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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

父親のジェームズが監督生ではなかったと知ってパーティが急に楽しく感じられるようになったと思ったら今度はハリーはフレッドとジョージに悪戯専門店の開業資金を提供した事で後悔の念に駆られる事となってしまいました。すると1人になったハリーにマッド・アイ・ムーディが声を掛けて来て・・・(全3項目)

3-1.マッド・アイ・ムーディに声を掛けられて
するとそんな1人でいるハリーにマッド・アイ・ムーディが「元気かポッター?」と低い声で訊いて来てハリーは「うん元気」と嘘をつきました。ムーディは魔法の目でハリーを横睨みしながら携帯瓶からぐいっと飲みました。

「こっちへ来い。お前が興味を持ちそうな物がある」

ムーディはこう言うとローブの内ポケットから古くてボロボロの写真を1枚引っ張り出して来て「不死鳥の騎士団創立メンバーだ」と唸るように言いました。昨夜「透明マント」の予備を探している時に見つけたんだそうです。

スタージス・ポドモアが礼儀知らずにもムーディの一張羅マントを返してくれないんだそうです。みんなが見たがるだろうと思い持って来たのだそうです。ハリーが写真を手に取ると小さな集団がハリーを見つめ返しました。

何人かはハリーに手を振り何人かは乾杯をしました。ムーディは自分を指して「わしだ」と言いました。指す必要はありませんでした。写真のムーディは見間違える事などありませんでした。ただ若干違った所はありました。

今ほど白髪ではなく鼻はちゃんとついていました。ムーディは「ほれわしの隣がダンブルドア反対隣がディーダラス・ディグルだ」と写真に載っている騎士団の創立メンバーの紹介を始めて次にはこう言ったというわけです。

「これは魔女のマーリン・マッキノン。この写真の2週間後に殺された。家族全員殺られた。こっちがフランク・ロングボトムと妻のアリス」

既にむかむかしていたハリーの胃がアリス・ロングボトムを見て強く捻じれました。一度も会った事がないのにこの丸くて人懐っこそうな顔は知っていたからです。息子のネビルそっくりだったからというわけなんですよね。

3-2.ムーディとすれ違う気持ちと思い
このロングボトム夫妻の事をムーディは「気の毒な2人だ。あんな事になるなら死んだほうがましだ」と言いました。そして「もう会ってるな?」と言って紹介したのが先発護衛隊の1人のエメリーン・バンスだったんですよね。

そして次に紹介したのが言わずもがなのリーマス・ルーピンでその次はベンジー・フェンウィックでした。この人も殺害され死体の欠片しか見つからなかったんだそうです。ムーディは写真を突きながらこう言ったのでした。

「ちょっと退いてくれ」

写真サイズの小さな姿たちが脇に退けてそれまで半分陰になっていた姿が前に移動しました。そうしてムーディが次に紹介したのがアメリア・ボーンズの弟のエドガー・ボーンズで本人もその家族も殺害されたのだそうです。

素晴らしい魔法使いだったそうです。そしてムーディが「何と若いな」と感想を漏らしたのがスタージス・ポドモアでした。その次に紹介したのはキャラドック・ディアボーンでこの写真から6ヵ月後に消えたとの事でした。

遺体は見つからなかったんだそうです。そしてその次が紛れもなくいつもおんなじのハグリッドでした。さらに次に紹介したのがムーディが「こいつにもお前は会ったはずだ」と言ったエルファイアス・ドージだったのです。

この人も先発護衛隊の1人でした。ムーディはこの人を見て「あの頃こんな馬鹿馬鹿しい帽子を被っとったのを忘れておったわ」と評しました。その次にムーディが紹介したのがギデオン・プルウェットという魔法使いでした。

この人と弟のフェービアンを殺害するのに死喰い人が5人も必要だったのだそうです。雄々しく戦ったんだそうです。ここでムーディは再び「退いてくれ。退いてくれ」と写真の小さな姿が動いて一番後ろの姿が前に来ました。

そしてムーディが紹介したのがダンブルドアの弟のアバーフォースでムーディはこの時一度しか会っていないんだそうです。奇妙な奴だったそうです。ドーカス・メドウズはヴォルデモート自身に殺害された魔女だそうです。

「シリウス。まだ髪が短かったな。それと。ほうれ。これがお前の気に入ると思ったわ!」

ムーディに最後にこう言われてハリーは心臓が引っくり返りました。父親と母親がにっこり笑いかけていました。2人の真ん中にしょぼくれた目をした小男がいました。ハリーはワームテールだとすぐに判ったというわけです。

ハリーの両親を裏切りヴォルデモートにその居所を教え両親の死をもたらす手引きをした男です。ムーディは「む?」と言いハリーはその傷だらけで穴だらけの顔を見つめました。ムーディは明らかに思っていたんですよね。

それはハリーに思いがけないご馳走を持って来たつもりだったのです。ハリーはまたしてもにっこりと作り笑いをしてムーディに「うん。あっ。あのね。今思い出したんだけどトランクに詰め忘れた」とそう言ったのでした。

それはもちろん嘘でした。ちょうどシリウスが「マッド・アイそこに何を持ってるんだ?」と話しかけて来たのでハリーは何を詰め忘れたのかを考え出す手間が省けました。ハリーは誰にも呼び止められずに厨房を出ました。

何故あんなにショックを受けたのかハリーは自分でも分りませんでした。考えてみれば両親の写真は前にも見た事がありますしワームテールにも会った事があります。全く予期していない時に見せられたからと気づきました。

あんな風に突然目の前に両親の姿を突きつけられるなんて。自分だってそんなのは嫌だ。ハリーは腹が立ったのでした。

3-3.客間で
それだけではありません。両親を囲む楽しそうな顔の数々。欠片しか見つからなかったベンジー・フェンウィック。英雄として死んだギデオン・プルウェット。正気を失うまで拷問されたロングボトム夫妻。全員幸せそうだ。

待ち受ける暗い運命も知らず写真から永久に手を振り続ける。まあムーディにとっては興味のある事かもしれない。しかしハリーにとってはやり切れない思いでした。ハリーは足音を忍ばせてホールから階段を上がりました。

そして剥製にされた屋敷しもべ妖精の首の前を通るとようやく1人きりになれた事をうれしく思いました。ところが最初の踊り場に近づいた時物音が聞こえました。誰かが客間で啜り泣いていてハリーは「誰?」と訊きました。

答えはありませんでした。啜り泣きだけが続いていました。ハリーは残りの階段を二段飛びで上がると踊り場を横切って客間の扉を開けました。暗い壁際に誰かがうずくまっていました。杖を手にして体中を震わせています。

埃っぽい古い絨毯の上に月明かりが切り取ったように射し込みそこにロンが大の字になって倒れています。死んでいる。ハリーは肺の空気が全部抜けたような気がしました。床を突き抜け下に落ちて行くような気がしました。

頭の中が氷のように冷たくなりました。ロンが死んだ。嘘だ。そんな事が。ここでハリーは気がつきました。待てよ。そんな事は有り得ない。ロンは下の階にいる。ロンは厨房で新品の箒自慢をしているというわけですよね。

「ウィーズリーおばさん?」

こう言うハリーの声はかすれました。

今日の最後に
フレッドにジョージとマンダンガスがその場を去って1人になったハリーにマッド・アイ・ムーディが声を掛けて来ました。そしてムーディが見せてくれたのが不死鳥の騎士団の創立メンバーの写真だったというわけですよね。

1.マッド・アイことアラスター・ムーディ
2.アルバス・ダンブルドア
3.ディーダラス・ディグル
4.マーリン・マッキンノン(死亡)
5.フランク・ロングボトム
6.アリス・ロングボトム
7.エメリーン・バンス
8.リーマス・ルーピン
9.ベンジー・フェンウィック(死亡)
10.エドガー・ボーンズ(死亡)
11.スタージス・ポドモア
12.キャラドック・ディアボーン(死亡)
13.ルビウス・ハグリッド
14.エルファイアス・ドージ
15.ギデオン・プルウェット(死亡)
16.アバーフォース・ダンブルドア
17.ドーカス・メドウズ(死亡)
18.シリウス・ブラック
19.ジェームズ・ポッター(死亡)
20.リリー・ポッター(死亡)
21.ワームテールことピーター・ペティグリュー

これがその顔ぶれです。総勢21人というわけです。そしてここで注目すべき所が括弧書きで示したようにハリーが写真を見たこの時点で既に死亡しているのが「8人」もいるんですよね。死亡率は何と「38%」という高さです。

つまり3人に1人強が死んでいるという事になります。しかもこれからハリーのホグワーツ在学期間中に新たに死ぬ人もいますよね。翌年の夏休みハリーはダンブルドアと共にホラス・スラグホーンという魔法使いに会います。

隠遁生活のスラグホーンを説得してホグワーツの教壇に復帰をさせるためでした。そのスラグホーンがホグワーツの教壇に復帰をしたくない理由として挙げたのがこの騎士団員の死亡率の高さだったというわけなんですよね。

今ホグワーツの教壇に復帰をしたら不死鳥の騎士団に入らなくてはならない。暗にこう言うスラグホーンにハリーは騎士団に入る必要はないと言いました。何故ならそれは先生方の大半は騎士団に入っていないからなのです。

そんなハリーの説得が実ってスラグホーンはホグワーツの教壇に復帰しました。気づいていない人のために言っておくとこの不死鳥の騎士団の創立メンバーにはミネルバ・マクゴナガル先生の名前が入っていないんですよね。

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