鬼が真っ黒な塊になりハリーたちに襲いかかって来ました。僕は名付け親のシリウスと暮らすんだ。ダーズリー一家と別れるんだ。ハリーは必死でこの事だけを考えようとし守護霊の呪文を唱えました。

恐怖がハリーの全身を麻痺させ動く事も声を出す事もできません。守護霊は揺らいだかと思うと果てました。真っ白な霧が目を覆い何も見えない。でも戦わなければ。その時遠くのほうから聞き覚えのある声が聞こえました。

「エクスペクト・パトローナム」

何かが吸魂鬼を追い払っている。吸魂鬼が去って行く。ハリーが顔をほんの少しだけ持ち上げると光の中に疾駆して行く動物がいました。実はその動物は3時間前から戻って来たハリー自身が出した牡鹿の守護霊だったのです。

ハーマイオニーは同じ曜日の同じ時刻に複数の授業を受けるために新学期初日の9月1日にマクゴナガル先生から「逆転時計」を受け取りました。ハリーとハーマイオニーはその「逆転時計」を使って3時間前に戻って来ました。

そして処刑寸前のヒッポグリフのバッビークを助け出しました。そしてフリットウィック先生の部屋に閉じ込められていたシリウスを助け出してバックビークに乗らせて逃がしたのです。こうして2つの命を救ったのでした。

ピーター・ペティグリューは逃げてしまいました。こう言うハリーにダンブルドアはピーター・ペティグリューの命を助けて本当に良かったと思う日が来るだろう。わしを信じるがよい。確信があると言って慰めたのでした。

最後に
昨日の記事でも言ったようにシリウスもハリーも好きになった人の事は徹底的にとことん好きになる。その一方で嫌いになった人の事も徹底的にとことん嫌いになってしまう。ハリーもシリウスもそういう性格なんですよね。

シリウスがこの世で一番嫌いな人物はセブルス・スネイプで二番目に嫌いなのがピーター・ペティグリューなんですよね。何せピーター・ペティグリューは信じていたのを裏切るという最悪の所業をしてしまったんですよね。

しかしそのピーター・ペティグリューが心底大好きなシリウスにとっては徹底的にとことん好きなハリーの身近にいる事を知りシリウスは妄執がエネルギーとなりそれがアズカバンを脱獄する力になったというわけですよね。

ピーター・ペティグリューが生きている事を知っているのは自分だけだ。ハリーを救う事ができるのは自分だけだ。シリウスはそう徹底的にとことん思い詰める事でアズカバンを脱獄する事ができたというわけなんですよね。

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