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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。


アルバス・ダンブルドア「死の秘宝」編、その2(27)(52回シリーズ)

ハリーたちのテントに近づいて来たのは敵方の死喰い人の一団ではなくむしろ味方で魔法使いが3人と2人の小鬼の一行でした。テッド・トンクス氏にディーン・トーマスとハリーの見知った2人もいました。その会話にも知っている人の名前が続々と出て来ました。(全3項目)

3-1.ビルにジニー・ウィーズリーの名前が
テントの中でハリーは興奮に息を弾ませていました。ハリーとハーマイオニーは顔を見合わせて「これ以上は無理だ」というほどに聞き耳を立てました。ダーク・クレスウェル氏がテッド・トンクス氏にこう問いかけました。

「テッドあの事を聞いていないのか?ホグワーツのスネイプの部屋からグリフィンドールの剣を盗み出そうとした子供たちの事だが」

ハリーの体を電気が走り神経の1本1本を掻き鳴らしました。ハリーはその場に根が生えたように立ちすくみました。ダーク氏のこの問いかけにテッド氏はこう答えました。テッド氏もまた初耳だったというわけなんですよね。

「一言も聞いていない。予言者新聞には載ってなかっただろうね?」

するとダーク氏は「ないだろうな」と言うと笑って「このグリップフックが話してくれたのだが銀行に勤めているビル・ウィーズリーからそれを聞いたそうだ。剣を奪おうとした子供の1人はビルの妹だった」と言ったのです。

ここでビルとジニー・ウィーズリーの名前が出て来ました。ハリーがちらりと目をやるとハーマイオニーもロンもまるで命綱にしがみつくようにして「伸び耳」を握り締めていました。ダーク氏の説明はまだまだ続きました。

「その子と他の2人とでスネイプの部屋に忍び込み剣が収められていたガラスのケースを破ったらしい。スネイプは盗み出した後で階段を下りる途中の3人を捕まえた」

テッド氏は「ああ何と大胆な。何を考えていたのだろう?例のあの人に対してその剣を使えると思ったのだろうか?それともスネイプに対して使おうとでも?」と感想を述べました。これにダーク氏はこう応えたんですよね。

「まあ剣をどう使おうと考えていたかは別としてスネイプは剣をその場所に置いておくのは安全ではないと考えた」

ダーク氏もテッド氏もアルバス・ダンブルドアが遺言でハリーに「グリフィンドールの剣」を譲ると言ったのに当時の魔法大臣ルーファス・スクリムジョールが引き渡しを拒否した事を知らなかったというわけなんですよね。

そこでスネイプは剣をどうしたのか?

3-2.剣を巡る騒動の数々にハリーの事まで
ダーク氏によればそれから数日後「例のあの人」つまりヴォルデモートから許可を貰ったのでスネイプは剣をグリンゴッツに預けるためにロンドンに送った。ここでまた小鬼が笑い出したのでテッド氏はこう言ったのでした。

「何が面白いのか私にはまだ分からない」

するとグリップフックが「贋物だ」と言いテッド氏は「グリフィンドールの剣が!」と驚いたというわけです。それを受けてグリップフックが「ええそうですとも。贋作です」と贋物の剣について詳しく説明したのでした。

よくできているが間違いない。魔法使いの作品なんだそうです。本物は何世紀も前に小鬼が鍛えた物で小鬼製の刀剣類のみが持つある種の特徴を備えているのだそうです。本物のグリフィンドールの剣は行方不明だそうです。

とにかくグリンゴッツ銀行の金庫ではない。グリップフックが最後にこう言いテッド氏は「なるほどそれで君たちは死喰い人にわざわざそれを教えるつもりはないと言うわけだね?」と訊きグリップフックはこう答えました。

「それを教えてあの人たちをお煩わせる理由は全くありませんな」

グリップフックがすましてこう言うと今度はテッド氏とディーンもゴルヌックとダーク氏と一緒に笑ったというわけです。ここでハリーは目を閉じて誰かが自分の訊きたい事を訊いてくれますようにと祈ったというわけです。

するとまるで10分に思えるような1分が経ってディーンが訊いてくれました。ここでハリーはディーンがかつてはジニーと付き合っていた事を思い出して胸がざわつきました。ディーンはこう質問したというわけなんですよね。

「ジニーや他の2人はどうなったの?盗み出そうとした生徒たちの事だけど?」

この問いにグリップフックは「ああ罰せられましたよ。しかも厳しくね」と無関心に答えました。するとテッド氏が急いでこう訊きました。テッド氏とてアーサー氏とビルが騎士団員なのでジニーの事が心配なんでしょうね。

「でも無事なんだろうね?つまりウィーズリー家の子供たちがこれ以上傷つけられるのはご免だよ。どうなんだね?」

グリップフックは「私の知る限りではひどい傷害は受けなかったらしいですよ」とそう答えテッド氏は「それは運がいい。スネイプの経歴を見ればその子供たちがまだ生きているだけでも有難いと思うべきだ」と言いました。

すると今度はダーク氏がテッド氏にそれなら君はあの話を信じているのかと訊きました。それはスネイプがダンブルドアを殺害したという事です。テッド氏は「もちろんだ」と答えたその後にダーク氏にこう訊いたのでした。

「君はまさかポッターがそれに関わっていると思うなんてそんな戯言を言うつもりはないだろうね?」

この問いにダーク氏は「近頃は何を信じていいやら分らない」と呟きました。するとディーンが「僕はハリー・ポッターを知っている。そして僕は彼こそ本物だと思う。選ばれし者なんだ」とそう言ったというわけですよね。

ディーンが「そういう呼び方をしてもいいけど」と言って言葉を終えるとダーク氏はそれはハリーがそうである事を信じたい者は沢山いる。しかし彼はどこにいる?どうやら逃げてしまったじゃないかとそう言ったのでした。

ハリーが我々の知らない事を何か知っているのなら。それともハリーには何か特別な才能があると言うのなら隠れていないで今こそ正々堂々と戦いレジスタンスを集結しているはずだろうとダーク氏はそう言ったんですよね。

さらにダーク氏は「日刊予言者新聞」がハリーに不利な証拠を挙げているとも主張しました。するとそれを聞いてテッド氏は「予言者?」と言ったかと思うと鼻先で笑ったというわけです。つまりは笑止千万というわけです。

3-3.テッド氏がダーク氏に勧めた読み物は?
テッド氏は「ダークまだあんなくだらん物を読んでいるなら騙されても文句は言えまい。本当の事が知りたいならザ・クィブラーを読む事だ」と言いました。突然喉を詰まらせて吐く大きな音と背中を叩く音が聞こえました。

「ザ・クィブラー?ゼノ・ラブグッドのあの能天気な紙屑の事か?」

どうやらダーク氏は魚の骨を引っかけたようでようやく吐き出したらしくこう言いました。するとテッド氏が「近頃はそう能天気でもない。試しに読んでみるといい」とダーク氏に「ザ・クィブラー」を読む事を勧めました。

何でも続けてテッド氏が言うにはゼノフィリウス氏は「日刊予言者新聞」が無視している事柄を全て活字にしているんだそうです。何と最新号では「あの」しわしわ角スノーカックについて一言も触れていないのだそうです。

ただしこのままだと一体いつまで無事でいられるか?そのあたりがテッド氏には分らないとの事でした。しかしゼノ氏は毎号の巻頭ページで「例のあの人」つまりヴォルデモートに反対する魔法使いはハリーを助けるべきだ。

それを第1の優先課題にするべきだとそう書いているんだそうです。するとダーク氏は「地球上から姿を消してしまった男の子を助けるのは難しい」と言いました。そんな弱音を吐くダーク氏にテッド氏はこう言ったのでした。

「いいかねポッターがまだ連中に捕まっていないという事だけでも大したものだ。私は喜んでハリーの助言を受け入れるね。我々がやっている事もハリーと同じだ。自由であり続ける事。そうじゃないかね?」

ダーク氏は「ああまあ君の言う事も一理ある」と重々しく言いました。そして「魔法省と密告者がこぞってポッターを探しているからにはもう今頃は捕まっているだろうと思ったんだが」と言った後に続けてこう言いました。

「もっとももうとうに捕まえてこっそり消してしまったと言えなくもないじゃないか?」

テッド氏は声を落として「ああダークそんな事を言ってくれるな」と言いました。それからはナイフとフォークの音だけで長い沈黙が続きました。その次に話し出した時には一同は「どこで寝るのか?」の協議に入りました。

木があるほうが身を隠しやすいと決めた一行は焚き火を消して再び斜面を登って行きました。話し声は次第に消えて行ったのでした。ハリーにロンとハーマイオニーは「伸び耳」を巻き取りました。黙っているのが難しい。

そんなハリーでしたが口を突いて出て来る言葉は「ジニー」に「剣」だけでした。ハーマイオニーは「判ってるわ!」と言うとまたしてもビーズバッグに手を突っ込みましたが何と今度は片腕を丸々奥まで入れたんですよね。

一体何を出そうとしているのか?

今日の最後に
ジニーを含む3人が校長室から「グリフィンドールの剣」を盗もうとして捕まった。事の発端はハリー17才の誕生日に「隠れ穴」に魔法大臣ルーファス・スクリムジョールがアルバス・ダンブルドアの遺言書を持って訪問した。

ダンブルドアの遺言書にはハリーに「グリフィンドールの剣」を譲ると書かれていましたがスクリムジョールは引き渡しを拒否しました。ダンブルドアがどう決めようとも剣はハリーの専有財産ではないからなんだそうです。

何でも信頼できる歴史的文献によれば剣はそれにふさわしいグリフィンドール生の前に現れるからなのだそうです。でもダンブルドアが遺言書にハリーに譲るとそう書いたのだから剣は本来ハリーの手元になくてはならない。

そう考えたジニーは他の2人と一緒に校長室に侵入して剣を奪いハリーに届けようとしたんでしょうね。でも捕まってしまい結果は失敗に終わりました。その事態を受けてスネイプは剣をロンドンのグリンゴッツに送りました。

ところがそのグリンゴッツに預けられた剣は贋物だった。本物の剣はどこにあるのか分からないとの事でした。そしてその後はハリーの事に話題が移って行きました。そこで登場したのが「ザ・クィブラー」というわけです。

ルーナ・ラブグッドの父親ゼノフィリウス氏が発行しているこの「ザ・クィブラー」は「日刊予言者新聞」が無視している事柄を全て活字にしているのだそうです。最新号では「しわしわ角スノーカック」の記事が一切ない。

ゼノフィリウス氏は毎号の巻頭ページでヴォルデモートに反対する魔法使いはハリーを助ける事を第1の優先課題にするべきだと書いているそうです。しかしダーク・クレスウェル氏はハリーはもう捕まっているかもしれない。

そしてこっそり消されてしまっているかもしれないなんて弱気な事を言っているんですよね。さらに残念ながらテッド・トンクス氏もハリーが目の前にいるというのに確かに生きていると主張する根拠がないというわけです。

そして一同は去って行ったというわけです。

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