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ハーマイオニーの怒りは極限に達しハリーもロンもどうする事もできませんでした。ところがロンがジーンズのポケットから「灯消しライター」を取り出して2人に再会できた事の経緯の説明を始めると一転してハーマイオニーはロンの話を聞くようになって・・・(全3項目)

3-1.光の玉がロンを2人のいる所に
「光が僕の中に入って来た」ロンがこう言うのでハリーは聞き違いだと思って「今何て言った?」と訊きました。でもそれはどうやらハリーの聞き違いではなかったようでロンは説明を続けこう言ったというわけなんですよね。

「光が僕のほうにふわふわやって来るみたいでまっすぐ僕の胸のほうに。それから。まっすぐ胸に入って来た。ここさ」

ロンは空いている手の人差し指で光の玉の動きを描いて見せました。そしてロンは「ここさ」と言った後に心臓に近い場所に触れました。ロンは光の玉が入って来たのを感じたんだそうです。光の玉は熱かったのだそうです。

それで自分の中に入った途端にロンは何をすればいいのかが判ったんだそうです。光の玉が自分の行くべき所に連れて行ってくれると判った。そこでロンは「姿くらまし」してあたり一面が雪の山間の斜面に現れたそうです。

「僕たちそこにいたよ。そこで二晩過ごしたんだ。2日目の夜誰かが暗闇の中を動いていて呼んでいる声が聞こえるような気がしてしかたがなかった!」

ロンが「姿現わし」した場所を聞いてハリーがこう言いました。するとロンは「ああうん僕だったかもしれない」と言いました。さらにはハリーとハーマイオニーがかけた保護呪文は効いているとロンはそう言ったのでした。

何故ならロンにはハリーとハーマイオニーが見えなかったし声も聞こえなかったんだそうです。でも絶対に近くにいると思ったのでロンは結局は寝袋に入って2人の内のどちらかが出て来るのを待ったとの事なのだそうです。

テントを荷造りした時には姿をどうしても現わさなくてはならないだろうと思ったからなんだそうです。ところが実はその時ハリーとハーマイオニーは念には念を入れて「透明マント」を被ったまま「姿くらまし」しました。

それにとっても朝早く出発した。それはハリーが言ったように2人とも誰かがうろうろしているような物音を聞いたからだ。ロンが山間の斜面に「姿現わし」したと聞いてハーマイオニーがロンにこう説明したというわけです。

3-2.,今度は一転して熱心に質問するハーマイオニー
それを受けてロンは「うん。僕は1日中あの丘にいた」と言いました。ロンはハリーとハーマイオニーが姿を見せる事を願っていたんだそうです。だけど暗くなって来てきっと2人に会い損ったに違いないとそう思ったそうです。

だからもう一度「灯消しライター」をカチッとやってブルーの光が出て来てロンの中に入った。そこで「姿くらまし」したらここに着いたのだそうです。つまりこことはグロスター州のディーンの森というわけなんですよね。

それでもハリーとハーマイオニーの姿は見えなかった。だからその内にきっと姿を見せるだろうと願うしかロンはなかったんだそうです。そしたら最初に銀色の牝鹿が出て来てその牝鹿を追ってハリーが出て来たんですよね。

「何を見たんですって?」

その牝鹿の話を聞いてハーマイオニーが鋭くこう訊きました。ハリーとロンは何があったかを話しました。銀色の牝鹿と池の剣の話が展開するにつれてハーマイオニーは2人を交互に睨むようにして話に聞き入ったのでした。

話を聞く事に集中するあまり手足をしっかり組むのも忘れるほどでした。そしてハーマイオニーは「でもそれは守護霊に違いないわ!誰がそれを創り出していたか見なかったの?」と訊いた後に矢継ぎ早にこう質問しました。

「誰か見えなかったの?それが剣の場所まであなたを導いたなんて!信じられないわ!それからどうしたの?」

ロンはハリーが池に飛び込む所を見ていた事を話し出て来るのを待っていた事を話し何かがおかしいと気づいて潜ってハリーを救い出した事やそれからまた剣を取りに潜った事を話してロケットを開く所まで話したのでした。

そこでロンが躊躇したのでハリーが割り込み「それでロンが剣でロケットを刺したんだ」と言いました。それを聞いてハーマイオニーは「それで。それでお終い?そんなに簡単に?」と小声で訊いてハリーはこう答えました。

「まあねロケットは。悲鳴を上げた」

ハリーは横目でロンを見ながらこう答えました。

3-3.説明が終わって
そしてハリーは「ほら」と言うと破壊したロケットをハーマイオニーの膝に投げました。ハーマイオニーは恐る恐るそれを拾い上げると穴の空いた窓をよく見たのでした。その様子を見てハリーはもう安全だと判断しました。

ハリーはハーマイオニーの杖を一振りすると「盾の呪文」を解きました。それからロンを見て「人さらいから杖を1本取り上げたって?」と訊きロンはどうやら不意を衝かれたようでその問いに「えっ?」と答えたのでした。

ロンはロケットを調べているハーマイオニーを見つめていたのです。ロンは「あ。ああそうだ」と答えるとリュックサックの留め金を引いて開けそのポケットから短い黒っぽい杖を取り出してハリーにこう言ったんですよね。

「ほら予備が1本あると便利だろうと思ってさ」

ハリーは手を差し出しながら「その通りだよ。僕のは折れた」と言いました。それを聞いてロンは「冗談だろ?」と言いました。その時です。ハーマイオニーが立ち上がりました。ロンはまたも不安そうな顔をしたのでした。

ハーマイオニーは破壊された分魂箱をビーズバッグに入れて再びベッドに這い上がるとそれ以上は一言も言わずそこでじっとしていました。ロンは人さらい一味から奪った杖をハリーに渡し渡されたハリーはこう言いました。

「この程度で済んで良かったじゃないか」

こっそりこう言ったハリーにロンは「ああもっとひどい事も有り得たからな。あいつが僕にけしかけた小鳥のこと憶えてるか?」と言葉を返しました。するとハーマイオニーのくぐもった声が毛布の下から聞こえて来ました。

「その可能性もまだなくなってはいないわ」

しかしハリーはロンがリュックサックから栗色のパジャマを引っ張り出しながらにやっと笑うのを見ました。ロンもハーマイオニーの怒りは取りあえず静まったのだからそれはもう絶対ないだろうとそう思ったんでしょうね。

最後に
ハリーとハーマイオニーはダンブルドアがゴドリックの谷に住むバチルダ・バグショットにグリフィンドールの剣を預けたのではとそう考えゴドリックの谷に行きました。しかし残念ながら2人の推測は外れていたんですよね。

2人はヴォルデモートが仕掛けていた罠に嵌り危うく殺害されそうになる寸前にゴドリックの谷を脱出しました。ハーマイオニーが放った「爆発呪文」が命中しハリーの柊と不死鳥の杖は折れてしまいハリーは杖を失いました。

ハリーとハーマイオニーはゴドリックの谷に行った事を心底後悔しました。ところがハリーの杖が折れた事でそれがロンを2人の元に呼び寄せる結果へと繋がったのです。ハーマイオニーはこの時にロンの名前を口にしました。

その声がロンがダンブルドアから遺贈された「灯消しライター」から聞こえてロンはハリーにハーマイオニーとこうして再会をする事ができました。それだけでなく「灯消しライター」はハーマイオニーの怒りも静めました。

ロンが一体どうやってこの「灯消しライター」を使ってハリーにハーマイオニーと合流して再会する事ができたのかの事の経緯を説明しているその内にハーマイオニーの怒りもまた静まってしまったというわけなんですよね。

まさに「灯消しライター」のお陰で万事が解決したというわけですよね。
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