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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

無罪放免になった喜びも束の間で地下9階で魔法大臣コーネリウス・ファッジと死喰い人のルシウス・マルフォイ氏が親密に話しているのをハリーは見てしまいました。アーサー氏に送られてハリーはグリモールド・プレイス12番地に帰って来て出迎えた一同はそれはもう大喜びだったのですが・・・(全3項目)

3-1.エレベーターでアトリウムに
魔法省の地下9階に魔法大臣コーネリウス・ファッジとルシウス・マルフォイ氏がいるのを見てハリーがアーサー氏に「2人の私的な事って一体何があるの?」と訊くとアーサー氏は「金貨だろう」と怒ったように言いました。

アーサー氏が言う所によればルシウス・マルフォイ氏は長年あらゆる事に気前よく寄付して来たんだそうです。いい人脈が手に入る。そうすれば都合の悪い法律の通過を遅らせるなど有利な計らいを受けられるのだそうです。

ルシウス・マルフォイって奴はいいコネを持っているそうです。アーサー氏がそんな事を話しているとエレベーターが来ました。メモ飛行機の群れ以外は誰も乗っていません。アーサー氏はアトリウムのボタンを押しました。

扉が閉まる間メモ飛行機が頭の上をハタハタと飛ぶのでアーサー氏は煩わしそうに払い退けていました。ハリーは考えながらアーサー氏にこう訊きました。もしファッジがマルフォイみたいな死喰い人と1人で会っていたら?

ファッジが死喰い人たちに「服従の呪文」をかけられていないと言えるのか?ハリーのこの問いにアーサー氏は「我々もそれを考えなかったわけではないよ」とひっそりと答えました。今の所はそれはないとの事だそうです。

ダンブルドアはファッジは自分の考えで動いていると考えているそうです。しかしダンブルドアが言うにはそれだから安心というわけではないんだそうです。しかしアーサー氏はこれでハリーへの説明を打ち切ったのでした。

今はこれ以上話さないほうがいいとの事です。エレベーターの扉が開いてハリーとアーサー氏はアトリウムに出ました。今はほとんど誰もいませんでした。守衛のエリックは「日刊予言者新聞」の陰に埋もれていたのでした。

金色の噴水をまっすぐに通り過ぎた途端にハリーは思い出しました。ホグワーツを退学にならなかったら「魔法族の和の泉」に10ガリオン入れようとそう考えていたのです。ハリーはアーサー氏に「待ってて」と言いました。

そしてポケットから巾着を取り出し噴水に戻りました。

3-2.グリモールド・プレイス12番地に
ハリーはハンサムな魔法使いの顔を見上げました。しかし近くで見るとどうも弱々しい間抜けな顔だとハリーは思いました。一方魔女のほうはまるで美人コンテストのように意味のない笑顔を見せていたというわけですよね。

ハリーの知っている小鬼やケンタウルスたちはどう考えてもこんな風におめでたい顔でうっとりヒト族を見つめたりはしません。這いつくばったへつらいの態度の屋敷しもべ妖精だけが真実味がありました。それでもでした。

この屋敷しもべ妖精の像を見たらハーマイオニーが何と言うだろうと独り笑いしながらハリーは巾着を逆さまにして10ガリオン所か中身をそっくり泉に入れてしまったのでした。そしてハリーは12番地に戻って来たのでした。

「思った通りだ!君はいつだってちゃんと乗り切るのさ」

ロンが空中にパンチをかませながらこう言いハリーが厨房に入って来た時には心配で卒倒しそうだったハーマイオニーが今度は震える手で目頭を押さえながら「無罪で当然なのよ」と言うとこうも言ったというわけですよね。

「あなたには何の罪もなかったんだから。なーんにも」

ハリーは「僕が許されるって思っていた割にはみんな随分ほっとしてるみたいだけど」と突っ込みを入れつつもにっこり笑顔を漏らさずにはいられなかったのでした。ウィーズリーおばさんも顔をエプロンで拭っていました。

そしてフレッドにジョージとジニーは戦いの踊りのような仕種をしながら「ホーメン・ホーメン・ホッホッホー」と歌っていました。そんな3人を「沢山だ!辞めなさい!」と怒鳴りながらもアーサー氏も笑っていたのでした。

ここでアーサー氏がルシウス・マルフォイ氏が魔法省にいたと告げるとシリウスは「なにぃ?」と鋭い声を出しました。フレッドにジョージとジニーは相も変わらず「ホーメン・ホーメン・ホッホッホー」と歌っていました。

アーサー氏は「3人とも静かにせんか!」と再び注意してシリウスに「そうなんだ。地下9階でファッジと話しているのを私たちが目撃した。それから2人は大臣室に行った。ダンブルドアに知らせておかないと」と言いました。

シリウスは「その通りだ。知らせておく。心配するな」と応えました。するとアーサー氏は「さあ私は出かけないと。ベスナル・グリーンで逆流トイレが私を待っている」と言いウィーズリーおばさんにこう言ったのでした。

「モリー帰りが遅くなるよ。トンクスに代わってあげるからね。ただキングズリーが夕食に寄るかもしれない」

アーサー氏がこう言っている最中もフレッドにジョージとジニーは「ホーメン・ホーメン・ホッホッホー」と歌っていました。アーサー氏が厨房を出て行くとおばさんはそんな3人に「いい加減になさい」と注意したのでした。

そして「ハリーさあ座って頂戴。何かお昼を食べなさいな。朝はほとんど食べていないんだから」と言いハリーが座るとロンとハーマイオニーが向かい側に腰掛けました。ここでこんなに幸せそうな顔を見たのは初めてです。

こことはもちろんグリモールド・プレイス12番地です。ハリーもルシウス・マルフォイ氏との出会いで若干萎んでいた有頂天な安堵感が再び盛り上がって来ました。陰気な屋敷が急に暖かく歓迎をしているように感じました。

騒ぎを聞きつけて様子を探りに厨房に鼻を突っ込んだクリーチャーでさえも普段より醜くないように思えたのでした。

3-3.やはり手放しでは喜べない?
マッシュポテトをみんなの皿に山盛りに取り分けながらロンがうれしそうに「もちダンブルドアが君の味方に現れたら奴らは君を有罪にできっこないさ」と言いました。ロンにそう言われハリーもこう言葉を返したのでした。

「うんダンブルドアのお陰で僕が有利になった」

ここでもし「僕に話しかけて欲しかったのに。せめて僕を見てくれるだけでも」なんて言ったりしたらとても恩知らずだし子供っぽく聞こえるだろうと思ったのでハリーは口にするのを踏み止まったというわけなんですよね。

そう考えた時ハリーは額の傷痕が焼けるように痛んで思わずパッと手で覆いました。ハーマイオニーが驚いたように「どうしたの?」と訊いて来ました。ハリーは「傷が」口ごもりましたが思い直したようにこう言いました。

「でも何でもない。今じゃしょっちゅうだから」

ハーマイオニー以外は誰も気づきません。誰も彼もがハリーの吉報を喜びつつ食べ物を取り分けていました。フレッドにジョージとジニーはまだ歌っていました。ハーマイオニーは少し心配そうでしたがもう何も言いません。

「ダンブルドアはきっと今晩来るよ。ほらみんなとお祝いするのにさ」

ハーマイオニーが何も言えないでいる内にロンがこう言いました。するとウィーズリーおばさんが巨大なローストチキンの皿をハリーの前に置きながらこう言ったのでした。フレッドにジョージとジニーはまだ歌っています。

「ロンいらっしゃれないと思いますよ。今はとってもお忙しいんだから」

それを邪魔するように「ホーメン・ホーメン・ホッホッホー」と歌声が流れたのでおばさんは「お黙り!」と吠えました。このようにウィーズリー家の面々は大喜びだったのですが実は喜んでいない人がいたというわけです。

数日が経ちハリーはこのグリモールド・プレイス12番地に自分がホグワーツに帰る事を心底喜んではいない人間がいる事に気づかないわけにはいきませんでした。それはこの12番地の屋敷の家主で名付け親のシリウスでした。

シリウスは最初にこの吉報を聞いた時はハリーの手を握りみんなと同じように笑顔を見せてうれしそうな様子を見事に演じて見せました。しかしまもなくシリウスは以前よりも塞ぎ込んで不機嫌になってしまったんですよね。

そのためハリーとさえもあまり話さなくなりました。そして母親が昔使っていた部屋にますます長い時間バックビークと一緒に閉じこもるようになりました。数日後ハリーはロンとハーマイオニーと4階の掃除をしていました。

カビだらけの戸棚を擦りながらハリーは2人に自分の気持ちの一端を打ち明けたというわけなんですよね。

今日の最後に
こうしてハリーは8月12日に魔法省の10号法廷で執り行われた懲戒尋問で無罪放免を勝ち取りグリモールド・プレイス12番地に帰って来ました。しかしだからといって必ずしも手放しで喜べる状況ではなかったというわけです。

魔法省の地下9階で魔法大臣コーネリウス・ファッジと死喰い人のルシウス・マルフォイ氏が一緒にいるのを見てしまいました。さらに実は名付け親のシリウスがハリーの無罪放免を喜んではいなかったなんて事もありました。

加えて厨房で昼食を取っている時に額の傷痕が焼けるように痛みました。つまりそれはヴォルデモートの元に何らかの知らせが入りヴォルデモートが激しい感情を抱いたという事を意味しますよね。何だったんでしょうね?

まず第1に考えられるのは魔法大臣コーネリウス・ファッジと会ったルシウス・マルフォイ氏がファッジは相変わらずハリーとダンブルドアが主張しているヴォルデモートの復活を信じていないと報告して喜んだという事です。

第2には地下9階の神秘部の入口に見張り当番でいた不死鳥の騎士団のメンバーのスタージス・ポドモアに「服従の呪文」をかける事に成功したとルシウス・マルフォイ氏に報告されてそれを喜んだという事が考えられますね。

スタージス・ポドモアは9月1日の新学期初日にハリーの警備をするために12番地に来るはずだったのに来ませんでした。その後魔法省の最高機密の部屋に押し入ろうとして捕まりアズカバン6ヵ月収監の刑を言い渡されました。

私は8月12日にルシウス・マルフォイ氏が魔法省の地下9階に来たのはその時神秘部の入口を見張っていた騎士団員に「服従の呪文」をかけるためだったとそう思いますね。それは例の予言球を奪わせるためだったんですよね。

結果はスタージス・ポドモアは捕まってアズカバンに送られた。つまりは失敗に終わったというわけなんですよね。

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