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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーは1つの決心をしてそれをハーマイオニーに打ち明けました。打ち明けたのは生まれ故郷であるゴドリックの谷に帰る事でした。ところがハリーが思ってもみなかった理由でハーマイオニーはハリーの決心を受け入れ2人はゴドリックの谷に行く事になったのでした。(全3項目)

3-1.グリフィンドールの剣はゴドリックの谷に?
ビーズバッグからバチルダ・バグショット著の「魔法史」を引っ張り出しページをめくっていたハーマイオニーはお目当ての箇所を探し出しました。そしてハリーにその箇所を読んで聞かせてくれたというわけなんですよね。

何でも1689年に国際機密保持法に署名したその後に魔法族は永久に姿を隠したんだそうです。彼らが集団の中に自らの小さな集団を形成したのはおそらく自然な事だったのだそうです。それは相互に支え守り合うためだった。

魔法使いの家族は多くは小さな村落や集落に引き寄せられてコーンウォール州のティンワースにヨークシャー州のアッパー・フラグリーに南部海岸沿いのオッタリー・セント・キャッチポールなどに集団となって住みました。

上に挙げた所が魔法使いの住む集落としてよく知られているそうです。彼らは寛容な又は「錯乱の呪文」にかけられたマグルたちと共に暮らして来ました。このような魔法使い混合居住地として最も名高いのが問題の村です。

英国西部地方にあるゴドリックの谷は偉大な魔法使いゴドリック・グリフィンドールが生まれた所だと「魔法史」には記され魔法界の金属細工師ボーマン・ライトが最初の金のスニッチを鋳(い)た場所でもあるんだそうです。

墓地は古くからの魔法使いの家族の墓碑銘で埋められていて村の小さな教会にゴーストの話が絶えないのもこれで間違いなく説明がつくとの事だそうです。ここで魔法使いの居住地に関する記述は終わっているのだそうです。

「あなたの事もご両親の事も書いてないわ」

本を閉じながらハーマイオニーがこう言いました。ハーマイオニーが続けて説明する所によればバグショット教授は十九世紀の終わりまでしか書いていないからだそうです。ハーマイオニーはハリーに判った?と訊きました。

ゴドリックの谷。ゴドリック・グリフィンドール。グリフィンドールの剣。ダンブルドアはハリーがこの繋がりに気づくと期待した。したがってハーマイオニーはグリフィンドールの剣はゴドリックの谷にあると言うのです。

3-2.ついにゴドリックの谷に!
実はハリーはゴドリックの谷に行くという提案をした時は剣の事を全く考えていませんでした。ハリーにとって村への誘いは両親の墓であり自分が辛くも死を免れた家やバチルダ・バグショットに惹かれての事だったのです。

しかしハリーはそれをハーマイオニーには打ち明けたくないと思いました。そのため暫く間を置き「ミュリエルの言ってたこと覚えてる?」と切り出しハーマイオニーは「誰の?」と訊き返して来たというわけなんですよね。

「ほら。ジニーの大おばさん。結婚式で君の足首がガリガリだって言った人だよ」

ハリーは「ほら」と言った所で逡巡しました。ロンの名前を口にしたくなかったからです。ハリーのこの言葉を聞いてハーマイオニーは「ああ」と言いました。際どくもロンの名前が見え隠れするのに気づいていたようです。

ハリーは先を急いでそのミュリエルおばさんがバチルダ・バグショットはまだゴドリックの谷に住んでいると言ったんだとハーマイオニーに教えました。ハーマイオニーは「魔法史」の表紙の名前を人差し指でなぞりました。

そして「バチルダ・バグショットが。そうね多分」と言ったかと思うと突然息を呑みました。それは大袈裟な驚きようでハリーは内臓が飛び出しそうになりました。ハリーは杖を抜くなりテントの入口を振り返ったのでした。

入口の布を押し開けている手が見えたのではと思ったのです。でもそこには何もありませんでした。ハリーは半ば怒り半ば安堵しながらハーマイオニーに何故そんなにも突然に息を呑んだのかの理由をこう訊いたんですよね。

「何だよ?一体どうしたっていうんだ?入口のジッパーを開けている死喰い人でも見えたのかと思ったよ。少なくとも」

するとハーマイオニーはハリーに「バチルダが剣を持っていたら?ダンブルドアが彼女に預けたとしたら?」と訊いて来ました。そう問いかけられてハリーは可能性をよく考えてみました。バチルダはもう相当の歳のはずだ。

ミュリエルによれば老いぼれている。ダンブルドアがバチルダに託しグリフィンドールの剣を隠したという可能性はあるのか?もしそうだとすればダンブルドアはかなりな偶然に賭けたとしか思えないとハリーは考えました。

剣を贋物とすり替えた事をダンブルドアは一度も明かさなかったしバチルダと親交があった事すら一言も言わなかったのだから。しかし今は自分の一番の願いにハーマイオニーがこれほどまでに積極的に賛成してくれている。

それならばこのハーマイオニー説に疑義を差し挟むべきではないとハリーは思いハーマイオニーに「うんそうかもしれない!それじゃゴドリックの谷に行くね?」と言いましたがハーマイオニーは何とこう答えたんですよね。

「ええでもハリーこの事は十分に考えないといけないわ」

ハーマイオニーは今や背筋を正していました。再び計画的に行動できる見通しがついた事によりハーマイオニーの気持ちもまたハリーと同じぐらいに奮い立った事がハリーにははっきり判りました。下準備が必要だそうです。

まずは「透明マント」を被ったままで一緒に「姿くらまし」する練習がもっと必要とハーマイオニーは言うのです。それから「目くらまし術」をかけるほうが安全でしょうね。しかもまだそれだけでは足りないんだそうです。

万全を期してポリジュース薬を使うべきだと思う?ともハーマイオニーは訊いて来ました。それなら誰かの髪の毛を取って来なくてはならない。そう言った後でハーマイオニーはやはりそうするべきだとハリーに言いました。

変装は念入りにするに越した事はない。ハリーはハーマイオニーが話すのに任せて間が空くと頷いたり同意したりしながら心のほうは別の所に飛んでいました。こんなに心が躍るのはそれはもう久方ぶりの事だったからです。

それはグリンゴッツにある剣が贋物だと判った時以来でした。

3-3.ついにやって来た!
まもなく故郷に帰るのだ。かつて家族がいた場所に戻るのだ。ヴォルデモートさえいなければゴドリックの谷こそがハリーが育ち学校の休暇を過ごす場所になるはずだったんですよね。友達を家へと招いていたかもしれない。

弟や妹もいたかもしれない。17才の誕生日にケーキを作ってくれるのは母親だったのかもしれない。そういう人生が奪われてしまった場所を訪れようとしている今こそ失われてしまった人生が真に迫って感じた事はなかった。

その夜ハーマイオニーがベッドに入った後にハリーはビーズバッグからそっと自分のリュックサックを引っ張り出し1年生の学期末にハグリッドから貰ったアルバムを取り出しました。そしてこの数カ月で初めて眺めました。

ハリーは両親の古い写真をじっくりと眺めました。ハリーにはもうこれしか遺されていない両親の姿が写真の中からハリーに笑いかけ手を振っていました。ハリーは翌日にもゴドリックの谷に出発をしたいとそう思いました。

しかしハーマイオニーの考えは違っていました。両親の死んだ場所にハリーが戻る事をヴォルデモートは予想しているに違いないと確信していたハーマイオニーは2人とも最高の変装ができたと自信が持てるまで出発しない。

そう固く心に決めていました。そんなわけで丸1週間経ってからクリスマスの買い物をしていた何も知らないマグルの髪の毛をこっそりいただいて「透明マント」を被ったまま「姿くらまし」を完璧にできるよう練習しました。

それができるようになってハーマイオニーはようやく旅に出る事を承知しました。夜の闇に紛れて村に「姿現わし」する計画だったので2人は午後も遅い時間になってからようやくポリジュース薬を飲んだというわけですよね。

ハリーは禿げかかった中年男のマグルにとハーマイオニーは小柄で目立たないその妻に変身しました。全ての所持品が入ったビーズバッグはハーマイオニーが内ポケットに仕舞い込んでコートのボタンをきっちりかけました。

ハリーが「透明マント」を2人に被せてそれから一緒に「姿くらまし」をしました。心臓が激しく喉元を打つのを感じながらハリーは目を開けました。2人は雪深い小道に手を繋いで立っていて空は夕暮れでダークブルーでした。

宵の星がちらちらと弱い光を放ち始めていました。狭い小道の両側にはクリスマス飾りを窓辺に輝かせた小さな家が立ち並んでいました。少し先に金色に輝く街灯が並んでいてそこが村の中心である事を示していたのでした。

ハリーはついにゴドリックの谷にやって来ました。

今日の最後に
実はハリーはゴドリックの谷に行くという提案をした時は剣の事を全く考えていなかった。ハリーにとり村への誘いは両親の墓や自分が辛くも死を免れた家やバチルダ・バグショットに惹かれての事だった。ところがでした。

ゴドリックの谷。ゴドリック・グリフィンドール。グリフィンドールの剣。ダンブルドアはハリーがこの繋がりに気づくと期待した。さらにハーマイオニーはダンブルドアはバチルダ・バグショットに剣を預けたと推測した。

こんなハリーにとっては思ってもみなかった理由でハーマイオニーはハリーが故郷のゴドリックの谷に行く事を賛成してくれました。ハーマイオニーもまた久々に計画的に行動できる機会を得て大いに元気が出たんですよね。

ところがハリーは赴いた故郷のゴドリックの谷でとてつもない重大な試練を抱える事になってしまうんですよね。

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