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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。


アルバス・ダンブルドア「死の秘宝」編、その2(2)(52回シリーズ)

一体全体2人の死喰い人はどうやってハリーたち3人をトテナム・コート通りで見つけたのか?ルーピンはその話を聞いて動揺していましたがハリーにはそれよりも知りたい事がありました。ハリーたちが「隠れ穴」を脱出した後の事の経過と魔法省がどうなったのかをルーピンは説明してくれたのでした。(全3項目)

3-1.何故見つかったのか?
「しかしどうやってそんなに早く見つけたのだろう?姿を消す瞬間に捕まえていなければ姿くらましした者を追跡するのは不可能だ!」ルーピンがこう言うのを受けてハーマイオニーが抱いていた懸念を口にしたんですよね。

それはハリーがまだ「臭い」をつけているという事です。未成年の魔法使いが学校の外で魔法を使うと魔法省は探知する事ができる。しかしハリーはもはや17才の誕生日を過ぎているのでルーピンはそれはないと言うのです。

ロンは「それ見ろ」という顔をしてハリーは大いに安心したのでした。そもそももしもハリーにまだ「臭い」がついているのなら死喰い人たちはここ12番地にハリーがいる事を必ず嗅ぎつけるはずだとルーピンは言うのです。

しかしそうなると一体どうやって死喰い人たちはトテナム・コート通りまでハリーたちを追って来られたのか分からない。気がかりだ。実に気になる。ルーピンは動揺していましたがハリーには他に知りたい事がありました。

自分たちがいなくなった後にどうなったか話して。ハリーたちはアーサー氏が守護霊でみんな無事だと知らされたものの後の事は何も聞いていません。ハリーがそう説明するとルーピンはこう答えたというわけなんですよね。

「そうキングズリーのお陰で助かった。あの警告のお陰でほとんどの客はあいつらが来る前に姿くらましできた」

ハーマイオニーの「死喰い人だったの?それとも魔法省の人たち?」という問いにルーピンは「両方だ。というより今や実質的に両者はほとんど違いがないと言える」と答えました。式場に来たのは12人ほどだったそうです。

連中はハリーが「隠れ穴」にいた事を知らなかったんだそうです。アーサー氏が聞いた噂では死喰い人たちはハリーの居場所を聞き出そうとして魔法大臣ルーファス・スクリムジョールを拷問した上で殺害したのだそうです。

もしもその噂が本当ならスクリムジョールはハリーを売らなかった事になる。ルーピンの口からそう聞いてハリーは思わずロンとハーマイオニーを見ました。2人もハリーと同感のようで驚きと感謝が入り混じった顔でした。

ハリーはスクリムジョールがあまり好きではありませんでした。しかしルーピンの言う事が事実ならスクリムジョールは最後にはハリーを守ろうとした。これでハリーたちもスクリムジョールに対する認識を改めたでしょう。

3-2.ハリーの居場所を突き止めるために
ルーピンは話を続けました。何でも死喰い人たちは「隠れ穴」を上から下まで探したんだそうです。そしてロンの身代わりの屋根裏お化けを発見しましたがあまりそばまで近づきたがらなかったのだそうです。そしてでした。

残っていた者たちを何時間もかけて尋問してハリーに関する情報を得ようとしたんだそうです。しかしもちろん不死鳥の騎士団の者以外はハリーが「隠れ穴」にいた事を知らなかった。続けてルーピンはこう言ったのでした。

「結婚式をめちゃめちゃにすると同時に他の死喰い人たちは国中の騎士団に関係する家全てに侵入した。いや誰も死んではいないよ」

ハリーが質問をする前にとルーピンは最後の「誰も死んではいないよ」を付け加えました。ただし連中は手荒な行為をしたのだそうです。本人は家にいませんでしたがディーダラス・ディグルの家を焼き払ったんだそうです。

トンクスの家族は「磔の呪文」をかけられた。ハリーがヴォルデモートに追いかけられて仕留める寸前に逃げ込んだからです。だから当然ハリーがあそこに着いたその後にどこに行ったのかを訊き出そうとしたのだそうです。

「死喰い人は保護呪文を全部突破したの?」

テッドとアンドロメダ・トンクス夫妻の2人が無事だとルーピンが告げた所でハリーがこう訊きました。あの家の庭に墜落した夜に保護呪文が効果的だった事を思い出して訊いたのです。この問いにルーピンはこう答えました。

「ハリー今では魔法省の全ての権力が死喰い人の側にあると認識すべきだね。あの連中はどんな残酷な呪文を行使しても身元を問われたり逮捕されたりする恐れがない。そういう力を持ったのだ」

ルーピンは話を続け我々つまり騎士団がかけたあらゆる死喰い人避けの呪文を連中は破り去った。そして一旦その内側に入ると連中は侵入した目的を剥き出しにしたと説明しハーマイオニーが痛烈な物言いでこう訊きました。

「拷問してまでハリーの居場所を訊き出そうとするのに理由をこじつけようともしなかったわけ?」

それは拷問してでもハリーの居場所を問い質す理由があったからというわけです。ルーピンは若干躊躇してから折り畳んだ「日刊予言者新聞」を取り出しテーブルの向こう側からハリーに押しやりこう告げたというわけです。

「いずれ君にも判る事だ。君を追う口実はそれだよ」

ハリーが新聞を広げるとハリーの顔写真が大きく一面を占めていて大見出しが載っていました。ロンとハーマイオニーは唸り声を上げて怒りました。ハリーは何も言わず新聞を押しやりました。内容の察しがついたからです。

アルバス・ダンブルドアの死にまつわる疑惑
尋問のため指名手配中

読まなくとも判る。ダンブルドアが死んだ時に天文台塔の屋上にいた者以外は誰が本当にダンブルドアを殺害したのかを知らない。そしてハリーはダンブルドアが墜落したその直後にそこから走り去るのを目撃されています。

ルーピンはハリーに同情すると告げてハーマイオニーは激昂して「それじゃ死喰い人は日刊予言者も乗っ取ったの?」と訊いてルーピンは頷いたのでした。まあ「日刊予言者新聞」に節操がないのは毎度お馴染みですからね。

至極簡単に手の平を返すのは今に始まった事ではありません。

3-3.怖くておおっぴらには言えない
「だけど何事が起こっているかみんなに判らないはずはないわよね?」こう訊くハーマイオニーにルーピンはこう答えました。つまり魔法省を侵略する事の全ては秘密裏の内に行われた。そういう事というわけなんですよね。

「クーデターは円滑で事実上沈黙の内に行われた。スクリムジョールの殺害は公式には辞任とされている。後任はパイアス・シックネスで服従の呪文にかけられている」

ロンが「ヴォルデモートはどうして自分が魔法大臣だと宣言しなかったの?」と訊くとルーピンは笑い事実上奴が魔法大臣なのだから宣言する必要はないと答えました。そうすれば魔法省で執務する必要がなくなるからです。

傀儡のシックネスが日常の仕事をこなしていればヴォルデモートは身軽に魔法省を超えた所で勢力を拡大できる。でも当然この数日の間に魔法省の政策が百八十度転換したのだから多くの者が何が起きたのか推測したそうです。

ヴォルデモートが裏で糸を引いているに違いないと囁く者は多い。しかし囁いているという所が肝心なのだそうです。誰を信じて良いのか分らないのに互いに本心を語り合う勇気はない。そのため表立っては言えないのです。

もし自分の疑念が当たっていたら自分の家族が襲われるかもしれないと恐れおおっぴらには発言しない。ヴォルデモートは非常に上手い手を使っているんだそうです。自分が魔法大臣だと言えばあからさまな反乱を誘発する。

その可能性があるのでヴォルデモートは黒幕に留まる事で混乱や不安や恐れを引き起こしたのだそうです。ここまでルーピンが言った所でハリーが口を挟み魔法省の政策の大転換についてこう質問をしたというわけですよね。

「それで魔法省の政策の大転換というのは魔法界に対してヴォルデモートではなく僕を警戒するようにという事なんですか?」

ハリーのこの問いにルーピンは「もちろんそれもある」と答えました。さらにそれが政策の見事な所なんだそうです。ダンブルドアが死んだ今となってはハリーがヴォルデモートへの抵抗勢力の象徴的な存在になるそうです。

だから扇動の中心になる事は間違いない。しかしハリーがダンブルドアの死に関わったと示唆する事でハリーの首に懸賞金を賭けただけでなくハリーを擁護する可能性のあった沢山の魔法使いの間に疑いと恐れの種を撒いた。

「一方魔法省は反マグル生まれの動きを始めた」

ルーピンはこう言うと「日刊予言者新聞」を指差して「2面を見てご覧」と言いハーマイオニーがおぞましそうに新聞をめくると「マグル生まれ登録」という文字が出て来ました。ハーマイオニーは声を出してこう読みました。

「魔法省はいわゆるマグル生まれの調査を始めた。彼らは何故魔法の秘術を所有するようになったかの理解を深めるためだ」

話はマグル生まれ狩りへと進んで行きました。

今日の最後に
アルバス・ダンブルドアが死んだその日ハリーは確かにその現場から走り去り魔法大臣ルーファス・スクリムジョールもその事をダンブルドアの葬儀の終了後に指摘していますね。現場に2本の箒があったからなんですよね。

ダンブルドアとハリーはかつてヴォルデモートが孤児院時代に遠足で行った洞窟の中の湖の中央の小島に隠されているヴォルデモートの分魂箱を取りに行った帰りでした。ダンブルドアは天文台塔の屋上で命を落としました。

ダンブルドアがスネイプに殺害されるのを見たのはハリー以外は全て死喰い人でした。だからその連中が口裏を合わせればハリーを犯人に仕立て上げるのも至極簡単というわけです。しかし彼らも全く知りはしませんでした。

何故そもそもあの日ダンブルドアとハリーは出かけたのかについては知っているのはロンとハーマイオニーだけで味方の不死鳥の騎士団のメンバーでさえ何故ダンブルドアはハリーと出かけたのかの理由を知りませんでした。

ここが実はヴォルデモートにとっては最重要事項なんですけどね。自分の分魂箱を取りに行っていたなんて夢想だにしていなかったのです。

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