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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。


アルバス・ダンブルドア「死の秘宝」編、その2(8)(52回シリーズ)

何とアルバス・ダンブルドアを殺害した「あの」セブルス・スネイプがホグワーツの校長職に就いたという事でロンもハーマイオニーも到底受け入れられないという事だったのですがハリーが唐突に告げた決断内容に2人とも驚きを隠せませんでした。ハリーがしたその決断とは?(全3項目)

3-1.ハーマイオニーが持って来たのは?
厨房に戻って来たハーマイオニーは息を切らしながら「これを持って来たの」と言うと持って来た大きな額入りの絵を床に下して食器棚にあったビーズ・バッグを取って中に押し込めるとハリーとロンにこう告げたのでした。

「フィニアス・ナイジェラスよ」

小さなバッグなのですが「検知不可能拡大呪文」という魔法がかけられているので他の色々な物と同様に額は瞬時にバッグの広大な懐へと消えて行きました。ロンは「えっ?」と訊き返しましたがハリーには判ったのでした。

フィニアス・ナイジェラス・ブラックはグリモールド・プレイス12番地とホグワーツの校長室に掛かっている2つの肖像画の間を行き来できます。今頃スネイプはあの塔の上階の円形の部屋に勝ち誇って座っているに違いない。

ダンブルドアの集めた繊細な銀の計器類や「憂いの篩」に「組み分け帽子」と移動されてなければ「グリフィンドールの剣」を我が物顔に所有しているのだろうとハリーは思いましたがハーマイオニーはこう言ったのでした。

「スネイプはフィニアス・ナイジェラスをこの屋敷に送り込んで偵察させる事ができるわ。でも今そんな事をさせてご覧なさい。フィニアス・ナイジェラスには私のハンドバックの中しか見えないわ」

自分の椅子に戻りながらハーマイオニーはロンにこう解説しました。ロンは「あったまいい!」と言って感心した顔を見せました。ハーマイオニーはスープ皿を引き寄せながら「ありがとう」と礼を言うとにっこりしました。

「それでハリー今日は他にどんな事があったの?」

するとハーマイオニーは今度はこう言ったのでした。

3-2.ハリーの決断
ハリーは「何にも。7時間も魔法省の入口を見張った。あの女は現れない」と答えました。そしてロンには父親のアーサー氏を見た。元気そうだったと告げたのでした。ロンはその報せがうれしいと言いたげに頷いたのでした。

3人とも魔法省に出入りするアーサー氏に話しかけるのは危険過ぎるという意見で一致していました。必ず魔法省の他の職員に囲まれていたからでした。しかし時々こうしてアーサー氏を見かけるとほっとさせられたのでした。

それはたとえアーサー氏が心配そうな緊張した顔をしていてもという事です。ロンによれば父親のアーサー氏がいつも言っていたけど魔法省の役人は大抵は「煙突飛行ネットワーク」で出勤するらしいとの事なんだそうです。

だからきっとアンブリッジを見かけないんだ。絶対歩いたりはしない。何故なら自分が重要人物だと思っているとロンは言うのです。それならあの2人は重要人物じゃないのかと言いたげにハーマイオニーがこう訊きました。

「それじゃあのおかしな年寄りの魔女と濃紺のローブを着た小さい魔法使いはどうだったの?」

ロンが「あの魔法ビル管理部の奴か」と答えるとハーマイオニーが「魔法ビル管理部で働いているって事がどうして判るの?」と訊きロンはアーサー氏が魔法ビル管理部では全員が濃紺のローブを着ると言ったと答えました。

「そんなこと一度も教えてくれなかったじゃない!」

ハーマイオニーはこう言うとハリーが帰って来た時にロンと2人で調べていたメモや地図の束を引き寄せました。そして大慌てであちこちのページをめくりながらそれは問題と言いたげにロンに向かってこう言ったんですよね。

「この中には濃紺のローブの事なんか何にもないわ。何1つも!」

「そんなこと重要か?」と言うロンにハーマイオニーは「どんな事だって重要よ!」と反論しました。魔法省が間違いなく目を光らせているという時に潜入ししかもバレないようにするにはどんな細かい事も重要だそうです。

もう何遍も繰り返し確認し合ったはずよ。あなたが面倒くさいって話さないんだったら何度も偵察に出かける意味がないじゃない。こう抗議をするハーマイオニーに対してロンはこうぼやいて見せたというわけなんですよね。

「あのさあハーマイオニー、僕小さな事を1つ忘れただけで」

これにハーマイオニーは「でもロン判っているんでしょうね。現在私たちにとって世界中で一番危険な場所はどこかと言えば」と言いました。ここでハリーが唐突にハーマイオニーの言葉を遮ったといういうわけですよね。

ここでハーマイオニーは「それは魔法省なの」と言おうとしたようですがハリーはその言葉を遮ると「明日決行すべきだと思うな」とそう言ったのでした。ハーマイオニーは口をあんぐり開けたまま突然動かなくなりました。

ロンはスープで咽ました。

3-3.行動を起こす時が来た
「明日?」と繰り返すとハーマイオニーはハリーに「本気じゃないでしょうね?」と訊いて来ましたがハリーは「本気だ」と答えました。あと1ヵ月魔法省の入口あたりをうろうろした所で今以上に準備が整うとは思えない。

先延ばしにすればするだけロケットは遠ざかるかもしれない。アンブリッジがもう捨ててしまった可能性もある。何しろ開かないからとハリーは明日決行するべきというその理由を説明しました。するとロンがこう言いました。

「ただし開け方を見つけていたら別だ。それならあいつは今取っ憑かれている」

これにハリーは「あの女にとっては大した変化じゃないさ。初めっから邪悪なんだから」と言って肩をすくめました。一方ハーマイオニーは唇を噛んでじっと考え込んでいました。辞めさせる理由を考えているんでしょうね。

ハリーはそんなハーマイオニーに向かって話し続けました。大事な事は全部判った。魔法省への出入りに「姿現わし」が使われていない事は判っている。今はトップの高官だけが「煙突飛行ネットワーク」を使えるそうです。

「無言者」の2人がその事で不平を言い合っているのをロンが聞いた。それに髭の魔法使いが仲間に「ドローレスに呼ばれているから私は1階に行くよ」と言っていたのでアンブリッジの執務室がある場所もだいたい判っている。

それを聞いたのはハーマイオニーで即座に引用しました。ハリーは「その通りだ」と言うと中に入るには変なコインだかチップを使うという事も判っていると言いました。魔女が友達から1つ借りるのをハリーが見たそうです。

「だけど私たちは1つも持ってないわ!」とハーマイオニーが言うとハリーは落ち着いて「計画通りに行けば手に入るよ」と応えました。しかしやはりという感じでハーマイオニーは計画の決行を反対して来たというわけです。

分らない。私には分らない。1つ間違えば失敗に終わりそうな事があり過ぎる。あまりにも運に頼り過ぎているとハーマイオニーは言うのです。そんなハーマイオニーにハリーはこう言い説得を続けたというわけなんですよね。

「あと3ヵ月準備したってそれは変わらないよ。行動を起こす時が来た」

ロンとハーマイオニーの表情からハリーは2人の恐れる気持ちを読み取りました。ハリーにしても自信があるわけではありません。しかしそれでもハリーは「計画を実行に移す時が来た!」という確信があったというわけです。

ハリーたちはこの4週間交替で「透明マント」を着て魔法省の公式な入口を偵察して来ました。父親のアーサー氏が魔法省に勤めていたのでロンはその入口の事を子供の頃から知っていました。魔法省に向かう職員を尾行する。

会話を盗み聞きする。又はじっくり観察したりする。こうして間違いなく毎日同じ時間に1人で現れるのは誰かを突き止めました。時には誰かのブリーフケースから「日刊予言者新聞」を失敬して来る機会もあったんですよね。

徐々にざっとした地図やメモが貯まって今それがハーマイオニーの前に積み上げられているというわけです。

今日の最後に
明日決行すべきだと思うな。行動を起こす時が来た。ロンもハーマイオニーもハリーのその決断に驚きを隠せませんでした。ハリーとて自信があるわけではありません。それでも「計画を実行に移す時が来た!」と確信した。

ハリーが何故そう決心したのかと言えばそれはやはりセブルス・スネイプがホグワーツの校長になりアルバス・ダンブルドアの書斎つまり校長室に足を踏み入れたという事を知ったからに他ならないと私はそう思いますね。

1日も早くそんな状態は解消させたい!それならスネイプを校長室から追放するにはヴォルデモートが魔法省を支配しているという現在の状況を終わらせなければならないというわけです。だからハリーは決心したんですよね。

1日も早くスネイプを校長室から追い出すためにはヴォルデモートの分魂箱を全て見つけ出して破壊しなければならない。だからハリーは「明日決行すべきだと思うな。行動を起こす時が来た」と決心したというわけですよね。

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