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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

先週まで「13週間・52回」に渡って第7巻「死の秘宝」のアルバス・ダンブルドアをやっていたので長いシリーズが続いて少々心苦しいのですが毎年7月はこれをやる事になっているので今日から「6週間・24回」に渡ってハリーが5年生の夏休みの後半をどう過ごしたのかをお伝えする事にします。(全3項目)

3-1.厨房を出て寝室に
グリモールド・プレイス12番地の不死鳥の騎士団の本部の厨房で騎士団の活動内容の説明を受けていたハリーでしたがウィーズリーおばさんの「もう沢山!今すぐベッドに行きなさい。全員です」の一言で終了したのでした。

おばさんは説明を聞いていたハリーにロンとハーマイオニーとフレッドにジョージの後からむっつりと階段を上がりました。最初の踊り場に着くと「まっすぐベッドに行くんですよ。おしゃべりしないで」と言ったのでした。

「明日は忙しくなるわ。ジニーは眠っていると思います。だから起こさないようにしてね」

さらにおばさんはこう言いましたが最後のジニーに関する言葉はハーマイオニーに向かって言いました。ハーマイオニーがお休みを言って別れ他の一同が上の階に上る時フレッドが小声でこう言ったというわけなんですよね。

「眠ってる。ああ絶対さ。ジニーは目をばっちり開けて寝てる。下でみんなが何を言ったかハーマイオニーが全部教えてくれるのを待ってるさ。もしそうじゃなかったら俺レタス食い虫並みだ」

2つ目の踊り場で2人の部屋を指差しおばさんが「さあ。ロン。ハリー。寝なさい。2人とも」と言いました。ハリーとロンはフレッドとジョージに「お休み」と挨拶してフレッドは「ぐっすり寝ろよ」と言いウィンクしました。

おばさんはハリーが部屋に入ると勢いよく扉を閉めました。まるで「おしゃべりは許しません。絶対に駄目です」と態度で示しているようですね。寝室はハリーが最初に見た時よりも一段と暗くてじめじめしていたのでした。

絵のないカンバスはまるで姿の見えない絵の主が眠っているかのようにゆっくり深い寝息を立てています。ハリーはパジャマに着替えてメガネを取りひやっとするベッドに潜り込みました。そこには2羽のふくろうもいました。

洋箪笥の上でヘドウィグとピッグウィジョンがカタカタ動き回り落ち着かない様子で羽を擦り合わせていたのでロンはおとなしくさせるために「ふくろうフーズ」を投げてやりました。それからその理由をこう説明しました。

「あいつらを毎晩狩りに出してやるわけにはいかないんだ。ダンブルドアはこの広場のあたりであんまり沢山ふくろうが飛び回るのはよくないって。怪しまれるから」

こう言った後にロンは「あそうだ。忘れてた」と言うと扉の所まで行って鍵を掛けました。それを見てハリーが「どうしてそうするの?」と訊くとロンは明かりを消しながらハリーに鍵を掛ける理由をこう説明したのでした。

「クリーチャーさ。僕がここに来た最初の夜クリーチャーが夜中の3時にふらふら入って来たんだ。目が覚めた時あいつが部屋の中をうろついてるのを見たらさ。まじ嫌だぜ。ところで」

ここでロンが例の話を切り出して来ました。

3-2.ハリーにロンとフレッドとジョージの4人で
ロンはベッドに潜り込んで上掛けをかけ暗い中でハリーのほうを向きました。煤けた窓を通して入って来る月明かりでハリーはロンの輪郭を見る事ができました。ロンはハリーに「どう思う?」と訊いて来たというわけです。

ロンが何を訊いたのかを訊き返す必要もありませんでした。ハリーは厨房で聞いた事を思い出しながらロンに自分たちが考えつかないような事はあんまり教えてくれなかったと言いました。さらに続けてこう言ったのでした。

「つまり結局何を言ったかというと騎士団が阻止しようとしてるってこと。みんながヴォルデモートに与(くみ)するのを」

するとハリーが「ヴォル」とまで言った所でロンが突然息を呑む音がしました。ハリーは言い切ったその後ロンに「いつになったらあいつの名前を言えるようになるんだい?シリウスもルーピンも言ってるよ」と言いました。

「うん君の言う通りだ。みんなが話した事は僕たちだいたいもう知ってた。伸び耳を使って。ただ1つだけ初耳は」

ロンは未だに「ヴォルデモート」の名前が言えない事は無視しこう言葉を返しました。すると言葉の途中で「バシッ」と音がしてロンは「あいたっ!」と声を上げました。フレッドとジョージが「姿現わし」して来たのです。

「大きな声を出すなよロン。ママが戻って来るじゃないか」

こう言うフレッドかジョージにロンが「2人とも僕の膝の上に姿現わししてるぞ!」と抗議して「そうかまあ暗いとこじゃ少し難しいもんだ」と応えました。フレッドとジョージはロンのベッドから飛び降りたというわけです。

2人のぼやけた輪郭がロンのベッドから降りるのをハリーは見ていました。今度はハリーのベッドのバネが呻くような音を出すとベッドが沈み込みました。ジョージがハリーの足元に座ったのです。急き込んでこう訊きました。

「それでもう判ったか?」

これにハリーが「シリウスが言ってた武器のこと?」と言って今度はロンの隣に座ったフレッドが「うっかり口が滑ったって感じだな。愛しの伸び耳でもそいつは聞かなかったな?そうだよな?」とうれしそうに言いました。

ハリーが「何だと思う?」と訊くとフレッドが「何でもありだな」と答えました。そこにロンが口を挟んでだけど「死の呪文」より恐ろしいものなんて有り得ないだろう?死ぬよりも恐ろしいものなんてあるかと訊きました。

何か一度に大量に殺害できるものかもしれないとジョージが意見を述べました。するとロンが何かとっても痛い殺害方法かもと怖そうに言いました。ロンが言った事を聞いてハリーがこう言ってロンの説を否定したのでした。

「痛めつけるなら磔呪文が使えるはずだ。奴にはあれより強力なものはいらない」

それから暫くの間はみんな黙っていました。3人が自分と同じように「一体その武器がどんな恐ろしい事をするのか?」とそう考えているのだとハリーには判りました。そして沈黙を破って問いかけて来たのはジョージでした。

「それじゃ今は誰がそれを持ってると思う?」

3-3.ウィーズリーおばさんがやって来て
ジョージの問いにロンが「僕たちの側にあればいいけど」と若干心配そうに言いました。つまりロンはどうやらこちら側にはないと思っているというわけですね。それにフレッドがこう応えました。少し楽観的な見解でした。

「もしそうなら多分ダンブルドアが持ってるな」

ロンが即座に反応をして「どこに?ホグワーツか?」と訊きました。この問いにジョージが「きっとそうだ。賢者の石を隠した所だし」と答えましたがロンが「だけど武器はあの石よりずっと大きいぞ!」と言ったのでした。

するとフレッドが「そうとは限らない」と言ってジョージが補足するように「うん。大きさで力は測れない」と言った後に「ジニーを見ろ」と言うのでハリーが「どういうこと?」と訊くとジョージがこう答えたんですよね。

「あの子のコウモリ鼻糞の呪いを受けた事がないだろう?」

しかしここでフレッドがベッドから腰を浮かしながら「シーッ静かに!」と言いました。一同は静かになりました。階段を上って来る足音がします。その足音を聞いてジョージが「ママだ」と言いました。そしてすぐでした。

間髪を入れず「バシッ」と大きな音がしてハリーはベッドの端から重みが消えたのを感じました。2~3秒後には扉の外で床が軋む音が聞こえました。おばさんがハリーとロンがしゃべっていないか聞き耳を立てているのです。

ヘドウィグとピッグウィジョンが哀れっぽく鳴きました。床板がまたも軋んでおばさんがフレッドとジョージを調べに上って行く音が聞こえたのでした。するとロンがハリーに悔しそうにこう言ったというわけなんですよね。

「ママは僕たちのこと全然信用してないんだ」

ハリーは到底眠れそうにないと思いました。今夜は考える事があまりにも色々と起こって何時間も悶々として目を覚ましているだろうとそう思いました。ハリーはロンと話を続けたいと思いました。しかしそれは駄目でした。

ウィーズリーおばさんがまたしても床を軋ませながら階段を下りて行く音がしていたからです。おばさんが行ってしまうと何か別の脚が何本もある生き物が階段をカサコソと上がって来る音をハリーははっきりと聞きました。

寝室の外を駆け回っています。到底今夜は眠れそうにない。そう思ったハリーでしたが思いとは裏腹にハリーはいつのまにか眠っていたのでした。魔法生物飼育学の教師のハグリッドが夢の中でハリーにこう言ったのでした。

「どうだ美しいじゃねえか。え?ハリー?今学期は武器を勉強するぞ」

今日の最後に
昨年このシリーズは第5巻「不死鳥の騎士団」前編という事で冒頭章から第5章までやったので後編の今年は第6章から第9章までをやるという事になります。つまりハリーが騎士団の本部に入った夜から夏休み最終日までです。

ロンドンのグリモールド・プレイス12番地の不死鳥の騎士団の本部に入ったハリーは夕食後に騎士団の活動内容の説明を受ける事になりました。その説明の中でフレッドとジョージが初耳だと言ったのが「武器」の話でした。

それは何故かと云うとこの「武器」の事をシリウスとルーピンを含む騎士団員が知ったのがそもそも今夜だったからです。ハリーが本部に入ったその日に厨房で極めて重要な会議が行われそれを報告したのはスネイプでした。

この「武器」とは一体何なのか?ハリーは今学期一杯かけてこの謎を追求する事になるのですがハリーにロンとフレッドにジョージがこの「武器」について話し合っている場面を今改めて読み返してみると興味深いですよね。

自分たちの側にあればいいけどと言うロンにフレッドがもしそうなら多分ダンブルドアが持っているとか「賢者の石」を隠した所だからその「武器」もホグワーツに隠してあるとここの所は思いっ切り的外れな推測ですよね。

だけど「武器」は「賢者の石」よりずっと大きいと言うロンにフレッドとジョージが「そうとは限らない」とか「大きさで力は測れない」と言っています。2人のこのあたりの推測は「なかなか鋭い!」という感じですよね。

どっちにしろハリーにロンとフレッドとジョージにとってこの「武器」は想像の域を超えた代物なんですよね。

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