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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

何とロンが監督生に任命されました。フレッドもジョージもさらにはハーマイオニーもまたハリーが本命と予想していたようでハリーがロンのバッジを持っているのを見て「そうだと思った!」と言いました。母親のウィーズリーおばさんに至っては夢想だにしなかったようで・・・(全3項目)

3-1.ロンが監督生に
ロンが監督生?フレッドは「間違いだろ」と言うとロンの握っている手紙をひったくって透かし模様を確かめるかのように光にかざして見ました。それから「正気でロンを監督生にする奴ぁいないぜ」とそう言ったのでした。

フレッドとジョージは頭を同時に動かしてハリーをじっと見つめると「君が本命だと思ってた」と言いました。フレッドはまるでハリーがみんなを騙したんだろうという調子でジョージは怒ったようにこう言ったんですよね。

「ダンブルドアは絶対君を選ぶと思った」

これに応えるようにフレッドが「三校対抗試合に優勝したし!」と言いましたがそんなフレッドにジョージが「ぶっ飛んだ事が色々あったのがマイナスになったかもな」と言ってフレッドが考えるようにこう言ったのでした。

「そうだな。うん相棒。君はあんまり色々トラブルを起こし過ぎたぜ。まあ少なくともご両人の内1人は何がより大切か判ってたってこった」

フレッドは大股でハリーに近づくと背中をバンと叩きました。一方ロンには軽蔑したような目つきをしました。そしてジョージは「監督生。ロニー坊やが監督生。おうおうママがむかつくぜ」と呻くように言ったのでした。

そう言う前にジョージは監督生のバッジをまるで自分を汚すかのようにロンに突き返したのでした。その当のロンはまだ一言も口を利いていませんでした。突き返された監督生のバッジを受け取ると一瞬それを見つめました。

それから本物かどうかを確かめてくれとでも言いたげに無言でハリーに差し出しました。ハリーは監督生バッジを手にしました。グリフィンドールのライオンのシンボルの上に大きく「P」の文字が書かれていたんですよね。

これと同じようなバッジがパーシーの胸にあったのをハリーはホグワーツに入学した最初の日に見ていました。

3-2.誰もが全くの予想外
するとそこに扉が勢いよく開いてハーマイオニーが頬を紅潮させ髪をなびかせて手には封筒を持って猛烈な勢いで入って来ました。そして「ねえ。貰った?」と言うとハリーが手にした監督生バッジを見て歓声を上げました。

それから興奮して自分の封筒をひらひら振りながら「そうだと思った!私もよハリー私も!」と言いました。ハーマイオニーもまたフレッドにジョージと同様にハリーが監督生に選ばれるとそう予想していたというわけです。

そんなハーマイオニーにハリーはバッジをロンの手に押しつけながら急いで「違うんだ。ロンだよ。僕じゃない」と言ってハーマイオニーは驚いて「誰。えっ?」と言いハリーは「ロンが監督生。僕じゃない」と言いました。

ハーマイオニーは口をあんぐりと開けて「ロン?でも。確かなの?だって」と言いましたがロンが挑むような表情で見るのでハーマイオニーは赤くなりました。そんなハーマイオニーにロンがこう言ったというわけですよね。

「手紙に書いてあるのは僕の名前だ」

ハーマイオニーは当惑し切った顔をして言葉を途切れがちにして「私。私。えーと。わーっ!ロンおめでとう!本当に」と言いました。ジョージもそんなハーマイオニーと同じ気持ちと言いたげにこう言って頷いたのでした。

「予想外だった」

ハーマイオニーはますます赤くなり「違うわ。ううんそうじゃない。ロンは色んな事を。ロンは本当に」と言いました。まだまだハリーではなくロンが監督生になったと聞き気持ちが落ち着かないといった所なんでしょうね。

扉が再び開き今度はウィーズリーおばさんが洗濯したてのローブを山のように抱えて後ろ向きに入って来ました。おばさんはこう言うとベッドのほうに洗濯物を運びローブを2つに分けながらみんなの封筒に目を走らせました。

「ジニーが教科書リストがやっと届いたって言ってたわ」

それからおばさんは在校生一同に封筒を自分に頂戴と言いました。午後からダイアゴン横丁に行ってみんなが荷造りをしている間に教科書を買って来てあげるというのです。そう言うとおばさんはロンにこう言ったのでした。

「ロンあなたのパジャマも買わなきゃ。全部20センチ近く短くなっちゃって。お前ったら何て背が伸びるのが早いの。どんな色がいい?」

おばさんの「どんな色がいい?」の問いにジョージが「赤と金にすればいい。バッジに似合う」と言ってニヤニヤしました。おばさんは栗色の靴下を丸めてロンの洗濯物の山に載せながら気にも止めずにこう訊き返しました。

「何に似合うって?」

おばさんも全くの予想外だったというわけです。

3-3.大喜びのウィーズリーおばさん
「バッジだよ。新品ピッカピカの素敵な監督生バッジさ」嫌な事は早く済ませてしまおうという雰囲気でフレッドがこう言いました。フレッドの言葉がパジャマの事で一杯のおばさんの頭を貫くのに少し時間がかかりました。

「ロンの。でも。ロンまさかお前」

今度はおばさんが当惑し言葉を途切れがちにする番でした。ロンがバッジを掲げるとおばさんはハーマイオニーと同じような悲鳴を上げました。ロンが監督生バッジを掲げたのを見ておばさんはこう歓喜の声を漏らしました。

「信じられない!信じられないわ!ああロン何て素晴らしい!監督生!これで子供たち全員だわ!」

おばさんが最後に子供たち全員だと言うのでジョージはふて腐れて「俺とフレッドは何なんだよ。お隣さんかい?」と言いました。おばさんはそんなジョージを押し退けて末息子のロンを抱き締めたというわけなんですよね。

「お父さまがお聞きになったら!ロン母さんは鼻が高いわ。何て素敵な知らせでしょう。お前もビルやパーシーのように首席になるかもしれないわ。これが第一歩よ!ああこんな心配事だらけの時に何ていい事が!」

おばさんは最後に「母さんはうれしいわ。ああロニーちゃん」と言って感嘆の言葉を締め括りました。後ろではフレッドとジョージが吐く真似をしていましたがおばさんは全く気づかずロンの首にしっかり両腕を回しました。

そして顔中にキスしました。ロンの顔はバッジよりも鮮やかな赤に染まりロンは母親を押し退けようとしながら「ママ。辞めて。ママ落ち着いてよ」とモゴモゴ言いました。おばさんはロンを放し息を弾ませこう言いました。

「さあ何にしましょう?パーシーにはふくろうをあげたわ。でもお前はもう1羽持ってるしね」

ロンは自分の耳が到底信じられないという顔をして「な何のこと?」と訊きました。おばさんは可愛くて堪らないといった面持ちで「ご褒美をあげなくちゃ!素敵な新しいドレス・ローブなんかどうかしら?」と言いました。

するとフレッドがそんな気前のいい事をしたのを心から後悔しているという顔で無念そうに「僕たちがもう買ってやったよ」と言ったというわけなんですよね。

今日の最後に
フレッドもジョージもそしてさらにはハーマイオニーもハリーが監督生になるとそう思っていてロンがなった事には3人とも大いに驚き当惑したというわけです。加えて他ならぬ当の本人のロン自身がひどく驚いたんですよね。

ハリーが監督生に任命される理由としてフレッドが挙げたのが三大魔法学校対抗試合の代表選手になり優勝したという事でした。それにハリーにはダンブルドア校長のお気に入りというのもあるので尚更というわけですよね。

でもハリーが三校対抗試合に優勝したのはポリジュース薬でマッド・アイ・ムーディに成り済ました死喰い人のバーテミウス・クラウチ・ジュニアがハリーが優勝できるよう誘導していたので割り引かれて然るべきですよね。

ダンブルドアもマクゴナガル先生もクラウチ・ジュニアが真実薬を飲んで全てを告白する所を見ているのでその事を知っています。ロンも比較的優秀な成績なので任命するのに特に問題はないので監督生にしたんでしょうね。

もちろんハーマイオニーが背中を叩いているというのは否めない事実ですがロンはふくろう試験は「7ふくろう」つまり7科目合格ですからダンブルドアもマクゴナガル先生もロンが監督生で構わないとそう判断したんでしょう。

さらに驚きと当惑を隠せなかったのが母親のウィーズリーおばさんです。おばさんも監督生になる我が子はパーシーが最後だとそう思っていてロンとジニーには全く期待していませんでした。だから尚更うれしかったのです。

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